JP3096955B2 - 車両搭載用エンジンの遠心式ガバナ - Google Patents
車両搭載用エンジンの遠心式ガバナInfo
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- JP3096955B2 JP3096955B2 JP07196233A JP19623395A JP3096955B2 JP 3096955 B2 JP3096955 B2 JP 3096955B2 JP 07196233 A JP07196233 A JP 07196233A JP 19623395 A JP19623395 A JP 19623395A JP 3096955 B2 JP3096955 B2 JP 3096955B2
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、車両搭載用エンジンの遠
心式ガバナに関し、特に走行車両の急加減速やカーブ走
行等に起因して遠心式ガバナに生ずる外乱揺動を防止す
る技術に関する。
心式ガバナに関し、特に走行車両の急加減速やカーブ走
行等に起因して遠心式ガバナに生ずる外乱揺動を防止す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の遠心式ガバナを示す。この
遠心式ガバナ10は、第1レバー1aと第2レバー1b
とから成るガバナレバー1を備え、燃料調量具である燃
料噴射ポンプ6のラックピン5に第1レバー1aを介し
てスタートスプリング2とガバナウエイト9とを連動連
結するとともに、第2レバー1bにガバナスプリング8
を介して調速レバー7を連結し、ガバナスプリング8の
張力を調速レバー7で調節操作可能に構成されている。
遠心式ガバナ10は、第1レバー1aと第2レバー1b
とから成るガバナレバー1を備え、燃料調量具である燃
料噴射ポンプ6のラックピン5に第1レバー1aを介し
てスタートスプリング2とガバナウエイト9とを連動連
結するとともに、第2レバー1bにガバナスプリング8
を介して調速レバー7を連結し、ガバナスプリング8の
張力を調速レバー7で調節操作可能に構成されている。
【0003】上記ラックピン5は、第1レバー1aと第
2レバー1bとを順に介してガバナスプリング8とスタ
ートスプリング2とで燃料増量側Rへ弾圧され、ガバナ
ウエイト9のガバナ力Gで第1レバー1aを介して燃料
減量側Lへ押圧される。また、第1レバー1aと第2レ
バー1bは一体揺動可能に構成され、両レバー1a・1
bの間にトルクアップ装置3が介装されている。第2レ
バー1bは燃料制限ピン4で全負荷位置に受け止め可能
に構成されている。
2レバー1bとを順に介してガバナスプリング8とスタ
ートスプリング2とで燃料増量側Rへ弾圧され、ガバナ
ウエイト9のガバナ力Gで第1レバー1aを介して燃料
減量側Lへ押圧される。また、第1レバー1aと第2レ
バー1bは一体揺動可能に構成され、両レバー1a・1
bの間にトルクアップ装置3が介装されている。第2レ
バー1bは燃料制限ピン4で全負荷位置に受け止め可能
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車両に搭載されたエン
ジンにおいて、走行車両が急加速や急減速したり、カー
ブにさしかかったときに、その加減速の成分がガバナレ
バーの揺動方向と合致すると、ガバナレバーに外乱揺動
が生ずる。例えば、車両の発進加速により、燃料噴射ポ
ンプ6のラックピン5が燃料減量側Lへ異常に移動する
とエンストすることがある。
ジンにおいて、走行車両が急加速や急減速したり、カー
ブにさしかかったときに、その加減速の成分がガバナレ
バーの揺動方向と合致すると、ガバナレバーに外乱揺動
が生ずる。例えば、車両の発進加速により、燃料噴射ポ
ンプ6のラックピン5が燃料減量側Lへ異常に移動する
とエンストすることがある。
【0005】そこで、ガバナレバーの上記外乱揺動を抑
制するために、当該ガバナレバーにカウンターウエイト
を付加することが考えられる。しかし、カウンターウエ
イトを付加するとガバナレバーの質量が大きくなり、ガ
バナの応答性が低下する。本発明は、このような事情を
考慮したもので、特に車両搭載用エンジンにおいて、走
行車両の急加速・急減速・カーブ走行時等に遠心式ガバ
ナに生ずる外乱揺動を防止しつつ、ガバナの応答性の低
下を回避できる遠心式ガバナを提供することを技術課題
とする。
制するために、当該ガバナレバーにカウンターウエイト
を付加することが考えられる。しかし、カウンターウエ
イトを付加するとガバナレバーの質量が大きくなり、ガ
バナの応答性が低下する。本発明は、このような事情を
考慮したもので、特に車両搭載用エンジンにおいて、走
行車両の急加速・急減速・カーブ走行時等に遠心式ガバ
ナに生ずる外乱揺動を防止しつつ、ガバナの応答性の低
下を回避できる遠心式ガバナを提供することを技術課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、以下のように構成される。即ち、車両搭載
用エンジンの燃料調量具5にガバナレバー1を介してガ
バナウエイト9を連動連結するとともに、上記ガバナレ
バー1にガバナスプリング8介して調速レバー7を連結
し、上記ガバナスプリング8で燃料調量具5を燃料増量
側Rへ弾圧するのに対して、上記ガバナウエイト9のガ
バナ力Gで燃料調量具5を燃料減量側Lへ押圧するよう
に構成した車両搭載用エンジンの遠心式ガバナにおい
て、エンジンの固定壁11に加速度センサ12を固設し
て上記エンジンに加わる加速度を検出可能に構成すると
ともに、上記加速度に対応した駆動信号Kを出力する制
御回路20を設け、上記ガバナレバー1に電磁アクチュ
エータ30を付設し、上記制御回路20で電磁アクチュ
エータ30を駆動することにより、上記加速度によるフ
ォークレバー1の外乱揺動を相殺するように構成したこ
とを特徴とするものである。
するために、以下のように構成される。即ち、車両搭載
用エンジンの燃料調量具5にガバナレバー1を介してガ
バナウエイト9を連動連結するとともに、上記ガバナレ
バー1にガバナスプリング8介して調速レバー7を連結
し、上記ガバナスプリング8で燃料調量具5を燃料増量
側Rへ弾圧するのに対して、上記ガバナウエイト9のガ
バナ力Gで燃料調量具5を燃料減量側Lへ押圧するよう
に構成した車両搭載用エンジンの遠心式ガバナにおい
て、エンジンの固定壁11に加速度センサ12を固設し
て上記エンジンに加わる加速度を検出可能に構成すると
ともに、上記加速度に対応した駆動信号Kを出力する制
御回路20を設け、上記ガバナレバー1に電磁アクチュ
エータ30を付設し、上記制御回路20で電磁アクチュ
エータ30を駆動することにより、上記加速度によるフ
ォークレバー1の外乱揺動を相殺するように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用・効果】本発明では、エンジンの固定壁1
1に固定した加速度センサ12で車両に搭載したエンジ
ンに加わる加速度を検出し、上記制御回路20はこの加
速度に対応した駆動信号Kでガバナレバー1に付設した
電磁アクチュエータ30を駆動する。つまり、当該ガバ
ナレバー1を加速度と逆方向に揺動して上記加速度によ
るフォークレバー1の外乱揺動を実質的に相殺する。こ
れにより、遠心式ガバナに生ずる外乱揺動を防止しつ
つ、ガバナの応答性の低下を回避できる。
1に固定した加速度センサ12で車両に搭載したエンジ
ンに加わる加速度を検出し、上記制御回路20はこの加
速度に対応した駆動信号Kでガバナレバー1に付設した
電磁アクチュエータ30を駆動する。つまり、当該ガバ
ナレバー1を加速度と逆方向に揺動して上記加速度によ
るフォークレバー1の外乱揺動を実質的に相殺する。こ
れにより、遠心式ガバナに生ずる外乱揺動を防止しつ
つ、ガバナの応答性の低下を回避できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係る遠
心式ガバナの縦断面図である。この遠心式ガバナ10
は、図2の従来例と同様の基本構造を備える。即ち、デ
ィーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ6のラックピン5に
第1レバー1aを介してガバナ力ウエイト9とスタート
スプリング2とを連動連結する。また、第2レバー1b
にガバナスプリング8を介して調速レバー7を連結し、
ガバナスプリング8の張力は、調速レバー7で調節操作
可能に構成する。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係る遠
心式ガバナの縦断面図である。この遠心式ガバナ10
は、図2の従来例と同様の基本構造を備える。即ち、デ
ィーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ6のラックピン5に
第1レバー1aを介してガバナ力ウエイト9とスタート
スプリング2とを連動連結する。また、第2レバー1b
にガバナスプリング8を介して調速レバー7を連結し、
ガバナスプリング8の張力は、調速レバー7で調節操作
可能に構成する。
【0009】即ち、スタートスプリング2とガバナスプ
リング8とによりラックピン5を燃料増量側Rへ弾圧す
るのに対して、ガバナ力Gにより第1レバー1aを介し
てラックピン5を燃料減量側Lへ押圧するように構成す
る。また、上記第2レバー1bを燃料制限ピン4で規制
可能に構成するとともに、トルクアップ装置3は、上記
第1レバー1aと上記第2レバー1bとの間に介装す
る。
リング8とによりラックピン5を燃料増量側Rへ弾圧す
るのに対して、ガバナ力Gにより第1レバー1aを介し
てラックピン5を燃料減量側Lへ押圧するように構成す
る。また、上記第2レバー1bを燃料制限ピン4で規制
可能に構成するとともに、トルクアップ装置3は、上記
第1レバー1aと上記第2レバー1bとの間に介装す
る。
【0010】以下、本発明の特徴構造について説明す
る。本発明の遠心式ガバナ10は、図1に示すように、
ディーゼルエンジンの固定壁11に加速度センサ12を
固設して上記エンジンに加わる加速度を検出可能に構成
するとともに、上記加速度に対応した駆動信号Kを出力
する制御回路20を設ける。また、第1レバー1aに電
磁アクチュエータ30を付設し、上記制御回路20で電
磁アクチュエータ30を駆動することにより、上記加速
度によるフォークレバー1の外乱揺動を相殺するように
構成する。
る。本発明の遠心式ガバナ10は、図1に示すように、
ディーゼルエンジンの固定壁11に加速度センサ12を
固設して上記エンジンに加わる加速度を検出可能に構成
するとともに、上記加速度に対応した駆動信号Kを出力
する制御回路20を設ける。また、第1レバー1aに電
磁アクチュエータ30を付設し、上記制御回路20で電
磁アクチュエータ30を駆動することにより、上記加速
度によるフォークレバー1の外乱揺動を相殺するように
構成する。
【0011】上記制御回路20は、図1に示すように、
加速度センサー12からの信号を増幅するアンプ21
と、加速度信号のうちの高周波成分をカットするローパ
スフィルター22と、エンジンの機種ひいては遠心式ガ
バナの機種や応答感度に対応してその補正係数(ゲイ
ン)を調節可能に設定する可変調節器23と、高周波成
分をカットした加速度信号と補正係数とから上記加速度
に比例する比例信号Hを出力する乗算器24と、上記比
例信号Hに基づいて制御信号Iを出力する出力制御回路
26と、アクチュエータ駆動回路27とから成り、加速
度に対応する駆動信号Kで電磁アクチュエータ30を駆
動することにより、上記加速度によるフォークレバー1
の外乱揺動を相殺するように構成されている。
加速度センサー12からの信号を増幅するアンプ21
と、加速度信号のうちの高周波成分をカットするローパ
スフィルター22と、エンジンの機種ひいては遠心式ガ
バナの機種や応答感度に対応してその補正係数(ゲイ
ン)を調節可能に設定する可変調節器23と、高周波成
分をカットした加速度信号と補正係数とから上記加速度
に比例する比例信号Hを出力する乗算器24と、上記比
例信号Hに基づいて制御信号Iを出力する出力制御回路
26と、アクチュエータ駆動回路27とから成り、加速
度に対応する駆動信号Kで電磁アクチュエータ30を駆
動することにより、上記加速度によるフォークレバー1
の外乱揺動を相殺するように構成されている。
【0012】上記電磁アクチュエータ30は、図1に示
すように、機壁14に固設された電磁コイル32と、こ
の電磁コイル32内に遊嵌され、トルクアップ装置3を
介して第1レバー1aと一体揺動可能に設けられた振動
子31とから成り、上記制御回路20からの駆動信号K
により電磁コイル32を励磁して振動子31を駆動する
ことにより、第1レバー1aを揺動駆動するように構成
されている。
すように、機壁14に固設された電磁コイル32と、こ
の電磁コイル32内に遊嵌され、トルクアップ装置3を
介して第1レバー1aと一体揺動可能に設けられた振動
子31とから成り、上記制御回路20からの駆動信号K
により電磁コイル32を励磁して振動子31を駆動する
ことにより、第1レバー1aを揺動駆動するように構成
されている。
【0013】なお、上記電磁アクチュエータ30の出力
特性が入力に対してリニアーでない場合には、振動子3
1の位置(変位)を差動トランス等の位置センサー25
で検出し、図1に示すように、この位置センサー25か
らの検出信号Jに基づき前記比例信号Hを補正すること
により、加速度に対応する適正な制御信号Iを出力する
ように構成されている。ここで、上記可変調節器23や
乗算器24及び上記出力制御回路26は、アナログ方式
の制御回路20を構成するブロックとして記載したが、
マイクロコンピュータにより制御回路20を構成し、マ
イクロコンピュータが有するメモリ機能や演算機能をブ
ロック化したものでもよい。
特性が入力に対してリニアーでない場合には、振動子3
1の位置(変位)を差動トランス等の位置センサー25
で検出し、図1に示すように、この位置センサー25か
らの検出信号Jに基づき前記比例信号Hを補正すること
により、加速度に対応する適正な制御信号Iを出力する
ように構成されている。ここで、上記可変調節器23や
乗算器24及び上記出力制御回路26は、アナログ方式
の制御回路20を構成するブロックとして記載したが、
マイクロコンピュータにより制御回路20を構成し、マ
イクロコンピュータが有するメモリ機能や演算機能をブ
ロック化したものでもよい。
【0014】上記のように本遠心式ガバナは、エンジン
の固定壁11に固定した加速度センサ12で車両に搭載
したエンジンに加わる加速度を検出し、上記制御回路2
0はこの加速度に対応した駆動信号Kでガバナレバー1
に付設した電磁アクチュエータ30を駆動する。つま
り、当該ガバナレバー1を加速度と逆方向に揺動して上
記加速度によるフォークレバー1の外乱揺動を実質的に
相殺する。これにより、遠心式ガバナに生ずる外乱揺動
を防止しつつ、ガバナの応答性の低下を回避できる。
の固定壁11に固定した加速度センサ12で車両に搭載
したエンジンに加わる加速度を検出し、上記制御回路2
0はこの加速度に対応した駆動信号Kでガバナレバー1
に付設した電磁アクチュエータ30を駆動する。つま
り、当該ガバナレバー1を加速度と逆方向に揺動して上
記加速度によるフォークレバー1の外乱揺動を実質的に
相殺する。これにより、遠心式ガバナに生ずる外乱揺動
を防止しつつ、ガバナの応答性の低下を回避できる。
【0015】また、通常運転時の定格負荷回転域では、
第1レバー1aと第2レバー1bとがトルクアップ装置
3を介して密接した状態で、ガバナスプリング8及びス
タートスプリング2に対抗するガバナ力Gの釣り合いに
より、第1レバー1aを介してラックピン5を燃料調量
域に位置させてエンジンを一定回転速度に維持する。ま
た、過負荷回転域では、トルクアップ装置3の作用によ
り、第1レバー1aは燃料増量側Rに移動し、ラックピ
ン5を全負荷位置とトルクアップ位置との調量域内に調
量する。
第1レバー1aと第2レバー1bとがトルクアップ装置
3を介して密接した状態で、ガバナスプリング8及びス
タートスプリング2に対抗するガバナ力Gの釣り合いに
より、第1レバー1aを介してラックピン5を燃料調量
域に位置させてエンジンを一定回転速度に維持する。ま
た、過負荷回転域では、トルクアップ装置3の作用によ
り、第1レバー1aは燃料増量側Rに移動し、ラックピ
ン5を全負荷位置とトルクアップ位置との調量域内に調
量する。
【0016】なお、上記実施形態では、ディーゼルエン
ジンの遠心式ガバナについて例示したが、本発明はディ
ーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジンの遠心式ガ
バナについても同様に適用可能であり、この場合の燃料
調量具はスロットルバルブや燃料通路の調量弁等が該当
する。
ジンの遠心式ガバナについて例示したが、本発明はディ
ーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジンの遠心式ガ
バナについても同様に適用可能であり、この場合の燃料
調量具はスロットルバルブや燃料通路の調量弁等が該当
する。
【図1】本発明の実施形態に係る遠心式ガバナの縦断面
図である。
図である。
【図2】従来例に係る遠心式ガバナの図1相当図であ
る。
る。
1…ガバナレバー、5…燃料調量具(ラックピン)、7
…調速レバー、8…ガバナスプリング、9…ガバナウエ
イト、11…固定壁、12…加速度センサー、20…制
御回路、30…電磁アクチュエータ、G…ガバナ力、K
…駆動信号、R…燃料増量側、L…燃料増量側。
…調速レバー、8…ガバナスプリング、9…ガバナウエ
イト、11…固定壁、12…加速度センサー、20…制
御回路、30…電磁アクチュエータ、G…ガバナ力、K
…駆動信号、R…燃料増量側、L…燃料増量側。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 45/00 312 F02D 45/00 312F
Claims (1)
- 【請求項1】 車両搭載用エンジンの燃料調量具(5)
にガバナレバー(1)を介してガバナウエイト(9)を
連動連結するとともに、上記ガバナレバー(1)にガバ
ナスプリング(8)介して調速レバー(7)を連結し、
上記ガバナスプリング(8)で燃料調量具(5)を燃料
増量側(R)へ弾圧するのに対して、上記ガバナウエイ
ト(9)のガバナ力(G)で燃料調量具(5)を燃料減
量側(L)へ押圧するように構成した車両搭載用エンジ
ンの遠心式ガバナにおいて、 上記エンジンの固定壁(11)に加速度センサ(12)
を固設して上記エンジンに加わる加速度を検出可能に構
成するとともに、上記加速度に対応した駆動信号(K)
を出力する制御回路(20)を設け、 上記ガバナレバー(1)に電磁アクチュエータ(30)
を付設し、上記制御回路(20)で電磁アクチュエータ
(30)を駆動することにより、上記加速度によるフォ
ークレバー(1)の外乱揺動を相殺するように構成し
た、ことを特徴とする車両搭載用エンジンの遠心式ガバ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07196233A JP3096955B2 (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 車両搭載用エンジンの遠心式ガバナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07196233A JP3096955B2 (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 車両搭載用エンジンの遠心式ガバナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0942008A JPH0942008A (ja) | 1997-02-10 |
JP3096955B2 true JP3096955B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=16354421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07196233A Expired - Fee Related JP3096955B2 (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 車両搭載用エンジンの遠心式ガバナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096955B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100954974B1 (ko) * | 2008-04-29 | 2010-04-29 | 쌍용자동차 주식회사 | 기계식 디젤엔진의 이상진동 안정화 장치 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP07196233A patent/JP3096955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0942008A (ja) | 1997-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |