JP3095195U - 目標物の距離を計測するカメラ - Google Patents

目標物の距離を計測するカメラ

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JP3095195U
JP3095195U JP2003000097U JP2003000097U JP3095195U JP 3095195 U JP3095195 U JP 3095195U JP 2003000097 U JP2003000097 U JP 2003000097U JP 2003000097 U JP2003000097 U JP 2003000097U JP 3095195 U JP3095195 U JP 3095195U
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target
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distance
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lens
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JP2003000097U
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English (en)
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志輝 陳
隆斌 鍾
華唐 劉
▲徳▼偉 劉
瑞峰 ▲黄▼
誌偉 洪
志賢 林
信豐 李
元凱 劉
碧堯 簡
Original Assignee
亞洲光學股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影だけでなく、同時にカメラと目標物の間
の距離を得ることができる目標物の距離を計測するカメ
ラを提供する。 【構成】 ズームレンズ2、ビームスプリッタ4、画像
センサ10、マイクロプロセッサ・中央処理ユニット1
2、表示ユニット画像表示装置9およびレーザ測距装置
を含む。レーザ測距装置はこれらのビームスプリッタ・
ユニット4およびレンズ2を利用して目標物の距離を得
る。さらにレンズ2の焦点距離値、画像センサ10上の
画像の長さと高度、そしてカメラと目標物との距離で、
画像形成原理をもとにして目標物の長さと高度を計算す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は目標物の距離を計測するカメラに関し、特に、レーザ測距装置を結合 したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタルカメラは電荷結合素子およびレンズを有していた。そして従来 のデジタルカメラはレンズを利用して電荷結合素子上に目標物の画像を形成して いた。 しかし従来のデジタルカメラは目標物の撮影だけにしか使用することができず 、デジタルカメラと目標物の間の距離を計測することはできなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、ビームスプリッタ・ユニットを利用してカメラとレーザ測距 装置を結合することである。 本考案のもう一つの目的は、レーザ測距装置を利用して目標物とカメラの距離 を得て、画像形成原理により目標物の長さと高度を計算することである。 そして上記の特長により、本考案はさらに目標物の移動速度を得ることができる 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の目標物の距離を計測するカメラは、カメラ本体およびレーザ測距装置 を含むとともに、このレーザ測距装置により目標物の距離を得る。 本考案の目標物の距離を計測するカメラは、レンズ、ビームスプリッタ、画像 センサ、マイクロプロセッサ・ユニット、表示ユニットおよびレーザ測距装置を 含む。レーザ測距装置はこれらのビームスプリッタ・ユニットおよびレンズを利 用して上記目標物の距離を得る。さらにレンズの焦点距離値、画像センサ上の画 像の長さと高度、そしてカメラと目標物の距離で、画像形成原理をもとにして目 標物の長さと高度を計算することができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案のカメラを適用したデジタルカメラの概要を示した図である。 図1に示すように、本実施例のデジタルカメラはズームレンズ(zoom lens)2 、画像センサ(image detector)10、マイクロプロセッサ・ユニット5、ビー ムスプリッタ・ユニット(beam splitting device)4、ライトエミッタ(light emitter)6およびライトレシーバ(light receiver)7を含む。上述したビー ムスプリッタ・ユニット4は、第1ビームスプリッタ(beam splitter)4aお よび第2ビームスプリッタ4bを含み、前記したマイクロプロセッサ・ユニット 5が画像プロセッサ(image processor)11、距離信号プロセッサ(range sig nal processor)8および中央処理ユニット(CPU)12を含む。
【0006】 図1に示すように、上述のライトエミッタ6は半導体発光素子などで、上述の 中央処理ユニット12により制御して単一波長ビームを発射する。この単一波長 ビームは上述の第1ビームスプリッタ4aにより反射された後、上述のズームレ ンズ2により目標物(図示しない)上へ投射される。続いて、目標物はこの単一 波長ビームを反射して、それは順番に、上述したズームレンズ2、第1ビームス プリッタ4aそして第2ビームスプリッタ4bを通過してから、上述のライトレ シーバ7により受信される。このライトレシーバ7は、例えばアバランシェフォ トダイオード・レシーバ(avalanche photodiode receiver)であり、目標物に より反射された単一波長ビームを電子信号へ変換して、この電子信号を上述のマ イクロプロセッサ・ユニット5へ伝達する。マイクロプロセッサ・ユニット5中 において、距離信号プロセッサ8により迷光をフィルターしてから、中央処理ユ ニット12によりカメラと目標物の間の距離を計算する。
【0007】 図2に示す流れ図にしたがって、マイクロプロセッサ・ユニットが行うカメラ と目標物との間の距離の計算を簡単に説明する。ステップ1(20)において、 中央処理ユニットが時間t1において、上述のライトエミッタを制御して単一波 長ビームを発射する。ステップ2(30)において、ライトレシーバがこの単一 波長ビームを受け取った後、電子信号へ変換してマイクロプロセッサ・ユニット へ伝達する。そのうち、この単一波長ビームには目標物が反射した単一波長ビー ムおよび外界で発生した単一波長ビームが含まれる。そのため、第1電子信号に は目標物が発生した距離電子信号および外界で発生した迷光信号が含まれる。ス テップ3(40)において、マイクロプロセッサ・ユニット中で、距離信号処理 器により迷光信号をフィルターするとともに、時間t2で発生した距離電子信号 を中央処理ユニットへ伝達する。続いて、ステップ4(50)において、この中 央処理ユニットがカメラと目標物の間の距離Dを計算(D=C×(t2-t1)/2、Cは光 速)する。
【0008】 図1に示すように、中央処理ユニット12がカメラと目標物との間の距離を得 てから、距離値が画像プロセッサ11を通じて、例えば液晶表示器のような画像 表示装置9に表示される。また目標物の物像がズームレンズ2により、例えば電 荷結合素子(CCD)のような画像センサ10に形成される。そのうちズームレン ズ2が発射した物像は第2ビームスプリッタ4bにより画像センサ10へ反射さ れる。画像センサ10は目標物の物像を画像信号へ変換してから、その画像信号 を直接に画像表示装置9へ伝達するか、画像プロセッサ11で処理してから画像 表示装置9へ伝達して表示する。
【0009】 また図1に示すように、本実施例のデジタルカメラは更にモーター13と絞り 3を含む。マイクロプロセッサ・ユニット5によりモーター13を制御してズー ムレンズ2の焦点距離値を調整し、マイクロプロセッサ・ユニット5により絞り 3を制御して露出量を調整する。
【0010】 図3から図5は本実施例のデジタルカメラの作用を簡単に説明したものであり 、レンズに垂直な光軸平面上における目標物の大きさを測定する。図3に示すよ うに、目標物60をズームレンズ2の前焦点距離位置Dへ設置し、画像形成原理 により物像70がズームレンズ2のレンズの後焦点距離位置fに形成されて、画 像センサ10上に画像が形成される。図3および図4に示すように、目標物60 はズームレンズ2の光軸OAに垂直な平面S上の高度Hであり、ズームレンズ2 により画像センサ10上に画像が形成される。そのうち物像の高度はhで、この 物像の高度hはマイクロプロセッサ・ユニットにより、画像センサ上の物像の画 素数と画素高度を乗じて計算することにより決定される。本実施例のカメラが、 カメラと目標物の間の距離Dを計測する時、目標物の高度Hは中央処理ユニット により計算(H=D×h/f)して得ることができる。そして図3から図5に示すよう に、目標物60はレンズ2の光軸OAに垂直な平面S上の長さLで、ズームレン ズ2により画像センサ10上へ画像が形成される。そのうち物像70の長さはl であり、物像70の長さlはマイクロプロセッサ・ユニットにより、画像センサ 上の画素数量と画素長さを乗じて計算することにより決定される。本実施例のカ メラがカメラと目標物との間の距離Dを計測する際、目標物の長さLは中央処理 ユニットにより計算(L=D×1/f)して得ることができる。
【0011】 図6から図8は、画像センサ上における物像の移動速度と目標物の移動速度の 関係を示す連続図面である。図6に示すように時間t1において物像70は画像 センサ10上の第1位置p1であり、図7に示すように時間t2において物像7 0は画像センサ10上の第2位置p2に位置する。そのため時間t1から時間t 2の物像の移動速度vをマイクロプロセッサ・ユニットにより計算する。目標物 60は未知の速度Vでズームレンズ2の光軸に垂直な平面上を移動する際、物像 70が画像センサ10上を速度vで移動する。物像の移動速度vは、マイクロプ ロセッサ・ユニットにより画像センサ10上を物像70が移動する画素数量を時 間で除して得られる。続いて、中央処理ユニットは物像の移動速度vをズームレ ンズの倍率Mで乗じて、目標物がレンズの光軸と垂直な平面上を移動する速度V を計算(M=D/f)して得ることができる。つまり、本実施例のカメラは、カメラ と目標物の距離を計測してから、目標物がレンズの光軸と垂直な平面上を移動す る速度Vを更に得ることができる。
【0012】 以上のごとく、本考案の好適な実施形態により開示したが、もとより、この考 案を限定するためのものではなく、同業者であれば容易に理解できるように、こ の考案の技術思想の範囲において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるも のであるから、その実用新案権保護の範囲は、実用新案登録請求の範囲および、 それと均等な領域を基準として定めなければならない。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、同時にカメラと目標物との間の距離を得ることができ、画像形成原 理により目標物の長さと高度を得ることができる。そして、さらには目標物の移 動速度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるデジタルカメラを簡単
に示すブロック図である。
【図2】本考案の一実施例によるデジタルカメラのマイ
クロプロセッサ・ユニットが行うカメラと目標物との間
の距離の計算の流れを示す図である。
【図3】本考案の一実施例によるデジタルカメラを使用
して、レンズに垂直な光軸平面上の大きさにより目標物
を測定することを簡単に示した説明図である。
【図4】本考案の一実施例によるデジタルカメラを使用
して、レンズに垂直な光軸平面上の大きさにより目標物
を測定することを簡単に示した説明図である。
【図5】本考案の一実施例によるデジタルカメラを使用
して、レンズに垂直な光軸平面上の大きさにより目標物
を測定することを簡単に示した説明図である。
【図6】画像センサ上の物像の移動速度と目標物の移動
速度との関係を示す説明図である。
【図7】画像センサ上の物像の移動速度と目標物の移動
速度との関係を示す説明図である。
【図8】画像センサ上の物像の移動速度と目標物の移動
速度との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
2 ズームレンズ 3 絞り 4 ビームスプリッタ・ユニット 4a 第1ビームスプリッタ 4b 第2ビームスプリッタ 5 マイクロプロセッサ・ユニット 6 ライトエミッタ 7 ライトレシーバ 8 距離信号プロセッサ 9 画像表示装置 10 画像センサ 11 画像プロセッサ 12 中央処理ユニット 13 モーター 20 ステップ1 30 ステップ2 40 ステップ3 50 ステップ4 60 目標物 70 物像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 劉 華唐 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号 (72)考案者 劉 ▲徳▼偉 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号 (72)考案者 ▲黄▼ 瑞峰 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号 (72)考案者 洪 誌偉 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号 (72)考案者 林 志賢 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号 (72)考案者 李 信豐 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号 (72)考案者 劉 元凱 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号 (72)考案者 簡 碧堯 台湾台中県潭子郷台中加工出口区南二路22 −3号

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を有して、目標物の物像を形成する
    レンズと、 前記レンズの後焦点距離位置に設置して、前記物像に反
    応して、前記物像を画像信号へ変換する画像センサと、 前記画像センサを制御して前記物像を感知し、前記画像
    信号を処理するマイクロプロセッサ・ユニットと、 前記の画像センサおよびマイクロプロセッサ・ユニット
    からの画像信号を受信して表示する画像表示装置とを含
    み、 さらに前記マイクロプロセッサ・ユニットにより制御さ
    れ、単一波長ビームを発射し、前記目標物までの距離を
    計測するレーザ測距装置と、 前記レンズの光軸上に設置して、前記単一波長ビームを
    前記レンズを通過させて前記目標物まで誘導し、前記物
    像を前記画像センサまで誘導するビームスプリッタ・ユ
    ニットとを備えることを特徴とする目標物の距離を計測
    するカメラ。
  2. 【請求項2】 前記レーザ測距装置は、 前記単一波長ビームを発射し、前記単一波長ビームが前
    記ビームスプリッタ・ユニットにより前記レンズを通過
    するとともに前記目標物に照射されて、前記目標物によ
    り前記単一波長ビームが反射されるライトエミッタと、 前記の目標物から反射された単一波長ビーム受信すると
    ともに、電子信号を出力するライトレシーバとを含み、 前記電子信号を前記マイクロプロセッサ・ユニットによ
    り処理演算した後、前記カメラと前記目標物の間の距離
    を得ることを特徴とする請求項1記載の目標物の距離を
    計測するカメラ。
  3. 【請求項3】 前記マイクロプロセッサ・ユニットは、 前記電子信号を処理するとともに距離信号を出力する距
    離信号プロセッサと、 前記画像センサからの画像信号を処理する画像プロセッ
    サとを含み、 前記ライトエミッタを制御して、前記単一波長ビームを
    発射し、前記距離信号をもとに前記カメラと前記目標物
    の間の距離を計算するとともに、前記画像プロセッサに
    より処理された画像信号を前記画像表示装置へ出力する
    ことを特徴とする請求項2記載の目標物の距離を計測す
    るカメラ。
  4. 【請求項4】 前記マイクロプロセッサ・ユニットによ
    り制御されて、露出量を調整する絞りと、 前記マイクロプロセッサ・ユニットにより制御して、前
    記レンズの焦点距離値を調整するモーターとを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の目標物の距離を計測するカ
    メラ。
  5. 【請求項5】 前記画像センサが電荷結合素子であるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の目標物の距離
    を計測するカメラ。
  6. 【請求項6】 前記ライトエミッタは半導体発光素子で
    あって、前記ライトレシーバがアバランシェフォトダイ
    オード・レシーバであるものであることを特徴とする請
    求項2記載の目標物の距離を計測するカメラ。
JP2003000097U 2002-03-28 2003-01-10 目標物の距離を計測するカメラ Expired - Lifetime JP3095195U (ja)

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TW091106106 2002-03-28

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