JP3101238U - テレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグ - Google Patents

テレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグ Download PDF

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Abstract

【課題】 ケーブル保持金具からノイズが放射されたり、ケーブル保持金具から外界からの電磁波の悪影響が及ぼされたりするのを防止できるようにする。
【解決手段】 外部導体102から露出している同軸ケーブルの内部導体101の周辺個所をシールドする際に、本体ケース50a側にシールドケース401及びケーブル保持金具51を設けるとともに、蓋体ケース50b側にシールドカバー402及び第2のシールドカバー403を設け、上記同軸ケーブルの内部導体101を中にして、シールド部材が対称的になるように配置することにより、シールド部材がアンバランスとなって発生する不都合を防止できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本考案はテレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグに関し、特に、テレビ装置と周辺機器との間で高周波の信号を送受信するために用いて好適な配線接続用プラグに関するものである。
従来、この種の配線接続用プラグとして図4に示す構造のものが知られている。この配線接続用プラグは、絶縁性を有する合成樹脂により形成された本体ケース50aと、上記本体ケース50aに蓋体ケース50bとによりハウジング50が形成されている。
上記ハウジング50の内部には、テレビ装置または周辺機器間との間を接続して信号を伝送するための同軸ケーブル100を固定保持するためのケーブル保持金具51が設けられている。上記同軸ケーブル100は、内部導体101、外部導体102、上記内部導体101と外部導体102との間に設けられている絶縁体103、及びシースと呼ばれる外部被覆体104によって構成されている。
上記ハウジング50には、同軸コネクタ部52が形成されている。上記同軸コネクタ部52は、上記ハウジング50の本体ケース50aの面に形成されている円柱部の略中心に形成された貫通孔に埋設される内部接触子と、上記円柱部の外周に被嵌する円筒状の外部接触子とで構成されている。
上記内部接触子は、上記円柱部の中心に形成された貫通孔に埋設されていて、その先端部が上記同軸ケーブルの内部導体101に接続されるようになされている。そして、上記同軸ケーブルの内部導体101と上記内部接触子の一端部が接続した状態で、固定ネジ55を締め付けることにより、上記同軸ケーブルの内部導体101が上記内部接触子の一端部と電気的に接続した状態で保持される。
上記同軸ケーブル100は、銅線を編組して構成された外部導体102を同軸ケーブル100の周面に露出させた状態で上記ケーブル保持金具51に保持されている。上記ケーブル保持金具51は上記外部接触子と電気的に接続されており、上記外部導体102によって外界からの電磁波の影響を抑えて信号を伝達することができる。そのため、上述したように、テレビ装置と周辺機器間との配線接続のように、高周波信号を伝送するために主に使用される。
上述したように、同軸ケーブル100においては上記外部導体102のシールド作用によって外界からの電磁波の影響を抑えたり、或いは伝送中の高周波信号が外部に漏れて外部機器にノイズを発生させたりしないようにしている。
しかしながら、上記同軸ケーブルの内部導体101を上記外部接触子に接続している個所においては、上記外部導体102からは露出している。このため、この個所が外界からの電磁波の影響を受けたり、或いは伝送中の高周波信号が外部に漏れたりする恐れがある。
そこで、図4に示した配線接続用プラグ400においては、本体ケース50a側に金属製のシールドケース401を配設するとともに、蓋体ケース50b側にも同じく金属製のシールドカバー402を配設して、上記蓋体ケース50bと上記本体ケース50aとを閉じて使用している際には、上記外部導体102から露出していて、しかも高周波信号が流れる個所を上記シールドケース401及びシールドカバー402によって確実にシールドするようにしている。
ところで、導体に高周波電流が流れると、上記導体に隣接する金属には電磁誘導によって起電力が発生して誘導電流が発生することが知られている。この場合には、上記同軸ケーブルの内部導体101に流れる高周波信号により、上記シールドケース401及びシールドカバー402に起電力が発生して高周波の誘導電流が流れる。
上記シールドケース401及び上記シールドカバー402の面積は略同じに構成されている。また、上記シールドケース401及び上記シールドカバー402は、上記同軸ケーブルの内部導体101を中にして対称位置に存在している。
このため、上記シールドケース401に発生した誘導電流と、上記シールドカバー402に発生した誘導電流とは打ち消し合うことになる。したがって、上記同軸ケーブルの内部導体101に流れる高周波信号により、上記シールドケース401及びシールドカバー402に誘導電流が流れても、それにより発生する影響は大きくないと思われる。
しかしながら、上記ケーブル保持金具51は上記シールドケース401と接続されているので、上記ケーブル保持金具51部分にも誘導電流が流れることになる。しかしながら、上記ケーブル保持金具51に対応するシールド用金属は蓋体ケース50b側には存在しないので、上記ケーブル保持金具51の部分から不要な放射が発生したり、或いは外界からの電磁波の悪影響が上記ケーブル保持金具51の部分から及ぼされたりする恐れがあった。
本考案のテレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグは、一端開口から挿入された同軸ケーブル100の先端部を収納するための本体ケース50a及び蓋体ケース50bからなるハウジング50を有し、
上記同軸ケーブル100の先端部において露出された外部導体102の部分を固定保持するケーブル保持金具51と、上記同軸ケーブル100の中心に配設された内部導体101を同軸コネクタ部52の内部接触子54に固定するための固定ネジ55と、上記外部導体102から露出している上記同軸ケーブルの内部導体101の周辺個所をシールドするためのシールドケース401とを上記本体ケース50a側に設け、
上記同軸ケーブルの内部導体101の周辺個所をシールドするためのシールド部材であって、上記シールドケース401に対応するシールドカバー402と、上記ケーブル保持金具51に対応する第2のシールドカバー403とを上記蓋体ケース50b側に設けたことを特徴とするテレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグである。
本考案のテレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグは、上述したように、外部導体102から露出している上記同軸ケーブルの内部導体101の周辺個所をシールドする際に、本体ケース50a側にシールドケース401及びケーブル保持金具51を設けるとともに、蓋体ケース50b側にシールドカバー402及び第2のシールドカバー403を設け、上記同軸ケーブルの内部導体101を中にして、各々のシールド部材が対称的になるように配置したので、シールド部材がアンバランスとなることにより発生する不都合を防止することができる。
また、上記同軸コネクタ部52に対応させて第2のシールドカバー403を配設したので、上記ケーブル保持金具51から外部にノイズを放射したり、或いは外界からの電磁波が上記ケーブル保持金具51に入射したりするのを防止して、電圧定在波比を安定させることができる。
以下に、図1〜図3を参照しながら本考案のテレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグの実施の形態を説明する。なお、図1及び図2において、図4と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態の配線接続用プラグ10は、絶縁性を有する合成樹脂により形成された本体ケース50aと、上記本体ケース50aに蓋体ケース50bとによりハウジング50を形成している。
そして、上記ハウジング50の内部に、テレビ装置または周辺機器間との間を接続して信号を伝送するための同軸ケーブル100を固定保持するためのケーブル保持金具51を設けている。上記同軸ケーブル100は、内部導体101、外部導体102、上記内部導体101と外部導体102との間に設けられている絶縁体103、及び外部被覆体104によって構成されている。
上記ハウジング50には、図3に示すように、本実施の形態の配線接続用プラグ10を使用してテレビ受像機31とビデオテープレコーダ32との間を同軸ケーブル100で接続する際に、上記テレビ受像機31及び上記ビデオテープレコーダ32に配設されている接続端子(図示せず)に差し込むための同軸コネクタ部52が形成されている。
図2に示すように、上記同軸コネクタ部52は、上記ハウジング50の本体ケース50aの面に形成されている円柱部53の略中心に形成された貫通孔に埋設される内部接触子54と、上記円柱部53の外周に被嵌する円筒状の外部接触子60とで構成されている。
上記内部接触子54は、上記円柱部53に形成された貫通孔に埋設されていて、その一端部54aが上記同軸ケーブルの内部導体101に接続されるようになされている。そして、上記同軸ケーブルの内部導体101と上記内部接触子54の一端部54aとが接続した状態で、固定ネジ55を締め付けることにより、上記同軸ケーブルの内部導体101が上記内部接触子54の一端部54aと電気的に接続した状態で保持される。
上記同軸ケーブル100は、銅線を編組して構成された外部導体102が同軸ケーブル100の周面に露出させた状態で上記ケーブル保持金具51に保持されることにより、上記ハウジング50に固着された状態となっている。上記ケーブル保持金具51は上記外部接触子60と電気的に接続されており、上記外部導体102のシールド作用によって外界からの電磁波の影響を抑えることにより、高周波信号を安定的に伝達することができるものである。
上述したように、同軸ケーブル100においては上記外部導体102のシールド作用によって外界からの電磁波の影響を抑えたり、或いは伝送中の高周波信号が外部に漏れて外部機器にノイズを発生させたりしないようにしている。
しかしながら、上記同軸ケーブルの内部導体101を上記外部接触子に接続している個所においては、上記外部導体102からは露出している。このため、この個所が外界からの電磁波の影響を受けたり、或いは伝送中の高周波信号が外部に漏れたりする恐れがある。
そこで、図4に示した配線接続用プラグ400の場合には、本体ケース50a側に金属製のシールドケース401を配設するとともに、蓋体ケース50b側にも同じく金属製のシールドカバー402を配設して、上記蓋体ケース50bと上記本体ケース50aとを閉じて使用している際には、上記外部導体102から露出している個所を上記シールドケース401及びシールドカバー402によってシールドするようにしていた。
上述したように、上記ケーブル保持金具51は上記シールドケース401と接続されているので、上記ケーブル保持金具51の部分にも誘導電流が流れると思われる。しかしながら、上記ケーブル保持金具51に対応するシールド用金属は蓋体ケース50b側には存在しなかったので、上記ケーブル保持金具51部分にはシールド作用が働かなくて、従来はこの部分から不要な放射が発生したり、或いは外界からの電磁波の影響を受けたりする不都合があった。
本実施の形態においては、このような不都合を解消するために、上記ケーブル保持金具51に対応する個所に第2のシールドカバー403を形成している。すなわち、蓋体ケース50b側にシールドカバー402及び第2のシールドカバー403を配設している。これにより、本体ケース50a側においてシールド部材として作用しているシールドケース401及びケーブル保持金具51とのバランスがよくなる。
したがって、上記外部導体102から露出している同軸ケーブルの内部導体101に高周波電流が流れて、隣接するシールドケース401及びケーブル保持金具51に誘導電流が流れても、それによる悪影響を打ち消す誘導電流が上記シールドカバー402及び第2のシールドカバー403に流れるので、これらの誘導電流により発生する悪影響を確実に打ち消すことが可能となる。
また、上記同軸コネクタ部52に対応させて第2のシールドカバー403を配設したので、上記ケーブル保持金具51から外部にノイズを放射したり、或いは外界からの電磁波が上記ケーブル保持金具51に入射したりするのを防止することができて、電圧定在波比を安定させることができる。
本考案の実施の形態を示し、配線接続用プラグの概略構成を説明するための斜視図である。 本考案の実施の形態を示し、配線接続用プラグの概略構成を説明するための側面図である。 実施の形態の配線接続用プラグの使用例を示す図である。 従来例を示し、配線接続用プラグの概略構成を説明するための斜視図である。
符号の説明
10 配線接続用プラグ
50 ハウジング
50a 本体ケース
50b 蓋体ケース
51 ケーブル保持金具
52 同軸コネクタ部
53 円柱部
54 内部接触子
54a 内部接触子の一端部
55 固定ネジ
60 外部接触子
100 同軸ケーブル
101 同軸ケーブルの内部導体
102 外部導体
103 絶縁体
104 外部被覆体


Claims (1)

  1. 一端開口から挿入された同軸ケーブル100の先端部を収納するための本体ケース50a及び蓋体ケース50bからなるハウジング50を有し、
    上記同軸ケーブル100の先端部において露出された外部導体102の部分を固定保持するケーブル保持金具51と、上記同軸ケーブル100の中心に配設された内部導体101を同軸コネクタ部52の内部接触子54に固定するための固定ネジ55と、上記外部導体102から露出している上記同軸ケーブルの内部導体101の周辺個所をシールドするためのシールドケース401とを上記本体ケース50a側に設け、
    上記同軸ケーブルの内部導体101の周辺個所をシールドするためのシールド部材であって、上記シールドケース401に対応するシールドカバー402と、上記ケーブル保持金具51に対応する第2のシールドカバー403とを上記蓋体ケース50b側に設けたことを特徴とするテレビ装置と周辺機器間との配線接続用プラグ。

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