JP3101539B2 - 電子線ナノメトロジー・システム - Google Patents

電子線ナノメトロジー・システム

Info

Publication number
JP3101539B2
JP3101539B2 JP07139038A JP13903895A JP3101539B2 JP 3101539 B2 JP3101539 B2 JP 3101539B2 JP 07139038 A JP07139038 A JP 07139038A JP 13903895 A JP13903895 A JP 13903895A JP 3101539 B2 JP3101539 B2 JP 3101539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
electron beam
electron
measurement tool
level measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07139038A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0822795A (ja
Inventor
サミュエル・ケイ・ドラン
ウィリアム・エイ・エニヒェン
ティモシー・アール・グローヴズ
ロドニー・エイ・ケンドール
ヘンリー・エイ・ホフリー
リチャード・ディー・モア
ポール・エフ・ペトリック
ジェームズ・ディー・ロックロア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH0822795A publication Critical patent/JPH0822795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3101539B2 publication Critical patent/JP3101539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B15/00Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/26Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes
    • H01J37/28Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes with scanning beams
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/26Electron or ion microscopes
    • H01J2237/28Scanning microscopes
    • H01J2237/2813Scanning microscopes characterised by the application
    • H01J2237/2814Measurement of surface topography

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上の物理的パター
ンの寸法を測定するための電子線ナノメトロジー・シス
テムに関し、より詳細には、0.1〜0.5ミクロンの
極小寸法を有するパターンの物理的特徴を正確に測定で
きる、改良型電子線ナノメトロジー・システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】集積回路のパターンに含まれる物理的特
の最小寸法(すなわち「限界寸法」)は、この数年に
わたって減少し続けている。この傾向は、主としてます
ます高密度のダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ(DRAM)を求める要求によって推進されている。
通信、アナログ、軍事など他の高性能半導体の応用分野
でも、ますます小さな限界寸法の物理的特徴を必要とし
ている。典型的な集積回路マスクは、おそらくは異なる
露光装置で生成され、25個もの独立マスクからなる。
様々なマスク・レベルでの物理的特徴の相対配置は、限
界寸法の数分の一以内の正確さでなければならない。し
たがって、パターン配置の正確さを測定及び確認できる
ことが、リソグラフィ工程制御の基本部分である。現況
技術では、市販の測定ツールは、50ナノメートルの確
度が可能である。
【0003】半導体装置で使用できるように適合された
測定ツールは、理想的には、x線マスク、位相シフト・
レティクル、1:1光学レティクル、半導体ウェハ、電
子線分散マスクを含めて、様々な基板に対応できなけれ
ばならない。各タイプの基板はそれ自体の独自の属性を
有し、測定ツールの融通性が必要である。測定ツール
が、製品の活性領域の周辺に分布するテスト・ターゲッ
トを測定するのではなく、製品中の実際のパターンの物
理的特徴を測定できる能力を有することが重要である。
したがって、測定ツールは、限界寸法に匹敵するスケー
ルを有する物理的特徴相互の区別が可能な解像度をもた
なければならない。
【0004】X、Y摩擦測定用の既存のツール一式は、
測定すべき加工物の表面上のスポットに合焦された光線
を使用している。パターン・エッジ位置は、スポットと
基板の相対移動を検出することによって検出される。パ
ターンの物理的特徴のエッジは、物理的特徴の中線の位
置を後で算出する基礎として使用される。光スポットの
寸法は0.5〜2.0ミクロンである。これは多くの基
板上の限界寸法を上回っており、基板が特殊な1つまた
は複数の測定ターゲットを含むことが必要である。この
ターゲットの寸法のために、ターゲットを測定を行う活
性回路領域内に配置することができない。
【0005】従来技術の計器の測定時間は、1軸当り
理的特徴1個につき4秒の範囲である。これは、毎時
理的特徴450個に相当し、通常のマスク上の物理的特
の数に比べてごく僅かである。その結果、不十分な数
のサンプルに基づいて受入れ判断が行われる。
【0006】電子線測定ツールは、従来技術で半導体
物理的特徴の測定に使用されてきた。米国特許第475
1384号及び第4767926号に、電子線測定シス
テムが記載されている。この特許では、サンプルの表面
を電子線で走査し、表面から放出される2次電子を検出
する。検出された信号を使って半導体表面上のパターン
の線幅を測定し、検出器は、光線の光学軸に関して対称
的に配置する。検出器の一方の出力信号と他方の出力信
号の比を使って測定が実施できる。上記特許のシステム
は、物理的特徴のサイズの測定に有用であるが、200
mmの距離にわたる正確なパターン配置の測定に必要な
安定性を本来的に欠いている。
【0007】チャン(chang)等の論文"Advanced
Nanometrology Tool for X-Ray Electron Beam Mask
s"、IBM Technical Disclosure Bulletin Vol.33,N
o.8,1991年1月,pp.149-151には、走査顕徴鏡(ST
M)のフィールド放出ティップを使って加工物の表面を
調査する測定ツールが記載されている。加工物と走査式
トンネル顕徴鏡のティップとの相対移動により、加工物
の表面の物理的特徴が測定できる。しかし、最近のマス
ク及び半導体ウェハは表面積が大きく、その最大方向の
寸法が約20cm(8インチ)に近いものもある。ウェ
ハ・マスク構造の表面全体にわたって、STMティップ
とこのように大きな半導体表面の相対移動を正確に提供
できるようにするのは、時間もかかり、実施が難しく、
費用もかかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、基
板の限界寸法が0.1〜0.5ミクロンである場合に極
めて正確かつ安定した測定の可能な、改良型の電子線ナ
ノメトロジー・ツールを提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、温度安定性が高く、
最小の熱制御しか必要としない、改良型のナノメトロジ
ー・ツールを提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、ビームの調査方向に
よる誤差が回避される、改良型ナノメトロジー・ツール
を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、導電性基板も非導電
性基板も測定用電子線にさらすことのできる、改良型ナ
ノメトロジー・ツールを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】電子線ナノメートル・レ
ベル測定ツールは、常温電子発生源と加工物装着用の可
動ステージとを含む。このステージは、加工物の表面を
ビーム調査領域中で位置決めできるようになっている。
静電焦点レンズが、電子発生源から放出された電子を、
ビーム調査領域に位置する焦点をもつビームに変換す
る。これらのレンズは、電子線を、一般に加工物の表面
に直角な経路を通過させる。ビーム経路に沿って、上側
と下側の静電偏向板が配置され、これに調節可能電圧源
が接続されていて、連成逆方向直流電位を印加する。こ
れらの電位により、ビームが加工物表面にほぼ直角に留
まる間に、ビーム調査領域を横切るビームの走査が可能
になり、したがって表面の物理的特徴のより正確な測定
が可能になる。この測定ツール内で、すべてのビーム制
御表面は静電的であり、したがって電力の散逸と温度差
が最小になる。
【0013】
【実施例】図1を参照すると、ナノメトロジー・ツール
の中心要素は、電子線カラム10である。この電子線カ
ラム10は、室温フィールド放出源12と、静電合焦/
整列要素14と、ブランキング・システム16と、加工
物と調査用電子線の直角の位置関係を保証する走査偏向
システム18とを含む。光学式高さセンサ20は、加工
物22の高さを決定できる。後方散乱検出器24は、加
工物22から後方散乱された電子を検出できる。透過検
出器26が加工物22の下方に位置し、透過モード検出
方式を実施できる。
【0014】加工物22は、チャック28で定位置に保
持され、チャック28は精密位置決めステージ30上に
保持される。精密位置決めステージ30は、粗位置決め
ステージ32上に位置する。粗位置決めステージ32の
広い範囲のX−Y移動を可能にして、加工物22を電子
線調査領域内で選択的に位置決めできるようにする機構
(図示せず)が電子線カラム10内にある。精密位置決
めステージ30は、圧電的に起動され、チャック28及
び加工物22を電子線調査領域内の選択された正確な位
置に副尺位置決めできるようにする。
【0015】加工物保持フィクスチャの概略図を図2に
示す。図では、加工物22が精密位置決めステージ30
上で位置決めされ、ステージ30は粗位置決めステージ
32で支持されている。Xアーム34とYアーム36の
対が、粗位置決めステージ32及び精密位置決めステー
ジ30及び加工物22の粗位置決めを可能にする。加工
物22を精密位置決めステージ30に取り付けるチャッ
クは、図2では省略してある。第3の位置決めアーム3
8は、粗位置決めステージ32のZ軸の周りでの回転を
可能にする。図3により詳細に示すが、精密位置決めス
テージ30はフレキシブル・マウントを介して粗位置決
めステージ32上に装着されている。粗位置決めステー
ジ32と精密位置決めステージ30の間に結合された圧
電式アクチュエータは、精密位置決めステージ30の副
尺位置決めを可能にして、ビーム調査領域内の加工物2
2上に存在する物理的特徴が位置決めできるようにす
る。
【0016】鏡面40、42は、精密位置決めステージ
30上に固定して装着され、互いに直角の位置関係にあ
り、レーザ干渉計44、46が精密位置決めステージ3
0のX、Y、Z位置を正確に決定できるようにする。
【0017】図1に戻ると、3台のコンピュータが、電
子線カラムの動作を制御する。すなわち、カラム制御コ
ンピュータ50と機械制御コンピュータ52とマスタ制
御コンピュータ54である。カラム制御コンピュータ5
0は、調査用電子線の適切なビーム形成を保証するため
に、フィールド放出源12と静電式レンズ系14への適
正な電圧の印加を可能にする。高さセンサ20は、カラ
ム制御コンピュータ50内部のターゲット高さフィード
バック・モジュールにその出力を供給して、加工物22
の高さが決定できるようにする。
【0018】機械制御コンピュータ52は、電子カラム
10内の機械要素の動作を制御する。機械制御コンピュ
ータ52は、レーザ干渉計44、46(図2)の制御及
び操作によって加工物22の位置検出を可能にする種々
のサブシステムを含んでいる。機械制御コンピュータ5
2はさらに、前記の干渉計からの出力に応じて粗位置決
めステージ32と精密位置決めステージ30の移動を制
御する。最後に、機械制御コンピュータ52は、熱管理
システムを実施する。このシステムでは、電子線カラム
10内部の温度を極めて精密な範囲に維持するための温
度制御が実施できる。
【0019】やがて明らかになるが、電子線カラム10
内部のすべてのビーム制御機械は静電式であり、発熱し
ない。検出器24、26は発熱量が余り多くないが、そ
の絶対温度は機械制御コンピュータ52内部の熱管理モ
ジュールに従って、冷却液を加えることにより容易に制
御できる。ロード/アンロード・チャンバ(図示せず)
は、粗位置決めステージ32上に存在する。加工物22
を均熱チャンバに入れるためのものであり、この均熱チ
ャンバでその温度が安定化されてから電子線カラム10
の内部に入る。
【0020】マスタ制御コンピュータ54は、検出器2
4、26から受け取ったデータを分析できるようにし、
さらに機械制御コンピュータ52とカラム制御コンピュ
ータ50をも制御する。マスタ制御コンピュータ54は
さらに、ブランキング/偏向/走査出成モジュール56
を介して電子線カラム10内の電子線の走査動作を制御
する。
【0021】図3に移って、電子線カラム10の詳細に
ついて説明する。フィールド放出源12は、常温電子エ
ミッタであり、細く尖った金属ニードル60を備え、そ
こに大きな負バイアスが印加される。このバイアス(−
V)は、検査する加工物の特性に応じて変えることがで
きる。加工物が導電性(たとえば金属半導体マスク)で
ある場合、−Vは−30,000ボルトに設定すること
ができる。一方、加工物が、ビーム調査動作中に電荷を
蓄積する可能性のある誘電体部分を含む場合は、−Vを
約−1,000ボルトに設定して、加工物上での電荷蓄
積を削減または解消することができる。ニードル60
は、印加され付勢電位がこのように大きく変動する場合
でも十分な輝度を示す、電子雲を放出させる。
【0022】ビームの形成を行うため、抽出電極62、
合焦電極64、及びビーム画定用開口板66が設けられ
ている。抽出電極62に印加される電極−V1は、−V
に対して十分に正であり、ニードル60から放出される
電子を加速し、開口68を通って合焦電極64に向けて
送ることができる。合焦電極64には可変電位(−
2)が印加され、既知の方式でビームに合焦作用を付
与して、その焦点が加工物22の平面内にくるようにす
る。ビーム画定用開口板66はシステムの接地電位に保
たれ、ビーム70中に存在する様々な収差を補正する。
【0023】ビーム70は、ビーム画定用開口板66か
ら出ると、第1及び第2のビーム偏向板72、74に当
たる。ビーム偏向板72と74は、同一の構造であり、
正常経路からのビーム70の偏向を可能にする。たとえ
ば4個、8個、12個の極偏向素子を備えることができ
る。図4には、例として4個の極ビーム偏向板72が示
してある。周知のように対向する極の対76と78に偏
向電圧を印加すると、その中を通るビーム70を偏向さ
せることができる。ビーム70中に光学収差を誘発する
のを避けるために、第1と第2の偏向板72、74がそ
れぞれ12個の極を備え、それらの極を適当に付勢して
ビームの偏向を実施することが好ましい。
【0024】各ビーム偏向板72、74は、(図4に示
した極が4個の配置では)、第1の直流偏向源80と第
2の直流偏向源82を含む。直流偏向源80はビーム偏
向板72に接続され、下部ビーム偏向板74に接続され
た直流偏向源80'と対になっている。同様に、ビーム
偏向源82は上部ビーム偏向板72に接続され、下部ビ
ーム偏向板74に接続された直流偏向源82'(図示せ
ず)と対になっている。各直流偏向源(たとえば80、
82)の独立した制御により、x軸とy軸に沿ったビー
ム偏向の独立した制御が可能になる。
【0025】図3に示すように、直流偏向源80、8
0'は、全体として逆方向に可変となるように連成され
ている。さらに詳しく言うと、直流偏向源80が、正に
調節されるとき、この連成により、直流偏向源80'は
負の方向に好ましくは同量だけ調節される。直流偏向源
82と82'(図3には図示せず)の間にも同様の連成
が存在する。
【0026】ビーム偏向板72、74に接続された直流
偏向源の間での上記の連成制御により、ビーム70に逆
方向の等量の偏向を加えることが可能になる。すなわ
ち、ビーム偏向板72を備える極片中を通過する際にビ
ーム70がどのような偏向を受けようとも、その偏向は
ビーム偏向板74の極片の作用によって反転される。し
かし、ビーム70はビーム偏向板72に垂直に入射する
ので、ビーム偏向板74から出るときも垂直であるが、
ビーム偏向板72に入るときのビーム70の垂直方向か
ら横方向に変位する。偏向板72、74の極片に印加さ
れる電位の適切な連成調節により、偏向フィールド強度
の電気的「回転」を連成することができ、それによりビ
ーム70の走査が可能になる。こうしたとき、ビーム7
0は加工物22及びその上の物理的特徴(たとえば構造
23)に対する直角の位置関係を保ち、この直角の関係
により、加工物22の高さの変動、視差効果など結果と
して発生する測定の変動が防止できる。
【0027】ビーム偏向板72、74に接続された直流
偏向源は、それと連成された直流偏向源が変化するのと
反対の方向に同じ量だけ変化することが好ましいが、原
則的には、印加される偏向電圧が、加工物22に対する
ビーム70の走査上の位置関係が直角になるような形
で、変化することが必要である。したがって、ビーム偏
向板72と74の距離もビーム偏向調節中に変化する場
合には、電圧を逆方向に同量だけ変化させる代りに、電
圧を異なる量だけ変化させることができる。後者は余り
好ましくない実施例である。
【0028】電子ビーム70は、ビーム偏向板72、7
4から出た後、システムの接地電位から僅かに正(+V
3)にバイアスされている、浮遊電荷収集リンク90を
通過する。浮遊電荷収集リンク90は、電子線カラム1
0内部の様々な表面に電子線70が当たったときに生成
される、低エネルギーの浮遊2次電子に対して清掃作用
を行う。浮遊電荷収集リング90の清掃作用は、それら
の電子が露出した誘電表面を帯電させ、それによって電
子線カラム10内部で行われる測定機能を妨害する恐れ
のある電荷中心を生成するのを防止する。
【0029】上記で指摘した通り、加工物22は、電子
線70がそこを通過できるもの(たとえばx線マス
ク)、あるいは電子線70を反射するもの(たとえば、
固体半導体ウェハ構造)であり得る。測定を可能にする
ため、後方散乱検出器24と透過検出器26が加工物2
2の両側に位置する。これらの検出器からの信号をマス
タ制御コンピュータ64(図1)が選択的に利用して、
所望の測定データを得る。
【0030】加工物の表面または表面の一部分が誘電体
である場合、電子線70はその上で電荷蓄積を引き起こ
す可能性があり、それに対処しないと、測定に重大な影
響が及ぶ。こうした電荷を打ち消すため、加工物22の
側面にイオン・ガン92が位置する。周知の通り、イオ
ン・ガン92は一体式のレーザ/ガス発生源を含み、レ
ーザ・ビームと気体分子が相互作用するとそれがイオン
化される。イオン・ガン92の外側シールドは、システ
ムの接地電位より僅かに負に(数十分の一ボルト、−V
4)保たれる。したがって、加工物22上の電荷がやや
負になったときだけ、イオン・ガン92内部で発生した
イオンに対して引力が働く。こうした場合、それらのイ
オンは加工物22の表面に移動し、負電荷の蓄積を打ち
消す。表面電位が接地電位に戻るとき、イオン・ガン9
2にかかる引力は減少する(逆も同様)ので、このシス
テムは自己制御式である。
【0031】加工物22は、フレーム28上に装置さ
れ、フレーム28は、精密位置決めステージ30によっ
て、動力学的に保持される。精密位置決めステージ30
と一体式のミラー40が、上記のように干渉計44と相
互作用する。カラム制御コンピュータ50が、干渉計4
4からのレーザ・ビーム94が厳密に同じ高さに位置す
るように、加工物22の垂直位置を設定することが重要
である。こうすると、ビーム94と加工物22の高さが
外れている場合に生じ得るアッベ誤差の発生が避けられ
る。
【0032】図5には、電子線カラム10に組み込まれ
た加工物高さ検出システムが示されている。このシステ
ムは、2重光線ターゲット高さセンサを含む1対の発光
ダイオード・レーザを含んでいる。このシステムは、合
焦した光線を軽く触れる角度で加工物に向け、直線レテ
ィコン上の反射光線の位置を測定することにより動作す
る。ターゲットの高さが変化すると、直線レティコン上
の入射光の位置もそれに比例して変化する。ターゲット
の傾きによる効果を打ち消すため、2本の光線は180
゜離して使用することが好ましい。レティコンからの出
力を使って、精密位置決めステージ30を調節し、レー
ザ・ビーム94と加工物22の高さのずれを防止するこ
とができる。
【0033】図3を参照すると、精密位置決めステージ
30は、フレキシブル・マウント96、98などを介し
て粗位置決めステージ32上に装着される。精密位置決
めステージ30の位置の副尺変更を可能にするため、精
密位置決めステージ30及び粗位置決めステージ32か
ら延びるポスト間に複数の圧電式アクチュエータ100
(1個だけを示す)が配置される。もう1組の圧電式ア
クチュエータ(図示せず)が高さ調節のため、粗位置決
めステージ30と精密位置決めステージ32の間に配置
される。前記の圧電式アクチュエータは、粗位置決めス
テージ32に対する精密位置決めステージ30のX、
Y、Z回転、縦揺れ及び片揺れの調節を可能にする。
【0034】図3に示した機械全体が外部ハウジング1
02内に収容され、このハウシングは、電子線カラム及
び機械サブシステム全体の主基準点となる。したがっ
て、すべての測定は構造102を基準として行われる。
【0035】動作に際しては、操作員がカセットまたは
その他の操作手段(図示せず)によって加工物22を測
定ツールに装入する。加工物22は、その前に適切な静
電チャック28またはそれと等価なキャリア内に装着さ
れている。次に加工物22とチャック28を温度安定化
チャンバに移送し、両者が安定温度に達するまでそこに
留める。次にチャック28と加工物22を精密位置決め
ステージ30に移送し、そこで定位置にロックする。次
に粗位置決めステージ32を動作させて、精密位置決め
ステージ30と加工物22を電子線70に対して所望の
位置に移動させる。この操作で、加工物22上のマー
ク、孤立エッジ、または複雑な物理的特徴をビーム調査
領域内に位置決めする。精密位置決めステージ30は、
加工物22の副尺位置決めを行って、ビーム70と検査
される物理的特徴(たとえばランド23)の間の適切な
相対的位置決めを保証することができる。次に小領域に
わたるビーム偏向板72、74の連成動作によってビー
ム70を走査する。この小領域の寸法は、加工物22の
機械的位置決めの正確さと測定される物理的特徴の公差
とを考慮に入れたものである。加工物22をビーム調査
領域に対して適切に位置決めするために、電子線70は
非常に小さな(数ミクロン程度)ビーム調査領域でのみ
走査されることを理解されたい。
【0036】電子検出器(検出器24と26のどちらか
一方)からの応答は、走査された電子線70の瞬間位
置、干渉計44などで測定された加工物22の瞬間位
置、及び、図5に示す光センサで測定された加工物22
の表面の瞬間高さと共に、マスタ制御コンピュータ54
によって記録される。反復された走査からの応答を平均
して、ランダムな雑音を減らし、その後ソフトウェアで
その情報を分析して走査領域内の物理的特徴の位置を検
出する。次いで、この情報が物理的特徴の絶対位置とし
て報告される。その後、新しい測定位置をとるように両
ステージを移動し、測定を繰り返すことができる。
【0037】上記の測定技術を使用すると、電子線70
が加工物22の表面にエネルギーを蓄積し、その結果表
面が加勢されることは避けられない。その結果生じる温
度上昇により、局部及び全体の熱膨張が起こる。それに
よって、測定表面が歪み、誤差が生じる可能性がある。
マスタ制御コンピュータ54は、この熱効果を最小限に
抑える働きをする。所望の情報を得る妨げとならない最
小の時間線量の電子線エネルギーを使用することによ
り、誤差を最小限に抑えることができる。その情報内容
は、空間解像度と信号雑音比という2つのパラメータで
記述することができる。ショット・ノイズの制限を受け
るエッジ検出の場合、解像度dの測定値を表す式は次の
ようになる。
【数3】
【0038】上式で、σ=側方プローブ寸法の標準偏
差、n=画素当りの検出量子数である。数式(3)は、
ガウス強度分布に従うプローブに適用される。nの平方
値がショット・ノイズ限界での信号雑音比に等しく、こ
れが他のすべての雑音源を無視できる最適条件であるこ
とに留意されたい。プローブ寸法σは光学系によって決
まる。単一画素上でのプローブの滞在時間はt=en/
Iで与えられる。ただし、eは電荷、Iは電子線の入射
電流である。この方法では、滞在時間が、所望の解像度
dならびにプローブ寸法σ及び電流Iと適合する最小値
となるように、電子線の電子線の走査速度を調節する。
上式から、走査速度vは次のようになる。
【数4】
【0039】数式4は、熱歪みが最小となる最適走査条
件を測定可能な実験パラメータで表したものである。
【0040】
【0041】
【0042】
【発明の効果】上記のナノメトロジー・ツールにより、
高精度のナノメートル・レベルの測定が可能である。
【0043】(1)電子線制御装置の使用により、電子
線カラム内の熱源が最小限に抑えられる。電磁コイルや
発熱性電流キャリアがカラム内部に存在しない。カラム
全体にわたって均一な温度プロフィルが得られるよう
に、他の発熱源(たとえばビーム検出器や電子線を遮断
する様々な金属構成要素)が熱感知され冷却される。電
子源は常温フィールド・エミッタであり、カラムの熱負
荷を増加させない。
【0044】(2)加工物の表面に当たるビームは垂直
であり、ターゲットの高さの変動及び収差効果による誤
差を除去する。
【0045】(3)電子線源に印加される加速電圧が可
変であり、隔膜マスク上で、または導電性バルク・ター
ゲットによる後方散乱/2次電子検出に使用される高圧
モードも、誘電性バルク・ターゲット上での後方散乱/
2次電子検出に使用される低圧モード(公称1〜2k
v)も可能である。
【0046】(4)走査された合焦電子線を「フィーチ
ャ調査線」として使用することにより、従来技術のシス
テムよりも約2桁速い速度で測定が行え、さらに活性パ
ターン・アレイ内から直接に測定が行える。
【0047】以上の説明は、本発明を例示するものにす
ぎないことを理解されたい。当業者なら本発明から逸脱
せずに様々な代替例や修正例を考案できよう。したがっ
て、本発明は、頭記の特許請求の範囲に含まれるかかる
代替例、修正例をすべて包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み込んだナノメトロジー・ツールの
構成図である。
【図2】図1のツールに使用されるステージ干渉計構成
の透視図である。
【図3】図1のナノメトロジー・ツールで使用される電
子線装置のいくつかのフィーチャを示す概略図である。
【図4】図1の電子線を検査対象の加工物フィーチャに
対して位置決めするために使用される静電偏向板の概略
図である。
【図5】加工物の高さを決定するための光学系の概略図
である。
【符号の説明】
10 電子線カラム 12 常温電界放出源 14 静電合焦整列要素 16 ブランキング・システム 18 走査線偏向システム 20 光学式高さセンサ 22 加工物 24 後方散乱検出器 26 透過検出器 28 チャック 30 精密位置決めステージ 32 粗位置決めステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・エイ・エニヒェン アメリカ合衆国12603 ニューヨーク州 ポーキープシー ヒースブルック・ドラ イブ 2 (72)発明者 ティモシー・アール・グローヴズ アメリカ合衆国12603 ニューヨーク州 ポーキープシー ティンバーライン・ド ライブ 23 (72)発明者 ロドニー・エイ・ケンドール アメリカ合衆国06877 コネティカット 州リッジフィールド・セイモア・レーン 24 (72)発明者 ヘンリー・エイ・ホフリー アメリカ合衆国10598 ニューヨーク州 ヨークタウン・ハイツ グレン・ロッ ク・ストリート 1969 (72)発明者 リチャード・ディー・モア アメリカ合衆国12533 ニューヨーク州 ホープウェル・ジャンクション イース ト・フック・ロード 205 (72)発明者 ポール・エフ・ペトリック アメリカ合衆国10509 ニューヨーク州 ブルスター アイヴズ・ファーム ブラ ドリー・コート番地なし) (72)発明者 ジェームズ・ディー・ロックロア アメリカ合衆国12533 ニューヨーク州 ホープウェル・ジャンクション プレサ ンド・ヒル・ロード 21 (56)参考文献 特開 平4−4548(JP,A) 特開 昭52−124873(JP,A) 特開 昭62−119847(JP,A) 特開 昭52−40057(JP,A) 特開 平5−326364(JP,A) 特開 平4−126346(JP,A) 特開 昭62−98544(JP,A) 実開 昭63−99748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 37/28 H01J 37/12 H01J 37/147 H01J 37/20 H01J 37/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工物上の物理的特徴の位置測定を行うた
    めの電子線ナノメートル・レベル・測定ツールであっ
    て、 常温電子源と、 測定される物理的特徴を表面に備えた加工物を装着し、
    かつ前記加工物の表面をビーム調査領域に位置決めする
    ための可動ステージ手段と、 前記電子源から放出される電子を、前記ビーム調査領域
    内に焦点をもつ電子線に変換して、前記加工物に対して
    ほぼ直角な前記ビーム調査領域への経路をたどらせるた
    めの、静電合焦手段と、 前記ビームがたどる前記経路内にある、上部及び下部静
    電偏向手段と、 逆方向の直流電位を前記の上部及び下部静電偏向手段に
    印加して、前記ビームが前記加工物の表面に対してほぼ
    直角のままの状態で前記ビーム調査領域を横切るように
    前記ビームの走査を可能にする、調節式電圧手段と、 前記加工物の表面における前記電子ビームの反射または
    前記加工物を透過する前記電子ビームから前記加工物の
    表面の測定値を決定する手段とを備え、 前記可動ステージ手段が、 前記加工物を前記ビーム調査領域内で位置決めするため
    の粗動ステージと、 前記加工物を前記ビーム調査領域内で位置決めするため
    の微動ステージと、 前記微動ステージにもうけられた鏡面を照射する、前記
    微動ステージの位置を決定するためのレーザ干渉計手段
    と、 を有し、 前記レーザ干渉計手段が、前記加工物と同じ高さで前記
    微動ステージの前記鏡面を照射するように維持されるこ
    とを特徴とする電子線ナノメートル・レベル測定ツー
    ル。
  2. 【請求項2】前記加工物表面が、導電性のとき前記電子
    源に第1の高レベルの電圧を印加し、前記加工物表面が
    誘電性の物理的特徴を含むときは前記電子源に前記誘電
    性の物理的特徴上の電荷蓄積を減少させる第2のレベル
    の電圧を印加する手段をさらに備えることを特徴とす
    る、請求項1に記載の電子線ナノメートル・レベル測定
    ツール。
  3. 【請求項3】前記加工物の基準点からの高さを測定する
    ための光学手段をさらに備えることを特徴とする、請求
    項1に記載の電子線ナノメートル・レベル測定ツール。
  4. 【請求項4】前記加工物表面の上に並置され、浮遊電子
    を引きつけるようにバイアスされた電荷コレクタをさら
    に備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子線ナ
    ノメートル・レベル測定ツール。
  5. 【請求項5】前記加工物表面の上方に設けられ、正イオ
    ンを供給するためのイオン・ガンと、 前記イオン・ガンにバイアスをかけて、加工物表面上に
    負電荷が蓄積しているとき、前記電荷の蓄積を中和する
    働きをするイオンの放電を可能にする手段と、 をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の電
    子線ナノメートル・レベル測定ツール。
JP07139038A 1994-06-24 1995-06-06 電子線ナノメトロジー・システム Expired - Fee Related JP3101539B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26529894A 1994-06-24 1994-06-24
US265298 1994-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0822795A JPH0822795A (ja) 1996-01-23
JP3101539B2 true JP3101539B2 (ja) 2000-10-23

Family

ID=23009886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07139038A Expired - Fee Related JP3101539B2 (ja) 1994-06-24 1995-06-06 電子線ナノメトロジー・システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5585629A (ja)
JP (1) JP3101539B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5988480A (en) * 1997-12-12 1999-11-23 Micron Technology, Inc. Continuous mode solder jet apparatus
US5869833A (en) 1997-01-16 1999-02-09 Kla-Tencor Corporation Electron beam dose control for scanning electron microscopy and critical dimension measurement instruments
US6814778B1 (en) 1997-12-12 2004-11-09 Micron Technology, Inc. Method for continuous mode solder jet apparatus
TR200003353T2 (tr) 1998-05-15 2001-04-20 Astrazeneca Ab Sitokinlerin aracılık ettiği hastalıkların tedavisi için benzamit türevleri
GB0002367D0 (en) * 2000-02-03 2000-03-22 Limited Spectrometer
US6650135B1 (en) 2000-06-29 2003-11-18 Motorola, Inc. Measurement chuck having piezoelectric elements and method
US6989887B2 (en) * 2001-06-06 2006-01-24 Nikon Corporation Dual force mode fine stage apparatus
JP2004101491A (ja) * 2002-09-13 2004-04-02 Pioneer Electronic Corp 微小ピッチ測定方法及びその装置
JP2006216396A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
US7560939B1 (en) * 2006-02-17 2009-07-14 Kla-Tencor Technologies Corporation Electrical defect detection using pre-charge and sense scanning with prescribed delays
WO2008033671A1 (en) * 2006-09-12 2008-03-20 Novelx, Inc. Integrated deflectors for beam alignment and blanking in charged particle columns
JP4927506B2 (ja) * 2006-11-21 2012-05-09 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置及び荷電粒子線装置の撮像方法
US7917244B2 (en) * 2007-03-14 2011-03-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method and system for reducing critical dimension side-to-side tilting error
US7767982B2 (en) * 2007-06-06 2010-08-03 Hermes-Microvision, Inc. Optical auto focusing system and method for electron beam inspection tool
WO2010030698A1 (en) * 2008-09-09 2010-03-18 Cornell University Optical grid for high precision and high resolution method of wafer scale nanofabrication
US10176967B2 (en) 2017-02-23 2019-01-08 Hermes Microvision, Inc. Load lock system for charged particle beam imaging
US11378531B1 (en) * 2021-02-01 2022-07-05 Applied Materials Israel Ltd. Method for focusing an electron beam on a wafer having a transparent substrate

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3558880A (en) * 1968-08-08 1971-01-26 Atomic Energy Commission Apparatus for displaying the image electron signal from a scanning electron microprobe
US3648048A (en) * 1969-10-15 1972-03-07 Thomson Houston Comp Francaise System and method for positioning a wafer coated with photoresist and for controlling the displacements of said wafer in a scanning electron apparatus
DE2151167C3 (de) * 1971-10-14 1974-05-09 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Elektronenstrahl-Mikroanalysator mit Auger-Elektronen-Nachweis
US3783325A (en) * 1971-10-21 1974-01-01 Us Army Field effect electron gun having at least a million emitting fibers per square centimeter
GB1443562A (en) * 1973-08-14 1976-07-21 Ontario Research Foundation Method and apparatus for displaying images stereoscopically and for deriving signals from a scanning electron microscope for producing steroscopic images
US4063103A (en) * 1975-04-11 1977-12-13 Tokyo Shibaura Electric Co., Ltd. Electron beam exposure apparatus
GB1578538A (en) * 1976-07-14 1980-11-05 Cambridge Scientific Instr Ltd Electron beam microfabrication apparatus
US4249077A (en) * 1978-08-04 1981-02-03 Crawford Charles K Ion charge neutralization for electron beam devices
NL7904580A (nl) * 1979-06-12 1980-12-16 Philips Nv Inrichting voor het schrijven van patronen in een laag op een substraat met een bundel elektrisch geladen deeltjes.
NL8500413A (nl) * 1985-02-14 1986-09-01 Philips Nv Electronenbundelapparaat met een halfgeleider electronenemitter.
JPS61190839A (ja) * 1985-02-19 1986-08-25 Canon Inc 荷電粒子線装置
JPS6275206A (ja) * 1985-09-30 1987-04-07 Hitachi Ltd 電子ビ−ム測長装置
JPS6298544A (ja) * 1985-10-25 1987-05-08 Hitachi Ltd 荷電粒子線装置
JPS62190405A (ja) * 1986-02-17 1987-08-20 Hitachi Ltd 電子ビ−ム測長装置
JP2551984B2 (ja) * 1988-09-30 1996-11-06 日本電子株式会社 走査電子顕微鏡
JP2647732B2 (ja) * 1990-06-27 1997-08-27 株式会社日立製作所 電子線寸法計測装置
US5345085A (en) * 1993-03-26 1994-09-06 Etec Systems, Inc. Method and structure for electronically measuring beam parameters

Also Published As

Publication number Publication date
US5585629A (en) 1996-12-17
JPH0822795A (ja) 1996-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3101539B2 (ja) 電子線ナノメトロジー・システム
US10410828B2 (en) Charged particle beam system and methods
KR100533783B1 (ko) 경사진 컬럼을 사용한 포커싱된 입자 빔 시스템 및 그 이용 방법
US9760028B2 (en) Lithography system and method for processing a target, such as a wafer
CA1150861A (en) Apparatus for writing patterns in a layer on a substrate by means of a beam of electrically charged particles
US3426174A (en) Electron reflection seam tracker
JP2020005005A (ja) アライメントセンサーとビーム測定センサーを備えている荷電粒子リソグラフィシステム
US6218671B1 (en) On-line dynamic corrections adjustment method
EP1777730A1 (en) Arrangement and method for compensating emitter tip vibrations
US4443703A (en) Method and apparatus of deflection calibration for a charged particle beam exposure apparatus
JP2001052642A (ja) 走査型電子顕微鏡及び微細パターン測定方法
US6376136B1 (en) Charged beam exposure method
US4385238A (en) Reregistration system for a charged particle beam exposure system
US8927949B2 (en) Measuring apparatus, drawing apparatus, and article manufacturing method
KR920000606B1 (ko) 하전비임 노광장치 및 그와 전류효과 보정방법
US20080135786A1 (en) Adjustable aperture element for particle beam device, method of operating and manufacturing thereof
KR100334636B1 (ko) 노출된 시료의 표면 상에 부분적인 불균일이 있는 경우에도 고도로 정밀한 노출을 할 수 있는 대전 입자빔 노출 장치 및 노출 방법
JP2002245960A (ja) 荷電粒子ビーム装置及びそのような装置を用いたデバイス製造方法
US20240079203A1 (en) Auto-focus sensor implementation for multi-column microscopes
US6246053B1 (en) Non-contact autofocus height detector for lithography systems
JPH09119825A (ja) パターン座標測定方法および測定装置
JP2012160346A (ja) 偏向アンプの評価方法および荷電粒子ビーム描画方法
Santhanakrishnan et al. Study of lateral-effect position-sensitive photodetectors
CN115541195A (zh) 调焦光源发射光学系统光轴指向检测装置及方法
JPH11307034A (ja) 電子ビーム描画装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees