JP3097891B2 - シールド型電気コネクタ - Google Patents

シールド型電気コネクタ

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JP3097891B2 JP06017040A JP1704094A JP3097891B2 JP 3097891 B2 JP3097891 B2 JP 3097891B2 JP 06017040 A JP06017040 A JP 06017040A JP 1704094 A JP1704094 A JP 1704094A JP 3097891 B2 JP3097891 B2 JP 3097891B2
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    • H01R4/242Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特に確実
な電気的接続をする遮蔽用のシェルを有するシールド型
電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】米国特許第5,158,481 号
公報に開示されたシールド型電気コネクタは、端子支持
ブロック、及びこの端子支持ブロックに支持され、ワイ
ヤに接続される端子を含み、電気コネクタの遮蔽部は、
端子支持ブロックの嵌合端を囲む前部シェル上の嵌合端
及び端子支持ブロックを囲う導電性の後部シェルを含ん
でいる。
【0003】後部シェル及び前部シェルは、前部シェル
のスロットを通過するフックによって組立てられる。前
部シェルに対し押圧されるフック近傍の圧縮梁は前部シ
ェルと後部シェルとの間に電気的な接続を行う。
【0004】例えば、端子支持ブロック、ハウジング、
及び前部シェルの如き部品は、寸法公差の許容範囲内で
変化する寸法で製造された別体の部品である。これらの
公差により部品が電気コネクタ内に組付けられたときに
ぴったりはまり合う。部品が組立てられるとこれらの公
差は累積して、組立てられたコネクタ内で、部品は相対
的にそれらの位置を移動する。この部品の移動は、特に
電気コネクタが互いに嵌合するときに有害なものとな
る。嵌合接続時に生じるこれらの移動は、端子支持ブロ
ックをハウジング及び前部シェルの両方の嵌合端から後
方に移動させやすい。端子支持ブロックに支持された端
子は嵌合接続の間、端子支持ブロックと共に後方に移動
する。端子の後方への移動は嵌合接続時に好ましくな
い。その理由は、他の嵌合すべき電気コネクタとの間で
接続不良となりやすいからである。更に、嵌合接続の
間、端子は好ましいワイピング(払拭)により電気が端
子の表面を通過するときに好ましくない電圧低下の原因
となる非導電性酸化物及び他の汚染物を除去する。端子
のワイピングは電気コネクタが嵌合接続する際、電気コ
ネクタの端子が相手方の電気コネクタの端子と摺接する
ときに生じる。端子が後方に移動すると摺接量(strok
e)は減少する。従って、端子のワイピングは、部品の
移動に伴う後方への移動によって減少する。また、電気
コネクタの組立後、累積した公差の為に前部シェルと後
部シェルとの電気的接続が不完全になる畏れがある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明の特徴によると、遮
蔽用の部品間の電気的導通を確実にして効果的な電気的
シールドとする為に、後部シェルのうち1個が他の工部
シェルを押圧してその後部シェルを前方に付勢して前部
シェルと係合させて部品間の電気的導通を確実にしてい
る。
【0006】本発明の他の特徴によれば、電気コネクタ
が相手方の電気コネクタと嵌合接続するときに部品が移
動しないような方法で電気コネクタの部品が組付けられ
る。
【0007】本発明の更に他の特徴によれば、後部シェ
ルの1個が端子ブロックを押圧して前方に付勢するので
端子ブロックの嵌合端は前部シェルの嵌合端に対し正確
に位置決めされる。
【0008】以上の如く、本発明のシールド型電気コネ
クタは、端子を支持する端子支持ブロックと、該端子支
持ブロックの少なくとも前部分を受容する導電性の前部
シェルと、一端を前記前部シェルに取り付けられると共
に前記端子支持ブロックを両側から囲むように閉鎖して
互いに固定される1対の導電性の後部シェルとを具備す
シールド型電気コネクタにおいて、前記1対の後部シ
ェルは、それらの前端にピボットフックをそれぞれ有
し、該ピボットフックを前記前部シェルに設けられた支
持部材に軸支することにより、前記前部シェルに対して
回動可能に取り付けられ、前記後部シェルの少なくとも
1個には、該後部シェルの閉鎖時に前記端子支持ブロッ
クの後部と係合して該端子支持ブロックを前方へ押圧付
勢する押圧アームを前記後部シェルの側壁の前縁に設け
ることを特徴とする。
【0009】更に、本発明のシールド型電気コネクタ
は、端子を支持する端子支持ブロックと、該端子支持ブ
ロックの少なくとも前部分を受容する導電性の前部シェ
ルと、一端を前記前部シェルに取り付けられると共に前
記端子支持ブロックを両側から囲むように閉鎖して互い
に固定される1対の導電性の後部シェルとを具備する
ールド型電気コネクタにおいて、前記1対の後部シェル
は、それらの前端にピボットフックをそれぞれ有し、該
ピボットフックを前記前部シェルに設けられた支持部材
に軸支することにより、前記前部シェルに対して回動可
能に取り付けられ、前記1対の後部シェルの一方は、そ
の側壁に、テ−パ状の前方を向いた前端縁を有する後部
押圧アームを具備し、前記1対の後部シェルの他方は、
前記前端縁とカム係合する、後方を向いた端縁を有し、
前記前端縁及び端縁は、前記1対の後部シェルの閉鎖時
に互いにカム係合することにより、前記他方の後部シェ
ルを前方に付勢し、前記前部シェルと確実に接触させる
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明のシールド型電気コネクタ
は、端子を支持する端子支持ブロックと、該端子支持ブ
ロックの少なくとも前部分を受容する導電性の前部シェ
ルと、一端を前記前部シェルに取り付けられると共に前
記端子支持ブロックを両側から囲むように閉鎖して互い
に固定される1対の導電性の後部シェルとを具備する
ールド型電気コネクタにおいて、前記1対の後部シェル
は、それらの前端にピボットフックをそれぞれ有し、該
ピボットフックを前記前部シェルに設けられた支持部材
に軸支することにより、前記前部シェルに対して回動可
能に取り付けられ、前記後部シェルの少なくとも1個に
は、該後部シェルの閉鎖時に前記端子支持ブロックの後
部と係合して該端子支持ブロックを前方へ押圧付勢する
押圧アームを前記後部シェルの側壁の前縁に設け、前記
1対の後部シェルの一方は、その側壁に、テ−パ状の前
方を向いた前端縁を有する後部押圧アームを具備し、前
記1対の後部シェルの他方は、前記前端縁とカム係合す
る、後方を向いた端縁を有し、前記前端縁及び端縁は、
前記1対の後部シェルの閉鎖時に互いにカム係合するこ
とにより、前記他方の後部シェルを前方に付勢し、前記
前部シェルと確実に接触させることを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について添付図を
参照して詳細に説明する。
【0012】図1を参照すると、シールド(遮蔽)型の
プラグコネクタ19は、遮蔽された多数のワイヤケーブル
22(図2)の絶縁ワイヤ21を接続する為の絶縁されたケ
ーブル接続部20、及び図示しないシールド型のリセプタ
クルコネクタと嵌合する為に前方に突出した絶縁さたプ
ラグコネクタ領域24を有する。プラグコネクタ領域24
は、絶縁ワイヤ21と接続する為のワイヤ接続部55(図3
及び図4)を有する多数の端子51を支持する、前方に突
出した端子支持ブロック41を含む。
【0013】導電性の電気的遮蔽は一体に絞り加工され
た金属製の前部シェル6、上部の金属製の後部シェル12
及び下部の金属製の後部シェル14によって付与される。
前部シェル6は、上壁46、下壁48及び互いに角度をなし
ている側壁40により囲まれるキャビティを形成してい
る。ストリップ状の支持部材118 を形成している後部壁
部に近接して横方向に延びるスロット50が上壁46及び下
壁48に設けられている。支持部材118 はスロット50の後
部を横切って橋渡ししている。
【0014】後部シェル12はシート状の金属から一体に
打抜き形成された構造である。後部シェル12は、上壁52
及び下向きの逆溝を形成する垂下した側壁54を有する。
後部シェル12の後部に於いて、後壁58から突出している
部分は、下側の後部シェル14と係合する係合部材56であ
る。係合部材56は上壁60及び逆溝を形成する垂下した側
壁62を有する。凹部64は上壁60の中に深い凹みとして形
成される。板部66は上壁52の面から偏位して前方に延び
ている。板部66の前端からは一対の前方に延びるタブ68
が突出する。そのタブ68の間の前端70からは湾曲したピ
ボットフック72が突出する。
【0015】後部シェル14はシート状の金属から一体に
打抜き形成される。後部シェル14は下壁74、及び溝を形
成する上方に立上がった側壁76、78を有する。横方向に
外向に折曲げられたフランジ114 が側壁76、78の前端に
ある。板部82は下壁74の面から偏位して前方に延びる。
後部シェル14の後縁84から突出している部分はストレイ
ンリリーフ(応力緩和)部材86である。ストレインリリ
ーフ部材86は下壁88及び先端がテーパ部92となった上方
に立上がる係合フランジ90を含む。前縁94から前方にタ
ブ68及びピボットフック72が突出している。この構成は
後部シェル12について前述したのと同様である。後部シ
ェル12、14の詳細については米国特許第5,158,481 号に
記載されている。後部シェル14の横方向に突出したフラ
ンジ114は、絞り加工の前部シェル6の後部にある横方
向に突出したフランジ42の背後に係合する。前部シェル
6及びプラグコネクタ19の詳細については、1992年10月
1日出願(15319 )の米国特許出願第955,554 号明細書
に開示されている。図3を参照すると後部シェル14は前
部シェル6に引掛けて取付けられ、後部シェル14の方に
回動されてプラグコネクタ19を覆う。係合フランジ90は
内側に曲げられて係合部材56及びワイヤケーブル22(図
2)を包み、ワイヤケーブル22にストレインリリーフを
付与すると共に後部シェル12及び14を結合する。
【0016】図1、図3及び図4を参照すると、後方に
突出するバンパー43は横方向に橋渡しをし、端子支持ブ
ロック41の後端を横切って延びる。このバンパー43は例
えば、誘電体材料で端子支持ブロック41と一体に製造す
ることができる。バンパー43は、これを超えて延びる絶
縁ワイヤ21から横方向に逆向きに外側に張出している。
バンパー43はプラグコネクタ19の端子支持ブロック41の
中心軸と交差するテーパ付きの後縁を有する。
【0017】後部シェル12は側壁54の前縁に1組の前部
押圧アーム(押圧アーム)15を有する。例えば、前部押
圧アーム15はそれらを強化する為に、前縁に凹みをつけ
て製造される。前部押圧アーム15は後向きのバンパー43
のテーパ付きの、絶縁ワイヤ21を超えて横方向に張出し
たバンパー43の端縁と係合し、プラグコネクタ19を後部
シェル12及び前部シェル6に対して前方に付勢する。押
圧力はプラグコネクタ19の中央を通って軸方向に加えら
れる。ピボットフック72の回りに手によって後部シェル
12を回動させると大きな機械的効果が得られる。その理
由は、ピボットフック72までの後部シェル12の長さは前
部押圧アーム15とピボットフック72との間の短い距離の
何倍にもなっているからである。プラグコネクタ19を前
方に付勢することにより組立てられた部品を分離してい
る累積した公差の変動(variations)が補償される。こ
の公差は前部シェル6の嵌合前端に対して好ましい位置
からプラグコネクタ19を位置ずれさせる傾向がある。更
に、バンパー43に対する前部押圧アーム15は、図示しな
い相手方のコネクタとプラグコネクタ19が嵌合すること
により生じる挿入力に抗する。
【0018】一組の後部押圧アーム16が両側壁54から横
方向外方に張出す。後部押圧アーム16は、側壁54に凹み
を作って側壁54を外方に打出すことにより形成されて前
方に向く剪断された前端縁17を形成し、後部シェル14の
後向きの端縁18に対し係合する。端縁18は、後部シェル
12が後部シェル14の方に回動されると後部押圧アーム16
を受容する開放端を有する垂直スロット23の縁部に形成
される。図3及び図4に関し、後部シェル12が回動する
と、後部押圧アーム16は垂直スロット23に入り端縁18に
当接し、後部シェル14を前方に付勢するので、フランジ
114 は前方に付勢されてフランジ42の後部に当接する。
後部押圧アーム16と垂直スロット23により後部シェルの
一方を前方に付勢する係合手段が構成される。後部シェ
ル14を前方に付勢することにより、後部シェル14のフラ
ンジ114 から前部シェル6のフランジ42の間隔を空ける
傾向にある累積された公差の変動を補償する。前部シェ
ル6及び後部シェル14、12が係合して効果的な電気的遮
蔽に必要な電気的導通を確実にする。更に、端縁18に対
する後部押圧アーム16により図示しない相手方コネクタ
とプラグコネクタ19との嵌合によって生じる挿入力に対
抗する。後部シェル12、14の組立てに続き、係合フラン
ジ90が係合部材56を包み凹部64に入って後部シェル12、
14を共に固定すると共にワイヤケーブル22を把持してワ
イヤケーブル22にストレインリリーフを付与する。
【0019】図5を参照すると、端子支持ブロック41と
絶縁ハウジング61の各々は別部材であり、絶縁ハウジン
グ61は前部シェル6によって受容され且つ覆われるよう
に形成されている。絶縁ハウジング61は後向きのキャビ
ティ71(図6)を有し、端子支持ブロック41の前端を受
容するようになっている。端子51は端子支持ブロック41
の前端から前方に突出し、絶縁ハウジング61の舌部75に
より支持される。端子支持ブロック41の前部に一体に形
成された弾性を有する把持指44は絶縁ハウジング61のア
ンダーカットされた凹部63(1個は図示されている)に
錠止して端子支持ブロック41と絶縁ハウジング61の分離
を防いでいる。
【0020】図6を参照して、前部シェル6の弾性指
(1個を65で示す)は、前部シェル6の前部嵌合端67の
方へ斜めに延び絶縁ハウジング61のアンダーカットされ
た凹部(1個を69で示す)と係合して絶縁ハウジング61
から前部シェル6が外れるのを防止している。絶縁ハウ
ジング61の嵌合端73は前部シェル6の前部嵌合端67によ
って囲われる。
【0021】前部シェル6、端子支持ブロック41及び絶
縁ハウジング61は許容寸法公差の範囲内の寸法で製造さ
れる。これらの公差により部品がコネクタ内に組立てら
れ、即ち結合されるとぴったり嵌り合うことが可能とな
る。これらの公差は部品が結合されると累積して、組立
てられたコネクタ内で互いに相対的に位置を変えること
がある。例えば、図6を参照すると、この公差により弾
性指65は凹部63の中で前後に移動可能となる。この公差
により凹部69内で弾性指65が前後に移動可能としてい
る。このように前部シェル6、絶縁ハウジング61及び端
子支持ブロック41は組立てられたプラグコネクタ19内で
互いに相対的に好ましくない、位置の移動が生じやすい
部品である。
【0022】この部品のずれは、プラグコネクタ19が図
示しない他の相手方のコネクタと嵌合する際に特に有害
となる。この様な位置ずれは、絶縁ハウジング61の嵌合
端73及び前部シェル6の前部嵌合端67に対し嵌合の間端
子支持ブロック41を後方に移動させ易い。嵌合する際、
端子支持ブロック41に支持された端子51は、端子支持ブ
ロック41と共に後方に移動する。嵌合する際、端子51が
後方に移動することは好ましいことではない。なぜなら
ば、端子51が後方へ移動することにより図示しない。別
の相手方のコネクタと接続しない畏れがあるからであ
る。更に、端子51は嵌合の間、端子51の表面を通過する
電圧の好ましくない低下を生じる非導電性の酸化物及び
他の汚染物を除去する為に好ましい端子のワイピングを
行う。端子のワイピングは、嵌合の間、他の相手方のコ
ネクタの端子に端子51が摺接することにより得られる。
端子51が後方に移動するとこの摺接量(stroke) は減少
する。それ故に、部品の移動によって端子51が後方に位
置ずれすると端子51の摺接量は減少する。本発明の特徴
によるとプラグコネクタ19が図示しない相手方のコネク
タと嵌合する間部品が移動しないような方法でプラグコ
ネクタ19の部品が組立てられる。
【0023】以上、本発明のシールド型電気コネクタの
好適実施例について詳細に説明したが、前記実施例に限
定されるものではなく種々の変形、変更が可能であるこ
とはいうまでもない。後部押圧アーム16の前端縁17の形
状は図3から明らかな如く、テーパ状になっている。こ
れにより垂直スロット23の端縁18と係合したとき後部シ
ェル14を前方へ押圧するが、テーパは必ずしも後部押圧
アーム16に設ける必要はない。例えば、垂直スロット23
の端縁18を垂直スロット23の開放端側が広くなるように
テーパ(傾斜)状としてもよい。また後部押圧アーム16
と当接する部分は端縁18でなくともよく、例えば側壁7
6、78から切起して内側に折曲げた切起片としてもよ
い。
【0024】また、前部シェル6と後部シェルとはフラ
ンジ42、114 同士が当接するように構成されているが、
前記シェル6に側壁76、78に向けて嵌合方向にテーパの
ついた突起を形成し、この突起と側壁76、78を接触する
ようにしてもよい。
【0025】更に、端子支持ブロック41と絶縁ハウジン
グ61は別体構造となっているが、これらを一体の絶縁ハ
ウジング、即ち端子支持ブロックとしてもよい。
【0026】前部シェル6、後部シェル12、14は導電性
の材料であればよく板状の銅、鉄、ステンレススチー
ル、等が使用される。
【0027】
【発明の効果】本発明のシールド型電気コネクタは、後
部シェルの少なくとも1個にはその閉鎖時に端子支持ブ
ロックの後部と係合して端子支持ブロックを前方へ押圧
付勢する押圧アームを設けたので次の効果を有する。
【0028】即ち、端子支持ブロックに支持される端子
は、部品の製造公差による位置の変動にも係らず、所定
の位置に確実に位置決めされる。更に相手方のコネクタ
との嵌合時には端子支持ブロックは後方に移動しないよ
うに支持されるので、ワイピングも十分に行われ、電気
的接続の信頼性が高い。
【0029】また、本発明のシールド型電気コネクタの
後部シェル12は、後部シェル同士が互いにカム係合して
後部シェルのいずれか一方を前方に付勢して前記シェル
と積極的に接触させる係合手段を設けたので次の効果を
奏する。
【0030】即ち、前部シェルと後部シェルとの電気的
接続が確実になされるので、電気的シールドが確実に得
られる。
【0031】更に、本発明のシールド型電気コネクタ
は、前述の押圧アームと係合手段を有する構成としたの
で、コネクタ同士の電気的接続が確実になされると共に
電気的シールドを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド型電気コネクタの分解された
部品の斜視図である。
【図2】図1に示すシールド型電気コネクタの斜視図で
ある。
【図3】部品を部分的に組立てた、図1に示すシールド
型電気コネクタの縦断面図である。
【図4】部品を互いに組合せた、図3と同様のシールド
型電気コネクタの縦断面図である。
【図5】図1に示すシールド型電気コネクタの端子支持
ブロック及び絶縁ハウジングの斜視図である。
【図6】図1に示すシールド型電気コネクタの部分断面
図である。
【符号の説明】
6 前部シェル 12、14 後部シェル 15 押圧アーム 16、23 係合手段 41 端子支持ブロック 51 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648 H01R 13/502

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子を支持する端子支持ブロックと、該端
    子支持ブロックの少なくとも前部分を受容する導電性の
    前部シェルと、一端を前記前部シェルに取り付けられる
    と共に前記端子支持ブロックを両側から囲むように閉鎖
    して互いに固定される1対の導電性の後部シェルとを
    備するシールド型電気コネクタにおいて、前記1対の後部シェルは、それらの前端にピボットフッ
    クをそれぞれ有し、該ピボットフックを前記前部シェル
    に設けられた支持部材に軸支することにより、前記前部
    シェルに対して回動可能に取り付けられ、 前記後部シェルの少なくとも1個には、該後部シェルの
    閉鎖時に前記端子支持ブロックの後部と係合して該端子
    支持ブロックを前方へ押圧付勢する押圧アームを前記後
    部シェルの側壁の前縁に設けることを特徴とするシール
    ド型電気コネクタ。
  2. 【請求項2】端子を支持する端子支持ブロックと、該端
    子支持ブロックの少なくとも前部分を受容する導電性の
    前部シェルと、一端を前記前部シェルに取り付けられる
    と共に前記端子支持ブロックを両側から囲むように閉鎖
    して互いに固定される1対の導電性の後部シェルとを
    備するシールド型電気コネクタにおいて、前記1対の後部シェルは、それらの前端にピボットフッ
    クをそれぞれ有し、該ピボットフックを前記前部シェル
    に設けられた支持部材に軸支することにより、前記前部
    シェルに対して回動可能に取り付けられ、 前記1対の後部シェルの一方は、その側壁に、テ−パ状
    の前方を向いた前端縁を有する後部押圧アームを具備
    し、 前記1対の後部シェルの他方は、前記前端縁とカム係合
    する、後方を向いた端縁を有し、 前記前端縁及び端縁は、前記1対の後部シェルの閉鎖時
    に互いにカム係合することにより、前記他方の後部シェ
    ルを前方に付勢し、前記前部シェルと確実に接触させる
    ことを特徴とするシールド型電気コネクタ。
  3. 【請求項3】端子を支持する端子支持ブロックと、該端
    子支持ブロックの少なくとも前部分を受容する導電性の
    前部シェルと、一端を前記前部シェルに取り付けられる
    と共に前記端子支持ブロックを両側から囲むように閉鎖
    して互いに固定される1対の導電性の後部シェルとを
    備するシールド型電気コネクタにおいて、前記1対の後部シェルは、それらの前端にピボットフッ
    クをそれぞれ有し、該ピボットフックを前記前部シェル
    に設けられた支持部材に軸支することにより、前記前部
    シェルに対して回動可能に取り付けられ、 前記後部シェルの少なくとも1個には、該後部シェルの
    閉鎖時に前記端子支持ブロックの後部と係合して該端子
    支持ブロックを前方へ押圧付勢する押圧アームを前記後
    部シェルの側壁の前縁に設け、前記1対の後部シェルの一方は、その側壁に、テ−パ状
    の前方を向いた前端縁を有する後部押圧アームを具備
    し、 前記1対の後部シェルの他方は、前記前端縁とカム係合
    する、後方を向いた端縁を有し、 前記前端縁及び端縁は、前記1対の後部シェルの閉鎖時
    に互いにカム係合することにより、前記他方の後部シェ
    ルを前方に付勢し、前記前部シェルと確実に接触させる
    ことを特徴とするシールド型電気コネクタ。
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