JP3097750B2 - オンライン中の情報収集方式 - Google Patents

オンライン中の情報収集方式

Info

Publication number
JP3097750B2
JP3097750B2 JP02225961A JP22596190A JP3097750B2 JP 3097750 B2 JP3097750 B2 JP 3097750B2 JP 02225961 A JP02225961 A JP 02225961A JP 22596190 A JP22596190 A JP 22596190A JP 3097750 B2 JP3097750 B2 JP 3097750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
svc
information collection
task
processing
online
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02225961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04107644A (ja
Inventor
浩 大▲高▼
透 我妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Software Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Software Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Software Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP02225961A priority Critical patent/JP3097750B2/ja
Publication of JPH04107644A publication Critical patent/JPH04107644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3097750B2 publication Critical patent/JP3097750B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主にオンラインシステムの計算機システム
で発生するレスポンス/ターンアラウンド低下等の異常
原因を解明するために、オンラインサービスを続行した
環境で必要なデータの実測・分析を可能とするオンライ
ン中の情報収集方式に関する。
〔従来の技術〕
従来のオンライン中の情報収集方式としては、ログデ
ータによる情報収集方式、オンラインプログラム修正等
による情報収集方式が知られている。ログ情報収集方式
は、全オンライン期間中に全タスクを対象に、CPU等の
資源使用状況ログ、端末のレスポンス、スループットな
どの統計ログを一定周期で収集する方式である。また、
オンラインプログラム修正方式は、オンラインプログラ
ムの中に、一時的に情報収集トラップと呼ばれる性能分
析用情報収集ルーチンを埋め込んで情報の収集分析を行
い、オンラインでの分析が終れば、元のオンラインプロ
グラムに戻す方式である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来方式において、ログ情報収集方式では、収集
対象の情報は、オンライン性能の影響回避のため、CPU/
メモリ使用率、端末レスポンス等のマクロな現象情報
(設備更改用情報)に限られる。このため、現象として
現れた問題の真の原因を解明し、その対応策と直接結び
つくまで具体的な情報(CPU処理時間の増大を招いたタ
スク名/処理ルーチン名など)は収集できない。これに
より、根拠データが無い状況で原因推定等を行うことに
なり、性能ボトルネックの解明までの所要稼動が大き
く、長時間を要する。
また、オンラインプログラム修正方式では、オンライ
ンプログラムへの情報収集ルーチンの埋め込みや除去の
ため、プログラムの差し替えが伴い、その都度、当該オ
ンライン・サービスの中断が必要である。また、情報収
集ルーチンの埋め込みは、オンラインプログラムのすべ
ての箇所を対象とすることはできないため、経験により
問題となりそうな部分に、幾度もねらい打ちする必要が
あり、ログ情報収集方式の場合と同様に、原因究明迄の
所要時間・稼動が大であった。さらに多数の情報収集ル
ーチンの埋め込みや除去に伴い、作業誤りが混入し易
く、プログラムバグの混入によるオンライン品質の低下
を押き易いという問題もある。
本発明は、以上述べた従来決重の問題を解決すること
を目的としており、オンラインプログラムの修正を不要
とすることでオンラインサービスの運転を継続可能と
し、かつ、具体的な性能分析情報を、オンライン性能の
劣化を最小化しつつシステムが自動収集することによ
り、性能ボトルネックへの早期対処を図るものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、プログラム間
の制御移行をSVC(Supervisor call)の発行/リターン
やRUN/STOPマクロの発行により行うオンライン処理計算
機システムにおいて、オンライン処理性能測定中か否か
を示す状態フラグと、測定対象のタスクIDリストを保持
しているタスクIDリストテーブルを設けると共に、SVC
毎に常駐/非常駐やSVC処理ルーチンアドレスを管理し
ているSVCテーブルに、情報収集ルーチンアドレスも保
持し、オンラインタスクからSVCが発行された場合、前
記状態フラグが性能測定中を示し、かつ、前記タスクID
リストテーブルに当該タスクIDが存在すると、前記SVC
テーブルを参照し、情報収集ルーチンアドレスにもとづ
いて情報収集プログラムを起動し、情報収集処理終了後
に、SVC処理ルーチンアドレスにもとづいて当該SVCの処
理プログラムを起動し、該処理プログラムにて当該SVC
処理を実行して当該SVC発行元へ復帰するようにしたこ
とである。
〔作 用〕
本発明では、オンラインタスクからSVCが発行された
場合、計算機がオンライン処理性能測定中で、かつ、測
定対象タスクIDが登録されていれば、自動的に本来の当
該SVC処理に先立って性能評価のための情報収集処理を
実行し、その後、本来の当該SVC処理に移行し、それ以
外では、直接本来の当該SVC処理を行う。該SVC処理後は
当該SVC発行元へ復帰する。これにより、具体的オンラ
イン処理の生データをオンラインプログラムの修正なし
で得られ、また、オンライン性能への影響は最小限にと
どめることが可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明す
る。
第1図は本発明方式の一実施例の機能ブロック図を示
したものである。第1図において、11はSVC解析処理
部、12は情報収集ルーチン起動監視部、13はSVCルーチ
ン起動部であり、これらはハードウェア的にはCPUの処
理機能の一部を構成している。14はオンラインタスクで
あり、各タスクには一意のタスクIDが設定される。15は
情報収集処理プログラム、16はSVC処理プログラムで、
これらはSVCの種類に対応して複数あり、そのあるもの
は主記憶装置上に常駐されるが、他は外部記憶装置上に
置かれ(非常駐)、必要の都度、主記憶装置にロードさ
れる。17は性能測定状態フラグ、18は測定対象タスクID
リストテーブル、19はSVCテーブルであり、これらはCPU
のレジスタ群、あるいは主記憶装置のいずれにあっても
よい。
第2図は状態フラグ17、タスクIDリストテーブル18、
SVCテーブル19の詳細図である。
(a)は性能測定状態フラグ17であり、オペレータや
自動運転プログラム等の指示に基づき、オンライン中の
性能実測開始時刻/終了時刻にそれぞれON/OFFに切り替
えられる。即ち、「ON」は性能測定中(性能実測許
容)、「OFF」は性能非測定中(性能実測抑止)を示
す。
(b)は測定対象タスクIDリストテーブル18であり、オ
ペレータや自動運転プログラム等が指定する測定対象タ
スクのID(AやRなど)が記憶される。未登録のところ
は「NULL」である。
(c)はSVCテーブル19であり、SVCの種類をSVC番号
で表わし、各SVC番号ごとに、常駐/非常駐ビット、該
当SVC処理プログラムのポインタを示すSVCルーチンアド
レス、該当情報収集処理プログラムのポインタを示す情
報収集ルーチンアドレスが登録される。
次に、第1図の動作を説明する。オンラインタスク14
からあるSVCが発行されると、SVC解析処理部11は該SVC
を解析し、該当タスクに設定されているタスクID、該SV
Cの種類(SVC番号)を情報収集ルーチン起動監視部12に
渡す。
情報収集ルーチン起動監視部12では、状態フラグ17、
タスクIDリストテーブル18を参照し、状態フラグ17がNO
(性能実測許容)で、かつ、タスクIDリストテーブル18
に当該タスクIDが記憶されている場合、SVC番号をキー
にSVCテーブル19から情報収集ルーチンアドレスを検索
し、当該SVCの情報収集処理プログラム15を起動する。
そして、情報収集処理プログラム15による情報収集処理
後、SVCルーチン起動部13に制御を渡す。一方、状態フ
ラグ17がOFF(性能実測抑止)の場合、あるいは状態フ
ラグ17がONでもタスクIDリストテーブル18に当該タスク
IDが記憶されていない場合には、情報収集ルーチン起動
監視部12は情報収集処理プログラム15を起動することな
く、直ちにSVCルーチン起動部13に制御を渡す。この情
報収集ルーチン起動監視部12の処理フローを第3図に示
す。
SVCルーチン起動部13では、SVC番号をキーにSVCテー
ブル19からSVCルーチンアドレスを検索し、当該SVCの処
理プログラム16を起動する。SVC処理プログラム16は従
来と同様に、当該SVC処理を実行し(非常駐SVCならSVC
ロード後に実行する)、SVC発行元へ復帰する。
次に、第4図および第5図により具体例について説明
する。
第4図はオンライン通常運転の場合であり、状態フラ
グ17はOFFとなっている。この場合は、オンラインタス
ク(タスクID=Aとする)からSVC(SVCαとする)が発
行されると()、SVCテーブル19からSVCルーチンアド
レスを求めて(本例では1000)、当該SVCαの処理プロ
グラムを起動し()、該SVCαの本来の処理を実行し
()、それが終了すると、該SVCαの発行元へリター
ンする()。
第5図はオンライン性能実測中の場合であり、状態フ
ラグ17はONである。タスクIDリストテーブル18には、測
定対象のタスクIDとしてID=Aが記憶されているとす
る。タスクID=AのオンラインタスクからSVCαが発行
されると()、本来のSVCα処理の前に、まず、SVCテ
ーブル19から情報収集ルーチンアドレスを求めて(本例
では5000)、当該SVCαの情報収集処理プログラムを起
動し()、SVCαの性能評価に必要な情報の収集を行
う()。そして、この情報収集が終了すると()、
SVCテーブル19からSVCルーチンアドレスを求めて(本例
では1000)、当該SVCαの処理プログラムを起動し
()、該SVCαの本来の処理を実行して()、該SVC
α発行先へリターンする()。なお、タスクID=Bな
どのように、タスクIDリストテーブル18に記憶されてい
ないオンラインタスクからSVCが発行された場合は、状
態フラグ17がONであっても、当該SVC本来の処理が直接
実行される。
ここで、情報収集処理プログラムとの間の制御移行に
伴い、本来のプログラム間制御移行が従来通りに行われ
る必要がある。このため、図では簡略化のため省略され
ているが、当然ながら、新・旧PSW、レジスタ等のプロ
グラム間制御移行用の引継ぎ情報を本来のプログラムの
呼び出し前の状態(次の実行アドレスは当該SVC処理プ
ログラムの実行アドレス)でセーブし、終了後、その状
態にリバイブする機能も持つ合わせている。
また、第5図では、情報収集処理プログラムが収集す
る情報をメモリ等に書き込んでいるがこのメモリを複数
設け、一つのメモリが満杯となれば、他の空きメモリに
切り替え、そこへ新たな収集情報を追記するのと並行し
て、満杯となったメモリの内容を外部記憶(ファイル)
へ掃き出す、いわゆる多重バッファ制御を設けることも
可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、ログ情報では得られ
ない、性能ネックの直接的原因を解明できるOSカーネル
の管理情報等、具体的オンラインの生データをオンライ
ンプログラムの修正なしで得られることから、性能ボト
ルネックの原因究明に係わる所要稼動を大幅に削減する
とともに、その早期解消が図られる。
また、性能分析情報の収集は、指定タスクに限定し、
指定された期間だけ行うことにより、オンライン性能へ
の影響を最小限度とすることができる。オンライン性能
への影響は、さらに情報収集後の編集・分析をオフライ
ンシステムのみで行うことにより、一層縮小できる。
また、長時間連続運転システムにて、状態フラグを非
測定中の状態としておけば、情報収集プログラムへの制
御移行は一切無いことから、例えば、オンライン中に情
報収集プログラムを、オフラインシステム等の試験で品
質確認された新しい機能追加版と入れ替えることも可能
である。
今後、オンラインシステムの業務の高度化に伴い、ハ
ード/ソフトが増々大規模・複雑化し、また連続運転時
間が拡大する傾向にあり、このような状況でシステム性
能問題の早期かつ容易な究明手段の提供の重要性は高ま
る一方である。本発明はこれに応えるための新しい基本
方式と位置づけられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方式の一実施例の機能ブロック図、第2
図は状態フラグ、タスクIDリストテーブルおよびSVCテ
ーブルの詳細図、第3図は情報収集ルーチン起動監視部
の処理フロー図、第4図はオンライン通常運転の場合の
処理例を示す図、第5図はオンライン性能評価情報収集
の場合の処理例を示す図である。 11……SVC解析処理部、 12……情報収集ルーチン起動監視部、 13……SVCルーチン起動部、 14……オンラインタスク、 15……情報収集処理プログラム、 16……SVC処理プログラム、 17……状態フラグ、 18……タスクIDリストテーブル、 19……SVCテーブル。
フロントページの続き (72)発明者 我妻 透 神奈川県横浜市中区山下町223番1号 エヌ・エィ・ティ・ソフトウェア株式会 社内 (56)参考文献 特開 平1−292544(JP,A) 特開 平4−76639(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 - 11/36 G06F 9/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム間の制御移行をSVC(Super vis
    or call)の発行/リターンやRUN/STOPマクロの発行に
    より行うオンライン処理計算機システムにおいて、 オンライン処理性能測定中か否かを示す状態フラグと、
    測定対象のタスクIDリストを保持しているタスクIDリス
    トテーブルと、SVC毎にSVC処理ルーチンアドレスに加え
    て情報収集ルーチンアドレスを保持するSVCテーブルを
    設け、 オンラインタスクからSVCが発行された場合、前記状態
    フラグが性能測定中を示し、かつ、前記タスクIDリスト
    テーブルに当該タスクIDが存在すると、前記SVCテーブ
    ルを参照し、情報収集ルーチンアドレスにもとづいて情
    報収集プログラムを起動し、情報収集処理終了後に、SV
    C処理ルーチンアドレスにもとづいて当該SVCの処理プロ
    グラムを起動し、該処理プログラムにて当該SVC処理を
    実行して当該SVC発行元へ復帰することを特徴とするオ
    ンライン中の情報収集方式。
JP02225961A 1990-08-28 1990-08-28 オンライン中の情報収集方式 Expired - Fee Related JP3097750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02225961A JP3097750B2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 オンライン中の情報収集方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02225961A JP3097750B2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 オンライン中の情報収集方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04107644A JPH04107644A (ja) 1992-04-09
JP3097750B2 true JP3097750B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=16837599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02225961A Expired - Fee Related JP3097750B2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 オンライン中の情報収集方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3097750B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0952522B1 (en) 1998-04-22 2011-08-24 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Method and device for acquiring usage data of an application

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04107644A (ja) 1992-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210263829A1 (en) Virtualization of a central processing unit measurement facility
US6658650B1 (en) Service entry point for use in debugging multi-job computer programs
US5528753A (en) System and method for enabling stripped object software monitoring in a computer system
US6223338B1 (en) Method and system for software instruction level tracing in a data processing system
US6539501B1 (en) Method, system, and program for logging statements to monitor execution of a program
US4819234A (en) Operating system debugger
US6769117B2 (en) Generalised program hooks
US7313734B2 (en) Method and system for instruction tracing with enhanced interrupt avoidance
US6026236A (en) System and method for enabling software monitoring in a computer system
US7284238B2 (en) Multithread tracing method and apparatus
US4485440A (en) Central processor utilization monitor
US20020199172A1 (en) Dynamic instrumentation event trace system and methods
US6263488B1 (en) System and method for enabling software monitoring in a computer system
GB2329049A (en) A debugger interface unit for identifying selected exceptions
US8286192B2 (en) Kernel subsystem for handling performance counters and events
KR20130031860A (ko) 시스템 테스트 방법
US6735774B1 (en) Method and apparatus for system call management
JP3097750B2 (ja) オンライン中の情報収集方式
US5642507A (en) Apparatus for collecting control data of a virtual machine and method of thereof
JP2882859B2 (ja) オンライン中イベント処理時間分析方式
JP3132778B2 (ja) 仮想計算機システム
JP2795676B2 (ja) プログラムトレース装置
JPS60238948A (ja) 計算機システムの処理時間測定装置
De Paoli et al. A copy on reference process migration in rhodos
JP2788353B2 (ja) タスクトレース方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees