JP3099266U - 安全バブルクッション付きのブラ用シース - Google Patents
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Abstract
【課題】サポートワイヤーによる貫通に対して抵抗性が高く、単純且つ快適で、安全且つ信頼度の高いブラ用シースおよびブラジャーを提供する。
【解決手段】ブラ用シース10は、縦長のライナー12の内表面に取り付けられたシースボディ24と複数の突状部34とを備える。シースボディ24およびライナー12は、アンダーワイヤー用のトンネルを規定する。ソフト層36は、ライナー12の外表面に隣接して設けられている。ブラ用シースは、ライナー12およびソフト層36を中央構造線に沿って折りたたみ、縦方向に伸びた内部キャビティを形成することによって形成される。ライナー12およびシースボディ24は、縦糸と横糸とを組み合わせて織られた布地からなる。これらの糸の少なくとも一部は、ライナー12およびシースボディ24の布地を接合する目的でプロセスの最中に溶融される溶融性の材料からなる。
【選択図】 図3
【解決手段】ブラ用シース10は、縦長のライナー12の内表面に取り付けられたシースボディ24と複数の突状部34とを備える。シースボディ24およびライナー12は、アンダーワイヤー用のトンネルを規定する。ソフト層36は、ライナー12の外表面に隣接して設けられている。ブラ用シースは、ライナー12およびソフト層36を中央構造線に沿って折りたたみ、縦方向に伸びた内部キャビティを形成することによって形成される。ライナー12およびシースボディ24は、縦糸と横糸とを組み合わせて織られた布地からなる。これらの糸の少なくとも一部は、ライナー12およびシースボディ24の布地を接合する目的でプロセスの最中に溶融される溶融性の材料からなる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、織物の一種に関する。本考案は、より具体的には、ブラジャー、水着、簡単な寝間着などの女性のサポート衣料に使用されるブラ用シースに関する。
【0002】
【考案の背景】
女性のブラジャーでは、例えばブラジャーのカップの下などにチューブ状のポケットすなわちシース(細管)を設け、多くは「アンダーワイヤー」と称されるサポートワイヤーをその中に入れ、カップの形状を維持しやすいようにすることが、一般的に行われている。従来のブラ用シースは、布地で形成される。布地は、横糸と縦糸で織られる。布地は、通常ゆるく織られているので、中に入っている金属製のサポートワイヤーが突き出し易く、使用者を傷つける恐れがあると共に、ブラジャーの洗濯をも面倒なものとする。従来のブラ用シースは、この問題を回避するべく複数の布地層から構成されているが、これは、より多くの布地を消費するだけでなく、堅さを増したブラ用シースが装着感を非常に悪化させるという問題を伴う。
【0003】
ブラジャーの構造を改善する試みが、これまでになされてきた。このような試みの1つが、1999年8月11日付けで公告された公告番号CN 2332197 Y(出願番号:ZL98 2 03044.4)の中国特許「Massage Bra By Human Natural Force(人の自然力によるマッサージブラ)」で開示されている。この中国特許が開示しているブラジャーは、ブラカップの内表面に流体バッグを有し、その流体バッグの外表面に、平滑化されていない小型の突状部を含んだマッサージクロスを有する。流体バッグの中には、様々な比重の流体が様々な割合で満たされている。ユーザが動くと、流体バッグの中に含まれる様々な流体が衝突し、混ざり合い、分離することによって、小規模な振動が生じる。この中国特許は、開示した構造が、通常のブラジャーよりも有利な振動マッサージ効果をユーザに作用できると主張している。しかしながら、上述した構成は、ブラジャーの重量を増大させるうえに、この構造を有したブラジャーをスチール性のサポートワイヤーとともに使用すると、スチールワイヤーの端部が流体バッグを貫いて流体が漏れ出す危険性もある。
【0004】
1996年11月27日付けで公告された公告番号CN 2240871 Y(出願番号ZL 95 2 12886.1)の中国特許「Supported Health Bra(サポート健康ブラ)」は、ブラ用シースのストリップの改善を図る健康ブラを開示している。この中国特許では、既存のブラの下側に位置するアーク部分のうち胸部に接している内側に位置する裏地付きブラジャーシースストリップに、突出したプラットフォームが設けられている。この中国特許は、この構成が、リンパ液を正常に循環させる健康的なマッサージ効果を有すると主張している。しかしながら、このブラジャーシースストリップは、やはりゆるく織られた布地層であり、サポートワイヤーに容易に貫かれ、ユーザを傷つける恐れがあるので、依然として理想的とは言えない。したがって、金属製のサポートワイヤーがブラジャーシースのゆるい布地層を貫く問題を軽減する或いは排除するブラジャーシースが、依然として必要とされている。
【0005】
【考案の概要】
本考案の目的は、サポートワイヤーによる貫通に対して抵抗性が高く、単純且つ快適で、安全且つ信頼度の高いブラ用シースおよびブラジャーを提供することである。
【0006】
簡単に言うと、有利な一実施形態における安全ブラ用シースは、内表面と、外表面と、相対する両端と、縦方向に伸びた中央構造線とを有した織布ライナーを備える。この布地ライナーには、相対する両端を有した縦長の布地シースボディが、その一端を布地ライナーの一端に隣接させ、反対側のもう一端をやはり布地ライナーのもう一端に近づけた状態で、取り付けられている。シースボディの両端は、布地ライナーに取り付けられている。取り付けられた両端の間に位置するシースボディ材料は、布地ライナーから離れているので、アンダーワイヤーを通すためのトンネルが形成される。布地ライナーの内表面には、複数の突状部すなわちビードが取り付けられ、布地ライナーの内表面から突き出している。布地ライナーの外表面には、ソフト層が隣接して設けられている。
【0007】
ブラ用シースは、ライナーおよびソフト層を中央構造線に沿って折り、ライナーの両端を互いに突き合わせて付着させることによって形成される。このように形成されたブラ用シースのライナーの内表面は、内部キャビティの境界を定める。ワイヤートンネルおよび突状部は、内部キャビティの相対する両側面から突き出している。これらの突状部は、内部キャビティの中のワイヤートンネルの向かいに位置していると好都合である。好ましい実施形態によっては、内部キャビティがほぼブラ用シースの長さ分に達する場合もある。
【0008】
この実施形態において、布地ライナーおよびシースボディは、それぞれ、横糸と縦糸とを組み合わせて密に織られた単層の布地である。布地の糸の少なくとも一部は、熱溶融性の熱可塑性材料である。布地の糸のその他の材料は、弾性のナイロン、ナイロン、弾性のウレタン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択される。これらの材料は、互い違いに織ることができ、例として、熱溶融性の糸と弾性のナイロン糸とを互い違いに織ったり、ナイロン糸と弾性のウレタン糸とを互い違いに織ったりすることが挙げられる。このような布地を製織後に加熱すると、熱溶融性の糸が溶融して布地を接合する。
【0009】
内部キャビティを有するように形成されたブラ用シースの開放構造は、形成されたブラ用シースの厚さを増大させ、緩衝作用を有するガスバッグタイプの保護層を提供し、サポートワイヤーの貫通に対するブラ用シースの抵抗性を高める。本考案によるブラ用シースは、構造が単純で且つ製造が容易であり、複数の布地層が密な断面を形成する従来のブラ用シースよりも、ユーザにとって快適であって且つ原材料および重量を節減することができる。接着された布地ライナーおよびシースボディは、アンダーワイヤーの貫通に対する抵抗性が高く、形成されたブラ用シースは、全体として柔軟性を維持しており、ソフト層は、ユーザの快適度を高めることができる。
【0010】
本考案は、一般に、ここで開示される任意の適切な要素を備えるように、または同任意の適切な要素から構成されるように、または同任意の適切な要素から本質的に構成されるように、形成されても良い。例えば、本考案は上記各構成を有するブラ用シースを備えるブラジャーとしても実現され得る。本考案は、さらに、または、代替的に、従来技術の構成物において使用される、または本考案の機能および/もしくは目的の達成に必要でない、任意の要素、材料、成分、添加物、または種を欠くように、または実質的を含まないように、構成されても良い。
【0011】
添付の図面を参照にしながら行われる以下の詳細な説明から、本考案による他の目的および利点が、当業者にとって明らかになる。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1から図5を参照して本実施例に係るブラ用シースについて説明する。図1は本実施例に係るブラ用シースが適用されたブラジャーの全体図を示している。図2はブラ用シースの構造を詳細に示すために折り畳まれていないブラ用シースを示す説明図である。
【0013】
図3に最も良く示されているように、本考案は、内表面14と、外表面16と、相対する両端18,20と、縦方向に伸びた中央構造線22と、を有した縦長の布地ライナー12を備える縦長のブラ用シース10(図4に最も良く示されている)である。布地ライナーには、相対する両端26,28を有した縦長の布地シースボディ24が、その一端26を布地ライナーの一端18に隣接させ、反対側のもう一端24をやはり布地ライナーのもう一端20に近づけた状態で、取り付けられている。シースボディ24の両端26,28は、例えば織り込み、縫い合わせ、熱による接着、または接着剤による接着などによって、布地ライナー12に取り付けられている。取り付けられた両端26,28の間に位置するシースボディ24の材料は、布地ライナーから離れているので、アンダーワイヤーを通すためのトンネル30が形成される。シースボディは、図3に示すように、中央構造線22の片側に取り付けられると好都合である。好ましい実施形態によっては、シースボディがほぼ布地ライナー12の長さ分に達する場合もある。布地ライナーの内表面14には、複数の突状部すなわちビード34が取り付けられ、布地ライナーの内表面14から突き出している。突状部34は、中央構造線を中心としたシースボディの反対側において、縦方向に伸びた2列の構成を取るように設けられると好都合である。これらの突状部は、縦方向に伸びたナイロン製の複数のストレッチヤーンから形成される。突状部を形成するナイロン製のヤーンは、ニードル織機を使用して、間隔を置いた複数の位置38に布地ライナー12の糸によって交互に配置される。交互に配置されたヤーンおよび糸は、突状部34を布地ライナー12に取り付ける。有利な一実施形態において、間隔を置いた複数の位置38の中間に位置する突状部23は、布地ライナーの内表面14に隣接しているが接触はしていない。布地ライナーの外表面16には、ソフト層36が隣接して設けられている。
【0014】
ブラ用シース10は、布地ライナー12およびソフト層36を中央構造線22に沿って折り、布地ライナーの両端18,20を互いに突き合わせることによって形成される。このように形成されたブラ用シース10の布地ライナーの内表面14は、内部キャビティ40の境界を定める。ワイヤートンネル30および突状部34は、内部キャビティ40の相対する両側面から突き出している。これらの突状部34は、内部キャビティ40の中のワイヤートンネル30の対面に位置していると好都合である。好ましい実施形態によっては、内部キャビティ40がほぼブラ用シース10の長さ分に達する場合もある。
【0015】
ステッチ38は、布地ライナーの両端18,20を縫い込み38によって縫合し、こうして形成されたブラ用シース10を衣料に取り付ける。また、一方が端部18,20に隣接し、もう一方が中央構造線22に隣接するダブルステッチ(図示しない)を使用することによって、ブラ用シースを形成し、それを衣料に取り付けることも可能である。縫合された状態では、ソフト層36が着用者に隣接する。アンダーワイヤー32は、ソフト層36と、布地ライナー12と、突状部34と、内部キャビティ40と、シースボディ24とによって、着用者から隔てられる。
【0016】
相対する突状部34とワイヤートンネル30とを内部キャビティ40の中に有するこのようなブラ用シース10の開放構造は、形成されたブラ用シース10の厚さを増大させ、緩衝作用を有したガスバッグタイプの保護層を提供し、サポートワイヤーによる貫通に対するブラ用シースの抵抗性を高める。本考案によるブラ用シース10は、構造が単純で且つ製造が容易であり、複数の布地層が密な断面を形成する従来のブラ用シースよりも、ユーザにとって快適で且つ原材料および重量を節減することができる。
【0017】
布地ライナー12およびシースボディ24は、それぞれ、図5に示したように、横糸と縦糸とを組み合わせて織られた単層の布地であると好都合である。縦糸44および横糸46の少なくとも一方は、熱可塑性のポリマーからなる熱溶融性の糸であると好都合である。熱溶融性の糸としては、融点の範囲が約85度から約100度までのナイロンが適していることがわかっている。このような織布を加熱すると、熱溶融性の糸48が融解し、布地の縦糸と横糸とを接合する。
【0018】
布地ライナー12およびシースボディ24で使用される布地を構成する縦糸44は、横糸46と組み合わされた熱溶融性の糸48および弾性のナイロン糸50を備えると好都合である。例えば、本考案の粘着性および信頼度を高め、製造を容易にするためには、布地ライナー12およびシースボディ24の布地の中の縦糸44は、熱溶融性の糸48と弾性のナイロン糸50とを交互に備えると好都合である。布地ライナー12およびシースボディ24の中の横糸46は、ナイロン糸、弾性のウレタン糸、およびこれらの組み合わせのなかから選択することができる。ソフト層36は、このようなナイロン製の縦糸と横糸とから形成されると好都合である。
【0019】
布地ライナー12およびシースボディ24で使用される布地を構成する横糸46は、縦糸44と組み合わされた熱溶融性の糸54および弾性のナイロン糸56を備えると好都合である。例えば、本考案の粘着性および信頼度を高め、製造を容易にするためには、布地ライナー12およびシースボディ24の中の横糸46は、熱溶融性の糸54と弾性のナイロン糸56とを交互に備えると好都合である。布地ライナー12およびシースボディ24の中の縦糸44は、ナイロン糸、弾性のウレタン糸、およびこれらの組み合わせのなかから選択することができる。ソフト層36は、このような縦糸と横糸とから形成されると好都合である。
【0020】
以上、例示を目的として本考案の好ましい実施形態を説明したが、上記の説明は、本考案の範囲を限定するものではない。したがって、当業者ならば、本考案の趣旨および範囲を逸脱することなく様々な変更形態、適応形態、および代替形態を考えつくことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るブラ用シースが適用されたブラジャーの全体図である。
【図2】折り畳まれていない状態のブラ用シースを示した図である。
【図3】図2の線分2−2に沿って見た場合の拡大断面図である。
【図4】形成されたブラ用シースの断面図である。
【図5】本考案によるブラ用シースの織り込み部材を示した図である。
【符号の説明】
10…ブラ用シース
12…布地ライナー
14…内表面
16…外表面
18…端部
20…端部
22…中央構造線
24…シースボディ
26…端部
28…端部
30…トンネル
34…突状部
36…ソフト層
38…間隔を置いた複数の位置
40…内部キャビティ
44…縦糸
46…横糸
48…熱溶融性の糸
50…弾性のナイロン糸
54…熱溶融性の糸
56…弾性のナイロン糸
【考案の属する技術分野】
本考案は、織物の一種に関する。本考案は、より具体的には、ブラジャー、水着、簡単な寝間着などの女性のサポート衣料に使用されるブラ用シースに関する。
【0002】
【考案の背景】
女性のブラジャーでは、例えばブラジャーのカップの下などにチューブ状のポケットすなわちシース(細管)を設け、多くは「アンダーワイヤー」と称されるサポートワイヤーをその中に入れ、カップの形状を維持しやすいようにすることが、一般的に行われている。従来のブラ用シースは、布地で形成される。布地は、横糸と縦糸で織られる。布地は、通常ゆるく織られているので、中に入っている金属製のサポートワイヤーが突き出し易く、使用者を傷つける恐れがあると共に、ブラジャーの洗濯をも面倒なものとする。従来のブラ用シースは、この問題を回避するべく複数の布地層から構成されているが、これは、より多くの布地を消費するだけでなく、堅さを増したブラ用シースが装着感を非常に悪化させるという問題を伴う。
【0003】
ブラジャーの構造を改善する試みが、これまでになされてきた。このような試みの1つが、1999年8月11日付けで公告された公告番号CN 2332197 Y(出願番号:ZL98 2 03044.4)の中国特許「Massage Bra By Human Natural Force(人の自然力によるマッサージブラ)」で開示されている。この中国特許が開示しているブラジャーは、ブラカップの内表面に流体バッグを有し、その流体バッグの外表面に、平滑化されていない小型の突状部を含んだマッサージクロスを有する。流体バッグの中には、様々な比重の流体が様々な割合で満たされている。ユーザが動くと、流体バッグの中に含まれる様々な流体が衝突し、混ざり合い、分離することによって、小規模な振動が生じる。この中国特許は、開示した構造が、通常のブラジャーよりも有利な振動マッサージ効果をユーザに作用できると主張している。しかしながら、上述した構成は、ブラジャーの重量を増大させるうえに、この構造を有したブラジャーをスチール性のサポートワイヤーとともに使用すると、スチールワイヤーの端部が流体バッグを貫いて流体が漏れ出す危険性もある。
【0004】
1996年11月27日付けで公告された公告番号CN 2240871 Y(出願番号ZL 95 2 12886.1)の中国特許「Supported Health Bra(サポート健康ブラ)」は、ブラ用シースのストリップの改善を図る健康ブラを開示している。この中国特許では、既存のブラの下側に位置するアーク部分のうち胸部に接している内側に位置する裏地付きブラジャーシースストリップに、突出したプラットフォームが設けられている。この中国特許は、この構成が、リンパ液を正常に循環させる健康的なマッサージ効果を有すると主張している。しかしながら、このブラジャーシースストリップは、やはりゆるく織られた布地層であり、サポートワイヤーに容易に貫かれ、ユーザを傷つける恐れがあるので、依然として理想的とは言えない。したがって、金属製のサポートワイヤーがブラジャーシースのゆるい布地層を貫く問題を軽減する或いは排除するブラジャーシースが、依然として必要とされている。
【0005】
【考案の概要】
本考案の目的は、サポートワイヤーによる貫通に対して抵抗性が高く、単純且つ快適で、安全且つ信頼度の高いブラ用シースおよびブラジャーを提供することである。
【0006】
簡単に言うと、有利な一実施形態における安全ブラ用シースは、内表面と、外表面と、相対する両端と、縦方向に伸びた中央構造線とを有した織布ライナーを備える。この布地ライナーには、相対する両端を有した縦長の布地シースボディが、その一端を布地ライナーの一端に隣接させ、反対側のもう一端をやはり布地ライナーのもう一端に近づけた状態で、取り付けられている。シースボディの両端は、布地ライナーに取り付けられている。取り付けられた両端の間に位置するシースボディ材料は、布地ライナーから離れているので、アンダーワイヤーを通すためのトンネルが形成される。布地ライナーの内表面には、複数の突状部すなわちビードが取り付けられ、布地ライナーの内表面から突き出している。布地ライナーの外表面には、ソフト層が隣接して設けられている。
【0007】
ブラ用シースは、ライナーおよびソフト層を中央構造線に沿って折り、ライナーの両端を互いに突き合わせて付着させることによって形成される。このように形成されたブラ用シースのライナーの内表面は、内部キャビティの境界を定める。ワイヤートンネルおよび突状部は、内部キャビティの相対する両側面から突き出している。これらの突状部は、内部キャビティの中のワイヤートンネルの向かいに位置していると好都合である。好ましい実施形態によっては、内部キャビティがほぼブラ用シースの長さ分に達する場合もある。
【0008】
この実施形態において、布地ライナーおよびシースボディは、それぞれ、横糸と縦糸とを組み合わせて密に織られた単層の布地である。布地の糸の少なくとも一部は、熱溶融性の熱可塑性材料である。布地の糸のその他の材料は、弾性のナイロン、ナイロン、弾性のウレタン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択される。これらの材料は、互い違いに織ることができ、例として、熱溶融性の糸と弾性のナイロン糸とを互い違いに織ったり、ナイロン糸と弾性のウレタン糸とを互い違いに織ったりすることが挙げられる。このような布地を製織後に加熱すると、熱溶融性の糸が溶融して布地を接合する。
【0009】
内部キャビティを有するように形成されたブラ用シースの開放構造は、形成されたブラ用シースの厚さを増大させ、緩衝作用を有するガスバッグタイプの保護層を提供し、サポートワイヤーの貫通に対するブラ用シースの抵抗性を高める。本考案によるブラ用シースは、構造が単純で且つ製造が容易であり、複数の布地層が密な断面を形成する従来のブラ用シースよりも、ユーザにとって快適であって且つ原材料および重量を節減することができる。接着された布地ライナーおよびシースボディは、アンダーワイヤーの貫通に対する抵抗性が高く、形成されたブラ用シースは、全体として柔軟性を維持しており、ソフト層は、ユーザの快適度を高めることができる。
【0010】
本考案は、一般に、ここで開示される任意の適切な要素を備えるように、または同任意の適切な要素から構成されるように、または同任意の適切な要素から本質的に構成されるように、形成されても良い。例えば、本考案は上記各構成を有するブラ用シースを備えるブラジャーとしても実現され得る。本考案は、さらに、または、代替的に、従来技術の構成物において使用される、または本考案の機能および/もしくは目的の達成に必要でない、任意の要素、材料、成分、添加物、または種を欠くように、または実質的を含まないように、構成されても良い。
【0011】
添付の図面を参照にしながら行われる以下の詳細な説明から、本考案による他の目的および利点が、当業者にとって明らかになる。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1から図5を参照して本実施例に係るブラ用シースについて説明する。図1は本実施例に係るブラ用シースが適用されたブラジャーの全体図を示している。図2はブラ用シースの構造を詳細に示すために折り畳まれていないブラ用シースを示す説明図である。
【0013】
図3に最も良く示されているように、本考案は、内表面14と、外表面16と、相対する両端18,20と、縦方向に伸びた中央構造線22と、を有した縦長の布地ライナー12を備える縦長のブラ用シース10(図4に最も良く示されている)である。布地ライナーには、相対する両端26,28を有した縦長の布地シースボディ24が、その一端26を布地ライナーの一端18に隣接させ、反対側のもう一端24をやはり布地ライナーのもう一端20に近づけた状態で、取り付けられている。シースボディ24の両端26,28は、例えば織り込み、縫い合わせ、熱による接着、または接着剤による接着などによって、布地ライナー12に取り付けられている。取り付けられた両端26,28の間に位置するシースボディ24の材料は、布地ライナーから離れているので、アンダーワイヤーを通すためのトンネル30が形成される。シースボディは、図3に示すように、中央構造線22の片側に取り付けられると好都合である。好ましい実施形態によっては、シースボディがほぼ布地ライナー12の長さ分に達する場合もある。布地ライナーの内表面14には、複数の突状部すなわちビード34が取り付けられ、布地ライナーの内表面14から突き出している。突状部34は、中央構造線を中心としたシースボディの反対側において、縦方向に伸びた2列の構成を取るように設けられると好都合である。これらの突状部は、縦方向に伸びたナイロン製の複数のストレッチヤーンから形成される。突状部を形成するナイロン製のヤーンは、ニードル織機を使用して、間隔を置いた複数の位置38に布地ライナー12の糸によって交互に配置される。交互に配置されたヤーンおよび糸は、突状部34を布地ライナー12に取り付ける。有利な一実施形態において、間隔を置いた複数の位置38の中間に位置する突状部23は、布地ライナーの内表面14に隣接しているが接触はしていない。布地ライナーの外表面16には、ソフト層36が隣接して設けられている。
【0014】
ブラ用シース10は、布地ライナー12およびソフト層36を中央構造線22に沿って折り、布地ライナーの両端18,20を互いに突き合わせることによって形成される。このように形成されたブラ用シース10の布地ライナーの内表面14は、内部キャビティ40の境界を定める。ワイヤートンネル30および突状部34は、内部キャビティ40の相対する両側面から突き出している。これらの突状部34は、内部キャビティ40の中のワイヤートンネル30の対面に位置していると好都合である。好ましい実施形態によっては、内部キャビティ40がほぼブラ用シース10の長さ分に達する場合もある。
【0015】
ステッチ38は、布地ライナーの両端18,20を縫い込み38によって縫合し、こうして形成されたブラ用シース10を衣料に取り付ける。また、一方が端部18,20に隣接し、もう一方が中央構造線22に隣接するダブルステッチ(図示しない)を使用することによって、ブラ用シースを形成し、それを衣料に取り付けることも可能である。縫合された状態では、ソフト層36が着用者に隣接する。アンダーワイヤー32は、ソフト層36と、布地ライナー12と、突状部34と、内部キャビティ40と、シースボディ24とによって、着用者から隔てられる。
【0016】
相対する突状部34とワイヤートンネル30とを内部キャビティ40の中に有するこのようなブラ用シース10の開放構造は、形成されたブラ用シース10の厚さを増大させ、緩衝作用を有したガスバッグタイプの保護層を提供し、サポートワイヤーによる貫通に対するブラ用シースの抵抗性を高める。本考案によるブラ用シース10は、構造が単純で且つ製造が容易であり、複数の布地層が密な断面を形成する従来のブラ用シースよりも、ユーザにとって快適で且つ原材料および重量を節減することができる。
【0017】
布地ライナー12およびシースボディ24は、それぞれ、図5に示したように、横糸と縦糸とを組み合わせて織られた単層の布地であると好都合である。縦糸44および横糸46の少なくとも一方は、熱可塑性のポリマーからなる熱溶融性の糸であると好都合である。熱溶融性の糸としては、融点の範囲が約85度から約100度までのナイロンが適していることがわかっている。このような織布を加熱すると、熱溶融性の糸48が融解し、布地の縦糸と横糸とを接合する。
【0018】
布地ライナー12およびシースボディ24で使用される布地を構成する縦糸44は、横糸46と組み合わされた熱溶融性の糸48および弾性のナイロン糸50を備えると好都合である。例えば、本考案の粘着性および信頼度を高め、製造を容易にするためには、布地ライナー12およびシースボディ24の布地の中の縦糸44は、熱溶融性の糸48と弾性のナイロン糸50とを交互に備えると好都合である。布地ライナー12およびシースボディ24の中の横糸46は、ナイロン糸、弾性のウレタン糸、およびこれらの組み合わせのなかから選択することができる。ソフト層36は、このようなナイロン製の縦糸と横糸とから形成されると好都合である。
【0019】
布地ライナー12およびシースボディ24で使用される布地を構成する横糸46は、縦糸44と組み合わされた熱溶融性の糸54および弾性のナイロン糸56を備えると好都合である。例えば、本考案の粘着性および信頼度を高め、製造を容易にするためには、布地ライナー12およびシースボディ24の中の横糸46は、熱溶融性の糸54と弾性のナイロン糸56とを交互に備えると好都合である。布地ライナー12およびシースボディ24の中の縦糸44は、ナイロン糸、弾性のウレタン糸、およびこれらの組み合わせのなかから選択することができる。ソフト層36は、このような縦糸と横糸とから形成されると好都合である。
【0020】
以上、例示を目的として本考案の好ましい実施形態を説明したが、上記の説明は、本考案の範囲を限定するものではない。したがって、当業者ならば、本考案の趣旨および範囲を逸脱することなく様々な変更形態、適応形態、および代替形態を考えつくことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るブラ用シースが適用されたブラジャーの全体図である。
【図2】折り畳まれていない状態のブラ用シースを示した図である。
【図3】図2の線分2−2に沿って見た場合の拡大断面図である。
【図4】形成されたブラ用シースの断面図である。
【図5】本考案によるブラ用シースの織り込み部材を示した図である。
【符号の説明】
10…ブラ用シース
12…布地ライナー
14…内表面
16…外表面
18…端部
20…端部
22…中央構造線
24…シースボディ
26…端部
28…端部
30…トンネル
34…突状部
36…ソフト層
38…間隔を置いた複数の位置
40…内部キャビティ
44…縦糸
46…横糸
48…熱溶融性の糸
50…弾性のナイロン糸
54…熱溶融性の糸
56…弾性のナイロン糸
Claims (26)
- アンダーワイヤーを保持できる布地で織られたシースボディを備える安全ブラ用シースであって、
前記シースボディは、ライナーの内表面に取り付けられ、前記ライナーの前記内表面のうち前記シースボディの中の前記アンダーワイヤーに対応する位置に少なくとも1列の突状部を含むことを特徴とする、安全ブラ用シース。 - 請求項1に記載の安全ブラ用シースであって、
前記ライナーの前記内表面に2列の突状部が設けられ、前記シースボディとともに前記2列の突状部との間にギャップを形成することができるトラフが存在する、安全ブラ用シース。 - 請求項1に記載の安全ブラ用シースであって、
前記ライナーは、前記シースボディの片側から外方向へ延伸して形成され、前記シースボディの片側に沿って折りたたまれた後に、前記シースボディを包み込む、安全ブラ用シース。 - 請求項1に記載の安全ブラ用シースであって、
前記シースボディおよび前記ライナーは、複数の縦糸と複数の横糸とを全体に組み合わせて編まれており、前記縦糸および前記横糸の少なくとも一方は、少なくとも1本の熱溶融性の糸を有し、前記縦糸および前記横糸は、前記熱溶融性の糸が融解した後に接合され、前記シースボディおよび前記ライナーの前記内表面に少なくとも1枚の表層を別個に形成する、安全ブラ用シース。 - 請求項4に記載の安全ブラ用シースであって、
前記シースボディは、前記横糸とそれぞれが組み合わされた熱溶融性の糸と弾性のナイロン糸とから交互になる合成の縦糸で織られている、安全ブラ用シース。 - 請求項5に記載の安全ブラ用シースであって、
前記縦糸は、2本の弾性ナイロンの糸と2本の熱溶融性の糸とから交互になることを特徴とする、安全ブラ用シース。 - 請求項6に記載の安全ブラ用シースであって、
前記横糸は、ナイロン糸、弾性ウレタン糸、またはこれらの組み合わせからなり、前記横糸の細毛は、前記ライナーの前記外表面にソフト層を形成する、安全ブラ用シース。 - 請求項4に記載の安全ブラ用シースであって、
前記シースボディおよび前記ライナーは、前記縦糸とそれぞれが組み合わされた熱溶融性の糸と弾性のナイロン糸とから交互になる合成の横糸で織られている、安全ブラ用シース。 - 請求項8に記載の安全ブラ用シースであって、
前記横糸は、2本の弾性ナイロン糸と2本の熱溶融性糸とから交互になる、安全ブラ用シース。 - 請求項9に記載の安全ブラ用シースであって、
前記縦糸は、ナイロン糸、弾性のウレタン糸、またはこれらの組み合わせからなり、前記横糸の細毛は、前記ライナーの前記外表面にソフト層を形成する、安全ブラ用シース。 - ブラ用シースであって、
中央構造線に沿って折りたたまれ、内表面を有している縦長のライナーと、
前記ライナーの内表面に相対する両端を取り付けられ、前記ライナーの内表面との間にトンネルを規定するシースボディと、
前記ライナーの内表面に取り付けられた複数の突状部と、
前記折りたたまれたライナーの外表面に隣接して設けられたソフト層と
を備えるブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、
前記突状部および前記トンネルは、前記ライナーの内表面の相対する両側面から向かい合った状態で突き出す、ブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、さらに、
前記トンネルの中にアンダーワイヤーを備えるブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、
中に内部キャビティを規定する平らな管状構造からなるブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、
前記ライナーは、より糸を使って密に織られた布地である、ブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、
前記ライナーおよび前記シースボディのうち少なくとも一方は、熱溶融性の熱可塑性材料を備える糸の組み合わされから織られた布地である、ブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、
前記ライナーおよび前記シースボディのうち少なくとも一方は、熱溶融性の熱可塑性材料を備える糸を、ナイロン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択された糸と組み合わせて織られた布地である、ブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、
前記ライナーおよび前記シースボディのうち少なくとも一方は、熱溶融性の熱可塑性材料を備える糸を、ナイロン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択された糸と組み合わせて織られた布地であり、織られた後に加熱され、前記熱溶融性の糸を融解することによって接合される、ブラ用シース。 - 請求項11に記載のブラ用シースであって、
前記ライナーは、ナイロン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択された糸で織られた布地であり、前記ライナーの糸は、前記ソフト層を形成する、ブラ用シース。 - ブラジャーであって、
バストカップと、
ブラ用シースであって、
中央構造線に沿って折りたたまれ、内表面を有する縦長のライナーと、
前記ライナーの内表面に相対する両端を取り付けられ、前記ライナーの内表面との間にトンネルを規定するシースボディであって、前記ライナーおよび前記シースボディのうち少なくとも一方は、熱溶融性の熱可塑性材料を備える糸を、ナイロン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択された糸と組み合わせて織られた布地であり、織られた後に加熱され、前記熱溶融性の糸を融解することによって接合される、シースボディと、
前記ライナーの内表面に取り付けられた複数の突状部と、
前記ライナーの織り糸によって形成され、前記折りたたまれたライナーの外表面に隣接して設けられたソフト層であって、前記バストカップの下方部分に沿って固定されている、ソフト層と、
前記トンネルの中に設けられたアンダーワイヤーと
を含むブラ用シースと
を備えるブラジャー。 - 請求項20に記載のブラジャーであって、
前記突状部および前記トンネルは、前記ライナーの内表面の相対する両側面から向かい合った状態で突き出す、ブラジャー。 - 請求項20に記載のブラジャーであって、
中に内部キャビティを規定する平らな管状構造からなるブラジャー。 - 請求項20に記載のブラジャーであって、
前記ライナーおよび前記シースボディのうち少なくとも一方は、熱溶融性の熱可塑性材料を備える糸の組み合わされから織られた布地である、ブラジャー。 - 請求項20に記載のブラジャーであって、
前記ライナーおよび前記シースボディのうち少なくとも一方は、熱溶融性の熱可塑性材料を備える糸を、ナイロン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択された糸と組み合わせて織られた布地である、ブラジャー。 - 請求項20に記載のブラジャーであって、
前記ライナーおよび前記シースボディのうち少なくとも一方は、熱溶融性の熱可塑性材料を備える糸を、ナイロン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択された糸と組み合わせて織られた布地であり、織られた後に加熱され、前記熱溶融性の糸を融解することによって接合される、ブラジャー。 - 請求項20に記載のブラジャーであって、
前記ライナーは、ナイロン、ウレタン、およびこれらの組み合わせのなかから選択された糸で織られた布地であり、前記ライナーの糸は、前記ソフト層を形成する、ブラジャー。
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