JP3098074U - 糞処理具 - Google Patents
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Abstract
【課題】手や衣服を汚すことがなく、簡単に犬の糞を処理できるようにした糞処理具を提供する。
【解決手段】汚物収集部1の底部16に開口11を形成する。汚物収集部1を先端部13と側壁14a、14bと背壁15とで囲み、先端壁部13を傾斜させる。汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、汚物収納用袋3を底部16の開口11を介して挿入し、折り返された部分を先端壁部13および側壁部14a、14bの周縁に引っ掛けて固定する。汚物収集部1に汚物収納用袋3を取り付けると、手を汚さずに、犬の糞5を汚物収納用袋3に簡単に収納することができる。先端壁部13が傾斜しているので、作業性が上がり、犬の糞5が汚物収納用袋3に確実に落下する。
【選択図】 図1
【解決手段】汚物収集部1の底部16に開口11を形成する。汚物収集部1を先端部13と側壁14a、14bと背壁15とで囲み、先端壁部13を傾斜させる。汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、汚物収納用袋3を底部16の開口11を介して挿入し、折り返された部分を先端壁部13および側壁部14a、14bの周縁に引っ掛けて固定する。汚物収集部1に汚物収納用袋3を取り付けると、手を汚さずに、犬の糞5を汚物収納用袋3に簡単に収納することができる。先端壁部13が傾斜しているので、作業性が上がり、犬の糞5が汚物収納用袋3に確実に落下する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、犬の散歩時に携帯し、犬の糞を処理するのに用いて好適な糞処理具に関する。
【0002】
【従来の技術】
犬を散歩させたときに、飼い主が犬の糞を放置したままにし、道路や公園を犬の糞で汚し、環境を悪化させることが社会問題化している。このため、犬を散歩させるときには、飼い主は、ビニル袋や空缶と、スコップや割り箸を携帯し、犬が道路等で糞をしたら、地面に落下した糞をスコップや割り箸で拾い取り、ビニル袋や空缶に収納し、持ち帰ることが望まれている。しかしながら、このような犬の散歩時における糞の処理は、汚い作業であり、また、作業中に、手や衣服に糞が付き、不衛生であるので、飼い主にとっては好ましいものではない。
【0003】
また、犬の糞を効率的に衛生的に処理できるようにするために、糞処理具がいくつか提案されている。たとえば、特許文献1には、受け板に汚物の排出口を設け、排出口の下方に汚物収納袋を着脱自在に取り付けるようにしたものが提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−136856号
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような特許文献1で示されている糞処理具は、構造が複雑であり高価となり、また専用の処理袋が必要であるという問題点がある。一方、従来のような犬の糞をスコップや割り箸で拾い取って、ビニル袋や空缶に入れる作業は、作業性が悪く、また、糞で手や衣類を汚してしまうことがあり、不衛生であるという問題がある。
【0006】
したがって、この考案の目的は、上述の課題を鑑み、手や衣服を汚すことがなく、作業性が良好で安価に提供できる糞処理具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、開口を有する底部と、底部から外側に広がるような傾斜を有して延出する先端壁部と、底部の周囲を囲む壁部とからなる汚物収集部を有し、汚物収納用袋を底部の開口を介して挿入し、汚物収納用袋の開口縁を折り返し、折り返された部分を先端壁部および側壁部の周縁部に引っ掛けて固定するよう構成される。汚物収集部に汚物収納用袋を取り付けると、汚物収集部により、犬の糞を拾い上げ、この犬の糞を、手を汚さずに、汚物収納用袋に簡単に収納することができ、また、手を汚さずに、簡単に汚物収納用袋を外すことができる。また、汚物収集部の先端壁部は、外側に傾斜角を有して延出しているため、先端壁部の周縁が鋭角となり、糞取り作業が効果的に行えるとともに、拾い上げた糞を確実に汚物収納用袋に収納することができる。
【0008】
第2の考案では、側壁部の周縁部に、汚物収納袋の滑り止め部材を設けている。このため、汚物収納用袋が落下するのが防止できる。
【0009】
第3の考案では、先端壁部と対向する側に、汚物収納袋を固定するための係止手段を設けている。このため、汚物収納用袋をさらに確実に固定できる。
【0010】
第4の考案では、汚物収集部の把手部に、着脱自在のヘラの収納部を設けている。このため、糞処理作業をする際に、ヘラを忘れずに携帯することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本考案が適用された糞処理具の第1の実施の形態の平面図および側面図であり、図2はその斜視図である。図1および図2において、1は汚物収集部、2は把手である。汚物収集部1と把手2とは、たとえば、合成樹脂により一体成形される。
【0012】
汚物収集部1は、犬の糞を拾い上げて収集する部分であり、傾斜を有する先端壁部13と、左右の側壁部14a、14bと、背壁部15とにより周囲を囲むようにして構成される。図1(A)に示すように、底部16は、その全面が開口11となっている。先端壁部13と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部17a、17bは、丸みを帯びた形状となっており、また、背壁部15と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部18a、18bも、丸みを帯びた形状となっている。図1(B)に示すように、先端壁部13は、底部16から外方に広がるように、傾斜角θを有して延出している。図2に示すように、汚物収集部1には、開口11を介して、汚物収納用袋3が着脱自在に取り付けられる。
【0013】
なお、ここでは、底部16をすべて開口11としており、開口11は四角形であるが、これに限定されるものではない。開口11は、汚物収納用袋3を取り付けて、犬の糞5をこの汚物収納用袋3に収納する際に、犬の糞5が確実に転がっていき、途中で詰まることがないような形状であれば、どのような形状であってもよい。たとえば、開口11を丸形としてもよい。
【0014】
把手2は、作業者が糞取り作業を行う際に、糞処理具10を保持するためのものである。把手2は、片手で握って作業ができるように、棒状の形状とされている。
【0015】
なお、ここでは、汚物収集部1と把手2を合成樹脂により一体成形しているが、これに限定されるものではない。たとえば、汚物収集部1と把手2とを別体で成形し、汚物収集部1と把手2とを固着するようにしてもよい。また、汚物収集部1や把手2は、他の材質の部材から成形するようにしてもよい。たとえば、汚物収集部1は、金属板を加工して成形するようにしてもよい。把手2としては、棒状の金属あるいは木製の部材を用いるようにしてもよい。
【0016】
犬を散歩に連れて行くような場合、上述のように構成される糞処理具10と、汚物収納用袋3が携行される。汚物収納用袋3は、たとえば、その開口縁の周囲の大きさが汚物収集部1の上縁の周囲の大きさと同程度のビニル袋である。なお、汚物収納用袋3は、市販の汎用のビニル袋を使うことができる。もちろん、汚物収納用袋3として専用の袋を用意してもよい。また、汚物収納用袋3としては、ビニル袋に限らず、他の袋、たとえば紙袋や布製の袋でもよい。
【0017】
犬の糞取り作業を行う場合には、図3に示すように、汚物収集部1に汚物収納用袋3が取り付けられる。
【0018】
図3は、汚物収集部1に汚物収納用袋3を取り付ける作業を示すものである。図3(A)に示すように、汚物収納用袋3の底部22を、汚物収集部1の開口11を介して挿入し、開口11から下方に引き出す。そして、図3(B)に示すように、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、汚物収納用袋3の開口縁21の折り返された部分を、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けて、固定する。
【0019】
図4は、犬の糞取り作業を説明するものである。糞取り作業を行う場合には、図4(A)に示すように、汚物収集部1の先端壁部13を地面に這わせながら、汚物収集部1により、犬の糞5を拾い上げる。犬の糞5を拾い上げたら、図4(B)に示すように、汚物収集部1を水平にして、上下に2〜3回振る。汚物収集部1を水平にして、2〜3回振ると、汚物収集部1で拾い上げた犬の糞5は、先端壁部13の内壁の斜面に沿って転がり、開口11から、汚物収納用袋3内に落下する。このようにして、犬の糞5を汚物収納用袋3内に収納することができる。
【0020】
犬の糞5を汚物収納用袋3内に収納したら、犬の糞5が入った汚物収納用袋3を汚物収集部1から外し、汚物収納用袋3の開口縁21を閉じて、犬の糞5が入った汚物収納用袋3を持ち帰る。汚物収納用袋3は、開口縁21を折り返し、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けて固定してあるだけなので、汚物収集部1から簡単に外すことができる。
【0021】
以上説明したように、この考案に係わる糞処理具10では、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けることで、汚物収集部1に汚物収納用袋3を簡単に固定することができる。そして、このように、汚物収集部1に汚物収納用袋3を取り付けると、汚物収集部1により、犬の糞5を拾い上げ、この犬の糞5を、手を汚さずに、汚物収納用袋3に簡単に収納することができ、また、手を汚さずに、簡単に外すことができる。
【0022】
図1(B)に示したように、汚物収集部1の先端壁部13は、外側に傾斜角θを有して延出している。このような傾斜角をつけることにより、糞取り作業が効果的に行える。つまり、汚物収集部1の先端壁部13に傾斜角が設けられているため、図4(A)に示したように、汚物収集部1の先端壁部13を地面に対して平行になるように保持し、先端壁部13の外形を地面に這わせながら、汚物収集部1により、犬の糞5を効率的に拾い上げることができる。
【0023】
また、汚物収集部1の先端壁部13に傾斜角が設けられているため、図4(B)に示したように、汚物収集部1で拾い上げた犬の糞5は、先端壁部13の斜面に沿って転がり、開口11から、汚物収納用袋3内に確実に落下する。
【0024】
さらに、汚物収集部1の先端壁部13に傾斜角が設けられているため、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けて固定したときに、折り返された汚物収納用袋3の部分が鋭角となり、汚物収集部1に汚物収納用袋3に確実に固定できる。
【0025】
また、この実施の形態では、先端壁部13と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部17a、17bは、丸みを帯びた形状となっている。この部分が角張っていると、汚物収納用袋3が損傷しにくくなり、汚物収納用袋3が取り付けやすくなるが、このように、先端壁部13とその両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部17a、17bを丸みを帯びた形状とすることにより、汚物収納用袋3が損傷しにくくなり、また、汚物収納用袋3の取り付けが容易になる。
【0026】
第2の実施の形態
図5は、本考案の第2の実施の形態を示すものである。なお、以下、第1の実施の形態と重複説明は、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0027】
図5に示す第2の実施の形態では、背壁部15と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部18a、18bの縁部に、滑り止め部材31aおよび31bが設けられる。滑り止め部材31aおよび31bを設けると、汚物収納用袋3を先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けたときに、その摩擦力により、汚物収納袋3が外れてしまうことが防止できる。
【0028】
図6は、滑り止め部材31a、31bの一例である。滑り止め部材31a、31bは、図6に示すように、コーナー部18a、18bの周縁部に、ゴムやウレタンのような摩擦力の大きい部材32を貼着して、形成することができる。
【0029】
図7は、滑り止め部材31a、31bの他の例である。図7の例では、コーナー部18a、18bの周縁部は、断面L字状に形成される。このような加工は、一体成形により実現できる。この折り返された部分33の表面に、ゴム等の摩擦力が大きくなるような部材34が貼着される。このようにすると、その表面に貼り付けられた部材34の摩擦力により、汚物収納袋3が外れてしまうことが防止できる。さらに、断面L字形の部分33は弾性力が生じるため、汚物収納袋3が引っかかるようになり、より摩擦力が強くなる。
【0030】
なお、上述の第2の実施の形態では、コーナー部18a、18bの周縁部に滑り止め部材31aおよび31bが設けられている。これは、糞取り作業の最中に、特に先端壁部13と対向する側から、汚物収納用袋3が外れやすいことを防止するためである。もちろん、滑り止め部材は、コーナー部18a、18bにのみ設ける必要はなく、先端壁部13、側壁14a、14bおよび背壁部15からなる収納部1の周縁部の外周のどの部分に設けてもよい。
【0031】
第3の実施の形態
図8は、本考案の第3の実施の形態を示すものである。図8に示す第3の実施の形態では、先端壁部13と対向する側、すなわち汚物収納用袋3の把手2側に、クリップ35を設けたものである。この第3の実施の形態の場合、汚物収集部1に汚物収納用袋3を固定する際に、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、汚物収納用袋3の開口縁21の折り返された部分を、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けた後に、さらに、汚物収納用袋3の開口縁21の一部をクリップ35により固定する。この第3の実施の形態では、先端壁部13と対向する側、すなわち汚物収納用袋3の把手2側に、汚物収納用袋3の開口縁21の一部を固定する係止手段として、クリップ35が設けられるため、汚物収納用袋3は、先端壁部13側とこれと対向する側とで確実に固定されるようになる。
【0032】
なお、ここでは、固定手段として、クリップ35を設けるようにしたが、固定手段は、クリップ35に限られるものではない。
【0033】
第4の実施の形態
図9は、本考案の第4の実施の形態を示すものである。この実施の形態では、先端壁部13と対向する側、すなわち把手2の付け根の部分に、汚物収納用袋3の開口縁21の一部を固定する係止手段として、係止溝36が設けられる。係止溝36はL字形に構成される。汚物収納用袋3の開口縁21をL字形係止溝36の溝の奥まで押し込むことによって、汚物収納用袋3の開口縁21は外れなくなる。
【0034】
第5の実施の形態
図10は、本考案の第5の実施の形態を示すものである。この例では、先端壁部13と対向する側、すなわち汚物収納用袋3の把手2側に、汚物収納用袋3の開口縁21の一部を固定する係止手段として、L字形のフック37が設けられる。係止溝36はL字型に構成される。汚物収納用袋3の開口縁21をL字形のフック37の溝の奥まで押し込むことによって、汚物収納用袋3の開口縁21は外れなくなる。
【0035】
先端壁部13と対向する側に設ける係止手段としては、これ以外に、種々のものが考えられる。たとえば、板バネ形の金属片で挟んで固定することも考えられる。
【0036】
第6の実施の形態
図11は、この考案の第6の実施の形態を示すものである。この例では、把手2に、糞を処理するときに使用するヘラ42が着脱自在に収納できる。すなわち、糞を処理するためのヘラ42が用意される。把手2には、ヘラ42の形状に対応する溝41が形成される。ヘラ42を溝41に沿って挿入すると、ヘラ42が溝41に嵌合して固定される。なお、ヘラ42が溝41に確実に固定できるように、たとえば、ヘラ42にテーパを設ける等が考えられる。また、溝41からヘラ42を容易に引き出せるように、ヘラ42の先端部には、凸部43が設けられる。このように、把手2にヘラ42が着脱自在に装着されるため、糞取り作業をするときに、ヘラを忘れずに携帯することができる。
【0037】
本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0038】
【考案の効果】
本発明によれば、汚物収納用袋の開口縁を外側に折り返し、汚物収納用袋を底部の開口を介して挿入し、折り返された部分を先端壁部および側壁部の周縁に引っ掛けて固定している。汚物収集部に汚物収納用袋を取り付けると、汚物収集部により、犬の糞を拾い上げ、この犬の糞を、手を汚さずに、汚物収納用袋に簡単に収納することができ、また、手を汚さずに、簡単に外すことができる。
また、汚物収集部の先端壁部は、外側に傾斜角を有して延出しているため、糞取り作業が効果的に行えるとともに、拾い上げた糞を確実に汚物収納用袋に収納することができる。
また、汚物収集部の先端壁部が外側に傾斜しているため、先端壁部の周縁が鋭角となり、汚物収納用袋を確実に固定できる。
また、側壁部の周縁部に、汚物収納袋の滑り止め部材を設けたために、汚物収納用袋が落下するのを防止できる。
さらに、先端壁部と対向する側、すなわち把手部の付け根に、汚物収納袋を固定するための係止手段を設けために、汚物収納用袋をさらに確実に固定できる。
また、汚物収集部の把手部に、着脱自在のヘラ収納部を設けたために、糞処理作業をする際に、ヘラを忘れずに携帯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る糞処理具の第1の実施の形態を示す平面図および側面図である。
【図2】本考案に係る糞処理具の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係る糞処理具における糞収納用袋の取り付け方法の説明図である。
【図4】本考案に係る糞処理具の使用方法の説明図である。
【図5】本考案に係る糞処理具の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図6】滑り止め部材の一例を説明する断面図である。
【図7】滑り止め部材の他の例を説明する断面図である。
【図8】本考案に係る糞処理具の第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】本考案に係る糞処理具の第4の実施の形態を示す側面図である。
【図10】本考案に係る糞処理具の第5の実施の形態を示す側面図である。
【図11】本考案に係る糞処理具の第6の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…汚物収集部、2…把手、3…汚物収納用袋、11…開口、13…先端壁部、14a、14b…側壁部、15…背壁部、16…底部、31a、31b…滑り止め部材、32…摩擦力が大きい部材、33…断面L字型部分、34…摩擦力が大きい部材、35…クリップ、36…係止溝、37…フック、41…溝、42…ヘラ
【考案の属する技術分野】
本考案は、犬の散歩時に携帯し、犬の糞を処理するのに用いて好適な糞処理具に関する。
【0002】
【従来の技術】
犬を散歩させたときに、飼い主が犬の糞を放置したままにし、道路や公園を犬の糞で汚し、環境を悪化させることが社会問題化している。このため、犬を散歩させるときには、飼い主は、ビニル袋や空缶と、スコップや割り箸を携帯し、犬が道路等で糞をしたら、地面に落下した糞をスコップや割り箸で拾い取り、ビニル袋や空缶に収納し、持ち帰ることが望まれている。しかしながら、このような犬の散歩時における糞の処理は、汚い作業であり、また、作業中に、手や衣服に糞が付き、不衛生であるので、飼い主にとっては好ましいものではない。
【0003】
また、犬の糞を効率的に衛生的に処理できるようにするために、糞処理具がいくつか提案されている。たとえば、特許文献1には、受け板に汚物の排出口を設け、排出口の下方に汚物収納袋を着脱自在に取り付けるようにしたものが提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−136856号
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような特許文献1で示されている糞処理具は、構造が複雑であり高価となり、また専用の処理袋が必要であるという問題点がある。一方、従来のような犬の糞をスコップや割り箸で拾い取って、ビニル袋や空缶に入れる作業は、作業性が悪く、また、糞で手や衣類を汚してしまうことがあり、不衛生であるという問題がある。
【0006】
したがって、この考案の目的は、上述の課題を鑑み、手や衣服を汚すことがなく、作業性が良好で安価に提供できる糞処理具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、開口を有する底部と、底部から外側に広がるような傾斜を有して延出する先端壁部と、底部の周囲を囲む壁部とからなる汚物収集部を有し、汚物収納用袋を底部の開口を介して挿入し、汚物収納用袋の開口縁を折り返し、折り返された部分を先端壁部および側壁部の周縁部に引っ掛けて固定するよう構成される。汚物収集部に汚物収納用袋を取り付けると、汚物収集部により、犬の糞を拾い上げ、この犬の糞を、手を汚さずに、汚物収納用袋に簡単に収納することができ、また、手を汚さずに、簡単に汚物収納用袋を外すことができる。また、汚物収集部の先端壁部は、外側に傾斜角を有して延出しているため、先端壁部の周縁が鋭角となり、糞取り作業が効果的に行えるとともに、拾い上げた糞を確実に汚物収納用袋に収納することができる。
【0008】
第2の考案では、側壁部の周縁部に、汚物収納袋の滑り止め部材を設けている。このため、汚物収納用袋が落下するのが防止できる。
【0009】
第3の考案では、先端壁部と対向する側に、汚物収納袋を固定するための係止手段を設けている。このため、汚物収納用袋をさらに確実に固定できる。
【0010】
第4の考案では、汚物収集部の把手部に、着脱自在のヘラの収納部を設けている。このため、糞処理作業をする際に、ヘラを忘れずに携帯することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本考案が適用された糞処理具の第1の実施の形態の平面図および側面図であり、図2はその斜視図である。図1および図2において、1は汚物収集部、2は把手である。汚物収集部1と把手2とは、たとえば、合成樹脂により一体成形される。
【0012】
汚物収集部1は、犬の糞を拾い上げて収集する部分であり、傾斜を有する先端壁部13と、左右の側壁部14a、14bと、背壁部15とにより周囲を囲むようにして構成される。図1(A)に示すように、底部16は、その全面が開口11となっている。先端壁部13と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部17a、17bは、丸みを帯びた形状となっており、また、背壁部15と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部18a、18bも、丸みを帯びた形状となっている。図1(B)に示すように、先端壁部13は、底部16から外方に広がるように、傾斜角θを有して延出している。図2に示すように、汚物収集部1には、開口11を介して、汚物収納用袋3が着脱自在に取り付けられる。
【0013】
なお、ここでは、底部16をすべて開口11としており、開口11は四角形であるが、これに限定されるものではない。開口11は、汚物収納用袋3を取り付けて、犬の糞5をこの汚物収納用袋3に収納する際に、犬の糞5が確実に転がっていき、途中で詰まることがないような形状であれば、どのような形状であってもよい。たとえば、開口11を丸形としてもよい。
【0014】
把手2は、作業者が糞取り作業を行う際に、糞処理具10を保持するためのものである。把手2は、片手で握って作業ができるように、棒状の形状とされている。
【0015】
なお、ここでは、汚物収集部1と把手2を合成樹脂により一体成形しているが、これに限定されるものではない。たとえば、汚物収集部1と把手2とを別体で成形し、汚物収集部1と把手2とを固着するようにしてもよい。また、汚物収集部1や把手2は、他の材質の部材から成形するようにしてもよい。たとえば、汚物収集部1は、金属板を加工して成形するようにしてもよい。把手2としては、棒状の金属あるいは木製の部材を用いるようにしてもよい。
【0016】
犬を散歩に連れて行くような場合、上述のように構成される糞処理具10と、汚物収納用袋3が携行される。汚物収納用袋3は、たとえば、その開口縁の周囲の大きさが汚物収集部1の上縁の周囲の大きさと同程度のビニル袋である。なお、汚物収納用袋3は、市販の汎用のビニル袋を使うことができる。もちろん、汚物収納用袋3として専用の袋を用意してもよい。また、汚物収納用袋3としては、ビニル袋に限らず、他の袋、たとえば紙袋や布製の袋でもよい。
【0017】
犬の糞取り作業を行う場合には、図3に示すように、汚物収集部1に汚物収納用袋3が取り付けられる。
【0018】
図3は、汚物収集部1に汚物収納用袋3を取り付ける作業を示すものである。図3(A)に示すように、汚物収納用袋3の底部22を、汚物収集部1の開口11を介して挿入し、開口11から下方に引き出す。そして、図3(B)に示すように、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、汚物収納用袋3の開口縁21の折り返された部分を、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けて、固定する。
【0019】
図4は、犬の糞取り作業を説明するものである。糞取り作業を行う場合には、図4(A)に示すように、汚物収集部1の先端壁部13を地面に這わせながら、汚物収集部1により、犬の糞5を拾い上げる。犬の糞5を拾い上げたら、図4(B)に示すように、汚物収集部1を水平にして、上下に2〜3回振る。汚物収集部1を水平にして、2〜3回振ると、汚物収集部1で拾い上げた犬の糞5は、先端壁部13の内壁の斜面に沿って転がり、開口11から、汚物収納用袋3内に落下する。このようにして、犬の糞5を汚物収納用袋3内に収納することができる。
【0020】
犬の糞5を汚物収納用袋3内に収納したら、犬の糞5が入った汚物収納用袋3を汚物収集部1から外し、汚物収納用袋3の開口縁21を閉じて、犬の糞5が入った汚物収納用袋3を持ち帰る。汚物収納用袋3は、開口縁21を折り返し、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けて固定してあるだけなので、汚物収集部1から簡単に外すことができる。
【0021】
以上説明したように、この考案に係わる糞処理具10では、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けることで、汚物収集部1に汚物収納用袋3を簡単に固定することができる。そして、このように、汚物収集部1に汚物収納用袋3を取り付けると、汚物収集部1により、犬の糞5を拾い上げ、この犬の糞5を、手を汚さずに、汚物収納用袋3に簡単に収納することができ、また、手を汚さずに、簡単に外すことができる。
【0022】
図1(B)に示したように、汚物収集部1の先端壁部13は、外側に傾斜角θを有して延出している。このような傾斜角をつけることにより、糞取り作業が効果的に行える。つまり、汚物収集部1の先端壁部13に傾斜角が設けられているため、図4(A)に示したように、汚物収集部1の先端壁部13を地面に対して平行になるように保持し、先端壁部13の外形を地面に這わせながら、汚物収集部1により、犬の糞5を効率的に拾い上げることができる。
【0023】
また、汚物収集部1の先端壁部13に傾斜角が設けられているため、図4(B)に示したように、汚物収集部1で拾い上げた犬の糞5は、先端壁部13の斜面に沿って転がり、開口11から、汚物収納用袋3内に確実に落下する。
【0024】
さらに、汚物収集部1の先端壁部13に傾斜角が設けられているため、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けて固定したときに、折り返された汚物収納用袋3の部分が鋭角となり、汚物収集部1に汚物収納用袋3に確実に固定できる。
【0025】
また、この実施の形態では、先端壁部13と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部17a、17bは、丸みを帯びた形状となっている。この部分が角張っていると、汚物収納用袋3が損傷しにくくなり、汚物収納用袋3が取り付けやすくなるが、このように、先端壁部13とその両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部17a、17bを丸みを帯びた形状とすることにより、汚物収納用袋3が損傷しにくくなり、また、汚物収納用袋3の取り付けが容易になる。
【0026】
第2の実施の形態
図5は、本考案の第2の実施の形態を示すものである。なお、以下、第1の実施の形態と重複説明は、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0027】
図5に示す第2の実施の形態では、背壁部15と、その両側を囲む左右の側壁部14a、14bとを結ぶコーナー部18a、18bの縁部に、滑り止め部材31aおよび31bが設けられる。滑り止め部材31aおよび31bを設けると、汚物収納用袋3を先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けたときに、その摩擦力により、汚物収納袋3が外れてしまうことが防止できる。
【0028】
図6は、滑り止め部材31a、31bの一例である。滑り止め部材31a、31bは、図6に示すように、コーナー部18a、18bの周縁部に、ゴムやウレタンのような摩擦力の大きい部材32を貼着して、形成することができる。
【0029】
図7は、滑り止め部材31a、31bの他の例である。図7の例では、コーナー部18a、18bの周縁部は、断面L字状に形成される。このような加工は、一体成形により実現できる。この折り返された部分33の表面に、ゴム等の摩擦力が大きくなるような部材34が貼着される。このようにすると、その表面に貼り付けられた部材34の摩擦力により、汚物収納袋3が外れてしまうことが防止できる。さらに、断面L字形の部分33は弾性力が生じるため、汚物収納袋3が引っかかるようになり、より摩擦力が強くなる。
【0030】
なお、上述の第2の実施の形態では、コーナー部18a、18bの周縁部に滑り止め部材31aおよび31bが設けられている。これは、糞取り作業の最中に、特に先端壁部13と対向する側から、汚物収納用袋3が外れやすいことを防止するためである。もちろん、滑り止め部材は、コーナー部18a、18bにのみ設ける必要はなく、先端壁部13、側壁14a、14bおよび背壁部15からなる収納部1の周縁部の外周のどの部分に設けてもよい。
【0031】
第3の実施の形態
図8は、本考案の第3の実施の形態を示すものである。図8に示す第3の実施の形態では、先端壁部13と対向する側、すなわち汚物収納用袋3の把手2側に、クリップ35を設けたものである。この第3の実施の形態の場合、汚物収集部1に汚物収納用袋3を固定する際に、汚物収納用袋3の開口縁21を外側に折り返し、汚物収納用袋3の開口縁21の折り返された部分を、先端壁部13および側壁部14a、14bに引っ掛けた後に、さらに、汚物収納用袋3の開口縁21の一部をクリップ35により固定する。この第3の実施の形態では、先端壁部13と対向する側、すなわち汚物収納用袋3の把手2側に、汚物収納用袋3の開口縁21の一部を固定する係止手段として、クリップ35が設けられるため、汚物収納用袋3は、先端壁部13側とこれと対向する側とで確実に固定されるようになる。
【0032】
なお、ここでは、固定手段として、クリップ35を設けるようにしたが、固定手段は、クリップ35に限られるものではない。
【0033】
第4の実施の形態
図9は、本考案の第4の実施の形態を示すものである。この実施の形態では、先端壁部13と対向する側、すなわち把手2の付け根の部分に、汚物収納用袋3の開口縁21の一部を固定する係止手段として、係止溝36が設けられる。係止溝36はL字形に構成される。汚物収納用袋3の開口縁21をL字形係止溝36の溝の奥まで押し込むことによって、汚物収納用袋3の開口縁21は外れなくなる。
【0034】
第5の実施の形態
図10は、本考案の第5の実施の形態を示すものである。この例では、先端壁部13と対向する側、すなわち汚物収納用袋3の把手2側に、汚物収納用袋3の開口縁21の一部を固定する係止手段として、L字形のフック37が設けられる。係止溝36はL字型に構成される。汚物収納用袋3の開口縁21をL字形のフック37の溝の奥まで押し込むことによって、汚物収納用袋3の開口縁21は外れなくなる。
【0035】
先端壁部13と対向する側に設ける係止手段としては、これ以外に、種々のものが考えられる。たとえば、板バネ形の金属片で挟んで固定することも考えられる。
【0036】
第6の実施の形態
図11は、この考案の第6の実施の形態を示すものである。この例では、把手2に、糞を処理するときに使用するヘラ42が着脱自在に収納できる。すなわち、糞を処理するためのヘラ42が用意される。把手2には、ヘラ42の形状に対応する溝41が形成される。ヘラ42を溝41に沿って挿入すると、ヘラ42が溝41に嵌合して固定される。なお、ヘラ42が溝41に確実に固定できるように、たとえば、ヘラ42にテーパを設ける等が考えられる。また、溝41からヘラ42を容易に引き出せるように、ヘラ42の先端部には、凸部43が設けられる。このように、把手2にヘラ42が着脱自在に装着されるため、糞取り作業をするときに、ヘラを忘れずに携帯することができる。
【0037】
本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0038】
【考案の効果】
本発明によれば、汚物収納用袋の開口縁を外側に折り返し、汚物収納用袋を底部の開口を介して挿入し、折り返された部分を先端壁部および側壁部の周縁に引っ掛けて固定している。汚物収集部に汚物収納用袋を取り付けると、汚物収集部により、犬の糞を拾い上げ、この犬の糞を、手を汚さずに、汚物収納用袋に簡単に収納することができ、また、手を汚さずに、簡単に外すことができる。
また、汚物収集部の先端壁部は、外側に傾斜角を有して延出しているため、糞取り作業が効果的に行えるとともに、拾い上げた糞を確実に汚物収納用袋に収納することができる。
また、汚物収集部の先端壁部が外側に傾斜しているため、先端壁部の周縁が鋭角となり、汚物収納用袋を確実に固定できる。
また、側壁部の周縁部に、汚物収納袋の滑り止め部材を設けたために、汚物収納用袋が落下するのを防止できる。
さらに、先端壁部と対向する側、すなわち把手部の付け根に、汚物収納袋を固定するための係止手段を設けために、汚物収納用袋をさらに確実に固定できる。
また、汚物収集部の把手部に、着脱自在のヘラ収納部を設けたために、糞処理作業をする際に、ヘラを忘れずに携帯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る糞処理具の第1の実施の形態を示す平面図および側面図である。
【図2】本考案に係る糞処理具の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係る糞処理具における糞収納用袋の取り付け方法の説明図である。
【図4】本考案に係る糞処理具の使用方法の説明図である。
【図5】本考案に係る糞処理具の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図6】滑り止め部材の一例を説明する断面図である。
【図7】滑り止め部材の他の例を説明する断面図である。
【図8】本考案に係る糞処理具の第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】本考案に係る糞処理具の第4の実施の形態を示す側面図である。
【図10】本考案に係る糞処理具の第5の実施の形態を示す側面図である。
【図11】本考案に係る糞処理具の第6の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…汚物収集部、2…把手、3…汚物収納用袋、11…開口、13…先端壁部、14a、14b…側壁部、15…背壁部、16…底部、31a、31b…滑り止め部材、32…摩擦力が大きい部材、33…断面L字型部分、34…摩擦力が大きい部材、35…クリップ、36…係止溝、37…フック、41…溝、42…ヘラ
Claims (7)
- 開口を有する底部と、前記底部から外側に広がるような傾斜を有して延出する先端壁部と、前記底部の周囲を囲む壁部とからなる汚物収集部を有し、
汚物収納用袋を前記底部の開口を介して挿入し、前記汚物収納用袋の開口縁を折り返し、前記折り返された部分を前記先端壁部および前記側壁部の周縁に引っ掛けて固定するようにしたことを特徴とする糞処理具。 - 前記側壁部の周縁部の一部に、前記汚物収納袋の滑り止め部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の糞処理具。
- 前記先端壁部と対向する側に、前記汚物収納袋を固定するための係止手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の糞処理具。
- 前記係止手段は、係止用のクリップであることを特徴とする請求項3に記載の糞処理具。
- 前記係止手段は、係止用の溝部であることを特徴とする請求項3に記載の糞処理具。
- 前記係止手段は、係止用フックであることを特徴とする請求項3に記載の糞処理具。
- 前記汚物収集部の把手部に、着脱自在のヘラの収納部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の糞処理具。
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