JP3100116B2 - 通信システム、移動局および網 - Google Patents

通信システム、移動局および網

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JP3100116B2
JP3100116B2 JP1119496A JP1119496A JP3100116B2 JP 3100116 B2 JP3100116 B2 JP 3100116B2 JP 1119496 A JP1119496 A JP 1119496A JP 1119496 A JP1119496 A JP 1119496A JP 3100116 B2 JP3100116 B2 JP 3100116B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信方式にお
いて着信可能な状態を網へ登録することのできる通信シ
ステム、移動局および網に関する。
【0002】
【従来の技術】日本で商用サービスされているPDC方
式の移動通信では複数のサービスが提供されている。複
数のサービスには、例えば音声サービスと回線交換型の
データ通信サービスなどがある。PDC方式において
は、電源が入っている移動局は網からの報知情報に含ま
れる周期登録タイマ値に基づき定期的に位置登録する。
網は、一定時間移動局から位置登録がない場合には移動
局の電源が入っていないと判断する。この移動局に対し
ては、再度位置登録が行われるまでの間着信を通知しな
い。
【0003】周期登録タイマ値が小さいと無効な呼出は
減少するが位置登録の回数が増加する。逆に周期登録タ
イマ値が大きいと位置登録のトラヒックは減少するが無
効な呼出が増加する。即ち、無効呼び出しトラフィック
と位置登録トラフィックとはトレードオフの関係にあ
る。そこで着信頻度が高い場合には小さい値を設定して
無効呼出を抑える。着信頻度が低い場合には大きい値を
設定して位置登録トラフィックを控える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にデータ処理装置
に接続されていない移動局はデータ通信することが出来
ない。しかし従来の方法によれば、移動局がデータ通信
することが出来ない場合にも移動局の電源が入っていれ
ば、データ通信の呼び出しが行なわれる。この無効な呼
び出しにより無線チャネルの使用効率が損なわれる。
【0005】また、データ通信および音声通信の着信頻
度は、時代の推移(メディアの発達や流行)によって様
々に変化する。例えば、移動局をコンピュータ間通信の
データ端末として用いる場合は、音声に比べてデータ着
信の頻度が低くなる傾向が強くなる。一方、移動局をペ
ージャーや位置情報サービスの端末として用いる場合
は、音声と比較してデータの着信頻度が上回る傾向が強
くなる。このような変化に対して位置登録の周期が音声
と同一であれば、種々の不具合が生じる。例えば、デー
タ着信頻度が高いにもかかわらず位置登録の周期が長い
と、無効な呼び出しトラヒックの比率が大きくなる。そ
こで本発明は、このような課題を解決することのできる
通信システム、移動局および網を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の構成にあっては、複数のサ
ービスを提供し、移動局と網とが無線により通信する通
信システムであって、前記移動局は、通信可能なサービ
スを判定する判定手段と、前記判定手段が通信可能と判
定したサービスを識別する識別情報を予め定めた時間以
内に前記網へ送信する送信手段とを備え、前記網は、前
記移動局から前記識別情報を受信する受信手段と、当該
受信手段で受信した識別情報で識別されるサービスの登
録を更新する手段と、前記サービスの登録が予め定めた
時間以上更新されていない場合に、前記移動局に対する
前記サービスの着信を停止する手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】請求項2に記載の構成にあっては、移動局
と網とが無線により通信する通信システムであって、前
記移動局は、前記網から着信するサービスを当該移動局
が実行可能か否かを検知する検知手段と、前記検知手段
による検出結果に基づいて通信可能なサービスを判定す
る判定手段と、前記判定手段が通信可能と判定したサー
ビスを識別する識別情報を前記網へ送信する送信手段と
を備え、前記網は、前記移動局から前記識別情報を受信
する受信手段と、前記識別情報で識別されないサービス
の前記移動局に対する着信を停止する手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の構成にあっては、請求項
1または2に記載の通信システムにおいて、前記網が、
前記サービス毎に設けた所定の周期を記憶する手段と、
前記サービス毎の前記所定の周期を前記移動局へ通知す
る手段とを更に備え、前記移動局が、前記サービス毎の
前記所定の周期を受信する手段と、受信することのでき
るサービスに対応づけた前記所定の周期の中の最も短い
周期を選択する選択手段とを更に備え、前記移動局の前
記送信手段は、前記選択手段が選択した周期で前記識別
情報を送信することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の構成にあっては、網に対
して無線により通信する移動局であって、前記網から着
信するサービスを当該移動局が実行可能か否かを検知す
る検知手段と、前記検知手段による検出結果に基づいて
通信可能なサービスを判定する判定手段と、前記判定手
段が通信可能と判定したサービスを識別する識別情報を
前記網へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の構成にあっては、網に対
して無線により通信する移動局であって、通信可能なサ
ービスを判定する判定手段と、前記判定手段が通信可能
と判定したサービスを識別する識別情報を前記網へ送信
する送信手段と前記網から前記サービス毎に設けられた
所定の周期を受信する受信手段と、当該受信手段により
受信した周期の中から通信することのできるサービスに
対応づけられた周期を判別する判別手段と、当該判別手
段により判別した中の最も短い周期を選択する選択手段
とを備え、前記送信手段は前記選択手段が選択した周期
で前記識別情報を送信することを特徴とした移動局。
【0011】請求項6に記載の構成にあっては、複数の
サービスを提供し、移動局と無線により通信する網であ
って、前記移動局から当該移動局が通信可能なサービス
を識別する識別情報を受信する受信手段と、当該受信手
段で受信した識別情報で識別されるサービスの登録を更
新する手段と、前記サービスの登録が予め定めた時間以
上更新されていない場合に前記移動局に対する前記サー
ビスの着信を停止する手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項7に記載の構成にあっては、移動局
と無線により通信する網であって、前記移動局から当該
移動局が通信可能なサービスを識別する識別情報を受信
する受信手段と、当該受信手段で受信した識別情報で識
別されるサービスを登録する登録手段と、前記移動局に
対する着信が前記登録手段に登録されていないサービス
である場合は当該着信を停止する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を説明する。 (実施形態1)図1に、本実施形態における通信システ
ムの構成を示す。図1において、基地局101は無線チ
ャンネルを備えサービスエリア107内の移動局104
と通信する。基地局101は、無線回線を通じて受け渡
される移動局104の信号を変復調し、またベースバン
ド処理する。
【0014】記憶装置103は移動局104の情報を記
憶する。移動局104はサービスエリア107内で音声
通信およびデータ通信を行うことが出来る。移動局10
4は、電源が投入されている場合には常に音声通信する
ことが出来る。そこでデータ通信の可否のみを監視す
る。但し他の実施形態としては、移動局104が音声通
信の可否も監視しても良い。
【0015】図2に、制御局102の構成を示す。図2
において、通信手段201は基地局101と着信通知や
着信状態登録のための信号を授受する。受信手段203
は、音声通信網105から着信要求を受信する。受信手
段204は、データ音声通信網105から着信要求を受
信する。通信手段205は、記憶装置103と各種情報
を授受する。制御手段202は、着信状態登録のための
タイマ値を生成して報知信号に付与し通信手段201を
介して定期的にサービスエリア107内に送信する。
【0016】制御局102の制御手段202は、音声通
信網105又はデータ通信網106から移動局104へ
の通信要求を受信すると、移動局104の登録状態を記
憶装置103に問合わせる。移動局104が該当サービ
スを受信できる場合には通信手段201を用いて着信を
通知する。また移動局104から着信状態登録を受信す
ると通信手段205を介して記憶装置103に通知す
る。
【0017】図3に、記憶装置103の構成を示す。図
3において、通信手段301は制御局102と各種情報
を授受する。計測手段303は時間を計測する。記憶手
段304は移動局104の情報を記憶する。制御局10
2から着信状態を受信すると、制御手段302は移動局
104が実行できるサービスを記憶手段304に記憶す
る。またサービス毎に計測手段303を駆動する。計測
手段303でタイムアウトが発生すると、制御手段30
2は記憶手段304からタイムアウトが発生したサービ
スを消去する。また移動局104が実行できるサービス
を制御局102から問い合わされると、制御手段302
は記憶手段304に記憶している移動局104の登録状
態を読みだして制御局102へ報告する。
【0018】図4に移動局104の構成を示す。図4に
おいて、計測手段401は登録時間を計測する。送受信
手段403は無線回線を通じて基地局101から授受さ
れる信号を変調処理し、またベースバンド処理する。4
04はアンテナを示す。インタフェース405は、RS
232C方式でデータ処理端末接続と接続する。インタ
フェース405は、RS232Cのコネクションの確立
によりデータ処理端末に接続されているか否かを検地す
る。制御手段402は、インタフェース405の情報に
基づき、データ通信が可能か否かを監視する。制御手段
402は、基地局101を介して送信される報知信号か
ら着信状態登録用のタイマの値を取得する。
【0019】図5に、制御局102から基地局101を
経て移動局104へ送出される報知信号のフォーマット
を示す。報知信号は、信号の種別を示すメッセージ種別
501、タイマ値502およびその他の情報503を有
する。その他の情報には、自エリアの番号、接続規制の
情報、周辺エリアの情報などが該当する。本実施形態で
はタイマ値を報知情報で通知するが、他の方法で通知し
ても良い。また予めタイマ値を定めて移動局104及び
制御局102に記憶しておいても良い。
【0020】図6に、移動局104が送出する着信状態
登録信号のフォーマットを示す。着信状態登録信号は、
信号の種類を示すメッセージ種別601、移動局104
固有の移動局番号602、音声通信が可能であるか否か
を示す音声通信状態603、およびデータ通信が可能で
あるか否かを示すデータ通信状態604を有する。
【0021】図7に、移動局104および制御局102
の通信シーケンスを示す。基地局101は単に信号を中
継するので図から省略した。移動局104は、サービス
エリア107に進入すると送受信手段403を介して報
知信号701を受信する(S12)。移動局の制御手段
402は、報知信号701からタイマ値502を取得し
て計測手段401に設定する。また計測手段401によ
りタイマT1を駆動する。
【0022】移動局104は計測手段401でタイムア
ウトが発生すると、データ通信することが出来るか否か
を判断する。本実施形態では、タイマT1がタイムアウ
トしたときに移動局104はデータ通信できる。そこで
移動局104は、音声通信およびデータ通信の双方が通
信可能であるとして着信状態登録する(S14)。また
計測手段401によりタイマT2を駆動する。ここで、
報知情報を受信した直後に着信状態登録し、その後にタ
イマT1を駆動しても良い。
【0023】制御局102は、移動局104から着信状
態登録があると移動局104が着信可能なサービスのタ
イマを駆動する。ここで移動局104は音声通信および
データ通信ができる。そこで制御局102は音声状態監
視用タイマT8およびデータ通信監視用タイマT14を
駆動する。音声状態監視用タイマがタイムアウトするま
での間に音声通信の着信があると制御局102は移動局
104に着信を通知する。またデータ通信監視用タイマ
がタイムアウトするまでの間にデータ通信の着信がある
と、制御局102は移動局104に着信を通知する。タ
イムアウト後に着信要求を受信した場合は着信を移動局
104に通知しない。
【0024】ここで、移動局104の制御が遅延した場
合や信号消滅時の再送により遅延した場合にタイムアウ
トが発生しないように、音声およびデータ監視用タイマ
としては報知信号で移動局104へ通知するタイマ値5
02より大きい値を設定する。
【0025】移動局104はT2タイムアウト後に、再
度音声通信およびデータ通信の双方が可能であることを
示す着信状態登録を行い(S16)、タイマT3を駆動
する。移動局104から着信状態登録を受信した制御局
102は、タイマT8およびT14を停止し、音声状態
監視用タイマT9とデータ通信監視用タイマT15を駆
動する。
【0026】本実施形態では時刻t1で移動局104か
らデータ処理端末が取り外されている。そこで移動局1
04は、タイマT3のタイムアウト後に音声通信は可
能、データ通信は不可とする着信状態登録を送出し(S
18)、タイマT4を駆動する。但し移動局104は時
刻t1でタイマT3をリセットし、着信状態登録してタ
イマT4を駆動しても良い。
【0027】S18で移動局104から着信状態登録を
受信した制御局102は、音声状態監視用タイマT9の
みを停止し、音声状態監視用タイマT10を駆動する。
その後T15がタイムアウトする時刻t2でデータ通信
の登録を消去する。但しS18で着信状態登録を受信し
た時にデータ通信の登録状態を解除しても良い。
【0028】移動局104はT4タイムアウト後に再度
着信状態登録を送出する(S20)。ここではデータ処
理端末が取り外されているので音声通信のみ可能とし、
データ通信は不可とする。次にタイマT5を駆動する。
S22で移動局104から着信状態登録を受信した制御
局102は、音声状態監視用タイマT10を停止し、音
声状態監視用タイマT11を駆動する。
【0029】時刻t3で移動局にデータ処理端末が接続
されている。そこで移動局104は、タイマT5のタイ
ムアウト後に音声通信およびデータ通信の双方を可能と
して着信状態登録し(S22)タイマT6を駆動する。
但し時刻t3でタイマT5をリセットし着信状態登録し
てタイマT6を駆動しても良い。
【0030】S22で移動局104から着信状態登録を
受信した制御局102は、音声状態監視用タイマT11
を停止し、音声状態監視用タイマT12とデータ通信監
視用タイマT16を駆動する。移動局104はタイマT
6のタイムアウト後に再度音声通信およびデータ通信を
可能として着信状態登録し(S24)、タイマT7を駆
動する。移動局104から着信状態登録707を受信し
た制御局102は、音声状態監視用タイマT12とデー
タ通信監視用タイマ16を停止し、音声状態監視用タイ
マT13とデータ通信監視用タイマT17を駆動する。
【0031】本実施形態によれば、時刻t2からt4の
間にデータ通信網106からデータ通信の着信要求が発
生しても、移動局104へ着信通知しない。このため無
効な信号が送出されることが防止できる。
【0032】(実施形態2)本実施形態のハードウエア
構成は実施形態1と同一なので説明を省略する。本実施
形態では報知信号のフォーマット、ならびに基地局10
2の制御手段202および移動局104の制御手段40
2の動作が実施形態1と異なる。
【0033】図8は本発明実施形態における制御局10
2から送出される報知信号のフォーマットを示す。報知
信号は、報知信号の種別を示すメッセージ種別801、
音声通信用のタイマ値802、データ音声通信用のタイ
マ値803、およびその他の報知情報803を有する。
制御局102の制御手段202は、音声着信状態登録の
ためのタイマ値とデータ着信状態登録のためのタイマ値
の2つを生成する。これらのタイマ値を報知情報に付与
し通信手段201を介して定期的にサービスエリア10
7内に送信する。
【0034】移動局104の制御手段402は、基地局
101を介して送信される報知信号から音声通信および
データ通信用の着信状態登録用のタイマ値を取得して計
測手段401に記憶する。音声通信のみが可能な場合に
は音声通信用タイマ値を使用する。音声通信およびデー
タ通信の双方が可能な場合には音声通信用タイマ値とデ
ータ通信用のうち小さい方のタイマ値を選択する。選択
したタイマ値で計測手段401を駆動する。駆動したタ
イマがタイムアウトするとデータ通信ができるか否かを
判定して着信状態を登録し再度タイマ値を選択する。
【0035】図9に移動局104および制御局102の
通信シーケンスを示す。移動局104がサービスエリア
107に進入すると、移動局104は報知信号を受信し
て(S30)、図8に示す音声通信用タイマ値802お
よびデータ通信用タイマ値803を取得する。この時移
動局104はデータ通信を行うことが出来る。そこで音
声通信用タイマ値802とデータ通信用タイマ値803
とを比較して、小さい方の値でタイマT1を駆動する。
本実施形態ではデータ通信用タイマ値803の方が音声
用タイマ値802より小さいのでデータ通信用タイマ値
803でタイマT1を駆動する。
【0036】タイマT1がタイムアウトすると、移動局
104は音声通信およびデータ通信の双方が可能である
ことを示す着信状態登録を行い(S32)、再度データ
通信用タイマ値803でタイマT2を駆動する。ただし
移動局104は報知情報を受信した直後に着信状態登録
してタイマT1を駆動しても良い。移動局104から着
信状態登録を受信した制御局102は、音声状態監視用
タイマT8およびデータ通信監視用タイマT14を駆動
する。音声およびデータ監視用タイマには音声およびデ
ータ通信用タイマ値802,803より大きい値を設定
する。
【0037】移動局104はT2タイムアウト後に再度
音声通信およびデータ通信を可能とする着信状態登録を
行い(S34)、再度データ通信用タイマ値803でタ
イマT3を駆動する。移動局104から着信状態登録9
03を受信した制御局102は、タイマT8およびT1
4を停止し、音声状態監視用タイマT9とデータ通信監
視用タイマT15を駆動する。
【0038】時刻t1で移動局104からデータ処理端
末が取り外されている。すると移動局104は、タイマ
T3のタイムアウト後に音声通信は可能、データ通信は
不可能として再び着信状態登録904を送出し(S3
6)、音声通信用タイマ値802でタイマT4を駆動す
る。ここで移動局104は、データ処理端末の接続が解
除された時刻t1でタイマT3をリセットし、着信状態
登録904を送出してタイマT4を駆動しても良い。
【0039】S36で移動局104から着信状態登録を
受信した制御局102は、音声状態監視用タイマT9を
停止して音声状態監視用タイマT10を駆動する。その
後、T15がタイムアウトする時刻t2で移動局104
のデータ通信の登録を消去する。但し制御局102は、
S36で着信状態登録を受信したときにデータ通信の登
録を解除しても良い。
【0040】タイマT4のタイムアウト時には移動局1
04からデータ処理端末が取り外されている。そこで移
動局104は、音声通信は可能、データ通信は不可とし
て着信状態登録する(S38)。また音声通信用タイマ
802の値でタイマT5を駆動する。S38で移動局1
04から着信状態登録を受信した制御局102は、音声
状態監視用タイマT10を停止し、音声状態監視用タイ
マT11を駆動する。
【0041】時刻t3で移動局104にデータ処理端末
が接続されている。そこで移動局104はT5タイムア
ウト後に、音声通信およびデータ通信を可能として着信
状態登録し(S40)、通信用タイマ値803でタイマ
T6を駆動する。但し移動局104は、データ処理端末
が接続された時刻t3でタイマT5をリセットし、着信
状態登録してタイマT6を駆動しても良い。S40で移
動局104から着信状態登録を受信した制御局102は
タイマT11を停止し、音声状態監視用タイマT12と
データ通信監視用タイマT16を駆動する。
【0042】移動局104はT6タイムアウト後に、再
度音声通信およびデータ通信を可能として着信状態登録
し(S42)、データ通信用タイマ値803でタイマT
7を駆動する。移動局104から着信状態登録を受信し
た制御局102は、タイマT12およびT16を停止
し、音声状態監視用タイマT13およびデータ通信監視
用タイマT17を駆動する。
【0043】制御局102は、時刻t2からt4の間に
データ通信網106からデータ通信の着信要求が発生し
た場合に移動局104への着信通知を行わない。これに
より無効な呼出信号が送出されることが防止できる。ま
た移動局104が音声通信のみを可能な場合に長い周期
で位置登録し、音声およびデータ通信の両方が可能な状
態の場合に短い周期で位置登録することが出来るので、
データ通信の着信頻度が音声通信に比べて大きい場合に
それぞれのサービスに適切な周期で位置登録することが
できる。
【0044】以上発明の実施の形態を説明したが、本出
願に係る発明の技術的範囲は上記の実施の形態に限定さ
れるものではない。上記実施の形態に種々の変更を加え
て、特許請求の範囲に記載の発明を実施することができ
る。そのような発明が本出願に係る発明の技術的範囲に
属することは、特許請求の範囲の記載から明らかであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば移動局が受信できないサービスに対して無効な
着信通知が発生することを防止することができる。また
着信頻度が異なるサービスが混在する場合にも、それぞ
れのサービスに対して効率的に着信登録をすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1および2におけるシステム構成を
示す説明図である。
【図2】 実施形態1および2における制御局102の
構成を示す説明図である。
【図3】 実施形態1および2における記憶装置103
の構成を示す説明図である。
【図4】 実施形態1および2における移動局104の
構成を示す説明図である。
【図5】 実施形態1における報知信号の構成を示す説
明図である。
【図6】 実施形態1および2における着信状態登録信
号を示す説明図である。
【図7】 実施形態1における移動局104および制御
局102の動作を示すシーケンス図である。
【図8】 実施形態2における報知信号の構成を示す説
明図である。
【図9】 実施形態2における移動局104および制御
局102の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
101 基地局 102 制御局 103 記憶装置 104 移動局 105 音声通信網 106 データ通信網 107 サービスエリア 201 通信手段 202 制御手段 203 受信手段 204 受信手段 205 通信手段 301 通信手段 302 制御手段 303 計測手段 304 記憶手段 401 計測手段 402 制御手段 403 送受信手段 404 アンテナ 405 インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹田 浩司 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−199331(JP,A) 特開 平6−326786(JP,A) 特開 平7−226977(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサービスを提供し、移動局と網と
    が無線により通信する通信システムであって、 前記移動局は、 通信可能なサービスを判定する判定手段と、 前記判定手段が通信可能と判定したサービスを識別する
    識別情報を予め定めた時間以内に前記網へ送信する送信
    手段とを備え、 前記網は、 前記移動局から前記識別情報を受信する受信手段と、 当該受信手段で受信した識別情報で識別されるサービス
    の登録を更新する手段と、 前記サービスの登録が予め定めた時間以上更新されてい
    ない場合に、前記移動局に対する前記サービスの着信を
    停止する手段とを備えたことを特徴とする通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 移動局と網とが無線により通信する通信
    システムであって、 前記移動局は、前記網から着信するサービスを当該移動局が実行可能か
    否かを検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて 通信可能なサー
    ビスを判定する判定手段と、 前記判定手段が通信可能と判定したサービスを識別する
    識別情報を前記網へ送信する送信手段とを備え、 前記網は、 前記移動局から前記識別情報を受信する受信手段と、 前記識別情報で識別されないサービスの前記移動局に対
    する着信を停止する手段と、 を備えたことを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 前記網が、 前記サービス毎に設けた所定の周期を記憶する手段と、 前記サービス毎の前記所定の周期を前記移動局へ通知す
    る手段とを更に備え、 前記移動局は、 前記サービス毎の前記所定の周期を受信する手段と、 受信することのできるサービスに対応づけた前記所定の
    周期の中の最も短い回周期を選択する選択手段とを更に
    備え、 前記移動局の前記送信手段は、前記選択手段が選択した
    周期で前記識別情報を送信することを特徴とする請求項
    1または2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 網に対して無線により通信する移動局で
    あって、前記網から着信するサービスを当該移動局が実行可能か
    否かを検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて 通信可能なサー
    ビスを判定する判定手段と、 前記判定手段が通信可能と判定したサービスを識別する
    識別情報を前記網へ送信する送信手段とを備えたことを
    特徴とする移動局。
  5. 【請求項5】 網に対して無線により通信する移動局で
    あって、 通信可能なサービスを判定する判定手段と、 前記判定手段が通信可能と判定したサービスを識別する
    識別情報を前記網へ送信する送信手段と 、 前記網から前記サービス毎に設けられた所定の周期を受
    信する受信手段と、 当該受信手段により受信した周期の中から通信すること
    のできるサービスに対応づけられた周期を判別する判別
    手段と、 当該判別手段により判別した中の最も短い周期を選択す
    る選択手段とを備え、 前記送信手段は前記選択手段が選択した周期で前記識別
    情報を送信することを特徴とする移動局。
  6. 【請求項6】 複数のサービスを提供し、移動局と無線
    により通信する網であって、 前記移動局から当該移動局が通信可能なサービスを識別
    する識別情報を受信する受信手段と、 当該受信手段で受信した識別情報で識別されるサービス
    の登録を更新する手段と、 前記サービスの登録が予め定めた時間以上更新されてい
    ない場合に前記移動局に対する前記サービスの着信を停
    止する手段とを備えたことを特徴とする網。
  7. 【請求項7】 移動局と無線により通信する網であっ
    て、 前記移動局から当該移動局が通信可能なサービスを識別
    する識別情報を受信する受信手段と、当該受信手段で受信した識別情報で識別されるサービス
    を登録する登録手段と、 前記移動局に対する着信が前記登録手段に登録されてい
    ないサービスである場合は当該着信を 停止する手段とを
    備えたことを特徴とする網。
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