JP3097813B2 - 外部電極を用いた液体処理方法並びに装置 - Google Patents
外部電極を用いた液体処理方法並びに装置Info
- Publication number
- JP3097813B2 JP3097813B2 JP06321901A JP32190194A JP3097813B2 JP 3097813 B2 JP3097813 B2 JP 3097813B2 JP 06321901 A JP06321901 A JP 06321901A JP 32190194 A JP32190194 A JP 32190194A JP 3097813 B2 JP3097813 B2 JP 3097813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- fluid
- electrodes
- tubular member
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/005—Systems or processes based on supernatural or anthroposophic principles, cosmic or terrestrial radiation, geomancy or rhabdomancy
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/46104—Devices therefor; Their operating or servicing
- C02F1/46176—Galvanic cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/48—Treatment of water, waste water, or sewage with magnetic or electric fields
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
処理する方法並びに装置に関するもので、より具体的に
は、電気化学的電位の異なる2種の物質からなる電極を
流体通路の外側に配し、その流体通路を流通する流体を
イオン化する流体の処理方法並びに装置に関するもので
ある。尚、本明細書において流体とは液体のことを意味
している。
質からなる電極を使用して流体をイオン化する自己起電
式の流体処理方法並びに装置は知られている。ここで、
自己起電式とは外部電源を使用しないと言う意味で用い
ている表現である。
電極上を流れ、この流体を介して両電極間の電気化学的
結合が行われている。そして、これらのうちあるもので
は、電極が流体の流動を妨げるものとなっていた。ま
た、電極は流体の流動通路中に位置していたから、電極
は特に流体中に非溶解性粒子が含まれているときにかな
りこれによって擦られ摩耗すると言うことが起きてい
た。更には、流体の性質にもよるが、電極の導電材が電
気分解により腐食すると言うこともあった。
いてなる自己起電式装置としては米国特許第5,23
4,555号(対応日本特開平4ー310282号明細
書)に係るものが公知となっている。この装置では、電
極を構成する導電材は電気絶縁被覆が施され、電極の導
電材が流体に直接接触しないようになっている。本発明
者はこの種の装置について長年研究を重ねた結果、流体
処理の理想的な状態としては両電極間に電圧のみが付加
されるようにすることである。この状況を生じさせるた
めには、流体を通して電流が流れることを最小限に抑え
ることが必要である。上記の米国特許で開示されている
ように、電気絶縁性物質で一方または両方の電極を被覆
することは、上記の電圧のみの状況を生み出すのに効果
的にして確実な方法である。
るプラスチックスは電気絶縁材として完全ではなく、僅
かではあるが、電子は常にプラスチックスを通過してし
まう。ほんの僅かな量のエレクトロンが通過するだけで
も電気化学的電位の異なった2種の電極間に電位差電圧
が生じる。そして更に、本発明者の研究によれば、非処
理流体を通しての電流の量を減少し、電位差電圧のみの
状態を維持すると、流体の処理がより効果的になるとい
うことが判明した。
として流体の流路に置かれることになっているので、こ
のような装置は前述したような問題を持っている。プラ
スチック被覆の場合には、特に固体微粒子が懸濁状態に
ある工業用水にさらされると、摩耗してすりはげ、電極
が流体中に露出し、その結果として効率の低下を招いて
しまう。このような問題を解決するために被覆の厚みを
増すことも考えられるが、このようにすると流体の流動
断面積を減少させまた製造コストを増大させることにな
るので好ましくない。
にする一方で、両電極を外部電源に接続するようにした
ものが公知となっている。この場合には、外部電源を用
いているため、両電極を構成する導電性物質は異なった
電気化学的電位を持つ必要はないものとなっている。
を解決するもので、その目的は両電極が流体の流れを阻
害したりまた流体と物理的に接触したりすることがない
ようにし、電極が流体によって摩耗されたり腐食される
ことのない自己起電式流体処理方法並びに装置を提供す
るにある。
め、本発明の流体処理方法並びに装置によれば、正極並
びに負極が電気絶縁材からなる管状部材の外周面に配設
され、非処理流体が前記管状部材の内部に流通せられ、
上記電極と物理的に接触されないようになっている。こ
の管状部材には厚い壁体を持たせたり、また流体の流れ
が乱れることがないように滑らかにして直線的な流路を
画成することができる。このようにして装置に対する摩
滅を最小に減少させて装置の作動寿命を延長することが
できる。
は異なる電化化学的電位を有している。例えば、正極の
導電物質としてはカーボンを用い、負極のそれとしては
アルミニウムを用いることが好ましい。
(プラスチック)からなる管状部材の外周面に相互に近
接して配置される。両電極は相互に隔離(開回路状態)
されていても良いし、電気抵抗体を介して導電結合され
ていても良いし、あるいは相互に物理的に直接接触する
ことによって電気的に結合されていても良い。これらの
回路状態は特定の適用または作動条件に応じて選択され
る。更に、両電極の管状部材の軸方向、即ち流動方向、
に対する配列順序もまた、本発明が適用される具体的な
処理対象物に応じて選択決定される。
ような電気絶縁性物質からなる管状部材の外周部に電気
化学的電位の異なる導電性物質からなる正極、例えばカ
ーボン、と負極、例えばアルミニウム、とを配設するこ
とによって、内部を流通する水がイオン化され、優れた
効果を奏する理由について検討すると、本発明者の考え
るところによれば、水がプラスチックパイプを流れると
きにその摩擦によって形成される静電気による影響が最
も大きなものと思われる。即ち、プラスチックパイプと
接触する水の摩擦によってプラスチックパイプの水と接
触しない外表面に静電荷が生ずる。そして、この電荷は
パイプの端部を除きパイプの外表面全体にほぼ均一に分
布すると思われる。しかしながら、ほぼ均一に電荷が分
布されたパイプの外表面に導電性部材を配設することは
静電荷の均一な分布を妨げることになると考えられる。
例えば、カーボン部材を静電電界中に置くと、カーボン
は負の電子を吸着してカーボン部材の周りに正の電荷を
多く分布させ、またアルミニウム部材を静電界中に置く
と、アルミニウム部材はその周りに負の電荷を多く分布
させることになる。アルミニウムはよく知られているよ
うに、電子を放出しやすく、この電子は静電界中に既に
形成されている電子密度を高めることになる。これによ
り、例えば、プラスチックパイプの外周囲にアルミニウ
ムとカーボンの電極を配設すると、負の電荷の密度の濃
い電界部分と正の電荷の密度の濃い電界部分とが形成さ
れ、これらの電界は水が流れているパイプの中央部まで
拡がり、水並びに水の溶解成分をイオン化することにな
るものと思われる。
面を参照にして説明する。
で、符号1は電気絶縁材(プラスチック)からなる管状
部材を示し、符号2は正極導電材、符号3は負極導電材
を示し、正極2と負極3の導電材は異なる電気化学的電
位を有している。
って画成された流体通路のみを矢印で示された何れかの
方向に流れる。即ち、実線の矢印は管状部材1内を通っ
て正極2側から負極3側に流れる流体の流れ方向を示し
ている。これとは反対に、点線の矢印は流体の逆の流れ
方向、即ち、負極3から正極2への流れを示している。
上記のように、正極並びに負極3に対する流体の流れ方
向は実際に処理される流体の性質に応じて選択される。
極とが管状部材1の外周面に配設されている。より具体
的には、正極2、2´と負極3、3´とが管状部材1の
軸方向、即ち流体の流動方向に交互に配設されている。
そしてまた、矢印はこの実施例においても流体が何れの
方向へも流れる得ることを示している。
容易に連結して配置することのできる実施例を示してい
る。この図において、参照番号5は両端に鍔部を有する
パイプを示している。これらの鍔部にはボルト取付孔が
貫通形成され、この孔を貫通するボルトによって本装置
が既設の流体パイプのフランジに固着される。参照番号
6はシール部材を示し、これは管状部材1の外周面とパ
イプ5の内周面との間の部分を密封している。言い換え
るならば、シール部材6は正極2と負極3とをパイプ5
の両端開口部に対して密封して、図示の装置が取り付け
られる既設のパイプ内を流動する流体が本装置の管状部
材1の内周面によって画成される流体通路のみを流れる
ようにするのである。参照番号7は正極2がパイプ5を
介して接地されるように正極2をパイプ5に接続する接
地線を示している。本装置の流体通路は少なくとも既設
の流体パイプの流体通路と同等の直径を有し、本装置の
管状部材そのものが流体の流通を阻害しないようになっ
ている。
発明者の知得したところによれば、正極が小さいと、そ
れは早い時期に電子の飽和状態になってしまい、装置の
効率が低下する傾向となってしまう。正極を接地すると
電子が排出され、小型の装置でも効率よく機能すること
ができる。しかしながら、装置が大型でそれに対応して
正極も大きいときには、正極の接地構造は省略すること
ができる。この場合には、正極の大きな表面積によって
充分な量の電子が消散され、所望の性能が維持される。
と負極とが交互に配置されている。流体が電極を流通す
る順序については、本発明者の先の出願(特開平6ー7
9283)において主題とされている。しかしながら、
本発明はこのような配置順序に限定されない。管状部材
の外周面上の電極の配置順序は、図4の実施例に示すよ
うに、その管状部材の軸方向に沿って、負極、正極、正
極、負極の順でもよい。実験を通じて本発明者が知得し
たところによれば、電極の配置順序は色々な組合せによ
って種々の有用な効果が得られることが判明した。例え
ば、流体が本発明の装置を通過後、電気的加熱方法、特
にヒーターを液体中に浸漬させて加熱するような加熱方
法、で60℃以上に加熱されるような場合のように特殊
な状況下においても電極の特定の配置順序を選択するこ
とによって優れた効果が得られることが判明した。
て本発明の有効性並びに効率を確認した。
下のような実験を行った。初期の導電率が249μS/
cmの流体から2つの同じ量のサンプルを取り、一方の
サンプルについては図2の実施例に示す装置の管状部材
を流通させ、他方のサンプルについてはそのままにして
何の処理も行わなかった。両サンプルを共通の熱湯槽に
設置してサンプル内の液体が初期の濃度の5倍の濃度に
なるまで蒸発させた。何の処理も行わなかった濃縮され
たサンプルの流体の導電率を測定したところ928μS
/cmであった。他方、本発明の図2に示す装置を通過
した流体の濃縮されたサンプルの導電率は968μS/
cmであった。このように、本発明によって処理された
水の残存導電率は未処理水のそれよりも顕著に高いもの
となっていることが判る。このことは、本発明では合計
40μS/cmに相当する分だけ水中の金属成分の沈殿
量が減少したということである。
902,391号(対応日本特許第1640440号)
に開示された装置と比較することによって本発明の効率
について実験した。上記米国特許に係る装置では、アル
ミニウムからなる負極とカーボンからなる正極とを相互
に電気的に隔離して使用した。前述したのと同じ流体か
ら同じ量のサンプルを取り上記米国特許に係る装置に通
過させ、流体を正極並びに負極と接触させた。このよう
に処理した水は上記のものと同じ熱湯槽に置き、初期の
サンプル水の5倍の濃度になるまで蒸発させた。
た濃縮された水の導電率を測定したところ、その導電率
は955μS/cmであった。この値は本発明によって
処理された水の前記導電率の968μS/cmよりも低
い。このように、本発明は米国特許第4,902,39
1号で開示された装置よりも効率がよい。
導率損が40μS/cmであるのに対し上記米国特許で
はその値はたった13μS/cmであるから、本発明の
方が上記米国特許のものよりも48%も効率がよい。
い、その結果を図5と図6に示した。
において372μS/cm(25℃において400μS
/cm)の導電率を有していた。この水のうち3リッタ
ーが未処理サンプルとして使用され、またこの水のうち
の別の3リッターの水が図4に係る本発明の装置に流通
後容器に入れられた。
各3リッターのサンプルの水は、浸漬式の電熱エレメン
トを内部に備えた小型の箱形のステンレススチール製の
ボイラーによって加熱された。このボイラーの上面を密
閉する蓋体には長さ1メートル以上に亘って垂直に延長
している15本のステンレススチール製のパイプが取り
付けられている。このパイプのそれぞれは上端が閉じら
れて内部に10mmの孔を有し、サンプルを加熱するこ
とによって生成されたスチームは上記パイプ内を上昇し
ていく間に途中で凝縮され、凝縮された液体がボイラー
に帰還するコンデンサーパイプとして機能するものであ
る。このようにして、サンプルのpH、導電率並びに温
度を記録するときに一定の条件を維持するために同じ量
の水が維持され、水の蒸発によって不均一に水が損失す
ることによって実験条件がばらつくのを非除している。
加熱サイクルに付され、93℃まで加熱されてから87
℃まで冷却されると言うサイクルに連続3回付せられ
た。上述したように、pHと、導電率と、温度は加熱サ
イクルの間に測定された。その後、未処理水はボイラー
から除去され、ボイラーは全ての沈殿物を除去するため
に入念に洗浄された。
れた水のサンプルが上記同一のボイラーに入れられ、同
じ加熱サイクルに付せられた。なお、pH値を安定させ
るため、本発明の装置にサンプル水を通してから電気ヒ
ーターをオンにするまで約20分間待機した。
pHラインは図6のpHラインよりも高いレベル(アル
カリ側)にあり、図6の低下はそれが図5のものよりも
酸性状態にあることを示している。。
高い位置を占め、このことは図4の装置で処理された水
の方が、水中に溶解した成分の沈殿量が少ないことを示
している。図5における導電率の線は導電率の最初のピ
ークから28μS/cmの損失を示しているのに対し、
図6における導電率の線は導電率の最初のピークから3
4μS/cmの損失を示している。この導電率の相違が
意味するところは、全く同じ条件の下で、本発明の装置
では水中の溶解性分の沈殿量が6μS/cmに相当する
分だけ低下していることを示している。この数値は比較
的小さいように見えるかもしれないが、本発明者は本発
明によって処理された流体がイオン化されていることに
よるものと思われるその他の好ましい結果を得ている。
例えば、本発明によって処理された水が浸漬式加熱エレ
メントで加熱されたときに浸漬式加熱エレメント上に形
成されるスケールの量は未処理の水が同様に加熱された
時に形成されるスケールの量よりもはるかに少ないこと
が判明した。更に、本発明の装置によって処理された水
を加熱することによって形成されたスケールは非常に柔
らかで容易に洗い流されるが、未処理水によって形成さ
れたスケールは重くしかも硬い性質を有し、加熱エレメ
ントの表面から洗い落とすのが困難であった。
量の水を室温から93℃まで加熱するために課される条
件は本発明が実際に適用される多くの場合に課される条
件よりもはるかに厳しいものであるということは明らか
である。従って、上記の実験では6μS/cmに相当す
る比較的僅かな改善が示されているにすぎないが、実際
の作動条件の下ではより大きな沈殿量の減少が期待でき
るのである。上記の実験は実験室において短時間のうち
に行われたのに対し、実際の本発明は流体パイプ路にお
いて連続的に数年間設置されることを考えると、上記の
効果は大きなものである。短期間の実験によって示され
た変化が僅かであっても、それが長期間に亘って続くの
であれば、極めて大きな流体の処理効果を奏することに
なる(特に、カルシウムとマグネシウムスケールの付着
を阻止する場合)。
と、図5のグラフにおける温度変化を示す線では、ピー
ク1からピーク3に至るサイクル時間は図6のグラフに
おける温度変化を示す線の同じサイクル時間よりも約1
分間短い。
複雑な内容を完全に説明しないでもその有効性と優れた
効率を示している。本発明の作動原理を確認するために
種々の要因が考察された。例えば、本発明者の理解した
ところによると、流体が管状部材1の内周面に沿って流
れるとその摩擦によって電荷が生じる。また、考慮すべ
き電極の「フェルミ(Fermi) エネルギー」なる
ものが存在する。発明者が推測するところによれば、こ
れらのエネルギーは流体を介して電極間に形成された電
動結合と組合わさって流体中に共振効果を発生させるよ
うに働くものと考えられる。
について説明されたが、本発明はこれらに限られること
なく種々の変更が可能である。例えば、本発明は水の流
通システム中においてカルシウム及びあるいはマグネシ
ウムの成長を阻止するための水処理方法並びに装置とし
て説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、水
以外の他の流体の処理にも用いることが可能である。例
えば、本発明では電極は流体と物理的に接触しないの
で、酸やアルカリなどの腐食性流体でも本発明によって
処理可能である。また、同じ理由から本発明は飲料、パ
ルプ、流動性食品、薬液流体、溶剤、オイル、燃料のよ
うに流動性を有する液体に適用可能である。
る装置の基本的部分を示す斜視図である。
る装置の基本的部分を示す斜視図である。
る本発明の導電性流体を処理する装置を一部断面して示
す斜視図である。
ある。
サンプル水の実験結果を示すグラフである。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 外周面と液体通路となる内周面とを有す
る電気絶縁材からなる管状部材を液体管路に接続して該
液体管路を流通する液体が該管状部材の該内周面側液体
通路のみを流通するようにし、 該管状部材の該外周面に電気化学的電位の異なる2種の
導電材からなる正極と負極とを配設することによって外
部電源を用いることなく電位差を生じさせ、 導電性液体を該液体管路と電気絶縁性の該液体通路内に
流通させることによって該液体を介して該両電極の導電
結合を生じさせてなることを特徴とする外部電極を用い
た液体の処理方法。 - 【請求項2】 外周面と液体通路となる内周面とを有す
る電気絶縁材からなる管状部材と、正極と負極とを含み
外部電源を用いることなく電位差を生じさせる自己電位
差発生手段とからなり、該正極は導電材からなり該管状
部材の外周に配設され、該負極は導電材からなり該管状
部材の外周に配設され、該両電極の該導電材は異なった
電気化学的電位を有し、処理される導電性液体が該液体
通路を流通したときに、該導電性液体を介して該両電極
の導電結合が生じるようにしてなることを特徴とする外
部電極を用いた液体の処理装置。 - 【請求項3】 前記装置が両端開口部に鍔部を有するパ
イプを有し、前記管状部材が該パイプ内に配設され、前
記両電極が該パイプの両端開口部に対して密閉されてい
ることを特徴とする請求項2記載の外部電極を用いた液
体の処理装置。 - 【請求項4】 前記装置が更に前記正極を前記パイプに
接続する接地線を有することを特徴とする請求項3記載
の外部電極を用いた液体の処理装置。 - 【請求項5】 前記正極の導電材がカーボンで、前記負
極の導電材がアルミニウムからなることを特徴とする請
求項3記載の外部電極を用いた液体の処理装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/177,130 | 1994-01-04 | ||
US08/177,130 US5480522A (en) | 1994-01-04 | 1994-01-04 | Self-energizing fluid treatment apparatus employing external electrodes |
CN95109925A CN1066419C (zh) | 1994-01-04 | 1995-07-04 | 使用外部电极的自激流体处理装置及方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204654A JPH07204654A (ja) | 1995-08-08 |
JP3097813B2 true JP3097813B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=37698163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06321901A Expired - Lifetime JP3097813B2 (ja) | 1994-01-04 | 1994-12-26 | 外部電極を用いた液体処理方法並びに装置 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5480522A (ja) |
EP (1) | EP0661237B1 (ja) |
JP (1) | JP3097813B2 (ja) |
KR (1) | KR0159968B1 (ja) |
CN (1) | CN1066419C (ja) |
AT (1) | ATE165586T1 (ja) |
AU (1) | AU678004B2 (ja) |
CA (1) | CA2127400C (ja) |
DE (1) | DE69409930T2 (ja) |
DK (1) | DK0661237T3 (ja) |
ES (1) | ES2116534T3 (ja) |
HK (1) | HK1011507A1 (ja) |
SG (1) | SG52783A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006289782A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | St Engineering Kk | 湿し水循環処理装置および湿し水循環処理方法 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU720063B2 (en) * | 1995-11-07 | 2000-05-25 | Jack Kenneth Ibbott | Apparatus and method for controlling molecular cluster in fluid |
NO309625B1 (no) * | 1997-10-10 | 2001-02-26 | V Telemark Bedriftsraa Waskaas | Fremgangsmåte for reduksjon av strömningsmotstand i rör- og kanalströmning |
KR100312152B1 (ko) * | 1998-09-26 | 2001-12-28 | 김진용 | 이온수처리기 |
US6692627B1 (en) * | 2000-09-26 | 2004-02-17 | Boise State University | Electrical field flow fractionation (EFFF) using an electrically insulated flow channel |
KR100378363B1 (en) * | 2002-10-22 | 2003-04-03 | Tea Hyun Cho | Discharge hole formed ionized water treater |
GB2400808B (en) * | 2003-04-23 | 2006-07-12 | Emt Res Asa | Method for flow improvement and reduction of fouling in process equipment |
US20100229955A1 (en) | 2009-03-13 | 2010-09-16 | Douglas Bell | Increasing Fluidity of a Flowing Fluid |
RU2482413C2 (ru) * | 2011-06-29 | 2013-05-20 | Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования Казанский государственный технический университет им. А.Н. Туполева (КГТУ-КАИ) | Способ предотвращения образования и роста углеродистых отложений на стенках теплообменных каналов |
ES2653711T3 (es) | 2012-01-31 | 2018-02-08 | Temple University - Of The Commonwealth System Of Higher Education | Procedimiento y aparato de producción de chocolate |
US9475718B2 (en) * | 2013-05-06 | 2016-10-25 | John O. Richmond | Water purification system and process with water pretreatment apparatus |
US20170356588A1 (en) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | Frank Gaunce | Corrosion prevention connector for potable water piping systems |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US672230A (en) * | 1900-10-24 | 1901-04-16 | Walter Lauder | Apparatus for the purification of water. |
GB276254A (en) * | 1926-07-01 | 1927-08-25 | Wincenty Matzka | Process for preserving fruit juices and other liquids |
GB463794A (en) * | 1935-08-20 | 1937-03-30 | Wincenty Matzka | Improvements in the preservation of liquids |
US2451065A (en) * | 1946-05-29 | 1948-10-12 | Edgar M Butler | Electrolytic water correction device |
US3026259A (en) * | 1958-06-26 | 1962-03-20 | Paul B Phillips | Water treater |
US3342712A (en) * | 1959-11-04 | 1967-09-19 | Sr William O'keefe | Water conditioning method and apparatus |
FR1439075A (fr) * | 1965-03-03 | 1966-05-20 | Cit Alcatel | élément de paroi soluble |
US3379633A (en) * | 1966-11-30 | 1968-04-23 | William G. Green | Electric and ion generator |
US3392102A (en) * | 1967-03-16 | 1968-07-09 | Koch Rudolf | Galvanic action water purifier |
GB1288552A (ja) * | 1968-09-20 | 1972-09-13 | ||
US3801492A (en) * | 1970-05-18 | 1974-04-02 | A King | Apparatus for electrically treating liquids |
US3686092A (en) * | 1971-05-06 | 1972-08-22 | Helen B Hoffman | Water treatment apparatus |
US3873438A (en) * | 1971-09-08 | 1975-03-25 | Engelhard Min & Chem | Electrolytic cell assembly including bipolar concentric electrodes |
US3871989A (en) * | 1972-10-17 | 1975-03-18 | Arthur S King | Apparatus for flocculation of dissolved substances |
US4073712A (en) * | 1976-11-19 | 1978-02-14 | Electrostatic Equipment Company | Electrostatic water treatment |
US4378276A (en) * | 1980-02-01 | 1983-03-29 | Liggett James J | Electrolytic treatment of water |
US4325798A (en) * | 1980-06-27 | 1982-04-20 | Mack Michael H | Self-energizing water treatment accessory |
US4749457A (en) * | 1984-02-21 | 1988-06-07 | The Curators Of The University Of Missouri | Precipitation of colloidal materials from aqueous systems by electrochemical release of metallic flocculating agents and dynamic bimetallic cell for use therein |
WO1987006925A1 (en) * | 1986-05-06 | 1987-11-19 | Jack Kenneth Ibbott | Method and device for ionizing liquid |
US4752364A (en) * | 1986-05-19 | 1988-06-21 | Delphi Research, Inc. | Method for treating organic waste material and a catalyst/cocatalyst composition useful therefor |
US5102515A (en) * | 1990-07-20 | 1992-04-07 | Ibbott Jack Kenneth | Method and apparatus for treating fluid |
US5234555A (en) * | 1991-02-05 | 1993-08-10 | Ibbott Jack Kenneth | Method and apparatus for ionizing fluids utilizing a capacitive effect |
-
1994
- 1994-01-04 US US08/177,130 patent/US5480522A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-17 AU AU64785/94A patent/AU678004B2/en not_active Ceased
- 1994-06-22 KR KR1019940014336A patent/KR0159968B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-07-05 CA CA002127400A patent/CA2127400C/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-15 ES ES94305212T patent/ES2116534T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-15 DK DK94305212T patent/DK0661237T3/da active
- 1994-07-15 SG SG1996009447A patent/SG52783A1/en unknown
- 1994-07-15 DE DE69409930T patent/DE69409930T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-15 AT AT94305212T patent/ATE165586T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-07-15 EP EP94305212A patent/EP0661237B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-26 JP JP06321901A patent/JP3097813B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-07-04 CN CN95109925A patent/CN1066419C/zh not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-10-26 HK HK98111552A patent/HK1011507A1/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006289782A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | St Engineering Kk | 湿し水循環処理装置および湿し水循環処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2127400C (en) | 2001-01-30 |
EP0661237A1 (en) | 1995-07-05 |
DK0661237T3 (da) | 1999-02-15 |
US5480522A (en) | 1996-01-02 |
CN1066419C (zh) | 2001-05-30 |
SG52783A1 (en) | 1998-09-28 |
KR950023567A (ko) | 1995-08-18 |
CA2127400A1 (en) | 1995-07-05 |
KR0159968B1 (ko) | 1998-11-16 |
EP0661237B1 (en) | 1998-04-29 |
HK1011507A1 (en) | 1999-07-09 |
AU6478594A (en) | 1995-07-13 |
DE69409930D1 (de) | 1998-06-04 |
JPH07204654A (ja) | 1995-08-08 |
CN1139742A (zh) | 1997-01-08 |
ES2116534T3 (es) | 1998-07-16 |
AU678004B2 (en) | 1997-05-15 |
DE69409930T2 (de) | 1998-10-22 |
ATE165586T1 (de) | 1998-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3097813B2 (ja) | 外部電極を用いた液体処理方法並びに装置 | |
EP0498098B2 (en) | Method and apparatus for ionizing fluids utilizing a capacitive effect | |
US2864750A (en) | Method and apparatus for water treatment | |
EP0338697B1 (en) | Method and system for variable frequency electromagnetic water treatment | |
WO1987006925A1 (en) | Method and device for ionizing liquid | |
JPS60502144A (ja) | 静電水処理装置とその電極 | |
KR960000304B1 (ko) | 유체를 처리하기 위한 방법 및 장치 | |
JPH0798189B2 (ja) | 液体のイオン変化方法および装置 | |
US3972800A (en) | Fluid treater having intensified electric field | |
PT87602B (pt) | Sistema para o tratamento electrolitico de liquidos | |
EP0499732B1 (en) | Dual system using three electrodes to treat fluid | |
US3873434A (en) | Corrosion control assembly | |
US5264102A (en) | Method and apparatus for the treatment of an aqueous liquid | |
KR20000021182A (ko) | 이온 수처리기 | |
JPH0372358B2 (ja) | ||
JPS61181591A (ja) | 電気スケ−ル除去水処理装置および水処理方法 | |
US4514273A (en) | Apparatus for stimulating removal of electrolytic energy from fluids | |
JP3705194B2 (ja) | 配管内を流れる流体の電磁界処理方法 | |
US5285162A (en) | Galvanic current measuring method and apparatus for monitoring build-up of biological deposits on surfaces of dissimilar metal electrodes immersed in water | |
CA1321975C (en) | Process for treating an aqueous liquid and an apparatus for carrying out said process | |
JPS6339690A (ja) | 液体のイオン化方法並びに装置 | |
RU2215604C2 (ru) | Электролизер и устройство для очистки проволоки от смазки | |
JPH034279B2 (ja) | ||
CA1098485A (en) | Electrostatic water treatment | |
JPH0525758Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070811 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811 Year of fee payment: 13 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |