JP3097847U - 脱着式飾り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワンタッチで簡単に脱着、交換自在な脱着式飾り具を提供する。
【解決手段】下面に、被取付部材へ溶着可能な加熱溶融性の接着剤6をコーティングし、適宜位置に、接合部を上面側に臨ませて雌・雄の留め金5の一方を取付けた基材2と、基材の留め金と対応する位置に、接合部を下面側に臨ませて雌・雄の止め金の他方を取付けると共に、上面に名前、マーク、キャラクター、意匠、絵、文字、写真等々の1種あるいは複数種の組み合せからなる平面状もしくは立体状の表示7が付されている飾り部材と、基材上面に、留め金の一方の接合部を露出させた状態で載置され、基材上面に突出する留め金の高さと略同一の厚さを有するスペーサ部材4とを備えており、スペーサ部材の上から加熱器を当てることで被取付部材へ溶着した基材2へ飾り部材3を雌・雄の留め金5を介して脱着自在に接合するよう構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】下面に、被取付部材へ溶着可能な加熱溶融性の接着剤6をコーティングし、適宜位置に、接合部を上面側に臨ませて雌・雄の留め金5の一方を取付けた基材2と、基材の留め金と対応する位置に、接合部を下面側に臨ませて雌・雄の止め金の他方を取付けると共に、上面に名前、マーク、キャラクター、意匠、絵、文字、写真等々の1種あるいは複数種の組み合せからなる平面状もしくは立体状の表示7が付されている飾り部材と、基材上面に、留め金の一方の接合部を露出させた状態で載置され、基材上面に突出する留め金の高さと略同一の厚さを有するスペーサ部材4とを備えており、スペーサ部材の上から加熱器を当てることで被取付部材へ溶着した基材2へ飾り部材3を雌・雄の留め金5を介して脱着自在に接合するよう構成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ワッペン、ブローチ、ポケット、バッチ等のような脱着式飾り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、若年者(特に女子)等では、自己が所持するカバン、ポシェット、サイフなどの物入れや衣服の表面に種々な飾りを付けることが多い。この飾りとしては、例えば美麗なカラー絵、写真、シール等と共に、所持者の名前、愛称等が付されたワッペンやバッチ等が利用され、既述の被取付部材の表面に取付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来品は、被取付部材の表面に糊付け、縫着あるいは留めピン等で取付けられるため、前2者ではいったん取付けると容易には取外すことができず、交換に不便であった。
【0004】
また、後者では脱着操作が厄介であり、また、重い飾り具は取付け強度の面から使用しにくく、しかも安全性に問題があった。
【0005】
さらに、従来では、熱に弱い素材を使ってワッペン等を作ることができなかった。さらにまた、厚手の製品だと被取付部材の裏面からアイロン当て加熱しなければならないため、表・裏2度のアイロンが必要となる問題があった。
【0006】
本考案は、前記した問題点を解消するもので、上面にスペーサ部材、下面に接着剤を有することで被取付部材へ加熱器で簡単に接着できる基材と、雌・雄の留め金を介して基材へワンタッチで簡単に脱着できる飾り部材とを備えた脱着式飾り具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る脱着式飾り具は、請求項1では、下面に、被取付部材へ溶着可能な加熱溶融性の接着剤をコーティングし、適宜位置に、接合部を上面側に臨ませて雌・雄の留め金の一方を取付けた基材と、
前記基材の留め金と対応する位置に、接合部を下面側に臨ませて雌・雄の止め金の他方を取付けると共に、上面に名前、マーク、キャラクター、意匠、絵、文字、写真等々の1種あるいは複数種の組み合せからなる平面状もしくは立体状の表示が付されている飾り部材と、
前記基材上面に、前記留め金の一方の接合部を露出させた状態で載置され、基材上面に突出する留め金の高さと略同一の厚さを有するスペーサ部材とを備えているものであって、
前記スペーサ部材の上から加熱器を当てることで被取付部材へ溶着した基材へ前記飾り部材を雌・雄の留め金を介して脱着自在に接合することを特徴とする。
【0008】
請求項2では、基材として、フェルト生地、デニム生地、プラスチックシート等の柔軟性と熱伝導性とを有するシート状物を用いることを特徴とする。
【0009】
請求項3では、飾り部材として、フェルト生地、デニム生地、プラスチックシート、塩化ビニール、ポリレジン、プラスチック成型品、金属、木材、あるいは紙を素材として用いることを特徴とする。
【0010】
請求項4では、金属製の飾り部材として、適宜位置に雌・雄の留め金の一方を備えたブリキ製のカンバッチを用いることを特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案に係る脱着式飾り具の一例を示す分解斜視図であり、図2は、他例を示す分解斜視図であり、図3は、被取付部材に対する取付作業の途中を示す断面図であり、図4は、取付状態を示す断面図である。
【0012】
本考案の脱着式飾り具1は、基材2と、飾り部材3と、スペーサ部材4および雌・雄の留め金5とを主要部材として構成されている。
【0013】
前記基材2は、次のように構成される。
適宜形状、大きさに裁断されたフェルト生地の下面に、加熱溶融性の接着剤6が、コーティングされている。このフェルト生地の他に、柔軟性と熱伝導性とを有するシート状物であれば、デニム生地、プラスチックシート等でもよい。
【0014】
前記接着剤6としては、ポリエチレン、エチレンおよびエチレン共重合体、EVAポリマー、エチレン・アクリレート共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂等々が用いられる。いずれの材料でも、加熱器(図示しない)の熱が基材2を通して伝達され、当該熱によって基材2下面の被取付部材11へ溶着されるものでなければならない。なお、加熱器としてはアイロンが好適である。
【0015】
前記飾り部材3は、次のように構成される。
図1に示したように、基材2のフェルト生地に対応する形状、大きさに裁断されたフェルト生地の上面に、名前、マーク、キャラクター、意匠、絵、文字、写真等の1種あるいは複数種の組み合せからなる平面状もしくは立体状の表示7が付されている。このフェルト生地の他に、デニム生地、プラスチックシート、塩化ビニール、ポリレジン、プラスチック成型品、金属板、木材あるいは紙を利用することもできる。
【0016】
また、図2に示したように、金属板製の飾り部材3として、ブリキ製のカンバッチ8を利用することもできる。このカンバッチ8の中央部には雌・雄の留め金5の一方が取付けられている。さらに、このカンバッチ8の表面にも既述の表示7が付される。
【0017】
前記スペーサ部材4は、次のように構成される。
飾り部材3と同形、同大に裁断され、かつ基材2の上面に突出する留め金5の高さと略同一の厚さを有するシート状物にて形成されている。このシート状物は、加熱器を当てるときに留め金5が障害とならないようにするためのもので、必ずしも飾り部材3と同形、同大でなくてもよい。また、その素材も基材2や飾り部材3等と同等もしくは異種のものを用いることができる。なお、このスペーサ部材4における基材2の留め金5と対応する位置には貫通穴4aがあけられている。
【0018】
前記留め金5は、次のように構成される。
ワンタッチで接・離自在な雌型9と雄型10とからなるもので、図示例では基材2に雄型10が、飾り部材3に雌型9が取付けられているが、これとは逆に、飾り部材3に雄型10が、基材2に雌型9が取付けられてもよい。また、留め金5の取付位置や数も図示例に限られるものではなく、基材および飾り部材3の形状、大きさ等に応じて最適なものを選定すればよい。なお、雄型10の接合部10aと雌型9の接合部9aとが互いに向き合うようにして基材2と飾り部材3に取付けられるのは勿論である。
【0019】
次に、本考案の使用方法について説明する。
先ず、図3に示したように、カバン、ポシェット、サイフなどの物入れや衣服等の被取付部材11の表面に、基材2下面の接着剤6側を当接する。このとき、基材2の上面にはスペーサ部材4を留め金5の接合部9aあるいは10aを、貫通穴4a上方に露出させた状態で載置する。
【0020】
次いで、加熱したアイロンをスペーサ部材4の上面に当てると、アイロンから発する熱がスペーサ部材4、基材2を介して接着剤6に伝達され、接着剤6を加熱溶融させる。こうして基材2は被取付部材11の表面に溶着される。
【0021】
以上のようにして基材2の被取付部材11に対する取付作業が完了したら、図4に示したように飾り部材3を留め金5を介してワンタッチにて接合するものである。飾り部材3を必要に応じて交換するときは留め金5をワンタッチにて取り外すこともできる。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したように構成されたものであるから、基材をその下面に形成された接着剤を介して被取付部材の所望の位置に加熱器を使って簡単に溶着することができる。しかも、その際、加熱器は基材上面にセットされたスペーサ部材上面から当てるものであるから、基材に突設された留め金が障害となることがなく、基材を被取付部材へ均等に溶着することができる。さらに、薄手の素材を使用できるため、従来のワッペン等のように被取付部材の裏面から加熱する必要は全くないものである。
【0023】
一方、飾り部材は雌・雄の留め金を介してワンタッチにて接・離できるものであるから、必要に応じて随時交換することができる。したがって、従来のワッペンなどと比べて利便性に優れ、商品としての価値が向上し、消費者に好まれること請け合いである。また、熱に弱い素材を使用できるため、広範囲の素材を選定できるメリットがある。さらに、留めピンで固定するものと比べて操作性や安全性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る脱着式飾り具の一例を示す分解斜視図である。
【図2】同上の他例を示す分解斜視図である。
【図3】被取付部材に対する取付作業の途中を示す断面図である。
【図4】被取付部材に対する取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 脱着式飾り具
2 基材
3 飾り部材
4 スペーサ部材
5 留め金
6 接着剤
7 表示
8 カンバッチ
9 雌型
10 雄型
11 被取付部材
【考案の属する技術分野】
本考案は、ワッペン、ブローチ、ポケット、バッチ等のような脱着式飾り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、若年者(特に女子)等では、自己が所持するカバン、ポシェット、サイフなどの物入れや衣服の表面に種々な飾りを付けることが多い。この飾りとしては、例えば美麗なカラー絵、写真、シール等と共に、所持者の名前、愛称等が付されたワッペンやバッチ等が利用され、既述の被取付部材の表面に取付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来品は、被取付部材の表面に糊付け、縫着あるいは留めピン等で取付けられるため、前2者ではいったん取付けると容易には取外すことができず、交換に不便であった。
【0004】
また、後者では脱着操作が厄介であり、また、重い飾り具は取付け強度の面から使用しにくく、しかも安全性に問題があった。
【0005】
さらに、従来では、熱に弱い素材を使ってワッペン等を作ることができなかった。さらにまた、厚手の製品だと被取付部材の裏面からアイロン当て加熱しなければならないため、表・裏2度のアイロンが必要となる問題があった。
【0006】
本考案は、前記した問題点を解消するもので、上面にスペーサ部材、下面に接着剤を有することで被取付部材へ加熱器で簡単に接着できる基材と、雌・雄の留め金を介して基材へワンタッチで簡単に脱着できる飾り部材とを備えた脱着式飾り具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る脱着式飾り具は、請求項1では、下面に、被取付部材へ溶着可能な加熱溶融性の接着剤をコーティングし、適宜位置に、接合部を上面側に臨ませて雌・雄の留め金の一方を取付けた基材と、
前記基材の留め金と対応する位置に、接合部を下面側に臨ませて雌・雄の止め金の他方を取付けると共に、上面に名前、マーク、キャラクター、意匠、絵、文字、写真等々の1種あるいは複数種の組み合せからなる平面状もしくは立体状の表示が付されている飾り部材と、
前記基材上面に、前記留め金の一方の接合部を露出させた状態で載置され、基材上面に突出する留め金の高さと略同一の厚さを有するスペーサ部材とを備えているものであって、
前記スペーサ部材の上から加熱器を当てることで被取付部材へ溶着した基材へ前記飾り部材を雌・雄の留め金を介して脱着自在に接合することを特徴とする。
【0008】
請求項2では、基材として、フェルト生地、デニム生地、プラスチックシート等の柔軟性と熱伝導性とを有するシート状物を用いることを特徴とする。
【0009】
請求項3では、飾り部材として、フェルト生地、デニム生地、プラスチックシート、塩化ビニール、ポリレジン、プラスチック成型品、金属、木材、あるいは紙を素材として用いることを特徴とする。
【0010】
請求項4では、金属製の飾り部材として、適宜位置に雌・雄の留め金の一方を備えたブリキ製のカンバッチを用いることを特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案に係る脱着式飾り具の一例を示す分解斜視図であり、図2は、他例を示す分解斜視図であり、図3は、被取付部材に対する取付作業の途中を示す断面図であり、図4は、取付状態を示す断面図である。
【0012】
本考案の脱着式飾り具1は、基材2と、飾り部材3と、スペーサ部材4および雌・雄の留め金5とを主要部材として構成されている。
【0013】
前記基材2は、次のように構成される。
適宜形状、大きさに裁断されたフェルト生地の下面に、加熱溶融性の接着剤6が、コーティングされている。このフェルト生地の他に、柔軟性と熱伝導性とを有するシート状物であれば、デニム生地、プラスチックシート等でもよい。
【0014】
前記接着剤6としては、ポリエチレン、エチレンおよびエチレン共重合体、EVAポリマー、エチレン・アクリレート共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂等々が用いられる。いずれの材料でも、加熱器(図示しない)の熱が基材2を通して伝達され、当該熱によって基材2下面の被取付部材11へ溶着されるものでなければならない。なお、加熱器としてはアイロンが好適である。
【0015】
前記飾り部材3は、次のように構成される。
図1に示したように、基材2のフェルト生地に対応する形状、大きさに裁断されたフェルト生地の上面に、名前、マーク、キャラクター、意匠、絵、文字、写真等の1種あるいは複数種の組み合せからなる平面状もしくは立体状の表示7が付されている。このフェルト生地の他に、デニム生地、プラスチックシート、塩化ビニール、ポリレジン、プラスチック成型品、金属板、木材あるいは紙を利用することもできる。
【0016】
また、図2に示したように、金属板製の飾り部材3として、ブリキ製のカンバッチ8を利用することもできる。このカンバッチ8の中央部には雌・雄の留め金5の一方が取付けられている。さらに、このカンバッチ8の表面にも既述の表示7が付される。
【0017】
前記スペーサ部材4は、次のように構成される。
飾り部材3と同形、同大に裁断され、かつ基材2の上面に突出する留め金5の高さと略同一の厚さを有するシート状物にて形成されている。このシート状物は、加熱器を当てるときに留め金5が障害とならないようにするためのもので、必ずしも飾り部材3と同形、同大でなくてもよい。また、その素材も基材2や飾り部材3等と同等もしくは異種のものを用いることができる。なお、このスペーサ部材4における基材2の留め金5と対応する位置には貫通穴4aがあけられている。
【0018】
前記留め金5は、次のように構成される。
ワンタッチで接・離自在な雌型9と雄型10とからなるもので、図示例では基材2に雄型10が、飾り部材3に雌型9が取付けられているが、これとは逆に、飾り部材3に雄型10が、基材2に雌型9が取付けられてもよい。また、留め金5の取付位置や数も図示例に限られるものではなく、基材および飾り部材3の形状、大きさ等に応じて最適なものを選定すればよい。なお、雄型10の接合部10aと雌型9の接合部9aとが互いに向き合うようにして基材2と飾り部材3に取付けられるのは勿論である。
【0019】
次に、本考案の使用方法について説明する。
先ず、図3に示したように、カバン、ポシェット、サイフなどの物入れや衣服等の被取付部材11の表面に、基材2下面の接着剤6側を当接する。このとき、基材2の上面にはスペーサ部材4を留め金5の接合部9aあるいは10aを、貫通穴4a上方に露出させた状態で載置する。
【0020】
次いで、加熱したアイロンをスペーサ部材4の上面に当てると、アイロンから発する熱がスペーサ部材4、基材2を介して接着剤6に伝達され、接着剤6を加熱溶融させる。こうして基材2は被取付部材11の表面に溶着される。
【0021】
以上のようにして基材2の被取付部材11に対する取付作業が完了したら、図4に示したように飾り部材3を留め金5を介してワンタッチにて接合するものである。飾り部材3を必要に応じて交換するときは留め金5をワンタッチにて取り外すこともできる。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したように構成されたものであるから、基材をその下面に形成された接着剤を介して被取付部材の所望の位置に加熱器を使って簡単に溶着することができる。しかも、その際、加熱器は基材上面にセットされたスペーサ部材上面から当てるものであるから、基材に突設された留め金が障害となることがなく、基材を被取付部材へ均等に溶着することができる。さらに、薄手の素材を使用できるため、従来のワッペン等のように被取付部材の裏面から加熱する必要は全くないものである。
【0023】
一方、飾り部材は雌・雄の留め金を介してワンタッチにて接・離できるものであるから、必要に応じて随時交換することができる。したがって、従来のワッペンなどと比べて利便性に優れ、商品としての価値が向上し、消費者に好まれること請け合いである。また、熱に弱い素材を使用できるため、広範囲の素材を選定できるメリットがある。さらに、留めピンで固定するものと比べて操作性や安全性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る脱着式飾り具の一例を示す分解斜視図である。
【図2】同上の他例を示す分解斜視図である。
【図3】被取付部材に対する取付作業の途中を示す断面図である。
【図4】被取付部材に対する取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 脱着式飾り具
2 基材
3 飾り部材
4 スペーサ部材
5 留め金
6 接着剤
7 表示
8 カンバッチ
9 雌型
10 雄型
11 被取付部材
Claims (4)
- 下面に、被取付部材へ溶着可能な加熱溶融性の接着剤をコーティングし、適宜位置に、接合部を上面側に臨ませて雌・雄の留め金の一方を取付けた基材と、
前記基材の留め金と対応する位置に、接合部を下面側に臨ませて雌・雄の止め金の他方を取付けると共に、上面に名前、マーク、キャラクター、意匠、絵、文字、写真等々の1種あるいは複数種の組み合せからなる平面状もしくは立体状の表示が付されている飾り部材と、
前記基材上面に、前記留め金の一方の接合部を露出させた状態で載置され、基材上面に突出する留め金の高さと略同一の厚さを有するスペーサ部材とを備えているものであって、
前記スペーサ部材の上から加熱器を当てることで被取付部材へ溶着した基材へ前記飾り部材を雌・雄の留め金を介して脱着自在に接合することを特徴とする脱着式飾り具。 - 基材として、フェルト生地、デニム生地、プラスチックシート等の柔軟性と熱伝導性とを有するシート状物を用いることを特徴とする請求項1記載の脱着式飾り具。
- 飾り部材として、フェルト生地、デニム生地、プラスチックシート、塩化ビニール、ポリレジン、プラスチック成型品、金属、木材、あるいは紙を素材として用いることを特徴とする請求項1記載の脱着式飾り具。
- 金属製の飾り部材として、適宜位置に雌・雄の留め金の一方を備えたブリキ製のカンバッチを用いることを特徴とする請求項1または3記載の脱着式飾り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002768U JP3097847U (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 脱着式飾り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002768U JP3097847U (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 脱着式飾り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097847U true JP3097847U (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=43251632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002768U Expired - Fee Related JP3097847U (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 脱着式飾り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3097847U (ja) |
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2003
- 2003-05-16 JP JP2003002768U patent/JP3097847U/ja not_active Expired - Fee Related
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