JP3096993U - 電球ソケット - Google Patents

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利川 元盛
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株式会社東和化成工業所
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Abstract

【課題】本考案は、ブラケットが露呈せず、安価に製造可能な構成を備えた電球ソケットを提供することを課題とする。
【解決手段】電球を取付ける略筒状のソケット本体を有し、ソケット中心軸線5がなす傾斜角αが壁面に対して鋭角を形成するように当該壁面に電球を設置する際に用いられる電球ソケットにおいて、ソケット本体(10)の基端部(10a)を、該ソケット中心軸線5に対して斜めにカットしたアンダカット面(100)を形成し、前記基端部(10a)にはアンダカット面(100)と連続する当接面(101a)を備えた複数のリブ(101)を形成し、該リブ(101)には壁面(3)に対する取付手段を設けたことを特徴とする電球ソケットを、解決手段とする。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、屋内外の壁面に対して斜め上向きに電球を取付ける際に使用する電球ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁面に対して装飾用のランプを設置する際に、特に、ソケット中心軸線が、壁面に対して鋭角を形成するように、ランプを壁面に対して斜め上向きに設置しようとする場合には、ソケットを固定するためのブラケットを使用することが一般的であり、例えば、実開昭56−117412号(以下、先行技術1という。)に開示されるように、電球ソケットを取付けた台板に直径に段差を有する一対の長螺子をその大径部において固定し、前記台板を木螺子によって取付面に取付け、前記一対の長螺子の小径部に嵌合する一対の貫通穴を有する反射板を前記長螺子の段差部に嵌め、且つ前記反射板及び電球ソケットを覆うセードを前記一対の長螺子の小径部にナットで取り付けてなる照明器具において開示される当該電球ソケット及びブラケット(台板)等や、実開昭59−4107号(以下、先行技術2という。)に開示されるように、器具本体と、この器具本体に取付けた光源と、前記器具本体に取付けて前記光源の少なくとも前面側を覆ったフロントパネルと、主面を前向きとして前記光源の前側部から後側部にかけて光源から遠ざかるように階段状に配置した状態で前記フロントパネルの後面側にフロントパネルから側方に張り出して固定したルーバとを備えた照明器具において開示される電球ソケット及びブラケット(ソケット台)を、公知手段として挙げることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記先行技術1及び先行技術2に係る考案は、いずれもソケットを固定するため、当該ソケットと壁の間に、ブラケットを介在させる必要があった。このため、ブラケットが壁面に大きく露呈することとなり、非常に外観上の体裁がよくなかった。当該先行技術1及び先行技術2に係る考案においては、ルーバーを設けることを要件としているが、一般的使用態様としてはルーバーを用いずに電球を露出して使用することもあり、このような場合には更にブラケットが露呈し、非常に体裁が悪いものとなる。
【0004】
また、ブラケットを独立した部品として別に製造する必要があることから、製造コストの上昇を招来するものであった。
【0005】
一方、電球ソケットの取付作業や取付後の断線等が生じた場合等の修理、メンテナンス作業が優れていることが、非常に望ましい。
【0006】
本考案は以上の事情に鑑みてなされたものであり、ブラケットが露呈せず、安価に製造可能で、更には、取付、取外し作業にも優れた構成を備えた電球ソケットを提供することを、考案が解決しようとする課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電球を取付ける略筒状のソケット本体を有し、電球の中心軸線が壁面に対して鋭角を形成するように当該壁面に電球を設置する際に用いられる電球ソケットにおいて、ソケット本体の基端部を、該ソケット本体の中心軸線に対して斜めにカットした形状のアンダカット面を形成し、基端部には前記アンダカット面と連続する当接面を有する複数のリブを形成し、該リブには壁面に対する取付手段を設けたことを特徴とする電球ソケットを、課題を解決するための手段とするものである。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、上記構成によって、ブラケットを不要とすることができ、ブラケットが外観上露出することがなく、極めて良好な美感を奏することができるとともに、前記ブラケットを使用しないことで、製造コストを安価なものとすることができる。
【0009】
また、ソケット本体における基端部側に内接する蓋体を設け、該蓋体には、壁面に対する差込凸部を形成した構成によって、取付時の壁面に対する電球ソケットの位置決めを容易とするとともに、電球ソケットの取付強度を向上させ、耐久性、安全性に優れた電球ソケットを提供することができる。
【0010】
更に、本考案の上記構成に加えて、差込凸部の中央近傍には、配線コード通し穴と、配線コードを取外すための配線コード脱着用穴とを形成し、蓋体の内面側には、配線コード脱着用穴から挿入される細線状の工具等で押動可能な配線コード押えピンを備え、配線コード通し穴から配線コードを挿入して、前記配線コード押えピンと中片端子若しくは側片端子とで配線コードを挟持して導通可能とし、前記工具等で配線コード押えピンを押動して、配線コードの挟持状態を解除する構成とした場合には、壁面への取付、取外し作業を極めて容易に行なうことができる。
【0011】
【考案の実施の形態及び実施例】
図1は本考案の実施例に係る電球ソケットの側面図、図2は同実施例に係る電球ソケットの背面図、図3は図1のA−A断面図、図4は同実施例に係る電球ソケットに電球を取付けた状態を示す側面図である。
【0012】
本考案の実施例に係る電球ソケット1は、ソケット本体10と、該ソケット本体10内に設けられる、蓋体11、端子保持台105、端子類、及び配線押えピン113及び各種螺子類からなるものである。
【0013】
以下、当該実施例に係る電球ソケット1について詳細に説明すると、先ず、ソケット本体10は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂によって成形され、図1乃至図3に示すように、先端部10b側が外径24mm程度、長さ28mm程度であり、壁面3に対して取付けられる基端部10a側は外径28.5mm程度となる略円筒状で、側面視において、壁面3に対するソケット中心軸線5がなす傾斜角αが、45度の角度で傾斜するように基端部10a側に、アンダーカット面100を形成した構成である。
【0014】
そして、ソケット本体10の基端部10a側の外周面には、前記アンダーカット面100と連続する当接面101aを有するリブ101を、相互に180度離れた位置として二箇所に形成している。該リブ101には、壁面3に対して螺子6を取付けるための螺子取付穴107を形成している。
【0015】
一方、前記ソケット本体10の先端部10b側には電球2のシェルの挿入口となる開口部106と、前記シェルと当該ソケット本体10とを螺合するための雌螺子部108が設けられている。
【0016】
次に蓋体11は、ソケット本体10の基端部10a側に内接して、蓋固定螺子114でソケット本体10に固着されている。蓋体11は、前記ソケット本体10のアンダーカット面100よりも壁面3に対して2mm程度突出する差込凸部110を、当該蓋体11の外面中央に形成している。
【0017】
更に、差込凸部110の中央近傍には、配線コード通し穴111と、配線コード4を取外すための配線コード脱着用穴112が各二つずつ形成されており、蓋体11の内面側には、配線コード脱着用穴112から挿入される細線状の工具等で押動可能な状態で当該配線コード脱着用穴112を塞ぎ、且つ、配線コード通し穴111から挿入される配線コード4の端部を後記中片端子103、側片端子104に対して挟着保持して導通できるようにすべく、当該配線コード押えピン113が、その一端を蓋体11に固着した状態で設けている。
【0018】
また、端子保持台105は、前記蓋体11の内面中央に対して取付けられており、電球2のシェルと導通する側片端子104と、電球2のフィレットに設けられたはんだ部と導通する中片端子103とが、相互に接触しない状態で、当該側片端子104及び中片端子103を保持するものである。
【0019】
本考案の実施例に係る電球ソケット1は、以上の構成を備えることによって、予め壁面3に設けた位置決め穴30に対して差込凸部110を挿入した上で、螺子6を、リブ101の螺子取付穴107を挿通して壁面3にねじ込むことにより、電球ソケット1を壁面3に固定するものである。
【0020】
即ち、蓋体11の差込凸部110が位置決め機能を有するとともに、配線コード4を壁内面側へ送りこむとともに、アンダーカット面100が壁面3に密着し、リブ101を用いて壁面3に固着する構成によって、ブラケットを不要とすることができ、ルーバーを用いない場合であっても、極めて良好な美感を奏することができるのである。
【0021】
また、本実施例においては、前記したように、差込凸部110の中央近傍には、配線コード通し穴111と、配線コード4を取外すための配線コード脱着用穴112を形成し、蓋体11の内面側には配線コード4の着脱手段となる二本の配線コード押えピン113が、配線コード脱着用穴112から挿入される細線状の工具等で押動可能な状態で当該配線コード脱着用穴112を塞ぎ、且つ、配線コード通し穴から挿入される配線コード4の端部を、後記中片端子103、側片端子104に対して接触保持できるように、当該配線コード押えピン113の一端を蓋体3に固着した状態で設けていることから、電気ソケット1に対する配線コード4の着脱を極めて簡単に行なうことができるのである。
【0022】
具体的には、配線コード4を電球ソケット1に取付ける際には、当該配線コード4を外部から配線コード通し穴111に挿通すると、配線コード押えピン113が中片端子103及び側片端子104の基端部10a側に対して、当該配線コード4の先端を強固に押しつける構成として、配線コード4を電球ソケット1に接続することができ、また、電球ソケット1から配線コード4を脱着する際には、細線状の工具等を配線コード脱着用穴112へ押し込み、配線コード押えピン113を押動することで、配線コード4の先端の挟持が解除され、容易に電球ソケット1から、当該配線コード4を取外すことができる。
【0023】
尚、本実施例に係る電球ソケット1は前記したように壁面に対して45度の角度で設置されているが、傾斜角αは上記実施例に開示されたものに限るものではなく、例えば、30度、60度等というように、アンダーカット面100の形成角度を変更することで、自由に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る電球ソケットの側面図である。
【図2】本考案の実施例に係る電球ソケットの背面図である。
【図3】本考案の実施例に係る電球ソケットのA−A断面図である。
【図4】本考案の実施例に係る電球ソケットに電球取付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1    電球ソケット
10   ソケット本体
10a  基端部
10b  先端部
100  アンダーカット面
101  リブ
101a 当接面
103  中片端子
104  側片端子
105  端子保持台
106  開口部
107  螺子取付穴
108  雌螺子部
11   蓋体
110  差込凸部
111  配線コード通し穴
112  配線コード脱着用穴
113  配線コード押えピン
114  蓋固定螺子
2    電球
3    壁面
30   位置決め穴
4    配線コード
5    ソケット中心軸線
6    螺子

Claims (3)

  1. 電球を取付ける略筒状のソケット本体を有し、ソケット中心軸線5がなす傾斜角αが壁面に対して鋭角を形成するように当該壁面に電球を設置する際に用いられる電球ソケットにおいて、
    ソケット本体(10)の基端部(10a)を、該ソケット中心軸線5に対して斜めにカットしたアンダカット面(100)を形成し、前記基端部(10a)にはアンダカット面(100)と連続する当接面(101a)を備えた複数のリブ(101)を形成し、該リブ(101)には壁面(3)に対する取付手段を設けたことを特徴とする電球ソケット。
  2. ソケット本体(10)における基端部(10a)側に内接する蓋体(11)を設け、該蓋体(11)には、壁面(3)に対する差込凸部(110)を形成したことを特徴とする請求項1記載の電球ソケット。
  3. 差込凸部(110)の中央近傍には、配線コード通し穴(111)と、配線コード(4)を取外すための配線コード脱着用穴(112)とを形成し、蓋体(11)の内面側には、配線コード脱着用穴(112)から挿入される細線状の工具等で押動可能な配線コード押えピン(113)を備え、配線コード通し穴(111)から配線コードを挿入して、前記配線コード押えピン(113)と中片端子(103)若しくは側片端子(104)とで配線コードを挟持して導通可能とし、前記工具等で配線コード押えピン(113)を押動して、配線コードの挟持状態を解除することを特徴とする請求項1記載の電球ソケット。
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