JP3101283B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP3101283B2
JP3101283B2 JP01260770A JP26077089A JP3101283B2 JP 3101283 B2 JP3101283 B2 JP 3101283B2 JP 01260770 A JP01260770 A JP 01260770A JP 26077089 A JP26077089 A JP 26077089A JP 3101283 B2 JP3101283 B2 JP 3101283B2
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は販売毎に原料を取り出して、この原料にて飲
料を製造,供給する飲料供給装置に関する。
(ロ)従来の技術 かかる飲料供給装置は粉末原料を装置内の原料タンク
内に収納しておき、販売時には、このタンクから一杯分
の飲料を供給するのに必要な量をタンクから取り出して
飲料を製造するようになっている。例えば粉末原料を湯
にて混合することで飲料を製造し供給する装置としては
特公昭63−19919号公報のものが知られており、またコ
ーヒー豆を挽いて生成したような粉末原料を湯にて抽出
することで飲料を製造し供給する装置としては、実公昭
63−36460号公報のものが知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしこのような装置において、タンク内には真空包
装や窒素ガスが封入包装された袋から取り出された粉末
原料が充填されるが、この粉末原料は充填されたときか
ら大気中の酸素や湿気に晒されることになる。しかるに
粉末原料は酸素や湿気がある雰囲気に長時間(2〜3
日)置かれると変質してしまい、タンク内に長期保存す
ると原料が劣化して飲料の風味が低下するという問題が
ある。特にレギュラーコーヒーを販売する装置にあって
は飲料の風味の低下は致命的である。また粉末原料に限
らずタンク内にはコーヒー豆を収納しておき、販売時に
はこの豆を適宜取り出してミルにて挽くとともに、挽い
た粉からコーヒーを抽出して供給するレギュラーコーヒ
ーの供給装置もあるが、この場合もコーヒー豆は劣化し
やすく長期の保存は適さない。
したがって本発明は、飲料原料を劣化しにくい環境に
保存しておき、タンク内の原料が不足したときにタンク
内に適宜補充するようにした飲料供給装置を提供するも
のである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明による飲料供給装
置は、飲料原料を劣化しない環境にて保存する原料保存
装置と、タンク内の飲料原料の不足を検知する原料セン
サーと、該原料センサーにて原料切れが検知されると前
記原料保存装置から前記タンクに原料を補充する原料取
り出し装置とを備えている。
(ホ)作 用 飲料供給装置は販売の都度、タンクより原料を取り出
して飲料を製造し供給する。そしてタンク内の原料の不
足を原料センサーが検知すると、原料取り出し装置は原
料保存装置から原料を取り出してタンク内に補充する。
これによりタンク内には、当座の販売に必要な分のみの
飲料原料が供給される。したがって当面は必要としない
余分な原料は、原料保存装置内で保存されるために劣化
が防止される。
(ヘ)実施例 本例では飲料供給装置としてミル付きのコーヒーの販
売機を説明しており、第1図はその外観構成図を示して
いる。
このコーヒー販売機は所定の販売信号が発生すると、
カップ供給装置15にてカップ16を取り出し、タンク1内
に配置しているオーガー8(第2図)をモータ9により
駆動して一杯分のコーヒーを製造するのに必要な分の粉
末原料を取り出すとともに、電磁弁17を開放して湯タン
ク18より必要な量の湯を取り出す。この例ではコーヒー
豆をミル4により挽いて生成した粉末原料をタンク1に
貯えておき、販売により適宜取り出した粉末原料を湯に
て抽出してレギュラーコーヒーを製造するもので、タン
ク1からの粉末原料及び湯タンク18からの湯はコーヒー
抽出機19に導かれる。
コーヒー抽出機19は、粉末原料と湯とを混合するファ
ネル部20と飲料受け部21とを備え、分離可能な両ユニッ
トの間には水平方向に移動可能なペーパーフィルター22
が設けられている。このようなコーヒー抽出機19は、粉
末原料と湯とが混合されているファネル部20の内部を加
圧することでコーヒーが抽出され、コーヒーはペーパー
フィルター22により原料滓が分離された後、飲料受け部
21に導かれる。飲料受け部21はチューブ23に接続される
注出口を有しており、飲料受け部21に導入されたコーヒ
ーは飲料チューブ23を通って更に混合装置24に導かれ
る。そしてコーヒー抽出機19はかかる抽出動作が終了す
るとファネル部20と飲料受け部21とを分離させ、ペーパ
ーフィルター22を水平方向に所定量移動させて未使用の
部分をセットした後、両ユニットを再び密着させて次の
抽出動作に備える。
混合装置24へはコーヒーとともに、必要に応じてクリ
ーム,砂糖が原料分与装置47,48からシュート25を介し
て導入されるが、コーヒーはここでクリーム,砂糖と混
合された後供給チューブ26を通ってカップ16に注出され
る。
以上がコーヒー販売機の飲料供給動作を説明するもの
であるが、タンク1内のコーヒーが不足したことを原料
センサー5(第2図)にて検知すると、原料取り出し装
置3が駆動して原料保存装置2内に保存されているコー
ヒー豆をミル4に取り出す。そしてコーヒー豆はミル4
で挽かれて粉末となってタンク1に補給されるが、この
ときタンク1内には1日の販売に必要な分のコーヒーが
補給される。したがって原料取り出し装置3は一回の動
作で当座の販売に必要な分のコーヒー豆をミル4に取り
出すために、当面必要としない分のコーヒー豆は原料保
存装置2内に保存される。
原料保存装置2はコーヒー豆を劣化しない環境下で保
存するもので、例えば冷却保存や密閉保存がある。
第3図はコーヒー豆を冷却保存する原料保存装置2と
そのときの原料取り出し装置3の構成を示している。
原料保存装置2はコーヒー豆を収容するキャニスタ10
を備えており、このキャニスタ10の下方には、コーヒー
豆を送出口11より取り出しシュート12を通してミル4に
送出するための原料取り出し装置3を設けている。また
キャニスタ10は断熱箱13内に配置されており、断熱箱13
の壁の中には冷却装置14に接続される冷却パイプ15を蛇
行状に配管している。
第4図はコーヒー豆を密閉保存する原料保存装置2と
そのときの原料取り出し装置3の構成を示している。こ
の例ではコーヒー豆を小分してそれぞれ小袋20に密閉保
存するもので、小袋20は1日分のコーヒーを生成するの
に必要なだけのコーヒー豆を密閉包装している。そして
原料保存装置2には小袋20が多数積層して収納されてお
り、タンク1内のコーヒーが不足したとき、原料取り出
し装置3にて1個の小袋20を取り出してこのパックに切
り裂きを入れることで小袋20内のコーヒー豆をミル4に
導くようになっている。
原料保存装置2には、小袋20の有無を検出するセンサ
ー21が取り付けられており、センサー21が小袋20の有り
を検出していることを条件に作動する原料取り出し装置
3は、原料保存装置2に収納されている小袋20を上方か
ら付勢する加圧板22と、この加圧板22に駆動力を与える
駆動装置(図示せず)と、加圧板22に押し出される最下
位の小袋20に切り裂きを入れる開封装置24とを含む。そ
してこの開封装置24は、第7図に示すように最下位の小
袋20を保持する保持台27とこの保持台27に形成した開口
28に配設される一組の突刺刃30と、最下位小袋20を側方
から水平方向に押し出す押出機構31とから成り、突刺刃
30は開口28を形成する保持台27の両側に装架したロッド
29に装着されている。また突刺刃30は上方に向けて延出
している複数の歯を有しており、この歯の先端部は開口
28から上方に突出させている。したがって加圧板22が原
料保存装置2の小袋20を下方に付勢すると、最下位の小
袋20の下面には突刺刃30の歯が突き刺さる。押出機構31
は、第6図に示すように押出板32とこの押出板32に対し
て押出ロッド33を介し駆動力を与える押出シリンダ34と
から成り、このような押出機構31が突刺刃30の歯が突き
刺さった小袋20を水平方向に押し出すと小袋20には切り
裂きが入れられて、小袋内のコーヒー豆は開口28を通し
てミル4へ導入されることになる。
また押出機構31は小袋20に切り裂きを入れる作用とと
もに、小袋内の原料がタンク1内に導入された後はこの
空の小袋を空袋収納部41に押し込む作用をも有する。し
たがって空袋収納部41は、押出機構31の押出板32にて押
し出される空袋を受け止める位置に配設されており、そ
の底面は開閉自在にして、底面を開放することで収積さ
れた空袋は取り出せるようになっている。そして押出板
32が空袋を押し出すときは突刺刃30を越えて空袋収納部
41まで移動するが、そのため押出板32のパックと接する
押出面には突刺刃30の歯の逃げ部となる切欠32Aを設け
ている。
更に保持台27の両側にはこの機器の枠体(図示せず)
に固定されているロッド37を装架しており、このロッド
37は長穴38にて保持台27の両側に支持されている。した
がって振動装置35が駆動すると保持台27は揺動するため
に、保持台27にて保持されている小袋20に振動を与える
ことができる。この振動装置35は交流電源にて駆動する
励磁式振動発振器であり、その振動部材39はピン40を介
して保持台27の端部に連結されている。
上記構成のコーヒー販売機は、コーヒー豆を原料保存
装置2にて保存しておき、タンク1内のコーヒー原料が
不足すると、原料センサー5の信号にて原料取り出し装
置3が駆動してほぼ1日の販売に必要な分のコーヒー豆
をミル4に取り出す。そしてコーヒー豆はミル4で挽か
れてタンク1の中に補充されるようになっている。この
ように1日分とかのまとまった量をミル4にて挽くと、
販売毎に一杯分のコーヒーに必要な豆を挽く方式と比べ
ると次の点で有利となる。すなわちコーヒー販売機は湯
タンク18内の水をヒーターにて加熱しているが、ヒータ
ー加熱とミル4の駆動とが重なると大容量の電力が必要
となる。しかしながら実施例のコーヒー販売機に依れ
ば、まとまった量のコーヒー豆を一度に挽くためにその
間はミル4のみ通電させるよう制御すれば大きな電力を
必要としない。
また本例はコーヒー豆の原料保存装置で説明してきた
が、コーヒー豆を挽いた後の粉末原料で保存しておいて
もよい。この場合はもちろんミル4などは必要なく、冷
却保存または小袋による密閉保存から取り出された原料
は直接タンク1内へ導入されることになる。
更に本発明はコーヒー販売機に限定されるものではな
く、各種飲料の粉末原料や原液、または茶葉を原料保存
装置にて劣化しない環境下で保存しておき、タンク内の
粉末原料や原液または茶葉が不足すると適宜原料取り出
し装置にて取り出して補充するものである。
(ト)発明の効果 本発明に依れば、当面の販売に必要としない飲料原料
は、原料保存装置にて劣化しない環境下にて保存してお
き、タンク内の原料が欠乏すると当座の販売に必要な分
を補充するために、タンクの中の原料は常にフレッシュ
な原料が充填されており美味な飲料を供給することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は飲料供給装置としてのコーヒー販売機の外観構
成を示す図、第2図はタンクと抽出装置との構成を示す
図、第3図は冷却保存の原料保存装置とそのときの原料
取り出し装置とを示す図、第4図は密閉保存の原料保存
装置とそのときの原料取り出し装置とを示す図、第5図
は密閉保存の場合の原料取り出し装置の動作を説明する
図、第6図及び第7図は密閉保存の原料取り出し装置に
おける抽出機構と開封装置の構成をそれぞれ示してい
る。 1……タンク、2……原料保存装置、3……原料取り出
し装置、5……原料センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 13/06 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料原料をタンクに収納しており、販売毎
    に該タンクより原料を取り出すとともにこの原料にて飲
    料を製造して供給する飲料供給装置において、 前記飲料原料を劣化しない環境にて保存する原料保存装
    置と、前記タンク内の飲料原料の不足を検知する原料セ
    ンサーと、該原料センサーにて原料切れが検知されると
    前記原料保存装置から前記タンクに原料を補充する原料
    取り出し装置とを備えた飲料供給装置。
JP01260770A 1989-10-05 1989-10-05 飲料供給装置 Expired - Fee Related JP3101283B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200454675Y1 (ko) * 2010-03-24 2011-07-19 최희소 살포유도용 단부를 가지는 주입부를 포함한 필터 팩

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200454675Y1 (ko) * 2010-03-24 2011-07-19 최희소 살포유도용 단부를 가지는 주입부를 포함한 필터 팩

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