JP3098818U - シュレッダの電源制御回路 - Google Patents

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藤島 暢夫
能澤 孝博
森田 一正
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KABUSHIKI KAISHA DAINICHI SEISAKUSHO
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Abstract

【課題】不使用時の電力消費を回避する。
【解決手段】押しボタンスイッチPB1 、リレーZ、信号伝達素子としてのフォトカプラPHを備える電源制御回路10を設ける。
リレーZは、マイクロコンピュータ21aの電源を投入状態に保持し、省電力モードへの移行条件が成立すると、マイクロコンピュータ21aにより復帰させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、不要書類を細断して処理するシュレッダの電源制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
不要な事務書類を細断処理するシュレッダが広く普及している。
【0003】
一般に、シュレッダは、「細断」、「停止」または「細断」、「停止/逆転」の2個の押しボタンスイッチを介し、カッタモータの正転・停止または正転・逆転・停止を手動制御するように構成されている(たとえば実用新案登録第3009382号公報)。また、このものは、制御用のマイクロコンピュータを内蔵しており、マイクロコンピュータにより各押しボタンスイッチの押し操作を検出すると、細断すべき紙の投入、細断後の紙屑の蓄積、カッタモータの過熱、屑カゴの収納用スペースの扉の開閉などのシュレッダ本体側の状態に応じ、必要な動作を安全に実現するように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、制御用のマイクロコンピュータは、常時電源が投入され、細断すべき紙の投入や、「細断」の押しボタンスイッチの押し操作によって細断動作を開始するように待機しているから、不使用時における電力の浪費が無視できないという問題があった。なお、この問題を解決するために別に電源スイッチなどを設けるとすれば、コスト高となり、電源スイッチの切忘れを生じたり、操作の煩雑性が増したりするという新たな問題がある。
【0005】
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、マイクロコンピュータの電源を投入状態に保持するリレーを設けることによって、従来の2個の押しボタンスイッチだけを使用して、不使用時の電力消費を適確に回避することができるシュレッダの電源制御回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、マイクロコンピュータを含む制御装置の電源を投入する押しボタンスイッチと、マイクロコンピュータの電源を投入状態に保持するリレーと、マイクロコンピュータに対して押しボタンスイッチの再操作を伝達する信号伝達素子とを備えてなり、リレーは、マイクロコンピュータにより作動させ、省電力モードへの移行条件が成立するとマイクロコンピュータにより復帰させることをその要旨とする。
【0007】
なお、押しボタンスイッチ、リレーの接点は、制御装置用の電源トランスの一次側を開閉することができる。
【0008】
また、押しボタンスイッチは、1接点のスイッチとしてもよく、信号伝達素子は、フォトカプラとしてもよい。
【0009】
【作用】
かかる考案の構成によるときは、制御装置内のマイクロコンピュータは、押しボタンスイッチを押し操作することにより電源が投入され、リレーを介して電源の投入状態が保持される。そこで、マイクロコンピュータは、信号伝達素子を介して伝達される押しボタンスイッチの再度の押し操作に対応して、または細断すべき紙の投入を検出して、カッタモータを起動して所定の細断動作を実行させることができる。また、マイクロコンピュータは、省電力モードへの移行条件が成立すると、リレーを自動復帰させることにより、自己を含む制御装置の電源を遮断して電力の浪費を防止することができる。
【0010】
ただし、ここでいう省電力モードへの移行条件とは、たとえば、カッタモータが停止したまま5分間程度の設定時間以上に亘り、シュレッダ本体側における状態変化が何ら検出されないことをいう。また、ここでいう押しボタンスイッチは、従来の技術の項に説明した「細断」の押しボタンスイッチに相当している。
【0011】
押しボタンスイッチやリレーの接点により制御装置用の電源トランスの一次側を開閉すれば、省電力モードにおいて、電源トランスの励磁電流をも遮断することができる。
【0012】
押しボタンスイッチは、1接点のスイッチとすることにより、最も簡単な構造を採用することができる。また、信号伝達素子としてのフォトカプラは、電源トランスの一次側の高電圧回路に生じる押しボタンスイッチの再操作の信号をマイクロコンピュータに支障なく伝達することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
【0014】
シュレッダの電源制御回路10は、押しボタンスイッチPB1 、リレーZ、信号伝達素子としてのフォトカプラPHを備えてなる(図1)。なお、電源制御回路10は、制御装置21用の電源トランスTの一次側において、制御装置21の電源を開閉制御することができ、制御装置21には、マイクロコンピュータ21aが含まれている。
【0015】
シュレッダ本体30は、開閉扉32付きの箱形のフレーム31に対し、カッタモータMを介して駆動するカッタ33、開閉扉32内に収納する屑カゴ34を組み込んで構成されている(図2)。ただし、図2(B)は、同図(A)のX−X線矢視相当断面図である。
【0016】
フレーム31の上面には、細断すべき紙を投入する投入口35が形成されており、操作表示用のパネル36が組み込まれている。なお、パネル36には、「細断」、「停止/逆転」の各押しボタンスイッチPB1 、PB2 が搭載され(図3)、「電源」、「停止中」、「細断可」、「放熱中」、「扉開放」、「屑満杯」の各表示ランプを配列する表示部36aが形成されている。また、シュレッダ本体30には、たとえば開閉扉32の開閉検出用、投入口35に対する給紙検出用、屑カゴ34内の紙屑検出用、カッタ33を逆転させた際の投入口35の押開き検出用などの図示しないセンサが付設されており、これらのセンサの各出力は、制御装置21のマイクロコンピュータ21aに個別に導かれている。
【0017】
電源制御回路10は、商用電源ACに接続するフレーム31内のブレーカCBの出力側に分岐接続されている(図1)。また、ブレーカCBの出力側は、開閉回路22、切替回路23を介して可逆回転形のカッタモータMに接続されている。ただし、開閉回路22、切替回路23は、それぞれ制御装置21からの制御信号S2 、S3 を介し、カッタモータMの起動停止制御、正逆転切替制御をすることができる。なお、ブレーカCB、開閉回路22の間には、カッタモータMの電流を検出する電流検出器CTが挿入されており、電流検出器CTの出力は、適当な信号変換回路を経て、制御装置21内のマイクロコンピュータ21aに接続されている。
【0018】
電源制御回路10において、電源トランスTの一次側は、リレーZの常開接点Za を介してブレーカCBの出力側に接続されている。また、電源トランスTの一次側には、リレーZの常閉接点Zb 、抵抗R、フォトカプラPHの発光ダイオード側の直列回路が並列接続されている。なお、「細断」の押しボタンスイッチPB1 は、1接点のスイッチであり、常開接点Za 、常閉接点Zb に共通に並列接続されている。電源トランスTの二次側は、フォトカプラPHの光電トランジスタ側の出力とともに、制御装置21に接続され、リレーZのコイル、パネル36上の「停止/逆転」の押しボタンスイッチPB2 、表示部36aの各表示ランプも、制御装置21に接続されている。
【0019】
ブレーカCBを投入して押しボタンスイッチPB1 を押し操作すると、リレーZの常閉接点Zb を介して電源トランスTの一次側に商用電源ACが接続され、制御装置21の電源が投入される。そこで、制御装置21内のマイクロコンピュータ21aが起動し、マイクロコンピュータ21aは、リレーZを作動させ、リレーZは、常開接点Za を介し、押しボタンスイッチPB1 が復帰しても、制御装置21、マイクロコンピュータ21aの電源を投入状態に保持することができる。すなわち、押しボタンスイッチPB1 は、電源投入に際し、マイクロコンピュータ21aが起動し、リレーZが作動するまで、たとえば数秒間押しつづけるものとする。
【0020】
制御装置21に電源が投入されると、表示部36aの「電源」の表示ランプが点灯し、マイクロコンピュータ21aが起動する。マイクロコンピュータ21aは、シュレッダ本体30の運転状態を監視し、「停止中」、「細断可」、「放熱中」、「扉開放」、「屑満杯」の各表示灯を点消灯させ、またはフリッカさせることにより、シュレッダ本体30の状態表示をすることができる。
【0021】
そこで、たとえば、シュレッダ本体30がすべて正常であり、細断動作が実行可能であるとき、マイクロコンピュータ21aは、「細断可」の表示ランプを点灯させるので、この状態で投入口35に細断すべき紙を投入すれば、マイクロコンピュータ21aを介してカッタモータMが自動起動し、細断処理を実行することができる。なお、カッタモータMは、投入口35に投入される紙が検出されなくなると、マイクロコンピュータ21aを介し、一定のオフディレイ時間後に自動停止する。また、オフディレイ時間中に追加の紙を投入口35に投入すれば、細断動作を継続することができる。
【0022】
細断中に紙詰りなどの不調が生じると、「停止/逆転」の押しボタンスイッチPB2 を押し操作することにより、カッタモータMを停止させることができる。このとき、「細断可」の表示ランプが消灯し、「停止中」の表示ランプがフリッカするので、「停止/逆転」の押しボタンスイッチPB2 を再度押し操作すると、押し操作している間だけカッタモータMが逆転し、「停止中」の表示ランプが消灯する。また、押しボタンスイッチPB2 の押し操作を止めると、投入口35に紙が投入されているか否かに応じて、「停止中」の表示ランプがフリッカし、または「細断可」の表示ランプが点灯する。
【0023】
そこで、「停止中」の表示ランプがフリッカしているとき、「細断」の押しボタンスイッチPB1 を押し操作すると、フォトカプラPHを介し、押しボタンスイッチPB1 が再操作された旨の信号が制御装置21内のマイクロコンピュータ21aに伝達され、マイクロコンピュータ21aは、「細断可」の表示ランプを点灯させる。すなわち、押しボタンスイッチPB1 の再操作により、マイクロコンピュータ21aは、全体を正常な運転可能状態に復帰させることができる。なお、このとき、投入口35に紙が投入されておれば、マイクロコンピュータ21aは、カッタモータMを直ちに再起動させ、細断動作を実行させる。ただし、「停止中」の表示ランプは、前述の場合に加えて、たとえば細断中にカッタモータMが過熱して自動停止した後、「放熱中」の表示ランプを点灯させて所定の放熱時間が経過した場合、屑カゴ34用の開閉扉32を閉じた場合などのように、シュレッダ本体30が正規の細断動作に復帰可能な場合にフリッカするものとする。
【0024】
一方、マイクロコンピュータ21aは、省電力モードへの移行条件が成立すると、リレーZを復帰させる。なお、リレーZが復帰すると、常開接点Za が開き、制御装置21、マイクロコンピュータ21aに対する電源が自動的に遮断され、「電源」を含む一切の表示ランプが消灯する。ただし、マイクロコンピュータ21aは、たとえば、カッタモータMの停止状態において、投入口35に紙が投入されないまま、設定時間(たとえば5分間)以上に亘って開閉扉32の開閉検出用、屑カゴ34内の紙屑検出用、投入口35の押開き検出用などの各センサの状態変化がない場合に、省電力モードへの移行条件が成立したと判断するものとする。すなわち、マイクロコンピュータ21aは、シュレッダ本体30が電源を投入されたまま長時間に亘って放置されると、制御装置21を含む自己の電源を自動遮断することができる。
【0025】
以上の説明において、シュレッダ本体30の構成や動作内容は、任意に変更可能である。たとえば、シュレッダ本体30には、カッタモータMに連動するファンモータを組み込み、細断後の紙屑を屑カゴ34に適切にガイドして詰め込んでもよく、マイクロコンピュータ21aには、カッタモータMやファンモータの過大な連続運転を防止する保護機能を組み込むことができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、マイクロコンピュータの電源を投入状態に保持するリレーを設けることによって、マイクロコンピュータは、省電力モードへの移行条件の成立によりリレーを自動復帰させ、不使用時の無駄な電力消費を適確に回避することができる上、従来の2個の押しボタンスイッチ以外の電源スイッチなどを設ける必要もないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体ブロック系統図
【図2】シュレッダ本体の構成説明図
【図3】パネルの正面図
【符号の説明】
PB1 …押しボタンスイッチ
Z…リレー
T…電源トランス
PH…フォトカプラ
10…電源制御回路
21…制御装置
21a…マイクロコンピュータ

Claims (4)

  1. マイクロコンピュータを含む制御装置の電源を投入する押しボタンスイッチと、前記マイクロコンピュータの電源を投入状態に保持するリレーと、前記マイクロコンピュータに対して前記押しボタンスイッチの再操作を伝達する信号伝達素子とを備えてなり、前記リレーは、前記マイクロコンピュータにより作動させ、省電力モードへの移行条件が成立すると前記マイクロコンピュータにより復帰させることを特徴とするシュレッダの電源制御回路。
  2. 前記押しボタンスイッチ、リレーの接点は、前記制御装置用の電源トランスの一次側を開閉することを特徴とする請求項1記載のシュレッダの電源制御回路。
  3. 前記押しボタンスイッチは、1接点のスイッチであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシュレッダの電源制御回路。
  4. 前記信号伝達素子は、フォトカプラであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のシュレッダの電源制御回路。
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