JP3101052U - 自浄板材および自浄トイレ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃作業をしなくても清潔に保つとともに悪臭を防止し、維持費用を抑えることができる自浄板材および自浄トイレ構造を提供する。
【解決手段】床材が自浄板材10から成る。自浄板材10は、塩化ビニル樹脂製の本体シート材11の裏側面に粘着層12を設け、表側面に光触媒層13を設けて成る。床材は裏側面の粘着層12によりトイレ室2の床全体に貼られる。照明装置は、トイレ室2の天井面に設置され、床材に向けて発光する。換気扇はトイレ室2の内部の空気をダクトを介して屋外に排出する。スイッチは電源、照明装置および換気扇に接続されて、照明装置の点灯および消灯ならびに換気扇の運転および停止を切換え操作可能である。スイッチは消灯および運転停止の切換え操作後、所定時間、照明装置の点灯および換気扇の運転を維持するタイマーを有する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、付着したや有機性の汚れや悪臭を除去可能な自浄板材および自浄トイレ構造に関する。
一般に、トイレは、小便がはね散ったり垂れたりして床が汚れやすく、また、トイレ使用時の臭気が床材に染み込んで悪臭を生じやすい。従来、床の汚れを防止するため、汚れが付着しにくく拭き取りやすいリノリウム材やタイルが床材としてしばしば用いられている。また、悪臭を防止するため、芳香剤や消臭剤が用いられている。
しかしながら、トイレを常に清潔な状態に保つには、床が汚れるたびに汚れを拭き取る必要があり、手間がかかるという課題があった。また、芳香剤や消臭剤は、定期的に交換・補充を行わなければならず、手間と維持費用がかかるという課題があった。
本考案は、このような従来の課題に着目してなされたもので、清掃作業をしなくても清潔に保つとともに悪臭を防止し、維持費用を抑えることができる自浄板材および自浄トイレ構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案に係る自浄板材は、合成樹脂製の本体シート材の一方の面に粘着層を設け、他方の面に光触媒層を設けて成ることを特徴とする。光触媒層は、光触媒作用を有する二酸化チタンから成る。
本考案に係る自浄板材は、粘着層により床に貼り付けて使用される。光触媒層は、光を受けたとき光触媒作用により、表面に付着した有機性の汚れや悪臭の原因物質を化学的に分解除去する。これにより、清掃作業をしなくても清潔に保つとともに悪臭を防止し、芳香剤や消臭剤にかかる維持費用を抑えることができる。
本考案に係る自浄板材は、床に貼られた後に光触媒層をコーティングすることにより現場で生産されてもよい。自浄板材は、そのまま床材として利用されるものであっても、床の上に薄くフィルム状に貼り付けて利用されるものであってもよい。そのまま床材として利用されるものは、厚さ3乃至5mmで、表面に大理石模様などのデザインがなされていることが好ましい。床の上に薄くフィルム状に貼り付けて利用されるものでは、厚さ1mm以下で、透明な合成樹脂のフィルムから成っていることが好ましい。粘着層は、剥離シートで保護されていることが好ましい。
本考案に係る自浄板材で、前記粘着層はシート状ヒーターの一方の面に貼り付けられていてもよい。この構成では、シート状ヒーターにより床暖房を行うことができるとともに、光触媒層を加熱して光触媒作用を促進し、有機性の汚れや悪臭の原因物質の分解除去効果を高めることができる。
本考案に係る自浄トイレ構造は、前述の自浄板材から成る床材と、前記床材に向けて発光する照明装置と、電源および前記照明装置に接続されて前記照明装置の点灯および消灯を切換え操作可能であって、消灯の切換え操作後、所定時間、前記照明装置の点灯を維持するスイッチとを、有することを特徴とする。
本考案に係る自浄トイレ構造では、使用の際にスイッチにより照明装置を点灯させる。床材は、前述の自浄板材から成るため、照明装置の光を受けて光触媒作用により、表面に付着した有機性の汚れや悪臭の原因物質を化学的に分解除去する。これにより、清掃作業をしなくてもトイレの床を清潔に保つとともに悪臭を防止し、芳香剤や消臭剤にかかる維持費用を抑えることができる。使用後、照明装置のスイッチを切る。スイッチは、消灯の切換え操作後も、所定時間、照明装置の光を維持する。このため、使用の際に分解除去できなかった汚れや悪臭の原因物質をその間に分解し除去することができる。
本考案に係る自浄トイレ構造は、換気扇を有し、前記スイッチは前記換気扇に接続されて前記換気扇の運転および停止を切換え操作可能であって、停止の切換え操作後、所定時間、前記換気扇の運転を維持する構成を有していてもよい。
この構成では、使用の際にスイッチにより照明装置を点灯させるとともに換気扇を運転させる。床材は、光触媒作用により、表面に付着した有機性の汚れや悪臭の原因物質を化学的に分解除去する。換気扇は、トイレの悪臭を外部に排出する。使用後、照明装置および換気扇のスイッチを切る。スイッチは、消灯および換気扇停止の切換え操作後も、所定時間、照明装置の光を維持し、換気扇の運転を続ける。このため、使用の際に分解除去できなかった汚れや悪臭の原因物質をその間に分解し除去するとともに、残った悪臭を外部に排出することができる。
なお、スイッチは、手動スイッチから成るほか、人感知センサから成っていてもよい。
本考案に係る自浄板材および自浄トイレ構造によれば、清掃作業をしなくても清潔に保つとともに悪臭を防止し、維持費用を抑えることができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態の自浄トイレ構造を示す概略図、図2は自浄トイレ構造で用いられる自浄板材の断面図である。
図1に示すように、自浄トイレ構造1は、トイレ室2に水洗トイレ便器3を設置して構成され、床材4と、照明装置5と、換気扇6と、スイッチ7とを有している。
床材4は、正方形の薄い板状であって、図2に示す自浄板材10から成る。自浄板材10は、塩化ビニル樹脂製の本体シート材11の裏側面に粘着層12を設け、表側面に光触媒層13を設けて成っている。粘着層12は、剥離シート14により保護されている。光触媒層13は、二酸化チタンから成っている。自浄板材10の表側面には、黒の大理石を擬した模様が付けられている。床材4の素材が石やセラミックの場合、寸法カット加工の作業性が悪くなる。しかしながら、床材4は、素材として塩化ビニルが用いられているため、寸法カット加工が容易である。床材4の寸法の一例を挙げれば、大きさ300mm×300mm、厚さ3乃至5mmである。しかしながら、床材4は、いかなる寸法であってもよい。床材4は、裏側面の粘着層12によりトイレ室2の床全体に貼られている。
なお、床材4は、床の上に薄くフィルム状に貼り付けて利用されるものであってもよい。この場合、表面が汚れたならば、剥がして新しいものと容易に張り替えることができる。
照明装置5は、トイレ室2の天井面に設置され、床材4に向けて発光するよう屋内配線に接続されている。照明装置5は、自浄板材10の光触媒層13が光触媒作用を効果的に発揮するとともに照明に適した波長の光を照射する。
換気扇6は、トイレ室2の天井面に設置され、天井裏でダクトに接続されている。換気扇6は、トイレ室2の内部の空気をダクトを介して屋外に排出するよう屋内配線に接続されている。
スイッチ7は、トイレ室2の外側の入口ドア付近の壁に設けられている。スイッチ7は、屋内配線、照明装置5および換気扇6に接続されて、照明装置5の点灯および消灯ならびに換気扇6の運転および停止を切換え操作可能であって、消灯および運転停止の切換え操作後、20乃至40分間、照明装置5の点灯および換気扇6の運転を維持するタイマーを有している。なお、スイッチ7は、人感知センサから成っていてもよい。
次に、作用について説明する。
自浄トイレ構造1を使用する際、スイッチ7を操作して照明装置5を点灯させるとともに換気扇6を運転させる。床材4は、自浄板材10から成るため、照明装置5の光を受けて光触媒作用により、表面に付着した有機性の汚れや悪臭の原因物質を化学的に分解除去する。換気扇6は、トイレの悪臭を外部に排出する。これにより、清掃作業をしなくてもトイレの床を清潔に保つとともに悪臭を防止し、芳香剤や消臭剤にかかる維持費用を抑えることができる。
なお、光触媒層13の光触媒として好適な市販品を用いた場合、30分間の光照射により、タバコ臭に含まれるアセトアルデヒド、体臭や腐敗臭に含まれるアンモニア、硫化水素、酢酸などを効果的に減少させることができる。
使用後、照明装置5および換気扇6のスイッチ7を切る。スイッチ7は、照明装置5の消灯および換気扇6の停止の切換え操作後も、所定時間、照明装置5の光を維持し、換気扇6の運転を続ける。このため、使用の際に分解除去できなかった汚れや悪臭の原因物質をその間に分解し除去するとともに、残った悪臭を外部に排出することができる。
なお、自浄板材10は、粘着層12がシート状ヒーターの一方の面に貼り付けられて構成されていてもよい。シート状ヒーターは、例えば、熱源のカーボンヒーターを絶縁シートで被覆して成る。シート状ヒーターは、温度切換え可能な制御装置を有することが好ましい。光触媒は、環境温度が上がると、光触媒作用が促進される特性がある。このため、この構成の自浄板材10を用いた場合、自浄トイレ構造1の内部でシート状ヒーターにより床暖房を行うことができるとともに、光触媒層を加熱して光触媒作用を促進し、有機性の汚れや悪臭の原因物質の分解除去効果を高めることができる。これにより、自浄板材10を用いて、自動清浄および自動消臭を行うことができる。
本実施の形態の自浄トイレ構造を示す概略図である。 図1に示す自浄トイレ構造で用いられる自浄板材の断面図である。
符号の説明
1 自浄トイレ構造
2 トイレ室
3 水洗トイレ便器
4 床材
5 照明装置
6 換気扇
7 スイッチ
10 自浄板材
11 本体シート材
12 粘着層
13 光触媒層
14 剥離シート

Claims (4)

  1. 合成樹脂製の本体シート材の一方の面に粘着層を設け、他方の面に光触媒層を設けて成ることを特徴とする自浄板材。
  2. 前記粘着層はシート状ヒーターの一方の面に貼り付けられていることを特徴とする請求項1記載の自浄板材。
  3. 請求項1記載の自浄板材から成る床材と、
    前記床材に向けて発光する照明装置と、
    電源および前記照明装置に接続されて前記照明装置の点灯および消灯を切換え操作可能であって、消灯の切換え操作後、所定時間、前記照明装置の点灯を維持するスイッチとを、
    有することを特徴とする自浄トイレ構造。
  4. 換気扇を有し、
    前記スイッチは前記換気扇に接続されて前記換気扇の運転および停止を切換え操作可能であって、停止の切換え操作後、所定時間、前記換気扇の運転を維持する構成を有することを、
    特徴とする請求項3記載の自浄トイレ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017093648A (ja) * 2015-11-19 2017-06-01 イビデン株式会社 トイレブースシステム

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