JP3097038B2 - ダイなしの圧縮ヘッド及び圧着方法 - Google Patents

ダイなしの圧縮ヘッド及び圧着方法

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JP3097038B2
JP3097038B2 JP03249153A JP24915391A JP3097038B2 JP 3097038 B2 JP3097038 B2 JP 3097038B2 JP 03249153 A JP03249153 A JP 03249153A JP 24915391 A JP24915391 A JP 24915391A JP 3097038 B2 JP3097038 B2 JP 3097038B2
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮工具に関し、特に
ダイなしの圧縮ヘッド及び電気コネクタ圧着工具に圧着
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気ケーブルの一端をコネクタに挿入し
次に該コネクタを圧縮すなわちへこましてケーブルとコ
ネクタとの間に機械的かつ電気的な接続を形成すること
により成端処理することが、当該分野において良く知ら
れている。モービー(Morby)の米国特許第3,6
44,989号は、全体が4つの辺を有するピラミッド
型(角錐)の押抜き器(パンチ)をもったピストンを有
する圧縮圧子工具を開示している。リトル(Lytl
e)他の米国特許第4,136,549号は、コネクタ
をケーブルに圧着すなわち圧縮するために使用する、ダ
イなしの圧縮ヘッドをもった油圧圧縮工具を開示してい
る。ユニバーサル圧縮ヘッドとしても知られるダイなし
の圧縮ヘッドが周知であり、従来種々の寸法のコネクタ
及び導体を圧着するため使用されてきたが、それにもか
かわらず、ユニバーサル圧縮ヘッドはすべての寸法のコ
ネクタ及び導体を、同じ品質度合で圧着することができ
ないという問題が、当該分野において存在した。比較的
大型のコネクタを、1000MCMワイヤサイズの導体
のような比較的大型の導体に適正に圧着するためには、
圧子が適正にコネクタを圧縮せず不注意にもコネクタに
穴をあけてしまうことがないように、圧子の前方部を広
くする必要がある。しかしながら、コネクタを6AWG
ワイヤサイズの導体のような比較的小型の導体に適正に
圧着するためには、圧子がコネクタをへこませて、単に
コネクタを平らにするだけでなく良好な圧着を成すよう
に、圧子は狭くするべきである。
【0003】従来技術におけるユニバーサル圧縮ヘッド
は、これら相反する両方の要求に適切に答えることがで
きず、コネクタと導体のすべての寸法範囲に対して、同
程度の品質の接続を行うことができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来技術における問題を解決して、すべての寸法範
囲の対象物に対して、同程度の品質の圧着を行うことが
できるだけでなく、付加された特徴をも提供することが
できる圧縮ヘッド及び電気コネクタ圧着工具を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下に示すよ
うな圧縮工具に用いるダイなし圧縮ヘッド及び同圧縮ヘ
ッドを用いた電気コネクタ圧着工具によって、前述の
来技術の問題点を解決している。即ち、 本発明の圧縮ヘ
ッドは、 フレームと、 該フレームに運動可能に取り付け
られてアンビルの角度の付いた面に向かってまたこれか
ら離れる方向に運動可能なラムであって、2つの角度の
付いた側部を有する第1の部分と、ピラミッド形状の押
し込み延長部を有する第2の部分とを備えた前方部を有
し、該第2の部分が前記ラムの先導縁部を形成し、前記
第1の部分が前記第2の部分の長手方向後方に設けられ
ている、前記ラムと、前記フレームに連結された前記ア
ンビルであって、前記ラムの第1の部分の角度の付いた
側部の面と平行になされた2つの角度の付いた面を有す
る側部を有し、前記ラムが前進されると、同ラムの前記
第1の部分の角度の付いた側部の面と当該アンビルの前
記角度の付いた側部の面とが面同士接するようになされ
たアンビルと、を含み、前記ラムの第1及び第2の部分
が適宜な寸法及び形状になされることにより、前記ラム
の前記第1の部分の角度の付いた側部が前記アンビルの
角度の付いた側部に当接すると、前記第2の部分が前記
アンビルから所定の距離だけ隔置された状態で、前記ラ
ムの前進が停止されるようになされている。
【0006】更に、本発明の電気コネクタ圧着工具は、
フレームと、該フレームに運動可能に取り付けられてア
ンビルの角度の付いた面に向かってまたこれから離れる
方向に運動可能なラムであって、2つの角度の付いた面
を有する側部を有する第1の部分と、押し込み延長部を
有する第2の部分とを備えた前方部を有し、該第2の部
分が前記ラムの先導縁部を形成し、前記第1の部分が前
記第2の部分の長手方向後方に設けられている、前記ラ
ムと、前記フレームに連結された前記アンビルであっ
て、前記ラムの第1の部分の角度の付いた面を有する側
部と平行になされた2つの角度の付いた面を有する側部
を有し、前記ラムが前進されると、同ラムの前記第1の
部分の角度の付いた面を有する側部の面と当該アンビル
の前記角度の付いた面を有する側部の面とが相互に当接
するようになされたアンビルと、を含み、前記ラムの第
1及び第2の部分が適宜な寸法及び形状になされること
により、前記ラムの前記第1の部分の角度の付いた面を
有する側部が前記アンビルの角度の付いた面を有する側
部に当接すると、前記第2の部分が前記アンビルから所
定の距離だけ隔置された状態で、前記ラムの前進が停止
されるようになされている。
【0007】本発明の電気コネクタ圧着工具によれば、
電気コネクタを導体に圧着する方法が提供される。この
方法は、アンビル表面を有する圧縮ヘッドと、ほぼピラ
ミッド形状を有する押し込み表面をそなえたラムと、上
記アンビルからピラミッド形状の頂部の、所定距離にお
いて、ラムの前進運動を停止するための手段とを含む圧
縮工具を提供する段階を備える。前進運動を停止するた
めの手段は、ピラミッド形状の後方に位置すると共に、
アンビル表面に接触してラムの前進運動を停止するラム
の前方部分を含む。この方法は更に、ラムを前進させ
て、ラムとアンビルとの間に挟まれたコネクタの外側に
接触させる段階と、ラムをそのコネクタとの接触位置を
越えて前進させることにより、コネクタを変形させる段
階と、ラムとアンビルとの間に所定の力が生じた時に、
ラムの前進運動を停止させる段階とを備える。上記所定
の力は、コネクタ及び第1の寸法の導体を圧着する時
に、上記運動を停止するための手段において、ラムとア
ンビルとの間に直接生じるか、また上記所定の力は、コ
ネクタ及び第2の比較的大きな寸法の導体を圧着する時
に、コネクタを介してラムとアンビルとの間に生ずる。
【0008】(発明の効果) 本発明によれば、ラムの第1及び第2の部分が適宜な寸
法及び形状になされることにより、前記ラムの前記第1
の部分の角度の付いた側部が前記アンビルの角度の付い
た側部に当接すると、前記第2の部分が前記アンビルか
ら所定の距離だけ隔置された状態で、前記ラムの前進が
停止されるようになされているので、すべての圧着対象
物寸法範囲に対して、同程度の品質の圧着を行うことが
できる。
【0009】本発明の上記及び他の特徴は図面を参照す
る以下の記載において説明する。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、本発明の特徴を具体化し
ている油圧圧縮工具2の平面図が示されている。工具2
は一般に流体室を内蔵している第1のハンドル4と、第
2のハンドル6と、本体10と、圧縮ヘッド12とを備
えている。本発明は油圧圧縮工具に関して説明している
が、本発明はいかなる適宜の型の圧縮装置あるいは圧着
工具でも具体化することができることを理解するべきで
ある。また、いかなる適宜な寸法、形状、あるいは材料
のタイプを用いることができる。
【0011】圧縮ヘッド12を除いて、図1に示す油圧
圧縮工具2は、ペコラ(Pecora)他の米国特許第
4,947,672号において、図示しかつ説明されて
いる油圧圧縮工具と実質的に同じであって、上記米国特
許は、本明細書において、その全体を参照している。圧
縮ヘッド12は、一般に、油圧シリンダを内蔵している
シリンダ本体、すなわちフレーム14と、フレームに運
動可能に取り付けられた圧子、すなわちラム16、とを
備えている。シリンダ本体、すなわちフレーム14、に
連結しているのは、アンビル18である。アンビル18
は、フレーム14に2つのピン19及び20によって連
結されている。図示の実施例においては、第2のピン2
0はアンビル18から取り外すことが可能であり、した
がって、アンビルはピン19において枢動し、コネクタ
を収容するための領域22を開放することができる。
【0012】アンビル18は一般に、金属製で、中央部
分24と、フレーム14の前方脚30及び31とを受け
入れるスロット28及び29を持った2つの端部分26
及び27を有しており、したがってピン19及び20
は、アンビル18をフレーム14に固定して取り付ける
ことができる。領域22に隣接している中央部分24の
圧子の内側は一般に、コネクタの外部と接触するため
の、工具2のアンビル表面25を形成する。図示の実施
例においては、アンビル表面25は2つの角度の付いた
側部、すなわち表面32及び33を含み、該表面はその
間に、アンビル18の中央部分に、中央平面部分34を
有している。2つの角度の付いた側部分32及び34
は、互いに約75°の角度が付いている。しかしなが
ら、後に説明するように、アンビル表面25の角度また
は形状は適宜なタイプとすることができる。
【0013】ラムすなわち圧子16は、一般に金属製
で、油圧流よって押し出され、圧子16をフレーム14
及びアンビル18に対して前進させることのできる後方
接続部分(図示せず)を有している。上記のように、ラ
ム16はアンビル18に向かったりあるいは離れたりす
る動きができるように、フレーム14に運動可能に取り
付けられている。また、図4乃至図6を参照すると、ラ
ム16の前方部36は一般に、2つの部分すなわち区分
から形成されており、それはすなわち、ラムの先導端を
形成するピラミッド型(角錐)の部分38とピラミッド
部分38の長手方向後方に位置する角度の付いた側部4
0とである。図示の実施例においては、ピラミッド型部
分38は、基部44と、側面45,46,47,48
と、平らな頂部42とを有する単一の4つの辺を有する
ピラミッド39とから成る。図示の実施例においては、
最初の2つの対向する側面45及び46は、互いに約1
09°の角度をもって曲がっている。しかしながら、後
に説明するように、いかなる角度とすることもできる。
図示の実施例においては、ピラミッド39の対向する側
面47及び48において基部44から伸長しているの
は、2つの平坦な部分50及び51である。ピラミッド
の側面45及び46において基部44から伸長している
のは、圧子16の角度の付いた側部40を形成している
2つの角度の付いた表面52及び53である。図示の実
施例においては、表面52及び53は互いに対して約7
5°の角度を有している。したがって図示の実施例にお
いては、ラムの角度の付いた表面52及び53の角度
と、アンビルの角度の付いた接触表面32及び33の角
度とは同じである。
【0014】図示の実施例においては、圧子16は動き
の可能性のある範囲を有し、その範囲は、図2に示す定
位置から、図3に示すいっばいまで伸長した位置までの
動きの範囲の終端まである。いっばいまで伸長した位置
で、ラム側部40の角度の付いた表面52及び53は、
アンビル18の角度の付いた接触表面32及び33にか
み合うように接触する。このように接触すると、ラム1
6はそれ以上の前進を妨げられる。図示の実施例におい
ては、ピラミッド型の部分38は適宜な大きさと形状に
なされ、圧子16がいっばいに伸長した位置まで動かさ
れると、ピラミッド39は、アンビルから隔置されてア
ンビル中央部34とピラミッドの頂部42との間に間隔
Aを有する。本発明の好ましい実施例では、間隔Aは約
6.6mm(0.26インチ)である。しかしながら、
適宜な間隔とすることができる。ラム前方部36とアン
ビル表面25の斬新な形状により、著しい圧着の異なっ
た状態をつくることなく、比較的大型のコネクタと比較
的小型のコネクタの両方に対して、工具2がコネクタを
導体に圧着することを許容する。一般に、大型のコネク
タを大型の導体に圧着する時には、ラム16は、ハンド
ル4及び6のポンプ作用によって前進され、コネクタが
ラムの前方部36とアンビル表面25との間の領域22
において挟まれるまで前進する。ハンドル4および6
は、更に加圧を行い、ラム16を前進させて導体と共に
コネクタを変形させる。ラムが前方に動くにつれて、ピ
ラミッド39はコネクタに穴をあけることなく、コネク
タを押圧する。ピラミッド39が一旦、コネクタにうま
く嵌着されると、平坦な部分50および51は、コネク
タに接触してコネクタを圧着するラムの前方部の範囲を
増加させる。結局、ラムの前方部36とコネクタとの間
の接触する領域の増加によって、工具2の不十分な油圧
はラムが十分な力を出すのを妨げ、この増加した領域及
び更に前進することによって、導体に穴をあけることな
く正しい圧着を行う。
【0015】小さな直径のコネクタを圧着する時には、
平坦な部分50、51は実質的に役割を果たさない。基
本的に、コネクタは、単にピラミッド39とアンビル1
8との間で圧着される。小さなコネクタへの圧着深さ
は、間隔Aによって制御される。ラムが前進すると、ピ
ラミッド39はコネクタの中に侵入する。工具2の油圧
装置の圧力は、ラム16がアンビル18に接触するま
で、圧着を停止する発散圧力に達することはない。図3
に示すように、ラム16がアンビル18に接触すると、
ピラミッドは、その比較的ゆるやかに傾斜する側部45
および46とその高さのために、アンビル18に接触せ
ず、これにより、所定の圧着及び形状のためにピラミッ
ドとアンビルとの間に所定の間隔を確立する。
【0016】工具2は、圧力を解放してその距離を移動
しないことに注意されたい。従って、工具2は種々の範
囲のコネクタを圧着することができる。コネクタの範囲
に対しては、導体の寸法がコネクタの寸法よりも小さい
ために、ラム16は明らかに、平坦な領域50、51が
コネクタに接触した後でも、コネクタが適正な圧力で導
体上に圧着されるまで、前進することができる。アンビ
ル表面25を、2つの角度の付いた面32、33と、こ
れら面の間の平坦な部分34とを有する楔型の形状とし
て上に説明したが、湾曲した面及び段付きの面を含むあ
らゆる適宜な形状のアンビル表面を設けることができる
ことは理解されよう。また、アンビルの角度の付いた表
面は、ピラミッド39が、ラムの一杯に伸長した位置に
おいてアンビル表面25から隔置されるような適正な寸
法及び形状になされる限りにおいて、あらゆる適正な角
度とすることができる。ラム16の前進運動を停止する
ための手段を、アンビル表面32、33に合致するラム
の角度の付いた面52、53の当接部として説明した
が、いかなる適正な手段をも用いて、ラム16の前進運
動をその一杯に伸長した位置で停止させることができる
ことは理解されよう。また、ピラミッド39を、平坦な
頂部を有する4側部型のピラミッドとして説明したが、
ラムの先導縁部にはいかなる適宜な形状の延長部をも設
けることができ、本明細書において用いるピラミッドの
用語はそのように解釈されるべきである。圧子延長部す
なわちピラミッド39は、アンビル表面25に設けるこ
とができ、あるいは複数のピラミッドとして設けること
ができる。
【0017】上述の記載は、本発明を単に例示するもの
であることを理解しなければならない。当業者は、本発
明の原理から逸脱することなく、種々の変形及び変更を
行うことができる。従って、本発明は、特許請求の範囲
に記載の範囲内にある総ての代替例、変形例、あるいは
変更例を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を取り入れた油圧圧縮工具の平面
図である。
【図2】ラムが第1の位置にある、図1に示す工具の圧
縮ヘッドの概略的な部分横断面図である。
【図3】ラムが第2の位置にある、図2の圧縮ヘッドの
概略的な横断面図である。
【図4】図1乃至図3に示すラムの前方部の側面図であ
る。
【図5】図4に示すラムの平面図である。
【図6】図5に示すラムの部分的な斜視図である。
【符号の説明】
2 圧縮工具 4、6 ハンドル 10 本体 12 圧縮ヘッド 14 フレーム 16 ラム(圧
子) 18 アンビル 19、20 ピン 22 領域 24 中央部分 26、27 端部部分 32、33 角度
の付いた部分 39 ピラミッド 42 平坦な頂部 44 基部(底面) 45、46、4
7、48 側部(側面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−8889(JP,U) 実公 昭63−14386(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/04 - 43/055

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気コネクタ圧着工具であって、 フレームと、 該フレームに運動可能に取り付けられてアンビルの角度
    の付いた面に向かってまたこれから離れる方向に運動可
    能なラムであって、2つの角度の付いた面を有する側部
    (52、53)を有する第1の部分と、押し込み延長部
    (39)を有する第2の部分(36)を備えた前方部
    を有し、該第2の部分が前記ラムの先導縁部を形成し、
    前記第1の部分が前記第2の部分の長手方向後方に設け
    られている、前記ラムと、 前記フレームに連結された前記アンビル(16)であっ
    て、前記ラムの第1の部分の角度の付いた面を有する側
    部(52、53)と平行になされた2つの角度の付いた
    面を有する側部(32、33)を有し、前記ラムが前進
    されると、同ラムの前記第1の部分の角度の付いた面を
    有する側部(52、53)の面と当該アンビルの前記角
    度の付いた面を有する側部(32、33)の面とが相互
    に当接するようになされたアンビル(16)と、を含
    み、 前記ラムの第1及び第2の部分が適宜な寸法及び形状に
    なされることにより、前記ラムの前記第1の部分の角度
    の付いた面を有する側部(52、53)が前記アンビル
    の角度の付いた面を有する側部(32、33)に当接す
    ると、前記第2の部分(36)が前記アンビルから所定
    の距離だけ隔置された状態で、前記ラムの前進が停止さ
    れるようになされたことを特徴とする、 電気コネクタ圧
    着工具。
  2. 【請求項2】 請求項1の工具において、前記所定の
    距離が約6.6mm(0.26インチ)であることを特
    徴とする工具。
  3. 【請求項3】 請求項1の工具において、前記押し込
    延長部(39)が平坦な頂部を有することを特徴とす
    る工具。
  4. 【請求項4】 請求項1の工具において、前記押し込
    延長部(39)が、基部(44)と4つの側部(4
    5、46、47、48)とを有する略ピラミッド形状を
    有していることを特徴とする工具。
  5. 【請求項5】 請求項4の工具において、前記ラムの
    前方部の前記2つの角度の付いた面を有する側部に隣接
    する相互に対向する側部が、前記ピラミッド形状基部
    (44)から伸長している2つの平らな側部部分(5
    0、51)を有していることを特徴とする工具。
  6. 【請求項6】 請求項5の工具において、前記ラムの
    前記第1の部分の前記2つの角度の付いた面を有する
    部が、前記ピラミッド形状の前記基部から伸長している
    ことを特徴とする工具。
  7. 【請求項7】 請求項1の工具において、前記アンビ
    ルが、前記2つの角度の付いた面を有する側部の間に平
    坦な頂部部分を有していることを特徴とする工具。
  8. 【請求項8】 圧縮工具用のヘッドであって、フレームと、 該フレームに運動可能に取り付けられてアンビルの角度
    の付いた面に向かってまたこれから離れる方向に運動可
    能なラムであって、2つの角度の付いた側部(52、5
    3)を有する第1の部分と、ピラミッド形状の押し込み
    延長部(39)を有する第2の部分(36)とを備えた
    前方部を有し、該第2の部分が前記ラムの先導縁部を形
    成し、前記第1の部分が前記第2の部分の長手方向後方
    に設けられている、前記ラムと、 前記フレームに連結された前記アンビル(16)であっ
    て、前記ラムの第1の部分の角度の付いた側部(52、
    53)の面と平行になされた2つの角度の付いた面を有
    する側部(32、33)を有し、前記ラムが前進される
    と、同ラムの前記第1の部分の角度の付いた側部(5
    2、53)の面と当該アンビルの前記角度の付いた側部
    (32、33)の面とが面同士接するようになされたア
    ンビル(16)と、を含み、 前記ラムの第1及び第2の部分が適宜な寸法及び形状に
    なされることにより、前記ラムの前記第1の部分の角度
    の付いた側部(52、53)が前記アンビルの角度の付
    いた側部(32、33)に当接すると、前記第2の部分
    (36)が前記アンビルから所定の距離だけ隔置された
    状態で、前記ラムの前進が停止されるようになされたこ
    とを特徴とする、 ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項8のヘッドにおいて、前記アンビ
    ルの2つの角度の付いた面は、互いに約75°の角度を
    なしていることを特徴とするヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項9のヘッドにおいて、前記ラ
    ムの2つの角度の付いた側部の面は、互いに約75°の
    角度をなしていることを特徴とするヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項9のヘッドにおいて、前記ピ
    ラミッドの形状は、対向する側部の面同士が約109°
    の角度をなしている側部を有することを特徴とするヘッ
    ド。
  12. 【請求項12】 請求項8のヘッドにおいて、前記ピ
    ラミッドの形状が平坦な頂部を有することを特徴とする
    ヘッド。
  13. 【請求項13】 請求項8のヘッドにおいて、前記ア
    ンビルは、前記2つの角度の付いた面の間に平坦な接触
    面を有することを特徴とするヘッド。
  14. 【請求項14】 請求項8のヘッドにおいて、前記ラ
    ムの前記ピラミッド形状は基部(44)及び4つの側部
    (45〜48)を有しており、同ピラミッド形状の後方
    に位置する前記2つの角度の付いた面を有する側部(5
    2、53)は、同ピラミッド形状の2つの対向する側部
    において前記基部から伸長しており、2つの角度の付い
    ていない部分(50、51)が、同ピラミッド形状の他
    2つの対向する側部において前記基部から伸長してい
    ることを特徴とするヘッド。
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