JP3097034B1 - 信号分析装置 - Google Patents

信号分析装置

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JP3097034B1
JP3097034B1 JP11186533A JP18653399A JP3097034B1 JP 3097034 B1 JP3097034 B1 JP 3097034B1 JP 11186533 A JP11186533 A JP 11186533A JP 18653399 A JP18653399 A JP 18653399A JP 3097034 B1 JP3097034 B1 JP 3097034B1
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Abstract

【要約】 【課題】 構成が簡単で突発的に発生する強い信号を見
逃すことなく広帯域な観測ができるようにする。 【解決手段】 パワー・周波数検出手段21は、入力端
子20aに入力される分析対象帯域内の信号の瞬時パワ
ーと瞬時周波数とを並行して検出し、ディジタル値でヒ
ストグラム検出手段40に順次出力する。ヒストグラム
検出手段40は、パワー・周波数検出手段21から順次
出力される瞬時パワーと瞬時周波数を受けて、瞬時パワ
ーと瞬時周波数とを組とする2次元のヒストグラムH
(p,f)を求める。特性評価手段処理手段50は、ヒ
ストグラム検出手段40によって検出された2次元のヒ
ストグラムに基づいて、入力端子に入力された信号の特
性評価のための処理を行ない、出力手段60は、特性評
価手段処理手段50の処理結果を表示、印刷あるいは他
装置へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波や光による通
信に対する妨害波の観測等に用いるための信号分析装置
において、簡単な構成で分析帯域内の信号を見落とすこ
となく観測できるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】妨害波等の分析を行う場合、どの様な周
波数にどの程度の強度の信号が存在しているかを観測す
る必要がある。
【0003】このような観測を行うために、従来ではス
ペクトラムアナライザを主に用いている。
【0004】従来のスペクトラムアナライザには、
(a)受信周波数を掃引しながら検波する受信周波数掃
引型、(b)入力信号をサンプリングして得られたデー
タ列に対して高速フーリエ変換の演算処理を行なって周
波数毎のレベルを検出するFFT型、(c)受信周波数
がそれぞれ異なる複数の狭帯域受信機を並列に設けて周
波数毎のレベルを検出する並列受信型の3つの形式のも
のがあり、これらのいずれの形式のものでも、周波数毎
の信号の強度を把握することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来のスペクトラムアナライザを用いて妨害波等の観
測を行おうとすると、以下のような問題があった。
【0006】受信周波数掃引型の場合、分析対象帯域内
のうち、常に一つの周波数の信号しか受信していないの
で、掃引中に受信周波数以外に突発的に現れる強い信号
を見逃してしまう。
【0007】FFT型の場合、分析対象帯域がサンプリ
ング周期で制限されてしまい、広帯域な分析ができな
い。
【0008】並列受信型の場合、回路規模が非常に大き
くなり、装置自体が大型化し、高価となる。
【0009】本発明は、この問題を解決し、構成が簡単
で突発的に発生する強い信号を見逃すことなく広帯域な
観測ができる信号分析装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の信号分析装置は、入力端子(2
0a)と、前記入力端子に入力される分析対象帯域内の
信号の瞬時パワーと瞬時周波数とを並行して検出し、デ
ィジタル値で順次出力するパワー・周波数検出手段(2
1)と、前記パワー・周波数検出手段から順次出力され
る瞬時パワーと瞬時周波数を受けて、瞬時パワーと瞬時
周波数とを組とする2次元のヒストグラムを求めるヒス
トグラム検出手段(40)とを備え、前記ヒストグラム
検出手段によって検出された2次元のヒストグラムに基
づいて、前記入力端子に入力された信号の分析を行うこ
とを特徴としている。
【0011】また、本発明の請求項2の信号分析装置
は、請求項1の信号分析装置において、前記パワー・周
波数検出手段は、前記入力端子に入力される分析対象帯
域内の信号の強度を検出し、その信号強度に対応する強
度信号を出力するとともに、入力された信号を制限増幅
して出力するログビデオ増幅器(29)を有し、前記ロ
グビデオ増幅器の強度信号出力と制限増幅出力とから瞬
時電力および瞬時周波数を検出してディジタル値で出力
するように構成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の信号分
析装置20の全体構成を示している。
【0013】図1に示しているように、この信号分析装
置20は、信号を入力するための入力端子20a、パワ
ー・周波数検出手段21、ヒストグラム検出手段40、
特性評価処理手段50、表示装置、印刷装置あるいは通
信装置等からなる出力手段60および信号分析装置20
の動作モードの切り換え等を行う制御手段70とによっ
て構成されている。
【0014】パワー・周波数検出手段21は、入力端子
20aに入力される信号S(t)の分析対象帯域の信号
成分の同一タイミングにおける瞬時パワーと瞬時周波数
とを順次検出し、ディジタル値で出力する。
【0015】図2〜図6にパワー・周波数検出手段21
の具体的な構成例を示す。 図2に示したパワー・周波数検出手段21では、入力端
子20aに入力される信号S(t)を、分析対象帯域
(例えば1GHz±250MHz)に対応した通過帯域
を有するフィルタ22に入力して分析対象帯域の信号成
分S(t)′を抽出し、この信号成分S(t)′を増幅
器23に入力する。
【0016】増幅器23は、分析対象帯域の信号成分S
(t)′を対数増幅して、パワー検出回路24および周
波数電圧変換回路25に入力する。
【0017】パワー検出回路24は、増幅器23の出力
信号を検波して分析対象帯域の信号成分S(t)′のパ
ワーの対数値に応じて電圧が変化する強度信号Vp
(t)を出力する。
【0018】また、周波数電圧変換回路25は、周波数
弁別回路からなり、増幅器23の出力信号の周波数に応
じて電圧が変化する弁別信号Vf(t)を出力する。
【0019】パワー検出回路24から出力される強度信
号Vp(t)はA/D変換器26に入力され、周波数電
圧変換回路25から出力される弁別信号Vf(t)はA
/D変換器27に入力されている。
【0020】2つのA/D変換器26、27は、同一の
観測用のクロック信号CKに同期して強度信号Vp
(t)と弁別信号Vf(t)に対するサンプリングを行
なっているので、A/D変換器26、27において、分
析対象帯域内の信号成分S(t)′の同一時刻(各サン
プリング時刻tS )における瞬時パワーと瞬時周波数が
並列的に検出され、これをディジタル値に変換した瞬時
パワーデータDpと瞬時周波数データDfとがヒストグ
ラム検出手段40に出力されることになる。
【0021】なお、最初のサンプリング時刻をt0 、サ
ンプリング周期をTS とすると、u回目のサンプリング
時刻tS は、 tS =t0 +(u−1)・TS と表され、このときに検出される瞬時パワーデータと瞬
時周波数データをそれぞれDp(u)、Df(u)と表
記する。
【0022】また、図3に示したパワー・周波数検出手
段21は、図2の周波数電圧変換回路25とA/D変換
器27の代わりに、周波数計数回路28を用いている。
【0023】周波数計数回路28は、A/D変換器26
のサンプリングタイミングを決めるクロック信号CKを
計数の開始タイミングを決める信号として受け、この計
数開始タイミングから一定時間(クロック信号CKの1
周期以下の時間)内に増幅器23から出力される信号の
サイクル数を計数し、その計数結果をディジタルの瞬時
周波数データDfとして出力する。
【0024】また、図4、図5に示したパワー・周波数
検出手段21は、図2、図3の増幅器23とパワー検出
回路24とをログビデオ増幅器(LVA)29で置き換
えたものである。
【0025】ログビデオ増幅器29は、入力信号を対数
増幅し、その信号のパワーの対数値に応じて電圧が変化
する強度信号Vp(t)を出力するとともに、入力信号
をその振幅が一定となるように制限増幅し、この制限増
幅した信号を出力する機能を備えており、図4のもので
は、分析対象帯域内の信号成分S(t)′のパワーに対
応した強度信号Vp(t)をA/D変換器26に入力し
て、所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサ
ンプリング値をディジタルの瞬時パワーデータDpに変
換して出力し、制限増幅出力の周波数を前記周波数電圧
変換回路25によって弁別信号Vf(t)に変換し、こ
の弁別信号Vf(t)をA/D変換器27に入力してA
/D変換器26と同期してサンプリングし、そのサンプ
リング値をディジタルの瞬時周波数データDfに変換し
て出力している。
【0026】また、図5のものでは、ログビデオ増幅器
29の分析対象帯域内の信号成分S(t)′のパワーの
対数値に対応した強度信号Vp(t)をA/D変換器2
6に入力して、ディジタルの瞬時パワーデータDpを得
るとともに、制限増幅出力を前記周波数計数回路28に
入力してディジタルの瞬時周波数データDfを得てい
る。
【0027】なお、図4、図5のパワー・周波数検出手
段のように、制限増幅機能とパワー検出機能を有するロ
グビデオ増幅器29を用いることにより、パワー・周波
数検出手段21の構成自体を非常に簡素化でき、装置全
体を小型化できる。また、制限増幅出力は、振幅の変動
成分が除去されているため、振幅変動による周波数検出
誤差をなくすことができる。
【0028】また、図6に示すパワー・周波数検出手段
21は、光信号の分析を行うためのものであり、入力端
子20aに入力された分析対象帯域の光信号を分波器3
0によって2光路に分け、その一方を光パワー検出器3
1に入力し、他方を光波長検出器32に入力する。
【0029】光パワー検出器31は、入力光を受光素子
(図示せず)によって受光し、入力光のパワーに応じて
電圧が変化する強度信号Vp(t)を出力する。
【0030】また、光波長検出器32は、入力光の波長
を検出するために、例えば入力光を所定角度で入射させ
その波長に応じた角度に回折する固定された回折格子
と、この回折格子によって回折される光を一つの受光面
で受光できるように配置され回折光の受光位置に応じて
電圧が変化する弁別信号Vf(t)を出力する受光位置
検出器とによって構成されている。
【0031】光パワー検出器31から出力される強度信
号Vp(t)はA/D変換器26に入力され、所定のサ
ンプリング周期でサンプリングされ、そのサンプリング
値がディジタルの瞬時パワーデータDpに変換され、光
波長検出器32から出力される弁別信号Vf(t)は、
A/D変換器27に入力され、A/D変換器26と同期
してサンプリングされ、そのサンプリング値がディジタ
ルのデータDfに変換されて、瞬時パワーデータDpと
ともにヒストグラム検出手段40に出力される。
【0032】なお、このパワー・周波数検出手段21で
は入力光の波長を検出しているが、光も電磁波の一種で
ありその波長と周波数とは1対1で対応しているので、
以下の説明では、光を含めて入力信号と呼び、光波長を
周波数と同等と見なし、A/D変換器27から出力され
るデータDfを瞬時周波数データと呼ぶものとする。
【0033】なお、周波数計数回路28としては、一定
の計数時間だけ計数対象の信号をバイナリカウンタに入
力して計数し、計数時間が経過した後に計数結果をラッ
チしてからバイナリカウンタをリセットして、次の計数
に備える従来の周波数カウンタ型のものを使用すること
ができるが、より高速な動作が可能な図7に示す構成の
ものも使用できる。
【0034】図7の周波数計数回路28は、複数(H)
段構成のシフトレジスタの2つの所定段の出力の排他的
論理和を初段に帰還して2H −1通りのHビットの異な
るパターンを発生するように構成され、増幅器23ある
いはログビデオ増幅器29の増幅出力をシフトクロック
として受けるクロック同期型のカウンタ33と、カウン
タ33のHビットの出力をクロック信号CKに同期して
ラッチする第1のラッチ回路34と、第1のラッチ回路
34の出力をクロック信号CKに同期してラッチする第
2のラッチ回路35と、第1のラッチ回路34の出力と
第2のラッチ回路35の出力の差、即ち、クロック信号
CKの1周期の間にカウンタ33が歩進した回数を求め
る歩進回数検出回路36とによって構成されている。
【0035】ここで、歩進回数検出回路36は、例え
ば、予めカウンタ33の2つの異なる出力パターンとそ
のパターン間の歩進回数との関係を表すデータが記憶さ
れているメモリからなり、第1のラッチ回路34にラッ
チされたパターンと第2のラッチ回路35にラッチされ
たパターンとからその歩進回数を出力するように構成さ
れている。
【0036】このように複数(H)段構成のシフトレジ
スタの2つの所定段の出力の排他的論理和を初段に帰還
して2H −1通りのHビットの異なるパターンを発生す
るカウンタ33を用いて、クロック信号1周期の間にカ
ウンタ33が歩進した回数を検出する方式の周波数計数
回路28は、バイナリカウンタのような桁上げ動作によ
る遅延がなく、しかも、カウンタをリセットすることな
く連続的に動作させることができるので、高速な計数が
可能となる。
【0037】また、パワー・周波数検出手段21から出
力される瞬時パワーデータDpと瞬時周波数データDf
は、分析対象帯域の信号の瞬時パワーと瞬時周波数の絶
対量あるいは基準値に対する相対量のいずれであっても
よい。
【0038】ただし、瞬時パワーデータDpが瞬時パワ
ーの絶対量を示すためには、前記パワー検出回路24あ
るいは光パワー検出器31をその強度信号Vpの電圧値
が瞬時パワー値に一致するように構成するか、A/D変
換器26をその出力データが瞬時パワー値に一致するよ
うに構成するか、あるいは、A/D変換器26の出力デ
ータを瞬時パワー値に換算する演算手段を設けておく。
【0039】このように瞬時パワーデータDpを絶対量
で出力させる場合、例えば分析対象帯域内の信号の瞬時
パワーの範囲を+10dBm〜−100dBm、分解能
を1dBmとすると、符号のための1ビットを含めて瞬
時パワーデータDpを少なくとも8ビットで出力すれば
よい。
【0040】また、瞬時周波数データDfが瞬時周波数
の絶対量を示すためには、前記周波数電圧変換回路25
あるいは光波長検出器32をその弁別信号Vfの電圧値
が瞬時周波数値に一致するように構成するか、A/D変
換器27をその出力データが瞬時周波数値に一致するよ
うに構成するか、あるいは、A/D変換器27の出力デ
ータを瞬時周波数値に換算する演算手段を設けておく。
【0041】なお、図3や図5のように、周波数計数回
路28を用いたものでは、その計数時間を単位時間(例
えば10μ秒、1μ秒、0.1μ秒等)にすることで、
瞬時周波数データDfを瞬時周波数の絶対量に一致させ
ることができる。
【0042】このように、瞬時周波数データDfを絶対
量で出力させる場合、例えば分析対象帯域を前記のよう
に1GHz±250MHz(750〜1250MH
z)、分解能を1MHzとすると、瞬時周波数データD
fを少なくとも11ビットで出力すればよい。
【0043】また、瞬時パワーデータDpおよび瞬時周
波数データDfを、瞬時パワー値および瞬時周波数値に
対する相対量で示す場合には、後の処理において絶対量
に換算すればよい。
【0044】この場合、上記のようにパワーの幅を+1
0dBm〜−100dBmの110dBmとし、これを
相対量で出力するためには、符号のための1ビットが不
要となるので少なくとも7ビットで出力すればよく、同
様に上記した750〜1250MHzの500MHz幅
を相対量で出力する場合には少なくとも9ビットで出力
すればよい。
【0045】このように、瞬時パワーデータDpと瞬時
周波数データDfは、絶対量、相対量のいずれでもよい
が、以下の説明では、ビット数が少なくて済む相対量で
出力するものとし、後述の特性評価処理手段50におい
て相対量を絶対量に変換するものとする。
【0046】また、このパワー・周波数検出手段21
は、分析対象帯域全体の信号のパワーおよび周波数を検
出する広帯域型のものであり、分析対象帯域内に複数の
信号成分が同時に存在している場合には、その複数の信
号成分の重畳成分に対する瞬時パワーおよび瞬時周波数
を検出することになるが、前記したように、このパワー
・周波数検出手段21では、増幅器23あるいはログビ
デオ増幅器29によって入力信号を対数増幅あるいは制
限増幅しているので、複数の信号が存在してもそのうち
の最大強度の信号によって他の信号成分がマスクされ
る。
【0047】このため、妨害波の観測において重要な強
度が大きい信号についての瞬時パワーおよび瞬時周波数
を見落とすことはない。
【0048】また、上記図2〜図6に示したパワー・周
波数検出手段21では、パワー検出回路24自身の遅延
時間、パワー検出回路24と周波数電圧変換回路25の
遅延時間の差、ログビデオ増幅器29の検波出力と制限
増幅出力との遅延時間の差等が無視できるものとして説
明したが、これらの遅延時間や遅延時間の差が問題にな
る場合には、パワー検出回路24、周波数電圧変換回路
25、ログビデオ増幅器28の出力等に遅延回路を挿入
して、同一時刻における瞬時パワーと瞬時周波数が検出
されるように調整すればよい。
【0049】このように構成されたパワー・周波数検出
手段21からは、各サンプリング時刻t0 、t0 +T
S 、t0 +2・TS 、…にサンプリングされた入力信号
の瞬時パワーと瞬時周波数に対応するデータの組が、
〔Dp(1)、Df(1)〕、〔Dp(2)、Df
(2)〕、〔Dp(3)、Df(3)〕、…の順に出力
されることになる。
【0050】ヒストグラム検出手段40は、パワー・周
波数検出手段21からの瞬時パワーデータDpと瞬時周
波数データDfを受けて、瞬時パワーと瞬時周波数とを
組とする2次元のヒストグラムを求める。
【0051】ヒストグラム検出手段40は、例えば図8
に示すように、読み書き可能なメモリ41と、このメモ
リ41に対するデータの読み書きを制御する読み書き制
御回路42と、メモリ41から読み出されたデータに1
を加えて出力する加算器43と、加算器43の出力デー
タをラッチしてメモリ41に入力するラッチ回路44と
によって構成されている。
【0052】ここで、メモリ41は、N+Mビットのア
ドレス空間を有し、そのうちの例えば上位Nビットは、
パワー・周波数検出手段21から出力される瞬時パワー
データDpのビット数に対応し、下位Mビットは、パワ
ー・周波数検出手段21から出力される瞬時周波数デー
タDfのビット数に対応している。
【0053】読み書き制御回路42は、後述する制御手
段70からのモード信号Mを受け、このモード信号Mが
観測モードを指定している時には、メモリ41に対する
アドレスの上位Nビットが瞬時パワーデータDpで指定
され、下位Mビットが瞬時周波数データDfで指定され
る状態にするとともに、メモリ41に対して瞬時パワー
データDpと瞬時周波数データDfで指定されたアドレ
スのデータを読み出して加算器43に入力させ、その加
算結果をラッチ回路44にラッチさせ、ラッチしたデー
タをメモリ41の同一アドレスに書込むという一連の処
理を、パワー・周波数検出手段21から瞬時パワーデー
タDpと瞬時周波数データDfの組が出力される毎に毎
回行う(図8において、記号Rは読出信号、記号Lcは
ラッチ信号、記号Wは書込信号である)。
【0054】したがって、パワー・周波数検出手段21
から瞬時パワーデータと瞬時周波数データの組〔Dp
(u)、Df(u)〕が出力される毎に、そのデータD
p(u)、Df(u)で指定されるメモリ41のアドレ
スに記憶されているデータが1ずつ増加更新されること
になり、所定の観測時間が経過した後には、図9に示す
ように、メモリ41の各アドレスにその観測時間内に入
力された信号の瞬時パワーと瞬時周波数を要素とする2
次元のヒストグラムH(p0 ,f0 )〜H(pK,f
L )が記憶されることになる(ただし、K=2N −1、
L=2M −1である)。
【0055】なお、読み書き制御回路42等によって観
測時間がスタートする直前に毎回メモリ41をリセット
して各アドレスのヒストグラムH(pi ,fj )を0に
初期化してから観測を開始すれば、観測時間が終了した
ときに各アドレスのヒストグラムH(pi ,fj )は、
その観測時間毎の頻度値を示すことになる。
【0056】また、メモリ41のリセットを行わないで
観測時間毎のヒストグラムを求める方法もある。即ち、
観測時間のスタート直前にメモリ41の各アドレスに記
憶されている記憶値Ha(pi ,fj )を図示しない別
のメモリに記憶しておき、その観測時間が終了したとき
のメモリ41の各アドレスの記憶値Hb(pi ,fj
の前記記憶値Ha(pi ,fj )に対する増加分を演算
手段によってパワーと周波数の組毎にそれぞれ求めて、
この観測時間中のヒストグラムH(pi ,fj)を検出
することもできる。この場合、各観測時間毎のヒストグ
ラムと、複数回の観測の累計のヒストグラムを検出する
ことができる。
【0057】また、読み書き制御回路42は、モード信
号Mが特性評価モードを指定しているときには、メモリ
41に記憶されているヒストグラムH(pi ,fj )、
あるいは前記記憶値Hbの記憶値Haに対する増加分の
算出演算によって検出されたヒストグラムH(pi ,f
j )を、特性評価処理手段50に出力する。
【0058】なお、瞬時周波数を検出する際、瞬時振幅
が0に近いときにクリック雑音が発生することがある。
また、分析対象帯域内に背景雑音(白色性雑音)以外の
信号が存在しないときには、この背景雑音自体のヒスト
グラムが検出されることになるが、分析対象帯域内の信
号を評価する上でこの背景雑音についてのヒストグラム
が必要でない場合がある。
【0059】このような場合には、図10に示すヒスト
グラム検出手段40のように、比較器45によってパワ
ー・周波数検出手段21から出力される瞬時パワーデー
タDpと予め設定されたしきい値Dr(背景雑音の瞬時
パワーより大に設定された値)とを比較し、比較器45
において、瞬時パワーデータDpがしきい値Drより大
きいと判定された場合だけ、読み書き制御回路42がメ
モリ41のヒストグラムを増加更新するように構成すれ
ば、前記クリック雑音の影響を低減することができ、無
駄なヒストグラムを検出しないで済み、背景雑音以外の
信号成分についての評価を行うことができる。
【0060】また、分析対象帯域内に観測対象外の強力
な信号が出現する場合には、しきい値Drを上限値Dr
1と下限値Dr2の2種類とし、瞬時パワーデータDp
がこの上限値Dr1と下限値Dr2の間にあるときだけ
ヒストグラムを増加更新させることで、背景雑音とこの
観測対象外の強力な信号のヒストグラムを省くことがで
きる。
【0061】なお、上記のようにヒストグラムの検出を
パワーについて規制するだけでなく、周波数について規
制することもできる。例えば分析対象帯域内の特定周波
数に観測対象外の信号が出現することが予め判っている
ような場合には、ヒストグラム検出手段40においてそ
の特定周波数についてヒストグラムを検出しないように
規制する。
【0062】また、ヒストグラム検出手段40は、前記
図9、図10のようにメモリ41を用いたものだけでな
く、図11、図12のように、計数回路を用いて構成す
ることもできる。
【0063】図11に示したヒストグラム検出手段40
は、パワー・周波数検出手段21から出力される瞬時パ
ワーデータDpと瞬時周波数データDfとをデコーダ4
6に入力している。デコーダ46は、瞬時パワーデータ
Dpと瞬時周波数データDfと組合せ、即ち、データD
p=0〜K、データDf=0〜Lについての組合せ
(0,0)〜(K,L)を検出し、その組合せに対応す
る出力端子からクロック信号CKに同期したパルス信号
を一つずつ出力する。
【0064】デコーダ46の各出力端子から出力される
パルス信号はそれぞれ計数回路47に入力される。各計
数回路47は、例えば同期式バイナリカウンタ等によっ
て構成されており、デコーダ46の各出力端子から出力
されるパルスをそれぞれ計数する。
【0065】各計数回路47の計数結果はラッチ回路4
8によってラッチされ、ヒストグラムとして出力され
る。
【0066】制御回路49は、例えば制御手段70から
のモード信号Mが観測モードを指定しているときにはデ
コーダ46の各出力端子から出力されるパルス信号を各
計数回路47で計数させ、モード信号Mが特性評価モー
ドに切り換わったときには、ラッチ回路48にラッチ信
号Lcを出力して、各計数回路47の計数結果をラッチ
させて、特性評価処理手段50へ出力させる。
【0067】なお、制御回路49からのリセット信号C
Lによって観測時間がスタートする直前に毎回各計数回
路47をリセットして各計数回路47の出力を0に初期
化してから観測を開始すれば、その観測時間が終了した
ときに各計数回路47の計数結果がその観測時間におけ
る頻度値をそれぞれ示すことになる。
【0068】また、図7で説明した計数回路と同様に、
各計数回路47のリセットを行わずに、観測時間がスタ
ートする直前の各計数回路47の出力値を図示しないメ
モリ(ラッチ回路)に記憶しておき、観測時間が終了し
たときの各計数回路47の出力の前記記憶した計数結果
に対する増加分を演算手段によって求めて、この観測時
間におけるヒストグラムを検出することもできる。
【0069】このような場合には、前記図7で説明した
計数回路のように、バイナリカウンタを用いずに、複数
(H)段構成のシフトレジスタの2つの所定段の出力の
排他的論理和を初段に帰還して2H −1通りのHビット
の異なるパターンを発生するクロック同期型のカウンタ
と、そのカウンタの歩進回数を検出する手段とによって
構成してもよい。
【0070】このように、計数回路の出力をラッチし、
このラッチしたデータを読み出す方式では、計数回路が
次の観測期間の計数動作を行っている最中に前の観測時
間の計数結果を読み出すことができるので、連続観測が
可能となる。
【0071】また、前記したように、瞬時パワーデータ
Dpと瞬時周波数データDfとをデコードし、そのデコ
ード出力を各計数回路47で計数する方式のヒストグラ
ム検出手段40では、前記したメモリ41を用いたもの
に比べて、回路の規模がやや大きくなるが動作速度が格
段に早くなり、パワー・周波数検出手段21のサンプリ
ング速度を上げることができる。
【0072】図12に示したヒストグラム検出手段40
は、図10に示したヒストグラム検出手段40と同様
に、比較器45によって瞬時パワーデータDpを基準値
Drと比較し、瞬時パワーデータDpが基準値Drより
大きい場合だけデコーダ46が動作しするように構成し
て、背景雑音のヒストグラムを検出しないようにしてい
る。この場合でも、前記したように、基準値Drを上限
値Dr1と下限値Dr2にして、背景雑音だけでなく、
分析対象帯域内における観測対象外の強力な信号のヒス
トグラムを省くことができる。
【0073】特定評価処理手段50は、ヒストグラム検
出手段40によって検出された瞬時パワーと瞬時周波数
を組とする2次元のヒストグラムH(pi ,fj )に基
づいて、観測時間内に入力された信号の特性評価のため
の処理を行い、その処理結果を出力手段60に出力す
る。出力手段60は、この特定評価処理手段50の処理
結果を表示、印刷あるいは図示しない通信網を介して他
装置に出力する。
【0074】この特性評価のための処理には、ヒストグ
ラム表示処理、スペクトラム検出処理、パワー確率分布
検出処理等が含まれ、どの処理を行うかは制御手段70
によって指定される。
【0075】ヒストグラム表示処理は、ヒストグラム検
出手段40によって検出された2次元のヒストグラムH
(pi ,fj )をそのまま表示あるいは印字出力するた
めの処理であり、ヒストグラム検出手段40によって検
出された2次元のヒストグラムH(pi ,fj )を、例
えば、図13にその一部を示すように周波数軸X、パワ
ー軸Y、頻度軸Zの3次元座標空間に立体的に表示す
る。
【0076】なお、前記したように、パワー・周波数検
出手段21において、瞬時パワーおよび瞬時周波数を相
対量で検出している場合には、この座標空間の表示の際
に、周波数軸Xおよびパワー軸Yにパワーおよび周波数
の相対量を絶対量に換算して目盛付けを行う。
【0077】また、スペクトラム検出処理は、各周波数
毎の瞬時パワーの平均値やピーク値を求めて周波数軸上
に表示するためのものである。
【0078】即ち、ヒストグラム検出手段40によって
検出されたヒストグラムH(pi ,fj )のうち、周波
数が等しいヒストグラムの平均パワーPaを以下の演算
によって各周波数毎に求める。
【0079】 Pa(f0 )=〔Σii ・H(pi ,f0 )〕/A Pa(f1 )=〔Σii ・H(pi ,f1 )〕/A ……… Pa(fL )=〔Σii ・H(pi ,fL )〕/A
【0080】ただし、記号Σi はi=0〜Kの総和を示
し、pi は瞬時パワー、f0 〜fLは瞬時周波数を示
す。また、Aは標本総数(観測時間中のサンプリング回
数)であり、A=Σi,j H(pi ,fj )と表わすこと
もできる(記号Σi,j は、i=0〜K、j=0〜Lの総
和を示す)。
【0081】そして、この演算によって得られた各周波
数毎の平均パワーPa(fj )を、図14に示すように
周波数軸上に表示する。
【0082】この表示から、観測時間中に入力された信
号の周波数毎の平均パワーを把握することができる。
【0083】また、各周波数毎のm次モーメントを求め
る場合には、次式の演算を行う。 Pm (fj )=Σii m ・H(pi ,fj )/A
【0084】また、ピークパワーPpについてのスペク
トラム検出処理を行う場合には、同一周波数のヒストグ
ラムH(pi ,fj )のうち瞬時パワーが最大のものを
各周波数毎に求めて、図14のように各周波数毎の最大
瞬時パワー値Pp(fj )を周波数軸上に表示する。
【0085】また、パワー確率分布検出処理では、ヒス
トグラムH(pi ,fj )のうち、瞬時パワーが等しい
もの総和の確率を、次の演算によって各瞬時パワー毎に
求める。
【0086】Q(p0 )=Σj H(p0 ,fj )/A Q(p1 )=Σj H(p1 ,fj )/A ………… Q(pK )=Σj H(pK ,fj )/A
【0087】そして、この演算によって得られた各瞬時
パワー毎の頻度の確率Q(pi )を、例えば図15に示
すようにパワー軸上に表示する。
【0088】この表示から、観測時間中に入力した信号
のパワーの確率分布を把握することができる。
【0089】制御手段70は、図示しない操作部等によ
って指定された観測時間や評価方法に基づいて、この信
号分析装置20の動作モードの切り換え制御を行う。
【0090】例えば、単発的に観測を行う場合には、所
定のタイミングから指定された観測時間だけ信号分析装
置20を観測モードにし、観測時間が経過した後に特性
評価モードに切り換える。また、特性評価モード時には
操作部から指定された評価方法に対応する評価処理を特
性評価処理手段50が行うように指示する。
【0091】このように、実施形態の信号分析装置20
では、分析対象帯域内の信号の瞬時パワーと瞬時周波数
の検出を並行して行ない、その瞬時パワーと瞬時周波数
を組とする2次元のヒストグラムを求め、このヒストグ
ラムに基づいて信号の特性評価を行うようにしている。
【0092】このため、簡単な構成でありながら、観測
時間中に分析対象帯域内に突発的に現れる強い信号を見
逃すことなく、サンプリング速度等による帯域制限を受
けずに広い分析帯域を確保できる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号分析
装置は、パワー・周波数検出手段において分析対象帯域
内の信号の瞬時パワーと瞬時周波数の検出を並行して行
ない、その瞬時パワーと瞬時周波数を組とする2次元の
ヒストグラムをヒストグラム検出手段によって求め、こ
のヒストグラムに基づいて信号の特性評価を行うように
している。
【0094】このため、簡単な構成でありながら、観測
時間中に分析対象帯域内に突発的に現れる強い信号を見
逃すことなく、サンプリング速度等による帯域制限を受
けずに広い分析帯域の観測が可能となる。
【0095】また、パワー・周波数検出手段にログビデ
オ増幅器を用いたものでは、パワー・周波数検出手段自
体の構成を簡素化することができ、装置全体を小型化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構成を示すブロック図
【図2】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図3】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図4】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図5】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図6】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図7】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図8】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図9】メモリに記憶されるヒストグラムを示す図
【図10】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図11】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図12】実施形態の要部の構成例を示すブロック図
【図13】実施形態の処理結果の一例を示す図
【図14】実施形態の処理結果の一例を示す図
【図15】実施形態の処理結果の一例を示す図
【符号の説明】
20 信号分析装置 20a 入力端子 21 パワー・周波数検出手段 22 フィルタ 23 増幅器 24 パワー検出回路 25 周波数電圧変換回路 26、27 A/D変換器 28 周波数計数回路 29 ログビデオ増幅器 31 光パワー検出器 32 光波長検出器 40 ヒストグラム検出手段 41 メモリ 42 読み書き制御回路 43 加算器 44 ラッチ回路 45 比較器 46 デコーダ 47 計数回路 48 ラッチ回路 49 制御回路 50 特性評価処理手段 60 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−215795(JP,A) 特開 平2−36364(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 23/16 G01J 3/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子(20a)と、 前記入力端子に入力される分析対象帯域内の信号の瞬時
    パワーと瞬時周波数とを並行して検出し、ディジタル値
    で順次出力するパワー・周波数検出手段(21)と、 前記パワー・周波数検出手段から順次出力される瞬時パ
    ワーと瞬時周波数を受けて、瞬時パワーと瞬時周波数と
    を組とする2次元のヒストグラムを求めるヒストグラム
    検出手段(40)とを備え、 前記ヒストグラム検出手段によって検出された2次元の
    ヒストグラムに基づいて、前記入力端子に入力された信
    号の分析を行うことを特徴とする信号分析装置。
  2. 【請求項2】前記パワー・周波数検出手段は、 前記入力端子に入力される分析対象帯域内の信号の強度
    を検出し、その信号強度に対応する強度信号を出力する
    とともに、入力された信号を制限増幅して出力するログ
    ビデオ増幅器(29)を有し、 前記ログビデオ増幅器の強度信号出力と制限増幅出力と
    から瞬時電力および瞬時周波数を検出してディジタル値
    で出力するように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の信号分析装置。
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