JP3099360U - 衣類 - Google Patents

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JP3099360U
JP3099360U JP2003004019U JP2003004019U JP3099360U JP 3099360 U JP3099360 U JP 3099360U JP 2003004019 U JP2003004019 U JP 2003004019U JP 2003004019 U JP2003004019 U JP 2003004019U JP 3099360 U JP3099360 U JP 3099360U
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scissors
clothing
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JP2003004019U
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Inventor
徳永 俊郎
Original Assignee
株式会社トクエー
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Abstract

【課題】衣類に部分的に縫い付けたフリンジパーツに鋏で切りこみを入れることにより前の衣類とは異なったデザインや寸法をユーザー自身で改良出来る商品を創り出す。
【解決手段】複数枚の生地は衣類と同じ生地でも良いが複数枚の内何枚かは違った生地質、色、織方生地の経て緯を組替え等好みに合わせ重ねる、格子状や台形状等枠状に縫いステッチで押さえ枠内に鋏誘導ステチを入れ、さらに鋏の先が通るほどの穴を開ける、そのフリンジパーツを衣類に縫いこむか縫い付ける、各穴に鋏を入れ誘導ステッチに従い切り込みを入れる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、衣類の部分的な個所に鋏などで切りこみを入れることにより幅の広いフリンジを創り出し柄や模様でデザインを変化させる。
【0002】
【従来の技術】
衣類の多くは販売店などで購入するが企画者の考えでフリンジを縫い付ける場所が決められ不要な場合も取り外すことは出来ない。
一般にフリンジと言われる飾りは接ぎ目あるいは裾等端の部分に装着されるのが常であり裾の部分であれば、寸法の長短で要らない部分も出てくる可能性があった。 ユーザーの希望が反映されないで商品が売られる事が多い。
特許公開平10−3746 フリンジ付きニット生地とその編成方法
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、部分的に鋏で切りこみを入れることにより前の衣類とは異なったデザインや寸法をユーザー自身で改良出来る商品を創り出すことを課題とする。
【0004】
衣類は無数に商品化されているが多くはデザイナー等すでに企画され商品化された商品を商店で販売している。
ユーザーは自分の好みにより着ていかに似合うかが購入する条件の一つでありしかも、時間や日々やいろんな条件により好みは自分自身でも異なるものである。
【0005】
衣類には多くのパーツをはぎ合わせあるいは、縫いステッチ等により衣類を形成している。
幅広フリンジを作り出そうとする範囲大の生地を一枚以上設け、適度の広さの格子状または区切り縫いステッチを入れ鋏で切り込みを入れるに必要な穴を開ける、格子の中心や区切り上の中間点等でよく一枚一枚菊穴状で周りを刺繍で縁取りをするフリンジパーツである。
鋏誘導穴の意味は、フリンジパーツを衣類に縫い付け後鋏を入れる。
しかも衣類には、鋏を入れないためフリンジパーツのみに切り込みを入れるのが難であるためである。
格子状は四角くなくても良く円や三角等どのような形でもよく、フリンジパーツの生地は複数枚でも一枚でもよい(図2)。
【0006】
衣類の部分に上記幅広フリンジパーツを被せ周りを縫い付け縫いこむ、フリンジパーツを衣類に装着しただけで適度な穴や周りが刺繍で飾られ、しかもその部分だけが二枚のフリンジパーツを重ねているので回りとは違った雰囲気がある。
【0007】
格子内に飾る縫いステッチは鋏の誘導の役目と鋏で切り込んだ後の解れ止めの役目がありこの飾りステッチで請求項4処理後の柄だしが異なる(図4)。
衣類の中間や衣類の接ぎステッチから接ぎステッチまでの広い部分にフリンジ状の模様が出来、従来にはないデザインが楽しめる、格子状の大小は衣類の大きさやデザインにより適当に縫いステチを入れる(図3)。
衣類と同じ生地目や衣類と同質でなくても良くなるべく織物で織密度が荒い生地が適正な生地である。
【0008】
ユーザーにより鋏の先を穴に入れ切り込みを入れる。切り込みの入れ方は誘導ステッチに沿うように入れフリンジの長短を楽しむ(図3)。
解け難い角度は生地目に対し45度の角度であるが穴を中心に放射線上に入れ、正確に生地目に対し45度を守ると仕上がりは綺麗な角度で仕上がり、ある程度生地目に45度近い角度で切り込みを入れれば、フリンジ的な要素が多く切り方でいろいろ違ったものが出来る(図3)。
【0009】
生地の重ね枚数が2枚以上で生地の特性を生かし鋏で切った部分が解けフリンジ状になり花びらのようになる(図4)(図5)。
重ねる生地は織物に限らずフリンジ状になり難いニット地でも良く、ニット地を重ね地の間に入れることによりニット地はロールのように丸くなる性質があるので一層違った形が出来る。
【0010】
請求項2のみの好みでも良いが切り込みを入れた部分を両手で揉み解し、きり込みを入れた三角状の部分は生地織部分が少なく糸状に外れやすくフリンジ状になりやすい(図4)。
以後の処理は水洗いや、ストーン洗い、バイオ洗い、製品後染め加工等いろいろな後処理が可能で出来あがりはそれぞれ異なった模様やフリンジ状の違いがある。
【0011】
請求項1では格子状に四方を縫い付けたが、複数枚の生地を用意し穴を開け格子状や仕切り状に衣類の接ぎ目部分に輪状に折り曲げ差し込むように縫い付ける。
【実施例】
【0012】
図1は請求項1の実施例でズボンに装着した図で広い範囲にフリンジパーツを縫いステッチで押さえ衣類である。
ズボンに限らずスカートやコート上衣等広範囲にフリンジパーツを縫い付け今までとは異なった雰囲気がかもし出される。
【0013】
3枚の生地を重ねフリンジパーツにしたもので一部は格子状の縫いステッチ、一部は区切り縫いステッチで押さえたものを図2にしたが、フリンジパーツは一枚でも良く衣類の表面に縫い付ける、衣類の表面には刺繍やプリントなど色彩豊かな配色で表現しフリンジパーツを鋏で切り込み下部の絵柄を見え隠れに出し表現する。
【0014】
図3は上記0013の工程を進めたもので鋏穴を中心に角の方向へ切りこみを入れた状態である。切り込みの入れ方は例えば花模様であれば花模様に沿って穴に鋏を入れ入れた所から房飾りのフリンジ状態になる。
格子状の区切り枠はなるべく切らないようにしその近くまで切り込むことにより大きなフリンジが楽しめる。
【0015】
0014の工程を終了後揉み解した状態で、切りこみ縁全体にフリンジ状の房が出る、フリンジ状の房飾りは揉み解すことが肝心であり、揉み解さなければ、着ている間にフリンジ状になる。以後は色んな加工方法があり水洗い加工、バイオ洗い加工、後染め加工等加工により衣類に縫い付けられたフリンジパーツはより前とは異なった雰囲気になる、衣類の表面からはフリンジの窓を通してプリントや刺繍の柄模様が見られる。
【0016】
【考案の効果】
購入した衣類に少し手を入れることにより違った感じの商品として改良できる効果があり、ポケットの口部分を一枚の生地で被い、被い生地上に鋏誘導穴を設ける、衣類を購入した当時においては、ポケット等は不要で時期段階で必要になれば鋏誘導穴より切りこみを入れ隠れたポケットを有効にする、切り込みの切り口はフリンジ上になる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】衣類のズボンにフリンジパーツを装着した図で衣類のどの部分にでも装着可能で後処理をしない状態でも十分であり、後で処理しても良い。
【図2】生地を三枚貼り合わせた状況を示し上から穴を貫通し縫いステッチや区切りステッチをした。
【図3】フリンジパーツを鋏で切り込みを入れた状態を示す鋏入れ誘導穴は菊穴で回りに刺繍を施す、房飾りフリンジが出来る割合は生地目に対してどれくらいの角度で切り込むかによる。
【図4】フリンジパーツに切りこみを入れた後揉み解し断片のフリンジ状や断片の折れ曲がり角度などが異様に表現される。
【図5】フリンジパーツ区切りや格子枠の大小の比較図
【符号の説明】
1 衣類(ズボン)
2 フリンジパーツ
3 鋏誘導穴
4 衣類に縫い付けステッチ
5 区分縫いステッチ
6 格子区分縫いステッチ
7 切りこみ
8 刺繍済み鋏誘導穴
9 衣類にプリントした図
10 切り込みを入れた後の周りフリンジ状態
11 切り込み後部分がめくりか返る
12 下から衣類にプリントされた模様が見える
13 ワイドフリンパーツの最上部
14 ワイドフリンパーツの上から2枚目の生地
15 衣類
16 生地目方向(経糸と緯糸の関係)
17 切り込み案内ステッチが鋏誘導穴先までがステッチに掛かっている
18 切り込み案内ステッチが鋏誘導穴先の途中で止まる

Claims (6)

  1. 同形の複数の生地を用意し一枚一枚もしくは、全数枚に区切り割をし、その中心部辺りに鋏の先が入る程度の鋏誘導穴を開けた房飾りであるフリンジパーツを、衣類上に周りを縫い付けその内側に格子状または、区切り状に衣類と共に縫いステッチをいれた衣類。
  2. 上記フリンジパーツは、複数の生地には格子状や区切りの縫いステッチ以外に切り込み誘導ステッチ、プリント等で鋏での切り込みが解りやすい誘導案内模様図を配置する配置する。
    衣類上にフリンジパーツを配置する個所には、事前にプリントや刺繍等で模様を描いた請求項1の衣類である。
  3. 上記衣類の縫い付けたフリンジパーツの格子部分内の穴に鋏先を通し切り込みを入れる、切り込み角度は生地目に対し解け難い角度で入れる、最下部の衣類は切り込みを入れない請求項2の衣類。
  4. 上記衣類は揉み解し、下部の衣類に描かれた模様が出るようにきり込みを入れた断片を房飾りフリンジ状にする、フリンジパーツは複数枚の生地が重なり合っており、切り込みを入れた小片を揉み解し色々な角度や折り曲がりをする請求項3の衣類である。
  5. 衣類の接ぎ目に複数枚の生地を鋏の先が通過するほどの穴を開けその生地を輪状にして衣類の継ぎ目に挟み込み縫い付ける。
  6. 挟み込まれた衣類の穴の先より鋏を入れ解けにくいような角度できり込みを入れる、揉み解し切られた部分をフリンジ状にする請求項5の衣類である。
JP2003004019U 2003-07-07 2003-07-07 衣類 Expired - Lifetime JP3099360U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255144A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Fukui Co Ltd 衣服の装飾物

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