JP3094526U - 屋外用立式ガスストーブ - Google Patents

屋外用立式ガスストーブ

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JP3094526U
JP3094526U JP2002007757U JP2002007757U JP3094526U JP 3094526 U JP3094526 U JP 3094526U JP 2002007757 U JP2002007757 U JP 2002007757U JP 2002007757 U JP2002007757 U JP 2002007757U JP 3094526 U JP3094526 U JP 3094526U
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gas stove
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文禮 郭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱効率を高め、安全性を増した屋外用立式
ガスストーブの提供。 【解決手段】 燃焼部52に導気筒54が套設され且つ
導気筒54の上に放熱装置60が設けられ、該導気筒と
放熱装置の外側に保護柵53と錐形柵55が設けられ、
放熱装置が受け座上より凸伸する軸棒を具え、該軸棒に
旋状羽根で組成されたファンセットが枢設され、該ファ
ンセットが熱気を受けて回転し、上述の設計を透過し、
使用者が不注意から燃焼部に接触するのを防止し、熱気
を迅速に有効に拡散させ、その暖房効果が高められ、製
品の競争力を増すことのできる、屋外用立式ガスストー
ブとされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の屋外用立式ガスストーブに係り、特に、特殊な放熱構造の設計 により従来の屋外用立式ガスストーブの拡散不能の問題を解決し、放熱効率を高 めて使用の安全性を増進した屋外用立式ガスストーブに関する。
【0002】
【従来の技術】
寒冷地域はその気温が低いため、一般の商店は、客が屋外で食事したり景色を 楽しむために、街頭に立式ストーブを設置し、消費者が暖をとることができるよ うにしている。周知の立式ガスストーブは、図1に示されるように、ガス缶を収 容する中空筒体10の上端より立管11が突出し、該立管11がガスの伝送に用 いられ、並びに立管11の上端に燃焼部(図中では見えない)が設置され、且つ 立管11の上斜壁に燃焼部を被覆保護する保護ネット15が設けられ、熱気を網 目より外に放出させ、並びに人々が不注意から燃焼部に接触して事故を起こすの を防止し、且つ保護ネット15の上部に錐形蓋16が設けられて熱気を下向きに 流動させる。 このような周知のストーブは、少なからぬ問題を有している。図2に示される ように、保護ネット15は直接燃焼部に接触しないが、それは長時間熱を受ける ため、高温となり、さらに錐形蓋16は保護ネット15に直接接触して導熱し、 また直接上向きの熱気を受けるため、使用過程で、保護ネット15と錐形蓋16 がいずれも相当に熱くなり、このため使用者が不注意から保護ネット15或いは 錐形蓋16に接触すると火傷をする恐れがあり、使用の安全上の問題がある。
【0003】 さらに、最も重要な点は、放熱のための他の装置を具備せず、このため完全に 熱気が上向きに流れる原理により熱を拡散する。しかし周知の設計は、熱が錐形 蓋16の下方で乱流を形成し、ここに集めるため、錐形蓋16の周囲より上向き に流され、ゆえにその放熱効果は低く、放熱面積も有限であり、立式ストーブの 設置数量を増加する必要が生じ、その設置コストが高くなった。
【0004】 ゆえに、周知の立式ストーブは放熱構造上、高い放熱効率、大きな放熱面積、 及び低コストの要求を満足させることができず、その競争力を高めることができ ず、経済効果の要求に符合しない。
【0005】 ゆえに、放熱効率が高く、放熱面積を増加でき、並びに設置コストを下げられ る立式ストーブの放熱構造が求められている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、放熱効率を増進できる屋外用立式ガスストーブの放熱 構造を提供し、これにより屋外用立式ガスストーブの放熱面積を増加し、その設 置数量とコストを減らせるようにすることにある。
【0007】 本考案のもう一つの目的は、使用者の火傷を減らせる屋外用立式ガスストーブ の放熱構造を提供し、これにより屋外用立式ガスストーブの使用の安全性を増進 することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、スタンド上面に立管が延伸設置され、且つ立管の上端に燃 焼部が設けられた屋外用立式ガスストーブにおいて、燃焼部の上端に導気筒が套 設され、該導気筒の上端に放熱装置が組み付けられ、該放熱装置にあって、環状 の受け座の下段に上段より大きな保護スリーブ部が形成され、且つ受け座の上面 中心に一系列のリブを利用して載置片が設けられ、該載置片に上向きに延伸され た軸棒が設けられ、該軸棒にファンセットが枢設され、該ファンセットが比較的 小さい上框と比較的大きい下框の間に一系列の旋状羽根が螺子止めされて形成さ れ、ファンセットが上向きの熱気を受けて自動的に軸棒に対して回転し、これに より放熱効率が高められ、使用の安全性が増進されたことを特徴とする、屋外用 立式ガスストーブとしている。 請求項2の考案は、請求項1に記載の屋外用立式ガスストーブにおいて、導気 筒の下段近くに環状配置された貫通孔が設けられたことを特徴とする、屋外用立 式ガスストーブとしている。 請求項3の考案は、請求項1又は請求項2に記載の屋外用立式ガスストーブに おいて、導気筒の上縁に一系列の穿孔が設けられ、且つ受け座の保護スリーブ部 に一系列の対応する穿孔が設けられ、ボルトとナットが組み合わされて受け座が 導気筒に組み合わされたことを特徴とする、屋外用立式ガスストーブとしている 。 請求項4の考案は、請求項1に記載の屋外用立式ガスストーブにおいて、受け 座の載置片がリブに穿孔を具え、さらに載置片の下方に対応穿孔を具えた中空の 保護スリーブが設けられ、この保護スリーブがボルトとナットで載置片の底面に 組み合わされて軸棒を保護することを特徴とする、屋外用立式ガスストーブとし ている。 請求項5の考案は、請求項1に記載の屋外用立式ガスストーブにおいて、ファ ンセットの上框の内底面に当接片が設けられて軸棒の上端に当接し、ファンセッ トの回転の順調性を増進することを特徴とする、屋外用立式ガスストーブとして いる。 請求項6の考案は、請求項1に記載の屋外用立式ガスストーブにおいて、立管 の燃焼部の外側に一系列の挿入孔が設けられ、また立管の上端に、底縁に対応す る挿入棒を具えた保護柵が設けられて使用者の火傷を防止することを特徴とする 、屋外用立式ガスストーブとしている。 請求項7の考案は、請求項1又は請求項6に記載の屋外用立式ガスストーブに おいて、放熱装置の外側に錐形柵が套設され、該錐形柵の上縁と底縁よりそれぞ れ一系列の挿入棒が凸伸し、そのうち底縁の挿入棒が保護柵の内上縁に挿入され 、上縁の挿入棒が錐形ガイドカバーの組み付けに供され、該錐形ガイドカバーの 周縁に挿入棒に対応する一系列の係止手段が設けられたことを特徴とする、屋外 用立式ガスストーブとしている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の屋外用立式ガスストーブは、以下の技術手段により具体的に上述の目 的と機能を実現する。
【0010】 スタンドの上面より立管が延伸され、且つ立管の上端に燃焼部が設けられ、燃 焼部の上端に導気筒が套設され、該導気筒の上端に放熱装置が組み付けられ、該 放熱装置にあって、環状の受け座の下段に比較的大きな保護スリーブ部が形成さ れ、且つ受け座の上面中心に複数のリブを利用して載置片が設けられ、且つ載置 片に上向きに延伸された軸棒が螺子止めされ、該軸棒にファンセットが枢設され る。
【0011】 そのうちファンセットは比較的小さい上框と比較的大きい下框間に1系列の旋 状羽根が螺子止めされて形成され、ファンセットが上向きの熱気を受けると自動 的に軸棒の周囲を回転する。
【0012】 これにより、迅速に有効に熱気を拡散させて、その暖房効果を高め、その製品 の競争力を高めることができる。
【0013】
【実施例】
以下の実施例並びにそれに組み合わされる図面及び符号は本考案のその他の目 的及び機能に対して更に詳しく説明し、本考案を更に詳しく理解できるようにす るためのものであり、本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案に基づ きなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものと する。
【0014】 本考案の放熱効率を高められる立式ガスストーブの放熱構造は、図3、4に示 されるように、ガス缶を設置できるスタンド50の上面に立管51が延伸設置さ れ、該立管51はガスを伝送し、且つ断熱効果を有する立管51の上端に燃焼部 52が設けられ、且つ燃焼部52の外側に一系列の挿入孔510が設けられてい る。また、立管51の上端に、底縁に一系列の挿入棒530を具えた保護柵53 が設けられ、該保護柵53の挿入棒530が立管51の挿入孔510内に挿入さ れ、且つ燃焼部52の上端の、保護柵53の内側に導気筒54が設置され、該導 気筒54の下段部近くに環状に配置された通気用の貫通孔が設けられ、また導気 筒54の上縁に放熱装置60の組み付けに供される1系列の穿孔540が設けら れている。
【0015】 さらに放熱装置60の外側に錐形柵55が套設され、該錐形柵55の上縁と底 縁よりそれぞれ一系列の挿入棒550が凸伸し、そのうち底縁の挿入棒550が 保護柵53の内上縁に挿入され、上縁の挿入棒550が錐形ガイドカバー56へ の組み付けに供され、そのうち、錐形ガイドカバー56の周縁に一系列の、挿入 棒550に対応する係止手段560が設けられている。
【0016】 また、上述の放熱装置60の詳細な構造については、図5、6に示されるよう であり、それは、環状の受け座61の下段に比較的大きな保護スリーブ部62が 形成され、該保護スリーブ部62に一系列の穿孔620が設けられて、ボルトと ナットにより導気筒62の穿孔540に組み付けられ、且つ受け座61の上面中 心に一系列のリブ630を利用して載置片63が設けられ、該載置片63のリブ 630に穿孔631が形成され、さらに載置片63の下方に対応穿孔640を具 えた中空の保護スリーブ64が設けられ、且つ保護スリーブ64がボルト632 とナット641で載置片63の底面に螺子止めされ、且つ載置片63に、複数の ワッシャ650とナット651を利用して上向きに延伸された軸棒65が組み合 わされている。
【0017】 該軸棒65にはファンセットが枢設され、そのうち、ファンセットは比較的小 さい上框66と比較的大きな下框間に一系列の旋状羽根68が螺子止めされて形 成され、該ファンセットは上向きの熱気を受けた後、自動的に軸棒65に対して 回転し、また上框66内底面に当接片69が設けられて、軸棒65の上端を支持 し、ファンセットの回転の順調性を増進し、こうして放熱効率を高め、且つ使用 の安全性を増進した屋外用立式ガスストーブの放熱構造が形成されている。
【0018】 本考案の構造設計の実際の運用については、図3、4、6及び図7を参照され たい。スタンド50の上の燃焼部52を起動させた後、それが熱気を発生し、熱 気は少なくとも一部が導気筒54の貫通孔より外に拡散し、ほとんどの部分は自 然に上向きに案内されて放熱装置60に至り、熱気の上向きの流動の影響と、フ ァンセットの旋状羽根68が上向きに収束状を呈することにより、このファンセ ットが熱気により駆動されて回転し、即ち有効に熱気を完全に外向きに拡散させ 、また熱気を比較的遠い場所にまで送る。こうして大幅に放熱面積を増加でき、 これによりストーブの設置上、その距離を増加でき、有効に設置数量を減少し、 その全体の設置コストを下げ、並びに空間の使用性を増加できる。
【0019】 さらに、導気筒54の外側に保護柵53が設けられ、且つ放熱装置60の外側 にも錐形柵55が設けられ、これにより有効に使用者が高温の導気筒54と回転 中の放熱装置60に接触する危険を防止でき、有効に屋外用立式ガスストーブの 使用の安全性を高め、意外な事故の発生を防止できる。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案は極めて優れた考案であり、同じ技術領域中に同じ 或いは近似の製品の創作或いは公開使用はなく、また機能の増進を有し、ゆえに 本考案は実用新案登録の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の立式ガスストーブの外観図であり、周知
の立式ガスストーブの構成及びその態様を示す。
【図2】周知の立式ガスストーブの局部正面図であり、
立式ガスストーブの放熱状態を説明している。
【図3】本考案の屋外用立式ガスストーブの立体分解図
であり、各部品の態様とその対応関係を示している。
【図4】本考案の屋外用立式ガスストーブの外観図であ
り、本考案の組合せ後の状態を示す。
【図5】本考案の屋外用立式ガスストーブの放熱装置の
立体分解図であり、放熱装置の構成とその相対関係を示
している。
【図6】本考案の屋外用立式ガスストーブの放熱装置の
断面図であり、その組成と関係位置を示している。
【図7】本考案の屋外用立式ガスストーブの局部正面図
であり、本考案の放熱状態を示している。
【符号の説明】
10 中空筒体 11 立管 15 保護網 16 錐形蓋 50 スタンド 51 立管 510 挿入孔 52 燃焼部 53 保護柵 530 挿入棒 54 導気筒 540 穿孔 55 錐形柵 550 挿入棒 56 錐形ガイドカバー 560 係止手段 60 放熱装置 61 受け座 62 保護スリーブ部分 620 穿孔 63 載置片 630 リブ 631 穿孔 632 ボルト 64 保護スリーブ 640 穿孔 650 ワッシャ 651 ナット 66 上框 67 下框 68 旋状羽根 69 当接片

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンド上面に立管が延伸設置され、且
    つ立管の上端に燃焼部が設けられた屋外用立式ガススト
    ーブにおいて、燃焼部の上端に導気筒が套設され、該導
    気筒の上端に放熱装置が組み付けられ、該放熱装置にあ
    って、環状の受け座の下段に上段より大きな保護スリー
    ブ部が形成され、且つ受け座の上面中心に一系列のリブ
    を利用して載置片が設けられ、該載置片に上向きに延伸
    された軸棒が設けられ、該軸棒にファンセットが枢設さ
    れ、該ファンセットが比較的小さい上框と比較的大きい
    下框の間に一系列の旋状羽根が螺子止めされて形成さ
    れ、ファンセットが上向きの熱気を受けて自動的に軸棒
    に対して回転し、これにより放熱効率が高められ、使用
    の安全性が増進されたことを特徴とする、屋外用立式ガ
    スストーブ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の屋外用立式ガスストー
    ブにおいて、導気筒の下段近くに環状配置された貫通孔
    が設けられたことを特徴とする、屋外用立式ガスストー
    ブ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の屋外用立
    式ガスストーブにおいて、導気筒の上縁に一系列の穿孔
    が設けられ、且つ受け座の保護スリーブ部に一系列の対
    応する穿孔が設けられ、ボルトとナットが組み合わされ
    て受け座が導気筒に組み合わされたことを特徴とする、
    屋外用立式ガスストーブ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の屋外用立式ガスストー
    ブにおいて、受け座の載置片がリブに穿孔を具え、さら
    に載置片の下方に対応穿孔を具えた中空の保護スリーブ
    が設けられ、この保護スリーブがボルトとナットで載置
    片の底面に組み合わされて軸棒を保護することを特徴と
    する、屋外用立式ガスストーブ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の屋外用立式ガスストー
    ブにおいて、ファンセットの上框の内底面に当接片が設
    けられて軸棒の上端に当接し、ファンセットの回転の順
    調性を増進することを特徴とする、屋外用立式ガススト
    ーブ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の屋外用立式ガスストー
    ブにおいて、立管の燃焼部の外側に一系列の挿入孔が設
    けられ、また立管の上端に、底縁に対応する挿入棒を具
    えた保護柵が設けられて使用者の火傷を防止することを
    特徴とする、屋外用立式ガスストーブ。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項6に記載の屋外用立
    式ガスストーブにおいて、放熱装置の外側に錐形柵が套
    設され、該錐形柵の上縁と底縁よりそれぞれ一系列の挿
    入棒が凸伸し、そのうち底縁の挿入棒が保護柵の内上縁
    に挿入され、上縁の挿入棒が錐形ガイドカバーの組み付
    けに供され、該錐形ガイドカバーの周縁に挿入棒に対応
    する一系列の係止手段が設けられたことを特徴とする、
    屋外用立式ガスストーブ。
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