JP3100257U - 盗難防止装置 - Google Patents

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佐藤 憲一
野口 修
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株式会社エヌ・アイ・イー
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Abstract

【課題】圧力センサーや、ワイヤー部に電流を流す必要の無い、自転車や二輪車用の盗難防止の為のワイヤーロック装置を提供する。
【解決手段】ワイヤ部にピエゾセンサ同軸ケーブルを用いる。ワイヤー部の切断または破壊行為による圧力を直接大きな電圧として検知出来ることを利用する。これにより、通常使用と切断あるいは破壊行為との区別を容易に行うことができ、また消費電力がほとんど無く長期間の使用が可能となる。
【選択図】図1

Description

 盗難防止の為にワイヤーを車輪等に通して結び鍵を掛ける、または固定物と車輪を通して結び鍵を掛けることにより自転車またはバイク等の盗難を防止するワイヤーロックが存在する。
このような装置においては、すでに盗難時の衝撃等を感知して警報を発生し盗難をさらに困難にしようとする装置が開発されている。本考案はこの分野に適用し有効な方法である。
材料の圧電効果により電圧(電荷)を発生するピエゾ効果は古くから知られている。この材料を同軸ケーブルの絶縁部に用いたケーブルが作られてきている。ケーブルとしては直径5mm程度の通常の同軸ケーブルの太さを持ったものから極細い0.25mm程度の同軸ケーブルがある。また、同軸ケーブルとしてさまざまな加工の可能性がある。
登録実用新案第3012949号 特開2000−132754号 http://www.measurementspecialties.com/piezo/piezo_coax_cable.htm http://www.imagesco.com/catalog/sensors/piezocoax.html http://www.kiramek.com/japanese/products/bikewatch/index.html
 図1の構成において、従来ワイヤー部5には鋼製のケーブルを用い、盗難時に発生する衝撃を検出するセンサを例えば施錠部に設けている。あるいは切断の検出のためには、ワイヤー部5に電流の供給を行なっている。
このため、ワイヤー部5の切断あるいは破壊行為による振動に対してセンサの出力の検出レベルの設定が困難であったり、電流を流す為に消費電力が増え長期間の使用が困難となる等の問題があった。
 本考案はワイヤー部5にピエゾセンサ同軸ケーブルを用いることにより、直接ワイヤ部の切断または破壊行為による圧力により大きな電圧が発生することを利用したもので、施錠部内に別にセンサを設けたり、あるいは電流をワイヤーに供給することを必要とせずに通常使用と切断または破壊行為との区別が容易に行なわれる。
 本考案によれば、直接ワイヤー部にピエゾセンサ同軸ケーブルを用いる為に、従来のようにセンサを施錠部の内部に設けるとか、ワイヤーに別に電流を供給する必要が無い。切断または破壊行為により直接ケーブルにかかる圧力でケーブル自身が電圧を発生する。
 ピエゾセンサ同軸ケーブルは圧力に比例し、電圧を発生するため通常の使用と異常な圧力を容易に区別できるため簡単な回路で判定ができる。またセンサの出力のために電力を必要としないため、長期にわたり動作可能な盗難防止装置を構成することができる。
 図1は本考案の実施例である。ワイヤーロックのワイヤー部5に図3に示すピエゾセンサ同軸ケーブル18を用いる。
 ピエゾセンサ同軸ケーブルをワイヤー部分に用いる為に、ワイヤー部5の切断または破壊による圧力により、ケーブルが自ら電圧を発生する。これを施錠部3に納めた検出器で検出することにより警報を発生し盗難を防止することが可能となる。
 図1には鍵を開けた状態の非施錠時1および鍵を掛けた状態の施錠時2の図を示している。ワイヤー部5にはピエゾセンサ同軸ケーブル18を用いる。4はワイヤー端のロック部で、施錠時に施錠部3の中に収まり鍵のかかる部分である。
 図2は本考案の盗難防止装置に用いる施錠部3の内部に収まる警報検出発生回路の例を示している。
 ピエゾセンサ同軸ケーブル18はケーブルに加えられた圧力の大きな変化により、芯線11およびシールド線12間に誘電体の発生する電圧が伝達し、アンプ回路13の入力となる。
アンプ回路13により増幅された出力信号が判定/ラッチ回路14により所定レベル以上あると判定された時はこの状態が記憶される。このため一度切断あるいは破壊行為などにより所定レベル以上の電圧が発生すればこれが記憶されることになる。鋭い刃物でケーブルを切断する場合にも切断時の圧力により大きな電圧が発生しこれを記憶し警報を発生しつづけることが出来る。
 記憶された出力は警報回路15経由でブザー16を鳴らす。こうして盗難時にはブザー音が鳴りつづけ犯行をあきらめさせることが期待できる。
 これらの回路の電源は電池17により供給される。アンプ回路13にFETなどのOFF時の電流の極めて小さい回路を用いることによりわずかな電力で長期間の監視が可能となる。
 図3はピエゾセンサ同軸ケーブル18の断面図の一例であり、図4はケーブルを横から見て理解の為にケーブルの端を開いた図である。
 同軸ケーブルを用いることにより方向によらず圧力を検出することが可能となる。
導体である芯線23を中心に外側にピエゾ誘電体22、シールド線20、切断防止用強化外皮21から出来ている。ピエゾ誘電体22に加えられた圧力により芯線23およびシールド線20の間に電圧が発生する。
 図5は細径のピエゾセンサ同軸ケーブル38を用いたワイヤの断面図である。ワイヤ部5の切断が困難な耐切断強化用の鋼網線31を中心として、その周囲に複数の細径のピエゾセンサ同軸ケーブル38を敷設している。
 細径のピエゾセンサ同軸ケーブル38は芯線23、ピエゾ誘電体22、シールド線20および外皮37からなる。但しこれらの複数敷設されたピエゾセンサ同軸ケーブルは芯線とシールド線が各々電気的に端でおり返される等により接続され、電気的に一本のケーブルとして直列または並列で接続される。このケーブルは施錠部内の検出回路に電気的に接続される。
 このピエゾセンサ同軸ケーブルはこれによってケーブルを切断しようとした場合、軸の鋼材31を切断する前に細径のピエゾセンサ同軸ケーブル38に大きな圧力が加わり警報を発生する。
 また物理的な押さえの例としてポリエチレンなどのワイヤー被覆材30に埋め込まれた形で構成される。またピエゾセンサ同軸ケーブルをはがされない様に鋼線に埋め込ませる等の方法もある。
 図6は細径のピエゾセンサ同軸ケーブル38をワイヤー部5と同時に施錠部3に施したものでこれにより施錠部3の破壊に対しても警報を発することができる。施錠部3の表全面にピエゾセンサ同軸ケーブルを数mm程度の間隔で敷設する。
 施錠部3に敷設されたケーブルは例としてポリエチレンなどの可塑性のある物質により保護される。このケーブルの端は電気的にワイヤー部のピエゾセンサ同軸ケーブルに直列または並列に接続される。
 図7はピエゾセンサ同軸ケーブルからの発生した電圧を直接FET54のゲート入力51として用い、大きな入力によりFET54がオンするとラッチ回路55がオンしリレー回路57を動作させ、警報発生回路58に電力を供給する。なお、警報発生回路58は図2の警報回路15及びブザー16からなっている。
 FET54およびラッチ回路55は、共にオフ時はFETおよびトランジスタの漏れ電流のみで電力はほとんど使われない。これによりピエゾセンサ同軸ケーブルから発生した電圧により警報発生回路58に電源が投入されることになる。
 図8は本盗難防止装置に用いられると有効な釦及び接点を設けた実施例である。ワイヤーロックの鍵61に物理的に連動するメーク接点75およびブレーク接点71。警報試験釦60に連動するメーク第1接点72、メーク第2接点73を持つ。
 電池17からの電源はワイヤーロックの鍵61を施錠したときにメーク接点75により供給される。
 またワイヤーロックの鍵61が非施錠の時にはブレーク接点71および警報試験釦60の押下によるメーク第1接点72により電源が供給される。この時に判定/ラッチ回路14にオンとなる入力74がメーク第2接点73により与えられる。
 これによりワイヤーロックの鍵が非施錠時は警報試験釦60を押すことにより警報のブザー16が鳴る。また警報試験釦60を放すことにより回路全体への電源が絶たれ警報は停止する。この機能により警報の動作やブザー音を確認できる。
 本考案は盗難防止用のワイヤーロックにおいて、ワイヤーを盗難を免れたい目的物の閉じられた輪の部分に通し鍵をかけることにより輪の回転を阻止し移動を困難として盗難を防止する。
 またワイヤーを堅牢な構築物の閉じられた空部分に同時に通して鍵をかけることによりワイヤを切断しない限り目的物の移動が不可能となる。ワイヤーを切断あるいは施錠部を含めて破壊しようとするとき、警報のブザー音を発生することによりさらに盗みを困難にすることが出来る。
 このようなワイヤーロック装置において本考案を適用することにより、容易に通常使用と盗難などによるワイヤーにかかる大きな圧力を区別でき、しかも長期に使用することが出来る。
 盗難を免れたい目的物としては自動二輪車、自転車、特殊軽自動車などが例として考えられる。請求項2によれば、ケーブルの切断完了前に検出し警報のブザー音を発生するため盗難を未然に防止する効果が大きい。
非施錠時及び施錠時のワイヤーロック装置(実施例1) 施錠部内に収めた警報検出発生回路ブロック例(実施例1) ピエゾセンサ同軸ケーブルを用いたワイヤーの断面図(実施例1) ピエゾセンサ同軸ケーブルを用いたワイヤーの端を開いた側面図(実施例1) 細径のピエゾセンサ同軸ケーブルを用いたワイヤー断面図(実施例2) 施錠部表面に細径のピエゾセンサ同軸ケーブルを敷設した図(実施例3) 警報発生回路への電源供給を示す図(実施例4) ワイヤーロック鍵、警報試験釦による電源供給と警報試験の図(実施例5)
符号の説明
1 非施錠時のワイヤーロック装置
2 施錠時のワイヤーロック装置
3 施錠部
4 ワイヤー端ロック部
5 ワイヤー部
11 ピエゾセンサ同軸ケーブルの芯線
12 ピエゾセンサ同軸ケーブルのシールド線
13 アンプ回路
14 判定/ラッチ回路
15 警報回路
16 ブザー
17 電池
18 ピエゾセンサ同軸ケーブル
20 シールド線
21 切断防止強化外皮
22 ピエゾ誘電体
23 芯線
30 ワイヤー被覆材
31 鋼網線
37 外皮
38 細径のピエゾセンサ同軸ケーブル
44 施錠用鍵穴
50 ワイヤー留
51 ゲート入力
54 FETトランジスタ
55 ラッチ回路
57 リレー回路
58 警報発生回路
60 警報試験釦
61 鍵
71 ワイヤーロック鍵ブレーク接点
72 警報試験釦メーク第1接点
73 警報試験釦メーク第2接点
74 警報試験釦メーク第2接点出力
75 ワイヤーロック鍵メーク接点
76 ワイヤ受け
77 ロック部

Claims (6)

  1. 盗難防止用のワイヤーロックにおいてピエゾセンサ同軸ケーブルをワイヤー部に用い、ワイヤーの切断またはワイヤーの受ける強い物理的な圧力により発生する電圧の大きさを検出回路で識別し、警報を発生することを特徴とする盗難防止装置。
  2. 物理的に強固なケーブルをピエゾセンサ同軸ケーブルに併用したワイヤーを用いた請求項1の盗難防止装置。
  3. 請求項1または請求項2において、ピエゾセンサ同軸ケーブルで発生した電力によりスイッチを駆動し、警報発生回路の電源を投入することを特徴とする盗難防止装置。
  4. 請求項1または請求項2において施錠部周囲にピエゾセンサ同軸ケーブルを配し、施錠部の破壊を検出可能とした盗難防止装置。
  5. 請求項1または請求項2において検出回路の電源の投入が、ワイヤーロックの鍵をかけることによりなされることを特徴とする盗難防止装置。
  6. 請求項1または請求項2においてワイヤーロックの鍵の開錠状態で警報発生の試験を行なうことが出来る釦を有することを特徴とする盗難防止装置。
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