JP3095085U - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
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- JP3095085U JP3095085U JP2003000001U JP2003000001U JP3095085U JP 3095085 U JP3095085 U JP 3095085U JP 2003000001 U JP2003000001 U JP 2003000001U JP 2003000001 U JP2003000001 U JP 2003000001U JP 3095085 U JP3095085 U JP 3095085U
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- side wall
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一枚のブランクを折り曲げて形成することが
できる包装箱を提供する。 【解決手段】 略十字形のブランク2の中央部を底板9
とする。底板9を囲む谷折線24、27を折り曲げる。
底板9の左右端及び前後端に側壁10a、10b、10
c、10dが立設される。左右の側壁10a、10bの
前後端から内側壁片11a、11bを延設する。内側壁
片11a、11bを互いに係合させて内側壁11とす
る。内側壁11が左右の側壁10a、10bを連結す
る。底板9と側壁10a、10b、10c、10dと内
側壁11とで箱本体3を構成する。箱本体3の開口4を
覆う蓋体5を左側壁10aの上端から右向きに延設す
る。保持体6a、6bを前後の側壁10c、10dの上
端から延設する。保持体6a、6bを内側壁11の内側
に折り返す。保持体6a、6bに形成した保持穴16、
19で瓶1a、1bの前後を保持する。
できる包装箱を提供する。 【解決手段】 略十字形のブランク2の中央部を底板9
とする。底板9を囲む谷折線24、27を折り曲げる。
底板9の左右端及び前後端に側壁10a、10b、10
c、10dが立設される。左右の側壁10a、10bの
前後端から内側壁片11a、11bを延設する。内側壁
片11a、11bを互いに係合させて内側壁11とす
る。内側壁11が左右の側壁10a、10bを連結す
る。底板9と側壁10a、10b、10c、10dと内
側壁11とで箱本体3を構成する。箱本体3の開口4を
覆う蓋体5を左側壁10aの上端から右向きに延設す
る。保持体6a、6bを前後の側壁10c、10dの上
端から延設する。保持体6a、6bを内側壁11の内側
に折り返す。保持体6a、6bに形成した保持穴16、
19で瓶1a、1bの前後を保持する。
Description
【0001】
本考案は、瓶などの被包装物を包装するための包装箱に関するものである。
【0002】
一般に、瓶などの被包装物を包装するための包装箱は、被包装物を収納する箱
本体と、箱本体の上方開口を覆う蓋体と、箱本体に内装されて被包装物を保持す
る保持体とを備えている。箱本体、蓋体及び保持体はそれぞれ別体とされ、各部
材ごとにシート状のブランクを折り曲げて形成される。
【0003】
ところが、箱本体、蓋体及び保持体を別体とする場合、包装箱を構成する部材
の数と同じ枚数のブランクを折曲加工する必要があり、その分、包装箱の製造に
要する時間が長くなる。また、各部材を構成するブランクごとにその形状や印刷
内容が異なるため、ブランクの製造工程が複雑化し、包装箱の製造コストが高く
なる。
【0004】
本考案は、一枚のブランクから形成することができる包装箱を提供することを
目的とする。
【0005】
上記課題に鑑み、本考案は、被包装物を収納する箱本体と、この箱本体の上方
開口を覆う蓋体と、箱本体内で被包装物の前後を保持する保持体とを備えた構造
を前提として、一枚のブランクを折り曲げることにより、その箱本体、蓋体及び
保持体を構成した包装箱を提供するものである。
【0006】
具体的には、略十字形のブランクの中央部を底板として、この底板を囲む谷折
線を折り曲げることにより、底板の左右端及び前後端に側壁を立設し、左右の側
壁の前後端から前後の側壁の内側方向に内側壁片を延設する。この内側壁片を互
いに係合させて、これを前後の側壁の内側に重ねて内側壁とし、底板と側壁と内
側壁とで箱本体を構成する。前記内側壁は左右の側壁を連結することになり、左
右の側壁が立設状態に保たれる。
【0007】
左右の側壁のうちの一方の側壁上端から内向きに蓋体を延設し、この蓋体で箱
本体の開口を開閉自在に覆う。前後の側壁の上端を延接して保持体を形成し、こ
の保持体に被包装物の前後を保持する保持穴を形成する。また、この保持体は、
前後の側壁の上端を延接して前記内側壁の内側に折り返して形成する。これによ
り、前後の側壁が立設状態に保たれる。
【0008】
この構成によれば、一枚のブランクから包装箱を形成できるので、ブランクの
折曲加工を簡単にすると共に、ブランクの種類を少なくすることができる。
【0009】
左右の側壁のうちの蓋体を延設した側壁と反対側の側壁の上端から中間蓋片を
内向きに延設して、この中間蓋片で箱本体内の被包装物の一部を開閉自在に覆う
。延設された中間蓋片の延設方向外端に、複数の被包装物間を仕切る仕切片を一
体形成すれば、複数の被包装物が包装箱の内部で直接当たらないように保護する
ことができる。
【0010】
中間蓋片に、被包装物を見せるための窓穴を形成すれば、中間蓋片を開かなく
ても、中間蓋片で覆った被包装物を見ることができ、その外観を良好にすること
ができる。
【0011】
以下、本考案に係る包装箱の実施の形態について、図面を用いて説明する。図
1は本考案の包装箱の斜視図、図2はブランクの展開図、図3はブランクを折り
曲げる様子を示す斜視図である。ここで、図2中に示す折線のうち、実線は谷折
線を示し、破線は山折線を示す。
【0012】
この包装箱は、二本の瓶1a、1b(被包装物)の包装用として、一枚の紙製
のブランク2を折り曲げることにより形成されたものであり、瓶1a、1bを収
納する箱本体3と、この箱本体3の上方の開口4を覆う蓋体5と、箱本体3の内
部で瓶1a、1bの前後を保持する保持体6a、6bと、箱本体3に収納された
右側の瓶1bを蓋体5の内側で覆う中間蓋片7と、二本の瓶1a、1bの間を仕
切る仕切片8とを備えている。
【0013】
箱本体3は、底板9と、底板9の左右端及び前後端に立設された側壁10a、
10b、10c、10dと、前後の側壁10c、10dの内側に重なって左右の
側壁10a、10bを連結する内側壁11とから構成される。
【0014】
蓋体5は、左側壁10aの上端から内向き(右向き)に延設され、左側壁10
aの上端との境界の谷折線12を折り曲げたり伸ばしたりするようにして、箱本
体3の開口4を開閉するようになっている。蓋体5の右外端には二つの舌片13
が形成され、この舌片13を右側壁10bの上端付近の差込口14に差し込むこ
とにより、蓋体5が閉状態に保たれる。
【0015】
前側の保持体6aは、前側壁10cの上端から箱本体3の内側に階段状に延設
され、その上下方向で中央付近に、瓶1a、1bの瓶口部を載置する載置面15
が形成されている。載置面15には、瓶口部を保持する略長方形の保持穴16が
形成され、この保持穴16に瓶口部を嵌め込むことにより、瓶1a、1bの前側
が動かないように保持される。
【0016】
載置面15は、その左右端から下方に延設された立片17により上下方向に位
置決めされ、保持体6aの上端付近は、その左右端から前方に延設された横片1
8により、内側壁11との間に所定の隙間を形成する。これにより、保持体6a
が瓶1a、1bの前側を弾力的に保持して、瓶1a、1bを外部の衝撃から保護
する。
【0017】
後側の保持体6bは、後側壁10dの上端から箱本体3の内側に、内側壁11
と平行に延設され、その上下方向で中央付近に、瓶1a、1bの底部を嵌め込む
略円形の保持穴19が形成されている。後側の保持体6bは、その下端及び左右
端から後方に延設された横片20により、内側壁11との間に所定の隙間を形成
する。これにより、保持体6bが瓶1a、1bの後側を弾力的に保持して、瓶1
a、1bを外部の衝撃から保護する。
【0018】
中間蓋片7は、右側壁10bの上端から内向き(左向き)に延設され、右側壁
10bの上端との境界の谷折線21を折り曲げたり伸ばしたりするようにして、
右側の瓶1bの上方を開閉するようになっている。中間蓋片7には、窓穴22が
形成され、この窓穴22から瓶1aを見ることができる。
【0019】
仕切片8は、中間蓋片7の延設方向外端に一体形成され、中間蓋片7を閉じた
とき、二本の瓶1a、1bの間を仕切って、箱本体3の内部で瓶1a、1b同士
が当たることを防止する。仕切片8の前端には切欠23が形成され、仕切片8を
階段状の保持体6aの形に合わせて配置可能としている。
【0020】
次に、ブランク2を折り曲げて包装箱を形成する手順を説明する。まず、図2
に示す略十字形のブランク2の中央部を底板9として、この底板9を左右に挟む
谷折線24を折り曲げて、底板9の左右端に側壁10a、10bを立設する。
【0021】
次いで、図3に示すように、左右の側壁10a、10bの前後端の谷折線25
を折り曲げて、左右の側壁10a、10bから延設された内側壁片11a、11
bを内側に向け、その先端付近の係合溝26を互いに係合させて内側壁11とす
る。内側壁11で左右の側壁10a、10bを連結することにより、左側壁10
a及び右側壁10bを立設状態に保つ。
【0022】
底板9を前後に挟む谷折線27を折り曲げて、底板9の前後端に側壁10c、
10dを立設し、これを内側壁11の外側に重ねる。二本の平行な谷折線28を
折り曲げて、前側壁10c及び後側壁10dの上端から延設された保持体6a、
6bを内側壁11の内側に折り返し、前側壁10c及び後側壁10dを立設状態
に保つ。
【0023】
あらかじめ、前側の保持体6aは、谷折線29及び山折線30、31を折り曲
げて階段状に形成しておく。この保持体6aには、略H形の切口により形成した
折曲片32を折り曲げて保持穴16を形成し、立片17及び横片18を所定の方
向に向けておく。また、保持体6bの横片20を所定の方向に向けておく。これ
により包装箱が形成される。
【0024】
次に、包装箱で瓶を包装する手順を説明する。まず、保持体6a、6bの保持
穴16、19に瓶1a、1bの前後を嵌め込むことにより、箱本体3に瓶1a、
1bを収納する。その後、谷折線21を折り曲げて中間蓋片7で瓶1bを覆い、
瓶1a、1bの間に仕切片8を差し込む。次いで、谷折線12を折り曲げて蓋体
5で箱本体3の開口4を覆い、舌片13を差込口14に差し込むことにより、瓶
1a、1bの包装が完了する。
【0025】
上記構成によれば、テープや封緘針を用いることなく、一枚のブランク2を折
り曲げることにより、包装体を形成することができる。そのため、ブランク2の
枚数を少なくして、その折曲加工を短時間で行うことができる。また、一種類の
ブランク2から包装箱を形成するので、ブランクの形成や印刷を一度で済ませる
ことができる。
【0026】
なお、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内
において、適宜変更を加えることができる。例えば、図4に示すブランク33か
ら三本の瓶を包装する包装箱を形成してもよい。この包装箱は、上記の実施の形
態とほぼ同じ構成であるが、その前後の保持体6a、6bにそれぞれ三つの保持
穴16、19が形成されている。蓋体5は、右側壁10bをも覆う長さとされ、
その外端の舌片13を差し込む差込口14が右側壁10bの下端付近に形成され
ている。
【0027】
右側壁10bの上端には、中間蓋片7を延設する代わりに、谷折線34及び山
折線35を介して、内側壁36と内底板37とが延設されている。谷折線34を
折り返して内側壁36を右側壁10bの内側に重ね、山折線35を折り曲げて内
底板37を底板9の上面に重ね、内底板37に形成された二枚の仕切片8を折り
起こすことにより、仕切片8で瓶の間を仕切るようになっている。
【0028】
また、包装する瓶の本数は、二本あるいは三本以外にも何本であってもよく、
被包装物として瓶に限らずどのようなものを包装してもよく、仕切片8を設けな
くてもよい。
【0029】
以上の説明から明らかな通り、本考案では、一枚のブランクを折り曲げて包装
箱を形成しているので、折曲加工するブランクの枚数が少なく、包装箱の製造に
要する時間を短くすることができる。また、一種類のブランクから形成できるの
で、ブランクの形成及び印刷が簡単になり、包装箱の製造コストを安くすること
ができる。
【図1】本考案の包装箱の斜視図
【図2】ブランクの展開図
【図3】ブランクを折り曲げる様子を示す斜視図
【図4】別の実施形態のブランクの展開図
1a、1b 瓶
2 ブランク
3 箱本体
4 開口
5 蓋体
6a、6b 保持体
7 中間蓋片
8 仕切片
9 底板
10a、10b、10c、10d 側壁
11 内側壁
11a、11b 内側壁片
16、19 保持穴
22 窓穴
24、27 谷折線
Claims (3)
- 【請求項1】 被包装物を収納する箱本体と、該箱本体
の上方開口を覆う蓋体と、前記箱本体内で被包装物の前
後を保持する保持体とを備えた包装箱において、前記箱
本体は、略十字形のブランクの中央部からなる底板と、
前記ブランクの底板を囲む谷折線を折り曲げることによ
り底板の左右端及び前後端に立設された側壁と、左右の
側壁の前後端から前後の側壁の内側方向に延設された内
側壁片が互いに係合して、前後の側壁の内側に重なって
左右の側壁を連結するように形成された内側壁とから構
成され、前記蓋体は、左右の側壁のうちの一方の側壁上
端から内向きに延設されてなり、前記保持体は、前後の
側壁の上端を前記内側壁の内側に折り返すようにして延
設されて、被包装物の前後を保持する保持穴が形成され
てなり、一枚のブランクを折り曲げることにより、箱本
体、蓋体及び保持体が構成されたことを特徴とする包装
箱。 - 【請求項2】 前記左右の側壁のうちの蓋体を延設した
側壁と反対側の側壁の上端から内向きに延設されて箱本
体内の被包装物の一部を覆う中間蓋片が形成され、該中
間蓋片の延設方向外端に複数の被包装物間を仕切る仕切
片が一体形成されたことを特徴とする請求項1記載の包
装箱。 - 【請求項3】 前記中間蓋片に、被包装物を見せるため
の窓穴が形成されたことを特徴とする請求項1又は2記
載の包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000001U JP3095085U (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000001U JP3095085U (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3095085U true JP3095085U (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=43249030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003000001U Expired - Fee Related JP3095085U (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095085U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014231388A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-11 | シャープ株式会社 | 包装箱 |
-
2003
- 2003-01-06 JP JP2003000001U patent/JP3095085U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014231388A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-11 | シャープ株式会社 | 包装箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |