JP3095407U - 三段変速機構 - Google Patents
三段変速機構Info
- Publication number
- JP3095407U JP3095407U JP2003000260U JP2003000260U JP3095407U JP 3095407 U JP3095407 U JP 3095407U JP 2003000260 U JP2003000260 U JP 2003000260U JP 2003000260 U JP2003000260 U JP 2003000260U JP 3095407 U JP3095407 U JP 3095407U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- tray
- teeth
- planetary gear
- planetary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Retarders (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 三段変速機構の提供。
【解決手段】 座体1中に第1遊星歯車セットと第2遊
星歯車セットが順に取り付けられると共に、入力装置2
と出力装置を具えた三段変速機構において、該入力装置
中の入力歯車21が第1遊星歯車セットと第2遊星歯車
セット中の各遊星歯車に噛み合い、且つ第1遊星歯車セ
ット及び第2遊星歯車セット中の各内歯部が滑動輪の噛
み合いを受けてそのうちの一つの内歯部の固定が達成さ
れるか、或いはこの二つの内歯部が同期に回転運動させ
られ、これにより三段変速の歯車機構が達成されてい
る。
星歯車セットが順に取り付けられると共に、入力装置2
と出力装置を具えた三段変速機構において、該入力装置
中の入力歯車21が第1遊星歯車セットと第2遊星歯車
セット中の各遊星歯車に噛み合い、且つ第1遊星歯車セ
ット及び第2遊星歯車セット中の各内歯部が滑動輪の噛
み合いを受けてそのうちの一つの内歯部の固定が達成さ
れるか、或いはこの二つの内歯部が同期に回転運動させ
られ、これにより三段変速の歯車機構が達成されてい
る。
Description
【0001】
本考案は一種の三段変速機構に係り、特に、入力装置中の入力歯車が同時に二
組の遊星歯車セット中の遊星歯車に噛み合い、且つ一つの滑動輪が二組の遊星歯
車セットを拘束することにより、そのうちの一つの内歯部が固定されるか、或い
はこの二つの内歯部が同期に回転運動させられ、これにより、三段変速を達成す
る、三段変速機構に関する。
【0002】
周知の電動工具装置、特に電動回転工具、例えば電気ドリル、電気ドライバー
には、減速機構を使用して多段変速或いは多段トルクを提供するものがある。一
般に、このような減速機構は遊星歯車機構中に、そのうちの遊星歯車、太陽歯車
、内歯車及びトレイ等の部品を選定し、それぞれ出力、或いは入力に用いるか、
或いは固定することにより、異なる入力及び出力減速比の機能を達成する。しか
し、周知の電動工具減速機構は、機構と空間の制限のために二段変速しか提供で
きず、高速と低速比の差がトルク分布の不均一をもたらし、操作上、非常に不便
である。
【0003】
本考案はこのような従来の電動工具の変速機構の欠点を改善するために提供さ
れる。本考案の三段変速機構は、一つから数個の前述の関係技術中の制限と欠点
を実際に解決することを目的としている。
【0004】
請求項1の考案は、三段変速機構において、
座体とされ、収容溝を具え、該収容溝の底端に、分散配列された複数のフラン
ジ14が内表面に形成された、上記座体と、
第1遊星歯車セットとされ、出力トレイの一端に複数の枢軸で複数の遊星歯車
62が設置され、該出力トレイの反対端に出力歯車が設けられた、上記第1遊星
歯車セットと、
トレイ歯車とされ、外表面に外歯51を具え、一端の内表面に内歯55を具え
、該トレイ歯車の反対端に複数の枢軸で複数の遊星歯車52が設置された、上記
トレイ歯車と、
内歯車とされ、内表面に内歯41を具え、外表面に外歯42を具えた、上記内
歯車と、
滑動輪とされ、内表面に内歯31を具え、該滑動輪の前後の両端面にそれぞれ
端面表面に分散配列された複数のフランジ32があり、該滑動輪の外表面に環状
溝が設けられ、該環状溝に嵌め輪が組み合わされ、且つ該嵌め輪が押しボタンに
結合された、上記滑動輪と、
入力装置とされ、第2遊星歯車セットと固定リングを具え、該第2遊星歯車セ
ットが盤体の一端に入力歯車を結合し、該盤体の別端に複数の枢軸で複数の遊星
歯車202を組み合わせ、該固定リングの内表面に内歯を設けて形成された、上
記入力装置と、
を具え、該第1遊星歯車セット、トレイ歯車、内歯車、滑動輪及び入力装置が
順に該座体の収容溝内に取り付けられ、並びに第1遊星歯車セットの出力トレイ
に設置された遊星歯車62がトレイ歯車5の内歯55に噛み合わされ、トレイ歯
車5に設置された複数の遊星歯車52が内歯車の内歯41に噛み合わされ、該滑
動輪の内径を該トレイ歯車と該内歯車の直径が貫通し、滑動輪が該嵌め輪を介し
て制御されて軸方向に移動し、これにより滑動輪の内歯31が該内歯車の外歯に
噛み合わされるか或いは噛み合わされず、及び滑動輪の両端に設けられたフラン
ジ32が座体に設けられたフランジ14に噛み合わされるか或いは噛み合わされ
ないか或いは固定リングのフランジ23に設けられ、上記入力歯車がトレイ歯車
5に設けられた遊星歯車52と第1遊星歯車セットの出力トレイに設置された遊
星歯車62に共に噛み合い、且つ入力装置に設けられた遊星歯車202が該固定
リングの内歯221に噛み合うことを特徴とする、三段変速機構としている。
請求項2の考案は、請求項1に記載の三段変速機構において、座体の収容溝の
内表面に下向きに凹んで収容溝の開口より内向きに軸方向に延伸された複数の凹
溝が設けられ、且つこれら凹溝が前記固定リングの各フランジ23に対応し、該
固定リングの各フランジ23が該凹溝に挿入されて固定リングと座体の間が相対
回転不能とされたことを特徴とする、三段変速機構としている。
【0005】
本考案は、座体中に第1遊星歯車セットと第2遊星歯車セットが順に取り付け
られると共に、入力装置と出力装置を具えた三段変速機構において、該座体中に
円柱状の中空の収容溝が設けられ、該収容溝の内部に滑動輪が組み付けられ、且
つ該収容溝及び該滑動輪が相互に噛み合うフランジを具え、これにより該滑動輪
の回転の自由度が拘束され、この二組の遊星歯車セット中の遊星歯車が同時に該
入力装置中の入力歯車に噛み合い、且つ該二組の遊星歯車セットの外歯部中の一
つ或いは二つが同時に該滑動輪の内歯に噛み合い、該滑動輪が外環周囲に套設さ
れたリングを透過して座体を貫通して押しボタンに連接され、該押しボタンに該
座体を被覆するケースが組み合わされてこの押しボタンを位置決めする装置が形
成されている。これにより、該押しボタンの操作を透過し、該滑動輪と該座体及
び二組の遊星歯車セットの機構の関係を制御でき、三段変速の歯車機構を達成す
ることができる。
【0006】
図1は本考案の三段変速機構の好ましい実施例を示し、それは、座体1、入力
装置2、滑動輪3、内歯車4、トレイ歯車5、出力トレイ6、押しボタン7及び
ケース8で組成されている。
【0007】
該座体1は円柱形ケースとされ、その内部に中空の収容溝11が形成され、且
つ該ケースの適当な部分にあって該収容溝11より外向きに貫通するように相互
に対応する二つの位置に長方形の穿孔12が設けられている。該収容溝11の一
端に内表面に複数が分散配列された凹溝13があり(図2参照)、各凹溝13該
収容溝11の開口端より内部方向に向けて軸方向に延伸されて形成されている。
該収容溝11の底端に内表面に分散配列された複数のフランジ14が設けられ(
図2参照)、各フランジ14は収容溝11のこの端の内表面より上向きに突出し
軸方向に沿って上向きに適当な距離を延伸されて形成されている。
【0008】
該入力装置2は入力歯車21及び固定リング22で組成されている。該入力歯
車21はトレイ20に結合され、トレイ20の、該入力歯車21と反対の端面に
複数の枢軸201があり、各枢軸201はそれぞれ遊星歯車202に活動式に組
み合わされている。各遊星歯車202は共に一つの動力装置(図示せず)の歯車
に噛み合い、駆動されて回転し、これにより全体のトレイ20と入力歯車21が
回転し、これにより該入力歯車21を介して動力が伝送される。該固定リング2
2は環状体とされ、該固定リング22は外表面に分散配列された複数のフランジ
23を具え、各フランジ23は固定リング22の一端の外表面より上向きに突出
し軸方向に沿って下向きに延伸されもう一端の端面より適当な距離を突出するよ
うにして形成され、該固定リング22のフランジ23が収容溝11の各凹溝13
中に収容され、該固定リング22の内表面に内歯221が設けられ、各遊星歯車
202が該内歯221に噛み合わされている。
【0009】
該滑動輪3は環状体とされ、該滑動輪3の内表面に、複数の内歯31が設けら
れ、該滑動輪3の前後両端面がそれぞれ端面表面に分散配列された複数のフラン
ジ32を具え、各フランジ32は各端面より上向きに適当な距離を突出するよう
に形成され、並びに前後両端面中の各フランジ32はそれぞれ該固定リング22
のフランジ23と該座体1の収容溝11底端のフランジ14に組み合わされ、こ
れにより該滑動輪3の前後両端面が各フランジ32を透過してそれぞれ該固定リ
ング22と該座体1の底端と噛み合わされる。このほか、該滑動輪3の外環周囲
に表面より凹んだ環状溝33があり、且つ一つの嵌め輪34に外側方向に向けて
適当な距離を延伸された延伸部341が設けられ、該嵌め輪34の両側の凸部3
42が環状溝33に組み合わされることにより、該環状溝33と該嵌め輪34が
相対回転を行うものとされる。
【0010】
該内歯車4は環状体とされ、該内歯車4の内表面に複数の内歯41が設けられ
、該内歯車4の外表面に該滑動輪3中の各内歯31に組み合わされる複数の外歯
42があり、且つ該内歯車4底端より連接部43が延伸されている。
【0011】
該トレイ歯車5は後端端面より凸部54が延伸された環状体とされ、該トレイ
歯車5中の環状体の外表面に、該滑動輪3中の各内歯31と組み合わされる複数
の外歯51が設けられ、且つ内表面に複数の内歯55が設けられている。該凸部
54の上表面に、それぞれ遊星歯車52に枢接される複数の枢軸53が設けられ
、且つ凸部54の外径は該内歯車4の連接部43の内径に組み合わされ、これに
より該連接部43が該凸部54に套設されると共に、各遊星歯車52が該内歯車
4の内歯41に噛み合わされる。
【0012】
該出力トレイ6は円盤体とされ、該出力トレイ6の底端より出力歯車61が延
伸され、且つ上端に、それぞれ一つの遊星歯車62に枢接される複数の枢軸63
があり、各遊星歯車62が該トレイ歯車5の内歯55に噛み合わされる。
【0013】
該押しボタン7は板状ケースとされ、その下面の構造は上記嵌め輪34の延伸
部341に結合可能で、さらに嵌め輪34の二つの凸部342が座体1の両側の
長方形の穿孔12より座体1内に挿入されて滑動輪3の環状溝33に挿入され、
押しボタン7が押動される時、滑動輪3が駆動さあれて座体1内で軸方向に移動
する。該押しボタン7の両側にそれぞれ撓性ロッド71が形成され、且つ各ロッ
ド71の外側にそれぞれ外向きに延伸されたフランジ72が形成され、この二つ
のロッド71の撓性により該フランジ72が外向きに弾性突出するか或いは内向
きに収縮する。
【0014】
該ケース8は、座体1の外表を被覆するケースとされ、図3及び図4に示され
るように、該ケース8に前述の押しボタン7のロッド71に組み合わされる滑り
溝81が形成され、該滑り溝81の両側面に、押しボタン7のフランジ72に組
み合わされる複数の凹部82が形成され、該押しボタン7がロッド71の該滑り
溝81への挿入を透過して滑り溝81の拘束を受け、且つ該押しボタン7が該フ
ランジ72の該凹部82中への嵌め込みにより位置が固定される。
【0015】
図5、6及び図7は本考案の電動工具組合せ後の、異なる減速比での機構状態
の局部軸方向断面図である。出力トレイ6、トレイ歯車5、内歯車4、滑動輪3
及び入力装置2は内から外に順に座体1の収容溝11中に取り付けられる。その
うち、該出力トレイ6中の各遊星歯車62は各枢軸63に枢接されると共に、該
入力装置2の入力歯車21及び該トレイ歯車5の内歯55と噛み合い、これによ
り該遊星歯車62、該入力歯車21及び該内歯55が一組の遊星歯車セットを形
成する。該トレイ歯車5中の各遊星歯車52は各枢軸53に枢接されると共に、
該入力装置2の入力歯車21及び該内歯車4の内歯41と噛み合い、これにより
、該遊星歯車52、該入力歯車21及び該内歯41が一組の遊星歯車セットを形
成する。該滑動輪3の内歯31は該内歯車4の外歯42或いはトレイ歯車5の外
歯51に噛み合い、且つ嵌め輪34の延伸部341が座体1の外側に位置して該
押しボタン7の底面に結合される。該入力装置2の固定リング22は周囲のフラ
ンジ23により該座体1の収容溝11の各凹溝13と噛み合い該収容溝11の内
表面に固定される。
【0016】
図5に示される本考案の三段変速機構の第1段速状態時の局部軸方向断面図を
参照されたい。該押しボタン7が前進して前端極限位置に至る時、該押しボタン
7のフランジ72がちょうど該ケース8の凹部82に嵌入し位置が固定され、ま
た、該押しボタン7が嵌め輪34を介して該滑動輪3を駆動して前進させて前端
極限位置に至らせ、これにより滑動輪3の一端のフランジ32が該収容溝11底
部のフランジ14と噛み合い、該滑動輪3の回転方向の自由度を拘束し、且つ該
滑動輪3の内歯31も該トレイ歯車5の外歯51と噛み合い、該トレイ歯車5の
回転方向の自由度を拘束する。これにより、該入力装置2の入力歯車21が動力
を伝送する時、直接該トレイ歯車5の遊星歯車52と該出力トレイ6の遊星歯車
62を駆動して回転させられ、且つ内歯車4が該トレイ歯車5の遊星歯車52の
内歯41に対する駆動により回転し、該出力トレイ6がその遊星歯車62が該ト
レイ歯車5の内歯55中で回転することにより駆動され、また、該出力歯車61
が該出力トレイ6と同期に回転して動力を出力する。
【0017】
図6は本考案の三段変速機構の第2段速状態時の局部軸方向断面図である。押
しボタン7が後退して後端極限位置に至る時、該押しボタン7のフランジ72が
ちょうどケース8のもう一つの凹部82に嵌入して位置が固定され、また、該押
しボタン7が嵌め輪34を介して該滑動輪3も後退させて後端極限位置に至らせ
、該滑動輪3のもう一端のフランジ32を該固定リング22底部のフランジ23
と噛み合わせ、該滑動輪3の回転方向の自由度を拘束し、且つ該滑動輪3の内歯
31も該内歯車4の外歯42と噛み合い、該内歯車4の回転方向の自由度を拘束
する。これにより、該入力装置2の入力歯車21が動力を伝送する時、直接該ト
レイ歯車5と遊星歯車52と該出力トレイ6の遊星歯車62を駆動して回転させ
られ、且つトレイ歯車5が遊星歯車52の内歯車4の内歯41中での回転を透過
して駆動され、該出力トレイ6がその遊星歯車62のトレイ歯車5の内歯55中
での回転を透過して駆動され、同時に、該出力歯車61が出力トレイ6と同期に
回転し動力を出力する。
【0018】
図7は本考案の三段変速機構の第3段速状態時の局部軸方向断面図である。押
しボタン7が前端と後端の極限位置の間にあるとき、該押しボタン7のフランジ
72がちょうどケース8のさらにもう一つの凹部82に嵌入して位置が固定され
、また、該押しボタン7が嵌め輪34を介して該滑動輪3を駆動して前端と後端
の極限位置の間に位置させ、これにより滑動輪3の両端のフランジ32が噛み合
わず、嵌め輪34中で回転し、且つ該滑動輪3の内歯31も同時に該内歯車4の
外歯42及び該トレイ歯車5の外歯51と噛み合い、これにより内歯車4と該ト
レイ歯車5が該滑動輪3と同期に回転する。これにより、入力装置2の入力歯車
21が動力を伝送するとき、直接該トレイ歯車5と遊星歯車52と該出力トレイ
6の遊星歯車62を駆動して回転させられ、且つトレイ歯車5が遊星歯車52の
内歯車4の内歯41中での回転を透過して駆動され、該出力トレイ6がその遊星
歯車62のトレイ歯車5の内歯55中での回転を透過して駆動され、これにより
、滑動輪3、内歯車4及びトレイ歯車5が一緒に回転し、該出力トレイ6がその
遊星歯車62のトレイ歯車5の内歯55中での回転を透過して駆動され、同時に
、該出力歯車61が出力トレイ6と同期に回転し動力を出力する。
【0019】
以上の説明は、本考案の好ましい実施例に係るものであって、本考案の実施範
囲を制限するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、
いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
【0020】
本考案の三段変速機構は、座体中に第1遊星歯車セットと第2遊星歯車セット
が順に取り付けられると共に、入力装置と出力装置を具えた三段変速機構におい
て、該入力装置中の入力歯車が第1遊星歯車セットと第2遊星歯車セット中の各
遊星歯車に噛み合い、且つ第1遊星歯車セット及び第2遊星歯車セット中の各内
歯部が滑動輪の噛み合いを受けてそのうちの一つの内歯部の固定が達成されるか
、或いはこの二つの内歯部が同期に回転運動させられ、これにより三段変速の歯
車機構が達成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の三段変速機構の立体分解図である。
【図2】本考案の三段変速機構中の座体の断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の三段変速機構中の押しボタンの局部側
向断面図である。
向断面図である。
【図4】本考案の三段変速機構中の押しボタンの局部側
向断面図である。
向断面図である。
【図5】本考案の三段変速機構の第1段速の局部軸方向
断面図である。
断面図である。
【図6】本考案の三段変速機構の第2段速の局部軸方向
断面図である。
断面図である。
【図7】本考案の三段変速機構の第3段速の局部軸方向
断面図である。
断面図である。
1 座体
11 収容溝
12 穿孔
13 凹溝
14 フランジ
2 入力装置
20 盤体
201 枢軸
202 遊星歯車
21 入力歯車
22 固定リング
221 内歯
23 フランジ
3 滑動輪
31 内歯
32 フランジ
33 環状溝
34 嵌め輪
341 延伸部
342 凸部
4 内歯車
41 内歯
42 外歯
43 連接部
5 トレイ歯車
51 外歯
52 遊星歯車
53 枢軸
54 凸部
55 内歯
6 出力トレイ
61 出力歯車
62 遊星歯車
63 枢軸
7 押しボタン
71 ロッド
72 フランジ
8 ケース
81 滑り溝
82 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 三段変速機構において、 座体とされ、収容溝を具え、該収容溝の底端に、分散配
列された複数のフランジ14が内表面に形成された、上
記座体と、 第1遊星歯車セットとされ、出力トレイの一端に複数の
枢軸で複数の遊星歯車62が設置され、該出力トレイの
反対端に出力歯車が設けられた、上記第1遊星歯車セッ
トと、 トレイ歯車とされ、外表面に外歯51を具え、一端の内
表面に内歯55を具え、該トレイ歯車の反対端に複数の
枢軸で複数の遊星歯車52が設置された、上記トレイ歯
車と、 内歯車とされ、内表面に内歯41を具え、外表面に外歯
42を具えた、上記内歯車と、 滑動輪とされ、内表面に内歯31を具え、該滑動輪の前
後の両端面にそれぞれ端面表面に分散配列された複数の
フランジ32があり、該滑動輪の外表面に環状溝が設け
られ、該環状溝に嵌め輪が組み合わされ、且つ該嵌め輪
が押しボタンに結合された、上記滑動輪と、 入力装置とされ、第2遊星歯車セットと固定リングを具
え、該第2遊星歯車セットが盤体の一端に入力歯車を結
合し、該盤体の別端に複数の枢軸で複数の遊星歯車20
2を組み合わせ、該固定リングの内表面に内歯を設けて
形成された、上記入力装置と、 を具え、該第1遊星歯車セット、トレイ歯車、内歯車、
滑動輪及び入力装置が順に該座体の収容溝内に取り付け
られ、並びに第1遊星歯車セットの出力トレイに設置さ
れた遊星歯車62がトレイ歯車5の内歯55に噛み合わ
され、トレイ歯車5に設置された複数の遊星歯車52が
内歯車の内歯41に噛み合わされ、該滑動輪の内径を該
トレイ歯車と該内歯車の直径が貫通し、滑動輪が該嵌め
輪を介して制御されて軸方向に移動し、これにより滑動
輪の内歯31が該内歯車の外歯に噛み合わされるか或い
は噛み合わされず、及び滑動輪の両端に設けられたフラ
ンジ32が座体に設けられたフランジ14に噛み合わさ
れるか或いは噛み合わされないか或いは固定リングのフ
ランジ23に設けられ、上記入力歯車がトレイ歯車5に
設けられた遊星歯車52と第1遊星歯車セットの出力ト
レイに設置された遊星歯車62に共に噛み合い、且つ入
力装置に設けられた遊星歯車202が該固定リングの内
歯221に噛み合うことを特徴とする、三段変速機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載の三段変速機構におい
て、座体の収容溝の内表面に下向きに凹んで収容溝の開
口より内向きに軸方向に延伸された複数の凹溝が設けら
れ、且つこれら凹溝が前記固定リングの各フランジ23
に対応し、該固定リングの各フランジ23が該凹溝に挿
入されて固定リングと座体の間が相対回転不能とされた
ことを特徴とする、三段変速機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000260U JP3095407U (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | 三段変速機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000260U JP3095407U (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | 三段変速機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3095407U true JP3095407U (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=43249336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003000260U Expired - Lifetime JP3095407U (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | 三段変速機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095407U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125910A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電動工具 |
-
2003
- 2003-01-22 JP JP2003000260U patent/JP3095407U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125910A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電動工具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6655470B1 (en) | Speed changing mechanism for tools | |
TWI566982B (zh) | 輪轂嵌入式多段變速器 | |
JP5075233B2 (ja) | 電動工具 | |
US20100130324A1 (en) | Coaxial transmission | |
JP2006347529A (ja) | ハイブリッド車両の動力伝達装置 | |
KR101422135B1 (ko) | 다단 변속기 | |
JP4588284B2 (ja) | 多段変速ハブギア | |
WO2008116412A1 (fr) | Réducteur de vitesse à plusieurs rapports | |
US20150367493A1 (en) | A gearbox for a power tool and a power tool with such a gearbox | |
CN205278252U (zh) | 一种先差速再换向变速的传动装置 | |
JP6557067B2 (ja) | 遊星歯車機構のバックラッシレス機構 | |
JP3095407U (ja) | 三段変速機構 | |
KR101463300B1 (ko) | 다중 출력 차동 장치 | |
JP2013002601A (ja) | ウォームギア減速機構の減速比を備えるエピサイクリック歯車列の変速装置 | |
KR102254144B1 (ko) | 차량용 변속기 및 차량의 동력 전달 장치 | |
JP2000274496A (ja) | 遊星ギヤユニット及び駆動コントロールボックス | |
KR20140128010A (ko) | 유성기어식 변속장치 | |
JP2008032142A (ja) | 駆動装置 | |
JP5699276B2 (ja) | 電動工具 | |
JP5118602B2 (ja) | 回転動力機器 | |
KR20100023345A (ko) | 차량용 자동 변속기의 복합 유성기어셋트 | |
KR101451068B1 (ko) | 다중 출력 차동 장치 | |
JP3847170B2 (ja) | 遊星歯車装置及びそれを用いた変速装置 | |
JP2018519178A (ja) | 電動工具 | |
KR100421238B1 (ko) | 일방향기어 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 6 |