JP3097984U

JP3097984U - 手作り装身具用シャワー台セットの基台金具、手作り装身具用シャワー台セット

Info

Publication number: JP3097984U
Application number: JP2003002849U
Authority: JP
Inventors: 中野　日女子
Original assignee: 中野　日女子
Priority date: 2003-05-20
Filing date: 2003-05-20
Publication date: 2004-02-12
Anticipated expiration: 2009-05-20

Abstract

【課題】手作り装身具において造形と香りの両方を楽しめるようにする。
【解決手段】指輪用の装身具用シャワー台セットの一対のカバー金具と基台金具１０の内、基台金具１０Ａに、底板４０の中央に直径２〜３ｍｍの穴４１を開けておき、底板４０の上面には、底板４０より僅かに小さい直径約９ｍｍ、厚さ１〜２ｍｍの大きさで布、スポンジ等の材質からなる円盤状のシート５０を貼着しておく。カバー金具にビーズ等を付けて造形後、基台金具１０Ａの底板４０に被せ、爪６を折り曲げて固定し、一体化する。次に、基台金具１０Ａの底板４０の穴４１を通してスポイト（図示せず）により好みの香水をシート５０に注入し、しみ込ませる。すると、指輪を身につけた際、シート５０に含まれた香水が気化するので回りに香りを出すことができる。
【選択図】　　　　図３

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は手作り装身具用シャワー台セットの基台金具、手作り装身具用シャワー台セットに係り、とくに香りを出すことを可能とした手作り装身具用シャワー台セットの基台金具、手作り装身具用シャワー台セットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、指輪、ブローチ、イアリング等の装身具を手作りするための各種の手作り装身具用シャワー台セットが市販されている。図１に指輪用の手作り装身具用シャワー台セットを示す。１はシャワー台セットであり、下側の基台金具１Ａと上側のカバー金具１Ｂからなる。カバー金具１Ｂにはユーザが好みの大小のビーズ２をテグス、ワイヤ（図示せず）で留めるための多数の孔３があけられている。一方、基台金具１Ａはカバー金具１Ｂが被せられる直径約１０ｍｍの大きさの底板４と、底板４の下面に固着されたリング５から成る。底板４の周囲４か所には爪６が突設されている。
ユーザはシャワー台セット１と大小のビーズ２、テグス、ワイヤを購入し、カバー金具１Ｂの孔３にビーズ２をテグスやワイヤで留めて造形後、カバー金具１Ｂを基台金具１Ａに被せ、爪６を折り曲げて固定することで図２の如く指輪７を完成させることができる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来の手作り装身具用シャワー台セットは造形の観点だけから作成されていたので造形以外の手作りの要素を楽しむことはできなかった。
本考案は、好みの香りを出すことも可能として、より豊かな個性あるファッションを楽しむことができる手作り装身具用シャワー台セットを提供することを、その目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案の１つの手作り装身具用のシャワー台セットの基台金具は、手作り装身具用のシャワー台セットを成す１対の下側の基台金具と上側のカバー金具の内、下側の基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開けたこと、を特徴としている。
本考案の他の１つの手作り装身具用のシャワー台セットの基台金具は、基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開け、更に底板上面に香水をしみ込ませる為の含滲用部材を設けたことを特徴としている。
本考案の１つの手作り装身具用のシャワー台セットは、手作り装身具用のシャワー台セットを成す１対の下側の基台金具と上側のカバー金具の内、下側の基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開けたこと、を特徴としている。
本考案の他の１つの手作り装身具用のシャワー台セットは、基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開け、更に底板金具の上面に香水をしみ込ませる為の含滲用部材を設けたことを特徴としている。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図３は本考案の１つの実施の形態に係る指輪用の手作り装身具用のシャワー台セットの下側の基台金具の外観斜視図、図４は基台金具の組み立て斜視図であり、図１と同じ構成部分には同じ符号が付してある。
基台金具１０Ａは、底板４０の中央に直径２〜３ｍｍの穴４１が開けられている。この底板４０の上面には、底板４０より僅かに小さい直径約９ｍｍ、厚さ１〜２ｍｍの大きさで布、スポンジ等の材質からなる円盤状のシート５０が貼着されている（図４参照）。このシート５０は香水をしみ込ませる為の含滲用部材として機能する。
【０００６】
次に基台金具１０Ａの使用法を説明する。まず、基台金具１０Ａと対をなすカバー金具（図１の符号１Ｂ参照）に好みのビーズ２を取り付けて造形後、図３の基台金具１０Ａの底板４０に被せ、爪６を折り曲げて固定し、一体化する。これにより、造形としての指輪が一応完成する。
この考案では、更に好みの香りを出すようにできる。すなわち、カバー金具１Ｂを一体化後の基台金具１０Ａの底板４０の穴４１を通してスポイト（図示せず）により好みの香水をシート５０に注入し、しみ込ませておく。
すると、指輪を身につけた際、シート５０に含まれた香水が気化するので回りに香りを出すことができる。シート５０の香水が無くなれば、再び、穴４１を通してスポイト（図示せず）により好みの香水をシート５０に注入することで何度でも香りを出すことができる。しかも、シート５０はカバー金具１Ｂと基台金具１０Ａに被嵌されているので、香水成分が直接肌に付く恐れはほとんどなく、香水過敏な人の炎症を防ぐこともできる。
【０００７】
なお、基台金具１０Ａの底板４０に穴４１だけ開けるようにして、シート５０は省略しても良い。この場合、シート５０はユーザが脱脂綿、布切れ等の適宜の含滲用部材を適当な大きさに裁断して自分で底板４０の上面に貼り付けるようにする。
また、本考案は指輪用の手作り装身具用シャワー台セット、手作り装身具用シャワー台セットの基台金具に何ら限定されるものでなく、ブローチ用、イアリング用等の他の種類の手作り装身具用シャワー台セット及び手作り装身具用シャワー台セットの基台金具に適用することもできる。
【０００８】
【考案の効果】
本考案によれば、手作り装身具用シャワー台セットの基台金具の底板に開けた穴から、底板の上面に設けた含滲用部材に香水を注入してしみ込ませることができ、造形と香りの両方で個性あるファッションを楽しむことができる。この際、含滲用部材は最終的にカバー金具と基台金具に被嵌されるので、香水成分が直接肌に付く恐れはほとんどなく、香水過敏な人の炎症を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の指輪用の手作り装身具用シャワー台セットを用いた造形方法の説明図である。
【図２】造形後の完成した指輪の斜視図である。
【図３】本考案の１つの実施の形態に係る指輪用の手作り装身具用シャワー台セットの基台金具を示す斜視図である。
【図４】図３の基台金具の組み立て斜視図である。
【符号の説明】
１　シャワー台セット
１０Ａ　基台金具
１Ｂ　カバー金具
４０　底板
４１　穴
５０　シート

Claims

手作り装身具用のシャワー台セットを成す１対の下側の基台金具と上側のカバー金具の内、基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開けたこと、
を特徴とする手作り装身具用シャワー台セットの基台金具。
手作り装身具用のシャワー台セットを成す１対の下側の基台金具と上側のカバー金具の内、基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開け、
更に底板上面に香水をしみ込ませる為の含滲用部材を設けたこと、
を特徴とする手作り装身具用シャワー台セットの基台金具。
手作り装身具用のシャワー台セットを成す１対の下側の基台金具と上側のカバー金具の内、基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開けたこと、
を特徴とする手作り装身具用シャワー台セット。
手作り装身具用のシャワー台セットを成す１対の下側の基台金具と上側のカバー金具の内、基台金具の底板に香水を注入する為の穴を開け、
更に基台金具の底板上面に香水をしみ込ませる為の含滲用部材を設けたこと、
を特徴とする手作り装身具用シャワー台セット。