JP3098433B2 - 内視鏡用処置具における遠隔操作部の構造 - Google Patents

内視鏡用処置具における遠隔操作部の構造

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JP3098433B2 JP08288270A JP28827096A JP3098433B2 JP 3098433 B2 JP3098433 B2 JP 3098433B2 JP 08288270 A JP08288270 A JP 08288270A JP 28827096 A JP28827096 A JP 28827096A JP 3098433 B2 JP3098433 B2 JP 3098433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手術や医療検査
等に用いられる内視鏡用処置具において、内視鏡を介し
て体内に挿入される連動部材の先端部に設けた処置部を
遠隔操作して作動させる操作部の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の内視鏡用処置具の操作部において
は、互いに回動可能に支持した第一指掛け体と第二指掛
け体との相対回動を不能にするロック機構を備えたもの
がある。このロック機構にあっては、例えば、第一指掛
け体に設けた第一ロック部と、第二指掛け体に設けた第
二ロック部とを相対向面で互いに圧接し、この両ロック
部の相対向面には第一指掛け体と第二指掛け体との相対
回動位置を複数段階に変更して各段階でその相対位置を
設定する凹凸歯状の係止部を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記処置部
としては、切断用の鋏状処置部や把持用の把持処置部な
ど、目的に応じて各種のものがある。この把持処置部を
有する内視鏡用処置具においては、前記ロック機構があ
ると、切断物を挟持した後にこの挟持状態をロックで
き、切断物を容易に取り出すことができる。
【0004】しかし、鋏状処置部を有する内視鏡用処置
具においては、前記ロック機構があると、そのロック解
除状態を維持しながら開閉操作しなければならず、かえ
って鋏状処置部の開閉動作が行いにくくなる。
【0005】本発明は、ロック機構を有する操作部とし
ても、また、ロック機構のない操作部としても、処置部
の種類に関係なく、それぞれ兼用でき、汎用性の高い便
利な内視鏡用処置具を提供することを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜4に示す第一実施形態、図5〜8に示す第二実施形
態)の符号を援用して、本発明にかかる内視鏡用処置具
を説明する。
【0007】請求項1の内視鏡用処置具においては、内
視鏡を介して体内に挿入される連動部材(1)の先端部
に設けた処置部(2,3)を操作部(4)により遠隔操
作して作動させる。前記操作部(4)にあっては、互い
に相対移動可能に支持した第一指掛け体(15)及び第
二指掛け体(16)と、この第一指掛け体(15)と第
二指掛け体(16)との相対移動を不能にするロック機
構(22)とを備えている。このロック機構(22)に
あっては、第一指掛け体(15)に設けた第一ロック部
(23)と、第二指掛け体(16)に設けた第二ロック
部(24)とを有するとともに、前記第一指掛け体(1
5)には第一ロック部を収納する凹状の収納部(26)
を形成し、前記両ロック部(23,24)には第一指掛
け体(15)と第二指掛け体(16)との相対位置を複
数段階に変更して各段階でその相対位置を設定する係止
部(29,30)を設けている。
【0008】特に、前記両ロック部(23,24)は、
それらの係止部(29,30)を互いに係合させるロッ
ク位置(P)のほかに、それらの係止部(29,30)
を互いに離脱させるロック解除位置(Q)を取り得る。
請求項2の内視鏡用処置具においては、内視鏡を介して
体内に挿入される連動部材(1)の先端部に設けた処置
部(2,3)を操作部(4)により遠隔操作して作動さ
せる。前記操作部(4)にあっては、互いに相対移動可
能に支持した第一指掛け体(15)及び第二指掛け体
(16)と、この第一指掛け体(15)と第二指掛け体
(16)との相対移動を不能にするロック機構(22)
とを備えている。このロック機構(22)にあっては、
第一指掛け体(15)に設けた第一ロック部(23)
と、第二指掛け体(16)に設けた第二ロック部(2
4)とを有するとともに、前記第二指掛け体(16)に
は第二ロック部を収納する凹状の収納部(28)を形成
し、前記両ロック部(23,24)には第一指掛け体
(15)と第二指掛け体(16)との相対位置を複数段
階に変更して各段階でその相対位置を設定する係止部
(29,30)を設けている。 特に、前記両ロック部
(23,24)は、それらの係止部(29,30)を互
いに係合させるロック位置(P)のほかに、それらの係
止部(29,30)を互いに離脱させるロック解除位置
(Q)を取り得る。 請求項3の内視鏡用処置具において
は、内視鏡を介して体内に挿入される連動部材(1)の
先端部に設けた処置部(2,3)を操作部(4)により
遠隔操作して作動させる。前記操作部(4)にあって
は、互いに相対移動可能に支持した第一指掛け体(1
5)及び第二指掛け体(16)と、この第一指掛け体
(15)と第二指掛け体(16)との相対移動を不能に
するロック機構(22)とを備えている。このロック機
構(22)にあっては、第一指掛け体(15)に設けた
第一ロック部(23)と、第二指掛け体(16)に設け
た第二ロック部(24)とを有するとともに、前記第一
指掛け体(15)には第一ロック部を収納する凹状の収
納部(26)を、前記第二指掛け体(16)には第二ロ
ック部を収納する凹状の収納部(28)を形成し、前記
両ロック部(23,24)には第一指掛け体(15)と
第二指掛け体(16)との相対位置を複数段階に変更し
て各段階でその 相対位置を設定する係止部(29,3
0)を設けている。 特に、前記両ロック部(23,2
4)は、それらの係止部(29,30)を互いに係合さ
せるロック位置(P)のほかに、それらの係止部(2
9,30)を互いに離脱させるロック解除位置(Q)を
取り得る。
【0009】
【発明の実施形態】
〔第一実施形態〕まず、本発明の第一実施形態にかかる
内視鏡用処置具を図1〜4を参照して説明する。
【0010】内視鏡用処置具は、大別して、内視鏡を介
して体内に挿入される連動部材1と、この連動部材1の
先端部に設けられた処置部2(図1,2参照)または処
置部3(図3,4参照)と、この処置部2,3を遠隔操
作して作動させる操作部4とを備えている。
【0011】(前記連動部材1及び処置部2,3の概略
について)図2及び図3に示す連動部材1においては、
細長い円筒状プラスチック管からなる外筒5内に連動ロ
ッド6が挿通され、この外筒5の基端部に係止部5aが
形成されているとともに、この外筒5の基端部から突出
する連動ロッド6の基端部に係止部6aが形成されてい
る。
【0012】図2に示す鋏状処置部2においては、一対
の刃体7,8が前記外筒5の先端部に対し開閉中心軸部
9により回動可能に支持されているとともに、この両刃
体7,8に開閉リンク機構10が連結され、この開閉リ
ンク機構10に前記連動ロッド6の先端部が連結されて
いる。
【0013】図3に示す把持処置部3においては、一対
の把持体11,12が前記外筒5の先端部に対し開閉中
心軸部13により回動可能に支持されているとともに、
この両把持体11,12に開閉リンク機構14が連結さ
れ、この開閉リンク機構14に前記連動ロッド6の先端
部が連結されている。
【0014】(前記操作部4の概略について)図2及び
図3に示す操作部4にあっては、第一指掛け体15と第
二指掛け体16とが開閉中心軸部17により回動可能に
支持され、この開閉中心軸部17よりも下側になる両指
掛け体15,16の柄部18,19にそれぞれ指掛け環
18a,19aが形成されている。第一指掛け体15に
おいて開閉中心軸部17よりも上側部分には連結部20
が形成されているとともに、第二指掛け体16において
開閉中心軸部17よりも上側部分には連結部21が形成
され、この両指掛け体15,16の柄部18,19を開
閉させると、この第一指掛け体15の連結部20に対し
第二指掛け体16の連結部21が接近または離間する。
【0015】(前記操作部4に対する前記連動部材1の
連結状態の概略について)図1(a)及び図4(a)に
示すように、前記連動部材1において外筒5の基端部及
び連動ロッド6の基端部が前記第一指掛け体15の連結
部20内に挿嵌され、この外筒5の係止部5aがこの連
結部20に対し着脱可能に連結されるとともに、この連
動ロッド6の係止部6aが第二指掛け体16の連結部2
1に対し着脱可能に連結される。
【0016】(両指掛け体15,16の相対移動を不能
にするロック機構22について)ロック機構22は爪状
の第一ロック部23と爪状の第二ロック部24とを備え
ている。図1(b)及び図4(b)に示すように、前記
両指掛け体15,16の柄部18,19において両指掛
け環18a,19aの相対向内側のうち、第一指掛け体
15の指掛け環18aの内側には、第一ロック部23が
軸部25により回動可能に支持されているとともに、凹
状の収納部26が形成されている。一方、第二指掛け体
16の指掛け環19aの内側には第二ロック部24が軸
部27により回動可能に支持されているとともに、第二
指掛け体16の指掛け環19aの外側には凹状の収納部
28が形成されている。指掛け環18aから突出する第
一ロック部23と、指掛け環19aから突出する第二ロ
ック部24とは相対向して弾性により圧接され、それら
の相対向面には係止部29,30(凹凸歯を交互に並設
したもの)が形成されて互いに係合している。第二ロッ
ク部24には操作つまみ31が形成されている。
【0017】(図1,2に示すロック機構22のロック
解除状態について)このロック解除状態では、鋏状処置
部2を取着した連動部材1が操作部4に連結されてい
る。
【0018】ロック機構22において、第一ロック部2
3は軸部25を中心にロック解除位置Qへ回動し、収納
部26に収納されてロック位置Pから退避しているとと
もに、第二ロック部24は軸部27を中心にロック解除
位置Qへ回動し、収納部28に収納されてロック位置P
から退避し、それらの係止部29,30が互いに離脱し
ている。
【0019】操作部4で、両指掛け体15,16の柄部
18,19を開閉させて連結部20に対し連結部21を
接近または離間させると、連動部材1で連動ロッド6が
移動して鋏状処置部2の両刃体7,8も開閉する。
【0020】(図3,4に示すロック機構22のロック
状態について)このロック状態では、把持処置部3を取
着した連動部材1が操作部4に連結されている。
【0021】ロック機構22において、第一ロック部2
3は軸部25を中心にロック解除位置Qからロック位置
Pへ回動して収納部26から突出しているとともに、第
二ロック部24は軸部27を中心にロック解除位置Qか
らロック位置Pへ回動して収納部28から突出し、それ
らの係止部29,30が互いに係合している。
【0022】操作部4で、操作つまみ31を押して両係
止部29,30を離すとともに、両指掛け体15,16
の柄部18,19を開閉させて連結部20に対し連結部
21を接近または離間させると、連動部材1で連動ロッ
ド6が移動して把持処置部3の両把持体11,12も開
閉する。前記鋏状処置部2の両刃体7,8により切断し
たものをこの両把持体11,12間で挟持した後、操作
つまみ31を離して再びこの両係止部29,30を適宜
位置で係合させると、この挟持状態がロックされ、切断
物を容易に取り出すことができる。この両係止部29,
30間の係合位置を適宜調節すれば、第一指掛け体15
の連結部20と第二指掛け体16の連結部21との相対
位置が複数段階に変更されて各段階でその相対位置が設
定され、最も適した挟持状態でロックすることができ
る。
【0023】第一実施形態は下記(イ)の特徴(後記す
る他の技術的思想以外)を有する。 (イ) 操作部4のロック機構22において、両指掛け
体15,16のロック部23,24をロック位置P(図
3,4参照)のほかにロック解除位置Q(図1,2参
照)にも設定することができる。そのため、各種処置部
2,3の目的に応じて、ロック機構22を有する操作部
4としても、また、ロック機構22のない操作部4とし
ても、処置部2,3の種類に関係なく、それぞれ兼用で
きる。従って、操作部4としての汎用性を高め、使用上
便利になる。
【0024】〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施
形態にかかる内視鏡用処置具を図5〜8を参照して説明
する。第二実施形態は、第一実施形態と比較して、下記
の点で主に異なる。なお、第一実施形態の図1(a)、
図1(b)、図2、図3、図4(a)及び図4(b)
が、それぞれ、第二実施形態の図5(a)、図5
(b)、図6(a)、図7、図8(a)及び図8(b)
に対応する。
【0025】図7及び図6(b)に示すように、第一指
掛け体15及び第二指掛け体16の柄部18,19にお
いてそれらの指掛け環18a,19aの相対向内側隅部
には、着脱部32として、着脱凹部33が形成されてい
るとともに、この両着脱凹部33に螺合される着脱ねじ
34を有している。第一ロック部23及び第二ロック部
24は、この両着脱凹部33に当てがわれ、両着脱ねじ
34により締め付けられて柄部18,19に対し一体的
に取着される。
【0026】図5,6に示す状態では、第一ロック部2
3及び第二ロック部24がこの着脱部32から離脱(ロ
ック解除位置Q)されて保管されている。図7,8に示
す状態では、第一ロック部23及び第二ロック部24が
この着脱部32に取着されてロック位置Pにある。
【0027】第二実施形態は下記(イ)の特徴(後記す
る他の技術的思想以外)を有する。 (イ) 第一実施形態の特徴(イ)を援用することがで
きる。 〔他の技術的思想〕各実施形態から把握できる技術的思
想(請求項以外)を効果と共に記載する。
【0028】(イ) 請求項1において、処置部2,3
を取着した連動部材1は、その係止部5a,6aで、操
作部4の連結部20,21に対し着脱可能に連結されて
いる。そのため、目的に応じた各種処置部2,3を有す
る連動部材1に同一の操作部4を利用することができ
る。従って、操作部4としての汎用性を高め、使用上便
利になる。
【0029】(ロ) 第一実施形態に対応する構成 請求項1または上記(イ)において、第一ロック部23
は第一指掛け体15に対しロック位置Pとロック解除位
置Qとの間で移動可能に支持され、第一指掛け体15は
ロック解除位置Qで第一ロック部23をロック位置Pか
ら退避させるように収納する収納部26を有し、第二ロ
ック部24は第二指掛け体16に対しロック位置Pとロ
ック解除位置Qとの間で移動可能に支持され、第二指掛
け体16はロック解除位置Qで第二ロック部24をロッ
ク位置Pから退避させるように収納する収納部28を有
している。従って、ロック機構22において、収納部2
6,28を設けるだけの簡単な構造により、ロック状態
とロック解除状態との使い分けを容易に行うことができ
る。
【0030】(ハ) 第二実施形態に対応する構成 請求項1または上記(イ)において、第一指掛け体15
は第一ロック部23をロック位置Pで取着するとともに
ロック解除位置Qで離脱する着脱部32を有し、第二指
掛け体16は第二ロック部24をロック位置Pで取着す
るとともにロック解除位置Qで離脱する着脱部32を有
している。従って、ロック機構22において、着脱部3
2を設けるだけの簡単な構造により、ロック状態とロッ
ク解除状態との使い分けを容易に行うことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明にかかる内視鏡用処置具によれ
ば、各種処置部(2,3)の目的に応じて、ロック機構
(22)を有する操作部(4)としても、また、ロック
機構(22)のない操作部(4)としても、それぞれ兼
用でき、操作部(4)としての汎用性を高め、使用上便
利になる。また、ロック状態とロック解除状態との使い
分けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第一実施形態にかかる内視鏡用処置
具において鋏状処置部を有する連動部材を操作部に連結
した状態を示す組付け斜視図であり、(b)は(a)の
部分正面図である。
【図2】 第一実施形態にかかる内視鏡用処置具におい
て鋏状処置部を有する連動部材を操作部から分離した状
態を示す分解斜視図である。
【図3】 図2に示す内視鏡用処置具において鋏状処置
部を有する連動部材のみを把持処置部を有する連動部材
に変更した状態を示す分解斜視図である。
【図4】 (a)は第一実施形態にかかる内視鏡用処置
具において把持処置部を有する連動部材を操作部に連結
した状態を示す組付け斜視図であり、(b)は(a)の
部分正面図である。
【図5】 (a)は第二実施形態にかかる内視鏡用処置
具において鋏状処置部を有する連動部材を操作部に連結
した状態を示す組付け斜視図であり、(b)は(a)の
部分正面図である。
【図6】 (a)は第二実施形態にかかる内視鏡用処置
具において鋏状処置部を有する連動部材を操作部から分
離した状態を示す分解斜視図であり、(b)はロック機
構を分解した操作部の部分斜視図である。
【図7】 図6(a)に示す内視鏡用処置具において鋏
状処置部を有する連動部材のみを把持処置部を有する連
動部材に変更した状態を示す分解斜視図である。
【図8】 (a)は第二実施形態にかかる内視鏡用処置
具において把持処置部を有する連動部材を操作部に連結
した状態を示す組付け斜視図であり、(b)は(a)の
部分正面図である。
【符号の説明】
1…連動部材、2,3…処置部、4…操作部、15…第
一指掛け体、16…第二指掛け体、22…ロック機構、
23…第一ロック部、24…第二ロック部、29,30
…係止部、P…ロック位置、Q…ロック解除位置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材(1)の先端部に設けた処置部(2,3)を操作部
    (4)により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具に
    おいて、 前記操作部(4)にあっては、互いに相対移動可能に支
    持した第一指掛け体(15)及び第二指掛け体(16)
    と、この第一指掛け体(15)と第二指掛け体(16)
    との相対移動を不能にするロック機構(22)とを備
    え、 このロック機構(22)にあっては、第一指掛け体(1
    5)に設けた第一ロック部(23)と、第二指掛け体
    (16)に設けた第二ロック部(24)とを有するとと
    もに、前記第一指掛け体(15)には第一ロック部を収
    納する凹状の収納部(26)を形成し、前記 両ロック部(23,24)には第一指掛け体(1
    5)と第二指掛け体(16)との相対位置を複数段階に
    変更して各段階でその相対位置を設定する係止部(2
    9,30)を設け、 前記両ロック部(23,24)は、それらの係止部(2
    9,30)を互いに係合させるロック位置(P)のほか
    に、それらの係止部(29,30)を互いに離脱させる
    ロック解除位置(Q)を取り得ることを特徴とする内視
    鏡用処置具における遠隔操作部の構造。
  2. 【請求項2】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材(1)の先端部に設けた処置部(2,3)を操作部
    (4)により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具に
    おいて、 前記操作部(4)にあっては、互いに相対移動可能に支
    持した第一指掛け体(15)及び第二指掛け体(16)
    と、この第一指掛け体(15)と第二指掛け体(16)
    との相対移動を不能にするロック機構(22)とを備
    え、 このロック機構(22)にあっては、第一指掛け体(1
    5)に設けた第一ロック部(23)と、第二指掛け体
    (16)に設けた第二ロック部(24)とを有するとと
    もに、前記第二指掛け体(16)には第二ロック部を収
    納する凹状の収納部(28)を形成し、 前記両ロック部(23,24)には第一指掛け体(1
    5)と第二指掛け体(1 6)との相対位置を複数段階に
    変更して各段階でその相対位置を設定する係止部(2
    9,30)を設け、 前記両ロック部(23,24)は、それらの係止部(2
    9,30)を互いに係合させるロック位置(P)のほか
    に、それらの係止部(29,30)を互いに離脱させる
    ロック解除位置(Q)を取り得ることを特徴とする内視
    鏡用処置具における遠隔操作部の構造。
  3. 【請求項3】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材(1)の先端部に設けた処置部(2,3)を操作部
    (4)により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具に
    おいて、 前記操作部(4)にあっては、互いに相対移動可能に支
    持した第一指掛け体(15)及び第二指掛け体(16)
    と、この第一指掛け体(15)と第二指掛け体(16)
    との相対移動を不能にするロック機構(22)とを備
    え、 このロック機構(22)にあっては、第一指掛け体(1
    5)に設けた第一ロック部(23)と、第二指掛け体
    (16)に設けた第二ロック部(24)とを有するとと
    もに、前記第一指掛け体(15)には第一ロック部を収
    納する凹状の収納部(26)を、前記第二指掛け体(1
    6)には第二ロック部を収納する凹状の収納部(28)
    を形成し、 前記両ロック部(23,24)には第一指掛け体(1
    5)と第二指掛け体(16)との相対位置を複数段階に
    変更して各段階でその相対位置を設定する係止部(2
    9,30)を設け、 前記両ロック部(23,24)は、それらの係止部(2
    9,30)を互いに係合させるロック位置(P)のほか
    に、それらの係止部(29,30)を互いに離脱させる
    ロック解除位置(Q)を取り得ることを特徴とする内視
    鏡用処置具における遠隔操作部の構造。
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