JP3096733U - 光る風船への気体注入装置及び光る風船 - Google Patents

光る風船への気体注入装置及び光る風船

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、光る風船を容易に膨らませる
ことができる光る風船への気体注入装置及びこれにより
膨らまされる光る風船を提供する。 【解決手段】 気体注入孔14が形成された気体注入部
16と、気体注入部16の外周に形成され、風船12の
気体注入用の口部18が取り付けられるフランジ部20
と、風船12内に気体を通過させるとともに風船12内
からの気体の逆流を阻止する、弾性材料で構成された逆
止弁26と、風船12内に入れられる発光手段34と、
を備え、発光手段34に電力を供給する電線36は、逆
止弁26に形成され、電線36の径よりも小さい径の貫
通孔38及び気体注入孔14を介して風船12内から外
に引き出されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、内部に配置された発光手段が発光するように構成された光る風船へ の気体注入装置及びこの気体注入装置により膨らまされる光る風船に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内部から光を発する光る風船が、風船玩具または祝祭会場における 装飾具等として使用されていた。このような光る風船の内部には、発光物質また は小さな電球等の発光手段が収容されていた。例えば、特開平5−137847 号公報には、祝祭場や遊戯場などの演出用として好適なイルミネーション玩具が 開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術において、風船内に小さな電球等の発光手段を収容し て光る風船とする場合、発光手段を風船内に入れてから風船を膨らませる必要が あるが、これは発光手段に電力を供給するための電線が邪魔になって煩雑な作業 であり、多数の光る風船を短時間で準備することが困難であった。
【0004】 また、上記電線を風船内から引き出しつつ、風船内の空気を漏らさないように するためには、上記特開平5−137847号公報に記載された首振り規制管の ような複雑な装置を使用して風船を膨らませる必要があった。
【0005】 本考案は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、簡単な構 造で、光る風船を容易に膨らませることができる光る風船への気体注入装置及び これにより膨らまされる光る風船を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、風船内で発光手段が発光するように構 成された光る風船への気体注入装置であって、気体注入孔が形成された気体注入 部と、前記気体注入部の外周に形成され、風船の気体注入用の口部が取り付けら れるフランジ部と、風船内に気体を通過させるとともに風船内からの気体の逆流 を阻止する、弾性材料で構成された逆止弁と、風船内に収容される発光手段と、 を備え、前記発光手段に電力を供給する電線は、前記逆止弁に形成され、前記電 線の径よりも小さい径の貫通孔を介して風船内から引き出されていることを特徴 とする。
【0007】 また、上記光る風船への気体注入装置において、前記電線は、前記逆止弁に代 わって前記フランジ部に形成された貫通孔を介して風船内から引き出され、前記 フランジ部に形成された貫通孔は、前記電線が通された後に埋められることを特 徴とする。
【0008】 これらの構成によれば、簡単な構造で、光る風船を容易に膨らませることがで きる光る風船への気体注入装置を提供できる。
【0009】 また、光る風船であって、上記光る風船への気体注入装置と、前記フランジ部 に気体注入用の口部が取り付けられ、前記気体注入装置により気体が注入されて 膨らまされる風船と、を備えることを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明す る。
【0011】 図1(a)には、本考案にかかる光る風船への気体注入装置の実施形態の断面 図が示され、図1(b)には、その平面図が示される。図1(a)において、気 体注入装置10には、風船12に空気等の気体を注入するための貫通孔である気 体注入孔14が形成された気体注入部16が備えられ、この気体注入部16の外 周部には、風船12の気体注入用の口部18が取り付けられるフランジ部20が 形成されている。これらの気体注入部16及びフランジ部20は、適宜な金属材 料または樹脂材料で構成できる。風船12がゴム材質の材料で形成されている場 合には、図1(a)に示されるように、口部18がフランジ部20を覆うように 被せられて取り付けられる。これにより、ゴム材質の口部18の弾性力の作用で 口部18がフランジ部20の端部22に押し付けられ、風船12内の気体を密閉 できる。従って、フランジ部20の径は、口部18の弾性力により風船12内の 気体を十分密閉できる程度の大きさとする。なお、風船12が紙または樹脂材料 等の弾性のない材料で構成されている場合は、フランジ部20の上面24に接着 剤を用いて口部18を接着させることにより、風船12内の気体を密閉できる。
【0012】 上記気体注入孔14が形成された気体注入部16の一方の端部には、風船12 内に気体を通過させるとともに風船12内からの気体の逆流を阻止する、弾性材 料で構成された逆止弁26が配置されている。弾性材料としては、例えばゴム等 を使用できる。この逆止弁26は、爪部材27により変形可能に支持されている 。また、気体注入部16の他方の端部においては、本実施形態にかかる気体注入 装置10から風船12に注入される気体を供給するための気体供給装置28の先 端部30が気体注入孔14へ挿入される。この気体供給装置28には、先端部3 0の反対側の口31から風船に注入される気体が吹き込まれる構成となっている 。気体供給装置28には、風船12へ注入される気体が吐出される気体吐出口3 2が形成されており、先端部30が気体注入孔14に挿入されるときには、この 気体吐出口32も気体注入孔14中に入り、気体を吐出する。気体吐出口32か ら吐出された気体は、気体注入部16の内壁と先端部30との間を通過し、逆止 弁26を風船内方向にわずかに変形させ、逆止弁26の撓みにより気体注入部1 6の端部と逆止弁26との間に生じた隙間を通って風船12内に注入され、風船 が膨らまされる。逆止弁26は、風船12が膨らんだ後、風船12内の圧力によ り気体注入部16の端部に押し付けられ、風船12内の気体の外部への逆流を阻 止することができる。なお、風船12に気体を注入する際に、先端部30により 逆止弁26が持ち上げられ、風船12内に気体が流入する隙間を形成するように 構成するのも好適である。また、気体供給装置28は、必ずしも図1(a)に示 されるような構成とする必要はなく、気体注入装置10から風船12に注入され る気体を供給できるものであればよい。
【0013】 本実施形態にかかる気体注入装置10においては、小さな電球または発光ダイ オード等で構成された発光手段34が備えられ、発光手段34を発光させるため の電力を供給する電線36は、図1(b)に示されるように、逆止弁26に形成 された貫通孔38を介し、気体注入孔14の中を通って風船12内から外に引き 出されている。この貫通孔38の径は、電線36の径よりも小さく形成されてお り、電線36を通すと、弾性材料で構成された逆止弁26の弾性力により電線3 6との間の隙間がなくなるので、風船12内の気体を密閉できる。なお、気体注 入孔14への気体供給装置28の先端部30の挿入の邪魔にならないように、気 体注入孔14への先端部30の挿入口付近に、電線36を通す溝または孔40を 形成しておくのが好適である。なお、風船12をフランジ部20に取り付ける際 には、発光手段34を覆うように取り付けて風船12内に発光手段34を収容す る。
【0014】 以上の構成により、本実施形態にかかる気体注入装置10のフランジ部20に 風船12を取り付ければ、風船12の内部に発光手段34が収容された光る風船 を容易に構成でき、気体注入装置10に気体供給装置28等の適宜な道具で気体 を供給すれば、風船12を簡単に膨らませれることができる。なお、風船12を 光る風船として使用する間は、風船12を気体注入装置10のフランジ部20に 取り付けたままとしておく。
【0015】 図2(a)には、本考案にかかる光る風船への気体注入装置の他の実施形態の 断面図が示され、図2(b)には、その平面図が示される。なお、図1(a)、 (b)と同一要素には同一符号を付している。
【0016】 図2(a)、(b)に示された実施形態において特徴的な点は、電線36を風 船12内から外に引き出すための貫通孔42が、逆止弁26ではなくフランジ部 20に形成されている点にある。なお、この貫通孔42は、電線36が通された 後に適宜な樹脂材料等で埋められ、風船12内の気体が漏れないように密閉され る。
【0017】 本実施形態においても、風船12を光る風船として使用する間は、風船12を 気体注入装置10のフランジ部20に取り付けたままとしておく。
【0018】 図3には、風船12が上記各実施形態にかかる気体注入装置10のフランジ部 20に取り付けられて膨らまされた、本考案にかかる光る風船が示される。図3 において、風船12内に収容された発光手段34は、電池ボックス44から電線 36を介して電力が供給される。この場合、電線36を風船12の糸として使用 できるので、光る風船の構成を簡略化できる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、簡単な構造で、光る風船を容易に膨ら ませることができる光る風船への気体注入装置を提供できる。また、この気体注 入装置により、簡単に膨らませることができる光る風船を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる光る風船への気体注入装置の
実施形態を示す図である。
【図2】 本考案にかかる光る風船への気体注入装置の
他の実施形態を示す図である。
【図3】 本考案にかかる光る風船を示す図である。
【符号の説明】
10 気体注入装置、12 風船、14 気体注入孔、
16 気体注入部、18 口部、20 フランジ部、2
2 端部、24 上面、26 逆止弁、27 爪部材、
28 気体供給装置、30 先端部、31 口、32
気体吐出口、34 発光手段、36 電線、38、42
貫通孔、40 孔、44 電池ボックス。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風船内で発光手段が発光するように構成
    された光る風船への気体注入装置であって、 気体注入孔が形成された気体注入部と、 前記気体注入部の外周に形成され、風船の気体注入用の
    口部が取り付けられるフランジ部と、 風船内に気体を通過させるとともに風船内からの気体の
    逆流を阻止する、弾性材料で構成された逆止弁と、 風船内に収容される発光手段と、を備え、前記発光手段
    に電力を供給する電線は、前記逆止弁に形成され、前記
    電線の径よりも小さい径の貫通孔を介して風船内から引
    き出されていることを特徴とする光る風船への気体注入
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光る風船への気体注入装
    置において、前記電線は、前記逆止弁に代わって前記フ
    ランジ部に形成された貫通孔を介して風船内から引き出
    され、前記フランジ部に形成された貫通孔は、前記電線
    が通された後に埋められることを特徴とする光る風船へ
    の気体注入装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の光る風船
    への気体注入装置と、 前記フランジ部に気体注入用の口部が取り付けられ、前
    記気体注入装置により気体が注入されて膨らまされる風
    船と、を備えることを特徴とする光る風船。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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