JP3098569U - 湖沼汚水の浄化処理装置 - Google Patents
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- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
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Abstract
【課題】本考案は比較的簡易なシステムで安価に、かつ周囲の景観を崩さず、閉鎖性水域である湖沼の水質を浄化することである。
【解決手段】本考案は湖沼の外周部水中を一周させた合成樹脂製の塩ビ管等内に空気ポンプを用いて空気を圧送する。あらかじめ用意した一方向にのみに噴出する噴射口から空気を噴射することにより、湖面を一周する水流を発生させ、水流が湖岸の岸壁・植物などと接すると汚水が浄化する自然の摂理の作用と、水中に酸素を供給する効果があいまって、湖の水質浄化を促進し、アオコの発生を防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】本考案は湖沼の外周部水中を一周させた合成樹脂製の塩ビ管等内に空気ポンプを用いて空気を圧送する。あらかじめ用意した一方向にのみに噴出する噴射口から空気を噴射することにより、湖面を一周する水流を発生させ、水流が湖岸の岸壁・植物などと接すると汚水が浄化する自然の摂理の作用と、水中に酸素を供給する効果があいまって、湖の水質浄化を促進し、アオコの発生を防止する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、湖沼の水質の浄化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
溜池、湖沼などの水質汚濁の原因は、水質の富栄養化とこれによるアオコ等、藻類の大量発生といわれており、この浄化の取組みは、様々な装置、技術方法が考案されていて、瀑気法、水生植物植栽法、薬剤散布法など多くの浄化技術が開発され試行されているが、殆どの湖沼池が依然として汚濁したままであることから、既存の方法では解決されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
湖沼が汚染すると、魚貝などが生息できなくなり、汚臭が発生して種々の環境全体が悪化するので、その水質を浄化しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
一方向のみに噴射する噴出口を取り付けた塩ビ管等のホースを湖沼内の外周水中に設置した後、空気ポンプを用いて空気を圧送すると、湖面を一周する水流が起り、空気に含まれている酸素の補給と、流水が湖岸に接すると水質が浄化する自然の摂理を活用した方法が併用されるので、汚水浄化の効果が上り、水質の浄化をする。
【0005】
【考案の実施の形態】
基本的には、湖岸に設置した空気ポンプから、図1の湖岸を一周する合成樹脂製の塩ビ管等のホース中に空気を圧送すると、図3の噴出口から一定の方向に噴射させることにより、水流が除々に加速され湖岸を洗うかたちとなり、空気中の酸素の補給とあいまって水質浄化の自然の摂理が作用して湖沼の汚水が浄化する。
【0006】錘は、湖中における塩ビ管等と錘間を、柔軟に固定している綱を活用して湖上から簡単に移動できるので、塩ビ管等を移動することにより、基本以外の水底の汚泥を浮かび上らせ、雨水などによる湖水の量が増加している時を利用して、汚泥を湖沼外に排出させて湖水の水質を浄化させる。
【0007】
【実施例】
湖沼の水面外周部の水中に、あらかじめ一方向のみに噴出する噴出口を取り付けた合成樹脂製などの塩ビ管等を岸辺から2m程度の位置に配置する。
塩ビ管等が浮上しないように、適当な数の、船における錨と鎖様の、錘と綱を用いて水中に柔軟に係留する。
湖外に設置した空気ポンプから空気を圧送して一方向のみに噴出させると、湖岸を洗う水流が発生し湖岸の岸壁、植物などと接して、空気中に含まれる酸素の供給とあいまって水質の自然浄化の作用が働き湖水が浄化される。
なお、塩ビ管等の係留位置などは、湖沼の広さ深さ、水辺が岩石かコンクリートか、自然草繁茂の状況等により、最適の位置を選定する。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、比較的簡易なシステムにより安価に、かつ景観性を損なうことなく湖沼の水質が浄化することが可能で、水中から発生する汚臭が少なくなり、魚貝の生育にも好条件となり、アオコの発生防止にも効果があり、景観上も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水質浄化装置システムの平面図である。
【図2】本考案の図1の拡大図である。
【図3】本考案の噴射口部分の拡大図である。
【図4】本考案の断面図である。(例 湖岸から2m)
【符号の説明】
1 空気ポンプ
2 塩ビ管等
3 噴射口
4 水流
5 岸辺
6 錨鎖様綱
7 錨鎖様錘
【考案の属する技術分野】
本考案は、湖沼の水質の浄化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
溜池、湖沼などの水質汚濁の原因は、水質の富栄養化とこれによるアオコ等、藻類の大量発生といわれており、この浄化の取組みは、様々な装置、技術方法が考案されていて、瀑気法、水生植物植栽法、薬剤散布法など多くの浄化技術が開発され試行されているが、殆どの湖沼池が依然として汚濁したままであることから、既存の方法では解決されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
湖沼が汚染すると、魚貝などが生息できなくなり、汚臭が発生して種々の環境全体が悪化するので、その水質を浄化しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
一方向のみに噴射する噴出口を取り付けた塩ビ管等のホースを湖沼内の外周水中に設置した後、空気ポンプを用いて空気を圧送すると、湖面を一周する水流が起り、空気に含まれている酸素の補給と、流水が湖岸に接すると水質が浄化する自然の摂理を活用した方法が併用されるので、汚水浄化の効果が上り、水質の浄化をする。
【0005】
【考案の実施の形態】
基本的には、湖岸に設置した空気ポンプから、図1の湖岸を一周する合成樹脂製の塩ビ管等のホース中に空気を圧送すると、図3の噴出口から一定の方向に噴射させることにより、水流が除々に加速され湖岸を洗うかたちとなり、空気中の酸素の補給とあいまって水質浄化の自然の摂理が作用して湖沼の汚水が浄化する。
【0006】錘は、湖中における塩ビ管等と錘間を、柔軟に固定している綱を活用して湖上から簡単に移動できるので、塩ビ管等を移動することにより、基本以外の水底の汚泥を浮かび上らせ、雨水などによる湖水の量が増加している時を利用して、汚泥を湖沼外に排出させて湖水の水質を浄化させる。
【0007】
【実施例】
湖沼の水面外周部の水中に、あらかじめ一方向のみに噴出する噴出口を取り付けた合成樹脂製などの塩ビ管等を岸辺から2m程度の位置に配置する。
塩ビ管等が浮上しないように、適当な数の、船における錨と鎖様の、錘と綱を用いて水中に柔軟に係留する。
湖外に設置した空気ポンプから空気を圧送して一方向のみに噴出させると、湖岸を洗う水流が発生し湖岸の岸壁、植物などと接して、空気中に含まれる酸素の供給とあいまって水質の自然浄化の作用が働き湖水が浄化される。
なお、塩ビ管等の係留位置などは、湖沼の広さ深さ、水辺が岩石かコンクリートか、自然草繁茂の状況等により、最適の位置を選定する。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、比較的簡易なシステムにより安価に、かつ景観性を損なうことなく湖沼の水質が浄化することが可能で、水中から発生する汚臭が少なくなり、魚貝の生育にも好条件となり、アオコの発生防止にも効果があり、景観上も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水質浄化装置システムの平面図である。
【図2】本考案の図1の拡大図である。
【図3】本考案の噴射口部分の拡大図である。
【図4】本考案の断面図である。(例 湖岸から2m)
【符号の説明】
1 空気ポンプ
2 塩ビ管等
3 噴射口
4 水流
5 岸辺
6 錨鎖様綱
7 錨鎖様錘
Claims (3)
- 湖沼水面の外周部水中の適当な位置に、合成樹脂製品などの管(以下塩ビ管等という)を張り回し、その管には事前に一定方向にのみ空気が噴出するように設計した噴出口を取り付ける。
湖外に設置した空気ポンプから塩ビ管等に空気を圧送して水中に噴射すると、湖沼の内周部分を一周する水流が発生する。
噴射口から噴出する空気中の酸素の補給とあいまって水流による水質の自然浄化作用をなす装置。 - 1の塩ビ管等は中空部に空気が充填されると浮力が働くので、船における錨・鎖様に、コンクリート製・ポリプロピレン製などの綱を用いて柔軟に係留する。
- 湖底に沈殿している汚泥を湖外に排出するために、錨様の錘を少しずつ移動させて塩ビ管を汚泥の多い位置に移動し、噴射口を下方に向け、水量の多くなる雨の日などに汚泥を浮上させて、汚泥を湖外に排出させる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002787U JP3098569U (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 湖沼汚水の浄化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002787U JP3098569U (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 湖沼汚水の浄化処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098569U true JP3098569U (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=43252322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002787U Expired - Fee Related JP3098569U (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 湖沼汚水の浄化処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3098569U (ja) |
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2003
- 2003-04-11 JP JP2003002787U patent/JP3098569U/ja not_active Expired - Fee Related
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