JP3098679U - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】天候など周囲環境による使用制限を受けることのない表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置に関する各種操作や設定を行うことが可能なワイヤレスリモコンに、カードリーダ等の記憶媒体読み込み手段を設け、表示装置に転送しようとする表示データ、表示スケジュールデータ、各種設定データを記憶したメモリカード等の記憶媒体をカードリーダに装着する。メモリーカードから表示装置へデータ転送を行う際には、リモコン上でメモリカード内のデータを読み出し、ワイヤレスで表示装置側へ転送する。
【選択図】 図2
【解決手段】表示装置に関する各種操作や設定を行うことが可能なワイヤレスリモコンに、カードリーダ等の記憶媒体読み込み手段を設け、表示装置に転送しようとする表示データ、表示スケジュールデータ、各種設定データを記憶したメモリカード等の記憶媒体をカードリーダに装着する。メモリーカードから表示装置へデータ転送を行う際には、リモコン上でメモリカード内のデータを読み出し、ワイヤレスで表示装置側へ転送する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の発光素子をプリント配線基板上に配し、各発光素子を選択的に発光させることで所定の文字、図形、記号、模様等を表示する装置に関し、特に、リモコン等のワイヤレス入力装置によって各種設定や表示データの転送が可能な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数配列したLED等の発光素子を点滅制御することで文字や画像を発光表示する装置が知られている。このような表示装置では、予め作成した文字や画像の組み合わせからなる表示データを、表示時期を指定する表示スケジュールデータと共に表示装置内部のメモリに記憶しており、リアルタイムクロック等から得る時刻情報を基に、表示スケジュールデータに従って、表示対象となる表示データを読み出して発光表示する動作が行われている。
【0003】
この種の表示装置にあって、特に店舗先等で使用される小型から中型サイズの表示装置の多くは、表示データや表示スケジュールデータの作成や設定、あるいは表示装置の各種設定に関わる操作をリモコン等のワイヤレス入力装置により行っている。発光素子を配列してなる表示画面に向かってリモコンを操作し、表示画面を利用して各種設定や操作を行うのである。表示装置に関するほとんどの操作が、リモコン側の操作だけでワイヤレスで行うことができるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、パソコンなど外部の編集装置で作成し記憶媒体に保存した表示ソフトを表示装置に読み込む場合、記憶媒体を表示装置に装着する作業が必要であった。装置の筐体に設けられたカバーを開け、記憶媒体としてのPCカードをカバー内のカード差込口に装着した上で、リモコンによりPCカードから表示装置本体へデータ転送の操作を行うのである。そのため、水濡れに細心の注意を払う必要があり、屋外に設置されているケースでは、カード差込口付近に雨等による水濡れがある場合はPCカードの取り扱いを控える必要があった。
【0005】
本考案はこのような問題点に対処しなされたもので、その課題とするところは、PCカード等の記憶媒体から表示装置へデータ転送を行う場合に、天候など周囲環境による使用制限を受けることのない表示装置を提供できないかという点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するため、本考案は、基板上に複数配列した発光素子を選択的に発光させることで文字・絵記号等を発光表示する表示装置であって、着脱自在な記憶媒体を介して表示装置に関する各種データの読み込みを行うと共に、ワイヤレスの入力装置によって各種操作や各種設定を行うことが可能な表示装置において、前記記憶媒体の記憶内容を読み込む記憶媒体読込手段を前記入力装置に備え、記憶媒体に記憶した各種データを入力装置を介してワイヤレスで読み込むことを特徴とする表示装置を提案する。
【0007】
(2)なお、上記提案の表示装置において、入力装置はワイヤレスリモコンであることが望ましい。
【0008】
(3)また、上記(1)(2)提案の表示装置において、記憶媒体はカード型メモリであることが望ましい。
【0009】
【作用】
上記提案によれば、表示データや表示スケジュールデータといった表示装置に関する各種データを記憶媒体に記憶し、この記憶媒体をワイヤレスの入力装置に装着して、記憶媒体から表示装置へのデータ読み込み操作を行うことにより、記憶媒体の記憶内容をワイヤレスで表示装置へ転送する。したがって、表示装置と記憶媒体とが完全に非接触となり、入力装置側だけで記憶媒体から表示装置へのデータ転送を行うことができる。
【0010】
また、入力装置としてワイヤレスリモコンを用いるので、屋外で使用する際の持ち運び性や取り扱い性の点に優れる。
【0011】
また、記憶媒体としてフラッシュメモリを採用したカード型のメモリを用いるので、記憶媒体読込手段としてのカードリーダをリモコンに設けても、実使用する上で差し支えのない程度のサイズアップに収めることができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を基に、本考案の実施例について説明する。図1は本考案実施例に関わる表示装置の全体構成を示す説明図である。1は表示部で、プリント基板上に複数のLEDをドットマトリクス状に配列して構成している。この表示部1には複数の文字を表示することが可能であり、本実施例では、16×16ドットのマトリクスで表される全角サイズの文字が横方向に3文字、縦方向に2文字、合計6文字表示可能なように48×32ドットでマトリクスを構成している。2は表示駆動部であり、シフトレジスタ回路およびラッチ回路等からなり、後述する制御部より表示制御データを受けて表示部1に配列したLEDをダイナミック点灯駆動し、マトリクス上に文字や図形・記号等を発光表示する。
【0013】
3は制御部たるCPUで、メモリ4で記憶するプログラムに従い表示処理手順をこなす。メモリ4は、表示装置全体の動きに関する動作プログラムが記憶されたROM4aと、コードに置き換えられた文字・絵記号(以降キャラクタと表記する)がドットパターンで記憶されるフォントROM4bと、表示部1に表示する表示データが複数記憶される表示データ記憶部4cと、表示データの表示タイミングを規定する表示スケジュールデータと表示装置に関する各種設定データを記憶するデータ記憶部4dとからなっている。
【0014】
表示データ記憶部4cに記憶される1つ1つの表示データは、単独あるいは一連で表示させるキャラクタ・単語・文章で構成されており、識別コードが付与されてこの識別コードと対応付けて記憶される。例えば、表示部1の表示面上段に「営業中」を、下段に「いらっしゃいませ」を常に同時に、あるいは常に連続して表示させたい場合には、「営業中」と「いらっしゃいませ」をセットにして1つの識別コードが付与され、「営業中」と「いらっしゃいませ」を別々のタイミングで表示したい場合には、それぞれに識別コードを付与するようにして表示データ記憶部へ記憶させる。また各表示データには、それをどのような動きで表示するのかを与える表示モード情報が付与される。表示モードには左右上下へのスクロール、反転表示、スピン表示、カーテンスクロールといった公知の表示動作が複数用意されており、表示データを作成する際に表示する内容に合わせて複数のモードを組み合わせて設定することができる。
【0015】
上記のような表示データを表示するには、各表示データに表示スケジュールデータを与える必要がある。最も簡単にスケジュールデータを与えるには、表示データの識別コードを指定して表示させたい順番にデータ記憶部4dへ記憶させればよい。これにより、希望する順番で選択した表示データを連続して表示させることができる。また、選択した表示データを指定する日付もしくは時刻になると自動的に表示させるよう設定することもできる。各表示データに対して表示させたい日付・時刻を表示スケジュールデータとして付与し、データ記憶部4dに記憶させるようにする。
【0016】
ところで、データ記憶部4dには、スケジュールデータの他にも表示装置に関する各種設定データが記憶されている。各種設定データとは、1日の中で表示装置の可動時間帯を指定する営業時間の設定、表示装置を終日稼働させない日を指定する休日の設定、表示データを発光表示する際の発光輝度の設定などに関するデータである。営業時間の設定については任意の時間帯を指定することが可能であり、休日の設定については同月内で第1週から第5週までの曜日を指定することが可能である。
【0017】
5はVRAMで、メモリ4から読み出した表示データを記憶領域にビット情報として展開し表示駆動部2にLED駆動信号として出力する。6はリアルタイムクロックICで、CPU3から任意のタイミングで要求を受け、現在時刻と年・日付・曜日を出力する。7は入力装置たるワイヤレスリモコンで、表示部1の表示画面上に設けられたリモコン受信部7a、リモコンインターフェース7bを介して表示装置側と通信を行い、リモコン操作に伴い表示部1に表示されるメニューに従って表示データの作成や変更、あるいは表示スケジュールデータの設定やその他各種データ設定を行うことができる。
【0018】
次に図2を基にリモコン7の機能について説明する。8はキー操作部で、図示しないが、表示装置の電源を入/切する電源キー、各種設定を行うメニューキー、設定に関するカーソル位置を指定するための方向キー、数字・アルファベット・かなを入力するテンキー、選択した項目の決定を行う決定キーおよびキャンセルを行うキャンセルキー等が配置されている。9は記憶媒体読込手段たるカードリーダで、記憶媒体たるメモリカード10と接続してカード内の記憶内容を読み込む。メモリカード10には表示データ、表示スケジュールデータ、各種設定データ(営業時間設定、休日設定、輝度設定など)を記憶させることが可能で、表示装置と離れた別の場所においてそれらデータを作成し、カードに記憶して持ち運ぶことができる。11はデータ変換部で、カードリーダ9において読み込んだデータ情報をリモコン送信用のデータ情報に変換する。12は送信部で、データ変換部11から出力されるデータ情報を前記リモコン受信部7aへ向けて送信する。なお、メモリカード10の種類としては、PCカードに準拠した外部端子構造を持つCF(コンパクトフラッシュ)カード(登録商標)、スマートメディア、フラッシュATA、SRAMカード等の規格に準じたカード型メモリを用いることができる。
【0019】
次に、本考案実施例に関わるデータ転送動作について図3を基に説明する。
まず、表示装置に転送しようとする表示データ、表示スケジュールデータ、各種設定データを予め記憶してあるメモリカード10を準備し、リモコン7に備えられたカードリーダ9に差し込んで装着する。次に通常の表示動作が行われている表示部1にリモコン7の送信部12を向け、メニューキーを押すと、表示部1にメニュー画面が現れる(a)。この画面では各種設定項目を選択できるようになっており、リモコンの方向キーを操作して点滅カーソルを「カード」に合わせ、決定キーを押すとデータ転送設定メニューが現れる(b)。この画面で点滅カーソルを「スル」に合わせ、決定キーを押すと、メモリカードから表示装置へのデータ転送が開始される(c)。データ転送が終了すると、表示画面は通常の表示動作に戻り(a)データ転送動作を終了する。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるものであり、メモリカードに保存してある各種データを表示装置側のメモリへ転送するにあたり、メモリカードをリモコンに設けられたカードリーダに装着し、リモコンからワイヤレス通信によって表示装置へデータ転送する。したがって、雨天の際や、表示装置の筐体が水分で濡れているような場合にも、手軽に手元のリモコンからデータ転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に関わる表示装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】入力装置たるリモコンの機能を示す説明図である。
【図3】本考案実施例に関わるデータ転送動作の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 表示部
2 表示駆動部
3 制御部たるCPU
4 メモリ
7 入力装置たるワイヤレスリモコン
7a リモコン受信部
7b リモコンインターフェース
8 キー操作部
9 記憶媒体読込手段たるカードリーダ
10 記憶媒体たるメモリカード
11 データ変換部
12 送信部
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の発光素子をプリント配線基板上に配し、各発光素子を選択的に発光させることで所定の文字、図形、記号、模様等を表示する装置に関し、特に、リモコン等のワイヤレス入力装置によって各種設定や表示データの転送が可能な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数配列したLED等の発光素子を点滅制御することで文字や画像を発光表示する装置が知られている。このような表示装置では、予め作成した文字や画像の組み合わせからなる表示データを、表示時期を指定する表示スケジュールデータと共に表示装置内部のメモリに記憶しており、リアルタイムクロック等から得る時刻情報を基に、表示スケジュールデータに従って、表示対象となる表示データを読み出して発光表示する動作が行われている。
【0003】
この種の表示装置にあって、特に店舗先等で使用される小型から中型サイズの表示装置の多くは、表示データや表示スケジュールデータの作成や設定、あるいは表示装置の各種設定に関わる操作をリモコン等のワイヤレス入力装置により行っている。発光素子を配列してなる表示画面に向かってリモコンを操作し、表示画面を利用して各種設定や操作を行うのである。表示装置に関するほとんどの操作が、リモコン側の操作だけでワイヤレスで行うことができるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、パソコンなど外部の編集装置で作成し記憶媒体に保存した表示ソフトを表示装置に読み込む場合、記憶媒体を表示装置に装着する作業が必要であった。装置の筐体に設けられたカバーを開け、記憶媒体としてのPCカードをカバー内のカード差込口に装着した上で、リモコンによりPCカードから表示装置本体へデータ転送の操作を行うのである。そのため、水濡れに細心の注意を払う必要があり、屋外に設置されているケースでは、カード差込口付近に雨等による水濡れがある場合はPCカードの取り扱いを控える必要があった。
【0005】
本考案はこのような問題点に対処しなされたもので、その課題とするところは、PCカード等の記憶媒体から表示装置へデータ転送を行う場合に、天候など周囲環境による使用制限を受けることのない表示装置を提供できないかという点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するため、本考案は、基板上に複数配列した発光素子を選択的に発光させることで文字・絵記号等を発光表示する表示装置であって、着脱自在な記憶媒体を介して表示装置に関する各種データの読み込みを行うと共に、ワイヤレスの入力装置によって各種操作や各種設定を行うことが可能な表示装置において、前記記憶媒体の記憶内容を読み込む記憶媒体読込手段を前記入力装置に備え、記憶媒体に記憶した各種データを入力装置を介してワイヤレスで読み込むことを特徴とする表示装置を提案する。
【0007】
(2)なお、上記提案の表示装置において、入力装置はワイヤレスリモコンであることが望ましい。
【0008】
(3)また、上記(1)(2)提案の表示装置において、記憶媒体はカード型メモリであることが望ましい。
【0009】
【作用】
上記提案によれば、表示データや表示スケジュールデータといった表示装置に関する各種データを記憶媒体に記憶し、この記憶媒体をワイヤレスの入力装置に装着して、記憶媒体から表示装置へのデータ読み込み操作を行うことにより、記憶媒体の記憶内容をワイヤレスで表示装置へ転送する。したがって、表示装置と記憶媒体とが完全に非接触となり、入力装置側だけで記憶媒体から表示装置へのデータ転送を行うことができる。
【0010】
また、入力装置としてワイヤレスリモコンを用いるので、屋外で使用する際の持ち運び性や取り扱い性の点に優れる。
【0011】
また、記憶媒体としてフラッシュメモリを採用したカード型のメモリを用いるので、記憶媒体読込手段としてのカードリーダをリモコンに設けても、実使用する上で差し支えのない程度のサイズアップに収めることができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を基に、本考案の実施例について説明する。図1は本考案実施例に関わる表示装置の全体構成を示す説明図である。1は表示部で、プリント基板上に複数のLEDをドットマトリクス状に配列して構成している。この表示部1には複数の文字を表示することが可能であり、本実施例では、16×16ドットのマトリクスで表される全角サイズの文字が横方向に3文字、縦方向に2文字、合計6文字表示可能なように48×32ドットでマトリクスを構成している。2は表示駆動部であり、シフトレジスタ回路およびラッチ回路等からなり、後述する制御部より表示制御データを受けて表示部1に配列したLEDをダイナミック点灯駆動し、マトリクス上に文字や図形・記号等を発光表示する。
【0013】
3は制御部たるCPUで、メモリ4で記憶するプログラムに従い表示処理手順をこなす。メモリ4は、表示装置全体の動きに関する動作プログラムが記憶されたROM4aと、コードに置き換えられた文字・絵記号(以降キャラクタと表記する)がドットパターンで記憶されるフォントROM4bと、表示部1に表示する表示データが複数記憶される表示データ記憶部4cと、表示データの表示タイミングを規定する表示スケジュールデータと表示装置に関する各種設定データを記憶するデータ記憶部4dとからなっている。
【0014】
表示データ記憶部4cに記憶される1つ1つの表示データは、単独あるいは一連で表示させるキャラクタ・単語・文章で構成されており、識別コードが付与されてこの識別コードと対応付けて記憶される。例えば、表示部1の表示面上段に「営業中」を、下段に「いらっしゃいませ」を常に同時に、あるいは常に連続して表示させたい場合には、「営業中」と「いらっしゃいませ」をセットにして1つの識別コードが付与され、「営業中」と「いらっしゃいませ」を別々のタイミングで表示したい場合には、それぞれに識別コードを付与するようにして表示データ記憶部へ記憶させる。また各表示データには、それをどのような動きで表示するのかを与える表示モード情報が付与される。表示モードには左右上下へのスクロール、反転表示、スピン表示、カーテンスクロールといった公知の表示動作が複数用意されており、表示データを作成する際に表示する内容に合わせて複数のモードを組み合わせて設定することができる。
【0015】
上記のような表示データを表示するには、各表示データに表示スケジュールデータを与える必要がある。最も簡単にスケジュールデータを与えるには、表示データの識別コードを指定して表示させたい順番にデータ記憶部4dへ記憶させればよい。これにより、希望する順番で選択した表示データを連続して表示させることができる。また、選択した表示データを指定する日付もしくは時刻になると自動的に表示させるよう設定することもできる。各表示データに対して表示させたい日付・時刻を表示スケジュールデータとして付与し、データ記憶部4dに記憶させるようにする。
【0016】
ところで、データ記憶部4dには、スケジュールデータの他にも表示装置に関する各種設定データが記憶されている。各種設定データとは、1日の中で表示装置の可動時間帯を指定する営業時間の設定、表示装置を終日稼働させない日を指定する休日の設定、表示データを発光表示する際の発光輝度の設定などに関するデータである。営業時間の設定については任意の時間帯を指定することが可能であり、休日の設定については同月内で第1週から第5週までの曜日を指定することが可能である。
【0017】
5はVRAMで、メモリ4から読み出した表示データを記憶領域にビット情報として展開し表示駆動部2にLED駆動信号として出力する。6はリアルタイムクロックICで、CPU3から任意のタイミングで要求を受け、現在時刻と年・日付・曜日を出力する。7は入力装置たるワイヤレスリモコンで、表示部1の表示画面上に設けられたリモコン受信部7a、リモコンインターフェース7bを介して表示装置側と通信を行い、リモコン操作に伴い表示部1に表示されるメニューに従って表示データの作成や変更、あるいは表示スケジュールデータの設定やその他各種データ設定を行うことができる。
【0018】
次に図2を基にリモコン7の機能について説明する。8はキー操作部で、図示しないが、表示装置の電源を入/切する電源キー、各種設定を行うメニューキー、設定に関するカーソル位置を指定するための方向キー、数字・アルファベット・かなを入力するテンキー、選択した項目の決定を行う決定キーおよびキャンセルを行うキャンセルキー等が配置されている。9は記憶媒体読込手段たるカードリーダで、記憶媒体たるメモリカード10と接続してカード内の記憶内容を読み込む。メモリカード10には表示データ、表示スケジュールデータ、各種設定データ(営業時間設定、休日設定、輝度設定など)を記憶させることが可能で、表示装置と離れた別の場所においてそれらデータを作成し、カードに記憶して持ち運ぶことができる。11はデータ変換部で、カードリーダ9において読み込んだデータ情報をリモコン送信用のデータ情報に変換する。12は送信部で、データ変換部11から出力されるデータ情報を前記リモコン受信部7aへ向けて送信する。なお、メモリカード10の種類としては、PCカードに準拠した外部端子構造を持つCF(コンパクトフラッシュ)カード(登録商標)、スマートメディア、フラッシュATA、SRAMカード等の規格に準じたカード型メモリを用いることができる。
【0019】
次に、本考案実施例に関わるデータ転送動作について図3を基に説明する。
まず、表示装置に転送しようとする表示データ、表示スケジュールデータ、各種設定データを予め記憶してあるメモリカード10を準備し、リモコン7に備えられたカードリーダ9に差し込んで装着する。次に通常の表示動作が行われている表示部1にリモコン7の送信部12を向け、メニューキーを押すと、表示部1にメニュー画面が現れる(a)。この画面では各種設定項目を選択できるようになっており、リモコンの方向キーを操作して点滅カーソルを「カード」に合わせ、決定キーを押すとデータ転送設定メニューが現れる(b)。この画面で点滅カーソルを「スル」に合わせ、決定キーを押すと、メモリカードから表示装置へのデータ転送が開始される(c)。データ転送が終了すると、表示画面は通常の表示動作に戻り(a)データ転送動作を終了する。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるものであり、メモリカードに保存してある各種データを表示装置側のメモリへ転送するにあたり、メモリカードをリモコンに設けられたカードリーダに装着し、リモコンからワイヤレス通信によって表示装置へデータ転送する。したがって、雨天の際や、表示装置の筐体が水分で濡れているような場合にも、手軽に手元のリモコンからデータ転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に関わる表示装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】入力装置たるリモコンの機能を示す説明図である。
【図3】本考案実施例に関わるデータ転送動作の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 表示部
2 表示駆動部
3 制御部たるCPU
4 メモリ
7 入力装置たるワイヤレスリモコン
7a リモコン受信部
7b リモコンインターフェース
8 キー操作部
9 記憶媒体読込手段たるカードリーダ
10 記憶媒体たるメモリカード
11 データ変換部
12 送信部
Claims (3)
- 基板上に複数配列した発光素子を選択的に発光させることで文字・絵記号等を発光表示する表示装置であって、着脱自在な記憶媒体を介して表示装置に関する各種データの読み込みを行うと共に、ワイヤレスの入力装置によって各種操作や各種設定を行うことが可能な表示装置において、
前記記憶媒体の記憶内容を読み込む記憶媒体読込手段を前記入力装置に備え、記憶媒体に記憶した各種データを入力装置を介してワイヤレスで読み込むことを特徴とする表示装置。 - 請求項1記載の表示装置において、前記入力装置がワイヤレスリモコンであることを特徴とする表示装置。
- 請求項1または2記載の表示装置において、前記記憶媒体がカード型メモリであることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003626U JP3098679U (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003626U JP3098679U (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098679U true JP3098679U (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=43252429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003626U Expired - Fee Related JP3098679U (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098679U (ja) |
-
2003
- 2003-06-19 JP JP2003003626U patent/JP3098679U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |