JP3097739U - 設備機器用排水口 - Google Patents

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伊藤 光男
星野 光宏
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伊藤鉄工株式会社
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Abstract

【目的】床を完全な平面として使えるようにするとともに、異なる管径の複数の排水管を使用できるようにする。
【構成】中空構造を有し、下部にて配管に接続され、上部は床面と同一面となるように設置される本体11と、設備機器の排水管を受け入れる開口を有し、上部外周に設けたつば状部22により本体筒口部周囲の凹段部15内に収まる受枠20と、受枠の開口23又は本体11の中空構造部内に設けられ、上記排水管を接続する排水管接続部26、30と、不使用時に受枠の開口23を閉塞するときに床面と同一面となるように受枠の開口23に嵌合する蓋35とから成る。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、床に設置して不使用時には閉塞され、設備機器の使用時にその排水管を接続可能とした設備機器用排水口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実験室や研究室或いは展示施設等において、設備機器を搬入して使えるように、前もって床に設置された排水口設備があり、例えばリザーブドレンなどと呼ばれている。こうした排水口は、設備機器を搬入しないときには、床に埋め込まれて殆んど突出しないので、排水口のない床とほぼ同様に使うことができる。
【0003】
しかしながら従来のこの種の排水口の場合、
1)排水口設備の蓋や受枠が床よりも数ミリ突出し、平面にならない、
2)接続可能な排水管のサイズが一定しており、融通がきかない、
3)蓋の開閉に専用工具を必要とする、
4)気密性がないため臭気が回る可能性がある、
5)床にこぼした水が床下に漏れるおそれがある、
等の問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、床を完全な平面として使えるようにするとともに、異なる管径の複数の排水管を使用できるようにすることである。また本考案の他の課題は、設備機器の使用又は不使用時のレイアウトの変更を完全かつ確実に行えるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本考案は、中空構造を有し、下部にて配管に接続され、上部は床面と同一面となるように設置される本体と、設備機器の排水管を受け入れる開口を有し、上部外周に設けたつば状部により本体筒口部周囲の凹段部内に収まる受枠と、受枠の開口又は本体の中空構造部内に設けられ、上記排水管を接続する排水管接続部と、不使用時に受枠の開口を閉塞するとき床面と同一面となるように受枠の開口に嵌合する蓋とから構成によって設備機器の排水口を構成したものである。
【0006】
本体は、内部が排水路となるように中空構造を有しているものであり、上部は床面と同一面となるように設置される。設置対象は床構成部分であり、例えばコンクリートスラブや木造建築等である。本体には、開口段部が設けられておりこの段部内に後述の受枠等が収まり、床面の平面性を保つ。
【0007】
受枠は、本来、蓋を受ける枠のことである。受枠はつば状部を本体の開口段部に係止することによって取り付けられ、本体に取り付けられた場合、その上面は床面と同一面になる。一方、受枠は、床に張られる仕上げ材の縁を本体との間で挟む機能を有するとともに、排水管を通すための枠でもあり、適用対象の全ての排水管は受枠の開口を通る。
【0008】
排水管接続部は、大径、小径の排水管を接続するための手段である。この種の排水管の小径のものは例えば20mm、大径のものは例えば50mmであり、これらの中間サイズを含めると数種類に及ぶし、また最大径のものは最小径のものの2倍以上である。そこで排水管接続部として小径用のものと大径用のものとを具備し、小径用接続部は、受枠に着脱可能に取り付けられるものとし、かつ小径排水管を差し込めるようにする。この場合、2個又はそれ以上の小径管を差し込める透孔を小径用接続部に用意することができる。
【0009】
これに対して大径用接続部は、本体内の下部に、1個の大径排水管を差し込めるように設けたリング状の部材又は雌ねじ部によってまかなわれる。このリング状の部材は、例えばゴム等軟弾性を有する材料によって形成されることが望ましい。リング状の部材は少なくとも1個又は2個以上設けられる。
【0010】
蓋は、不使用時に、受枠の開口を閉塞する。蓋は、受枠の開口を閉塞したときに床面と同一面となる。また蓋と受枠、或いは受枠と本体との間にはシール部材を介装することが望ましく、さらに本体の中空構造部内部にはプラグを設けておくことで床にこぼした水等を遮断可能とすることができる。
なお、蓋の開閉は容易である方が良く、容易であっても支障はない。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は本考案に係る設備機器用排水口10の平面を示しており、左半分は蓋35を取り除いた状態である。
【0012】
本設備機器用排水口10は筒状構造の本体11を有し、筒状構造の下端部にて排水用の配管12に接続され、上端部にはフランジ状部分13が設けられていて、コンクリートスラブから成る床面と一致するように、アンカーボルトで示された植設子14を用いて設置されている。フランジ状部分13は概して皿状に形成されており、筒口部周囲の上面に、凹段部15を有している。16は、筒状部内下部の雌ねじ部、17は同じ上部の雌ねじ部、18は上下両雌ねじ部間の係合部を夫々示す。
【0013】
受枠20は、本体筒口部に取り付けられるので、筒口雌ねじ部19に螺合する雄ねじ部21によって本体11と一体化され、筒口部周囲の凹段部15に収まるつば状部22を有する。つば状部22は床Fに張られたシート材Sを押さえる目的、機能を有し、その上面はシート材表面と同一平面ないしはそれ以上となるので、床上に出て邪魔になることはない。受枠の開口23はドーナツ型をした受枠20の中央部を占めているが、その開口縁には立ち下がり部24が設けられており、立ち下がり部24には内向きの係止部25が設けられている。
【0014】
排水管接続部として、例示のものは、小径用接続部26と、大径用接続部30とを有している。小径用接続部26は円板状に形成され、サイズの異なる小径排水管を差し込める透孔27、28を有する。また受枠20の係止部25に周縁で係止し、かつその状態で係止部25の下側に係止可能な係止爪29を有することにより、排水管の抜き差しで外れないように設けられている。
【0015】
他方、大径用接続部30は、本体内下部の係合部18に係合させて設けた、リップ状断面形を有する複数段のリング状の部材31、32から成る。例示の大径用接続部30はゴムを素材とし、中央の開口33より大径の排水管でも差し込めるようになっている。また最大径の排水管は、上部雌ねじ部17に嵌め込まれ固定されるようになっている。
【0016】
蓋35は、受枠20の開口23を塞ぐもので、例示の蓋35は受枠の開口23に嵌め込まれる空部36を下面に有し、これと受枠20の立ち上がり部24との間に防臭用のシール部材37を介装している。なお、図において、38はプラグを示しており、本体内の上部雌ねじ17に螺合させて取り付けておくことができ、本排水口を使用するときには上部摘み39を持って取り外す。プラグ38はシール部材37と共に、床上にこぼれた水が床下に回るのを止める役割を果たす。
【0017】
本考案の設備機器用排水口10は、不使用時には蓋35によって閉塞され、床面と同一面の状態となるので行動を妨げることがない。設備機器の使用時には、切欠34にドライバーのように入手の容易な工具を差し込んで蓋35を開き、排水管接続部に排水管を接続する。小径排水管41を使用する場合には図3に示すように、蓋35を外し小径用接続部26としての透孔27又は28に差し込み、また大径用排水管42を使用する場合には図4に示すように、蓋35と受枠20とを取り外し、大径用接続部30としてのリング状部材31、32又は雌ねじ部17に差し込むようにする。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、床面を完全な平面として使うことができる、その一方で、管径の異なる複数の排水管の接続が可能であるから、排水設備が合理化され、従来のように大きな排水側溝や設備ボックスが不必要であり、設備機器や流し台のホースの太さの如何に拘ず殆ど全てのものに適応し、設備機器の変更にも安全に対処し得る等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る設備機器用排水口の1実施形態を示す平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】小径排水管の適用時の説明図。
【図4】大径排水管の適用時の説明図。
【符号の説明】
11  本体
15 凹段部
20 受枠
22 つば状部
23 受枠の開口
26 小径用接続部
30 大径用接続部
35 蓋
37 シール部材
38 プラグ

Claims (2)

  1. 床に設置し、設備機器の不使用時には閉塞され、使用時にその排水管を接続可能とした設備機器用排水口であって、中空構造を有し、下部にて配管に接続され、上部は床面と同一面となるように設置される本体と、設備機器の排水管を受け入れる開口を有し、上部外周に設けたつば状部により本体筒口部周囲の凹段部内に収まる受枠と、受枠の開口又は本体の中空構造部内に設けられ、上記排水管を接続する排水管接続部と、不使用時に受枠の開口を閉塞するときに床面と同一面となるように受枠の開口に嵌合する蓋とから構成される設備機器用排水口。
  2. 排水管接続部は、小径用と大径用のものを具備し、小径用接続部は、受枠に着脱可能に取り付けられるとともに、小径排水管を差し込める透孔を有する部材から成り、大径用接続部は本体内の下部に設けられた、大径排水管を差し込めるリング状の部材又は雌ねじ部から成る請求項1記載の設備機器用排水口。
JP2003002649U 2003-05-12 2003-05-12 設備機器用排水口 Expired - Lifetime JP3097739U (ja)

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