JP3093990U - 化粧料容器陳列用トレイ - Google Patents

化粧料容器陳列用トレイ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】あるブランド名の商品のうち、売れない商品が
できた場合にも、そのブランド名の他の商品を並べるこ
とができて、そのブランド名の売り場を確保することが
でき、しかも、各種情報を一目で見ることのできる化粧
料容器陳列用トレイを提供する。 【解決手段】上面に化粧料容器を載置する台板部分3
と、この台板部分3の一側部に設けた傾斜板部分7とを
備えており、この傾斜板部分7に、複数種類の化粧料に
共通して用いられるブランド名8aが記載され、このブ
ランド名8aが記載されていない上記台板部分3の部分
に、上記複数種類の化粧料のうち特定種類の化粧料に関
する情報が記載された情報板10が着脱自在に取着さ
れ、上記台板部分3に載置される化粧料容器に、上記特
定種類の化粧料が収容されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、シャンプー,リンス,トリートメント,ヘアカラー等各種化粧料の 販売,陳列用として用いられる化粧料容器陳列用トレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種化粧料の販売用として、図10〜図12に示すようなトレイ3 0が用いられている(例えば、特許文献1参照)。このトレイ30は、そのトレ イ本体30aが、プラスチック製の板体を折り曲げ成形して作製されたものであ り、3〜5本の化粧料容器(図示せず)を載置しうる長方形状の台板部分31と 、この台板部分31の一方の長辺から立設された側板部分32と、上記台板部分 31の一方の短辺から立設された立板部分33と、この立板部分33の上辺から 水平に延びる水平板部分34と、この水平板部分34の一側辺から下向き傾斜状 に延びる傾斜板部分35とからなっている。そして、上記立板部分33の上端部 ,水平板34,傾斜板部分35にかけて、表面に化粧料の特長(図示せず)等が 記載されたシール36が貼着されている。図において、37は上記傾斜板部分3 5に着脱自在に取り付けられた色見本用毛束吊り下げ具であり、これに色見本用 毛束38が吊り下げられている。
【0003】 一方、化粧料のなかでも、特にシャンプー,リンス,トリートメント,ヘアカ ラー等1つのシリーズ名(ブランド名)で複数種類の商品がある(例えば、シャ ンプーでは、硬い髪の人用,柔い髪の人用,傷んだ髪の人用等の商品があり、ヘ アカラーでは、色番号,商品名等が異なる商品がある)場合には、これら商品を 販売する際に、トレイ30の傾斜板部35の正面にシリーズ名,色番号,商品名 ,JANコード等(図10および図12では、図示せず)が印刷され、もしくは 上記シリーズ名等の印刷を施したシール36が貼られている。また、上記トレイ 30には、図10〜図12に示すように、1つの台板部分31を有するシリーズ 単品販売用のトレイ30もあれば、図13に示すように、複数個(図13では、 3個の台板部分31と、各台板部分31に対応する立板部分33,水平板34, 傾斜板部分35(これら立板部分33,水平板34,傾斜板部分35は一体成形 されている)を有するシリーズ連続販売用のトレイ30もある。
【0004】 例えば、シャンプーの場合であれば、シリーズ単品販売用のトレイ30の傾斜 板部35の正面には、それぞれに、図14〜図16に示すような各種情報が印刷 されており、シリーズ連続販売用のトレイ30(3つの台板部分31を有する) の傾斜板部35の正面には、図17に示すような各種情報が印刷されている。ま た、例えば、ヘアカラーの場合であれば、シリーズ単品販売用のトレイ30の傾 斜板部35(図10参照)の正面には、図18に示すような、色見本用毛束38 が吊り下げられているとともに、各種情報が印刷されており、シリーズ連続販売 用のトレイ30(6つの台板部分31を有する)の傾斜板部35(図13参照) の正面には、図19に示すような、各色見本用毛束38が吊り下げられていると ともに、各種情報が印刷されている。
【0005】 これらの場合において、シリーズ単品販売用のトレイ30を用い、新製品を販 売,陳列する場合にも、メーカーはシリーズ名の全種類を小売り店に納入する。 小売り店では、その地域性や来店する年齢層等により、売れる商品と売れない商 品ができてくる。しかし、トレイ30の正面に色番号,商品名等が印刷されてい るため、他の商品を並べることはできない。そこで、小売り店では、売れない商 品とそのトレイ30を撤去する。つまり、上記メーカーの売り場が1トレイ30 分減少したことになる。そこへ他のメーカーの営業員が来て、自社の売り場を広 げるために、自社のトレイ30を置き、このトレイ30に自社商品を並べる。こ のようなことを防ぐため、シリーズ連続販売用のトレイ30を設置することも行 われている。この場合にも、小売り店では、売れない商品は仕入れをしないので 、シリーズ連続販売用のトレイ30の中で歯抜け部分が出てくる。しかし、この 場合にも、トレイ30の正面に色番号,商品名等が印刷されているため、他の商 品を並べることはできない。そこで、あるシリーズ名の商品のうち、売れない商 品ができた場合にも、そのシリーズ名の他の商品を並べることができ、そのシリ ーズ名の売り場を確保することができるトレイ30が強く要望されている。
【0006】 一方、ラベル表示具として、図20に示すようなものが提案されている(例え ば、特許文献2参照)。このラベル表示具40は、前面に顧客用情報ラベル41 を配した帯状プレート42を有し、この帯状プレート42の上端縁を商品陳列棚 43の前面に回動自在に設けている。一方、商品陳列棚43の前端面に販売店用 情報ラベル44を配し、上記帯状プレート42を上方に回動させることにより、 上記販売店用情報ラベル44を露出させるようにしている。
【0007】
【特許文献1】 登録実用新案第3074949号公報(段落番号〔0002〕)
【特許文献2】 実開平7−36167号公報(段落番号
〔0009〕および〔001 0〕)
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このものでは、帯状プレート42に配した顧客用情報ラベル4 1に、顧客用情報が全て印刷等されているため、あるシリーズ名の商品のうち、 売れない商品ができて顧客用情報ラベル41を変更する場合に、上記シリーズ名 とは異なるシリーズ名が印刷された顧客用情報ラベル41に変更されるおそれが ある。しかも、顧客用情報と販売店用情報とを一緒に見ることができず、販売店 用情報を見る場合には、帯状プレート42を上方に回動させる必要がある。
【0009】 本考案は、このような事情に鑑みなされたもので、あるブランド名の商品のう ち、売れない商品ができた場合にも、そのブランド名の他の商品を並べることが できて、そのブランド名の売り場を確保することができ、しかも、各種情報を一 目で見ることのできる化粧料容器陳列用トレイの提供をその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため、本考案の化粧料容器陳列用トレイは、上面に化粧 料容器を載置する台板部分と、この台板部分の一側部に設けた表示板部分とを備 え、この表示板部分に、複数種類の化粧料に共通して用いられる共通表示名が記 載され、この共通表示名が記載されていない上記台板部分の部分に、上記複数種 類の化粧料のうち特定種類の化粧料に関する情報が記載された情報板が着脱自在 に取着され、上記台板部分に載置される化粧料容器に、上記特定種類の化粧料が 収容されているという構成をとる。
【0011】 すなわち、本考案の化粧料容器陳列用トレイは、上面に化粧料容器を載置する 台板部分と、この台板部分の一側部に設けた表示板部分とを備えている。そして 、この表示板部分に、複数種類の化粧料に共通して用いられる共通表示名が記載 されており、この共通表示名が記載されていない上記台板部分の部分に、上記複 数種類の化粧料のうち特定種類の化粧料に関する情報が記載された情報板が着脱 自在に取着されており、上記台板部分に載置される化粧料容器に、上記特定種類 の化粧料が収容されている。したがって、本考案の化粧料容器陳列用トレイでは 、台板部分に載置する化粧料容器を、共通表示名を有する複数種類の化粧料のう ち、ある特定種類の化粧料を収容する化粧料容器から、別の特定種類の化粧料を 収容する化粧料容器に変更したい場合には、台板部分から、上記ある特定種類の 化粧料を収容する化粧料容器を取り除いたのち、表示板部分に着脱自在に取着す る情報板を、上記ある特定種類の化粧料に関する情報が記載された情報板から、 上記別の特定種類の化粧料に関する情報が記載された情報板に変更し、台板部分 に、上記別の特定種類の化粧料を収容する化粧料容器を載置することで、容易に 行うことができる。このため、上記共通表示名を有する化粧料の売り場を確保す ることができる。しかも、上記情報板には、共通表示名も、特定種類の化粧料に 関する情報も記載されており、両者を一目で見ることができる。
【0012】 例えば、シリーズ単品販売用の化粧料容器陳列用トレイを用い、新製品を販売 ,陳列する場合に、新製品のシリーズの中で売れ行きの悪い商品ができても、こ れを早めに察知し、化粧料容器陳列用トレイの表示板部分に着脱自在に取着する 情報板を、上記シリーズの中で売れすじの商品に関する情報板に付け替え、台板 部分に売れすじの商品を載置することで、自社商品の売り場を減少させることが なく、また、売れすじの商品を倍数販売,陳列することができる。シリーズ単品 販売用の化粧料容器陳列用トレイにブランド名等の共通表示名と商品名、JAN コード等の各種情報を印刷すると、10アイテムで販売店が1万軒あれば、初回 (新製品時)は合計10万台の化粧料容器陳列用トレイが必要であるが、後日汚 れや破損等で再生産するときに、化粧料容器陳列用トレイにブランド名だけを最 低ロット印刷し(これまでの方式であれば、10アイテムの最低ロット分を生産 しなければならない。)、必要なだけ情報板を作製すれば完成品を在庫せずに必 要個数だけを組み立てて納入できる。したがって、数量は10分の1でよくコス ト削減になる。一方、シリーズ連続販売用の化粧料容器陳列用トレイでは、売れ 行きの悪い商品は小売り店では仕入れをしないので、化粧料容器陳列用トレイの 中で歯抜け部分がでてくるが、この歯抜け部分の情報板を取り外し、売れすじの 商品の情報板に付け替えれば、売れすじの商品を倍数販売,陳列することができ る。
【0013】 本考案において、「共通表示名」とは、ブランド名(シリーズ名を含む意味で ある)等を指す。また、本考案において、「情報」とは、特定種類の化粧料に関 する広告,色番号,商品名,JANコード等を指す。また、本考案の化粧料容器 陳列用トレイは、台板部分が1つだけ設けられていてもよいし、複数設けられて いてもよい。複数設けられている場合には、各台板部分が並列配置された状態で 一体化され、これら各台板部分の一側部にそれぞれ表示板部分が設けられ、これ ら各表示板部分が並列配置された状態で一体化されていてもよい。
【0014】 本考案において、上記化粧料がヘアカラーで、上記情報板に色見本用毛束が取 り付けられている場合には、情報板を変更する際に、色見本用毛束をも変更する ことができ、便利である。
【0015】 本考案において、上記表示板部分に係合部が形成され、上記情報板に、上記係 合部に着脱自在に係合する被係合部が形成されている場合には、上記表示板部分 に情報板を着脱自在に係合させることができる。
【0016】 本考案において、上記表示板部分の係合部が、上記表示板部分に穿設された貫 通孔であり、上記情報板の被係合部が、上記情報板の裏面から突設された一対の 弾性片であり、これら両弾性片を上記貫通孔に挿通させて着脱自在に係合させて いる場合には、簡単な構造で、表示板部分に情報板を着脱自在に係合させること ができる。
【0017】
【考案の実施の形態】
つぎに、本考案の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
【0018】 図1および図2は本考案の化粧料容器陳列用トレイの一実施の形態を示してい る。これらの図において、1はシリーズ単品販売用の化粧料容器陳列用トレイで あり、トレイ本体2と情報板10とからなっている。上記トレイ本体2は、図3 および図4に示すように、プラスチック製の板体を折り曲げ成形して作製したも のであり、シャンプー等の化粧料を収容する3〜5本の化粧料容器(図示せず) を載置しうる長方形状の台板部分3と、この台板部分3の一方の長辺(図面では 、奥側の長辺)から立設された側板部分4と、上記台板部分4の一方の短辺(図 面では、左側の短辺)から立設された立板部分5と、この立板部分5の上辺から 水平に延びる水平板部分6と、この水平板部分6の一側辺(図面では、左側辺) から下向き傾斜状に延びる傾斜板部分7とからなっている。そして、上記立板部 分5の上端部,水平板部分6,傾斜板部分7の上端部にかけて、表面に化粧料の ブランド名(共通表示名)8a等が記載されたシール8が貼着されている。この ブランド名8aは傾斜板部分7の上端部に印刷されており、トレイ本体2の正面 から見えるようになっている。また、上記傾斜板部分7の略中央部およびこれに 対応するシール8の部分に係合用貫通孔(係合部)9が穿設されている。
【0019】 図5〜図7に示すように、10は情報板であり、その正面(表面)10aに、 上記台板部分3に載置される化粧料容器に収容する化粧料の色情報,JANコー ド11等の商品情報(図1では、図示せず)が記載されている。また、上記情報 板10の裏面10bから一対の弾性係合片(被係合部)12が突設されており、 これら両弾性係合片12の外周面に、断面が半円形状に形成された突条12aが 突設されている。そして、上記両弾性係合片12を上記係合用貫通孔9に挿通さ せると、上記両突条12aが上記係合用貫通孔9を乗り越えた状態で、上記係合 用貫通孔9に着脱自在に係合するようになっている。
【0020】 上記構成において、上記トレイ本体2の台板部分3に載置する化粧料容器を、 同じブランド名8aを有する複数種類の化粧料のうち、ある特定種類の化粧料を 収容する化粧料容器から、別の特定種類の化粧料を収容する化粧料容器に変更し たい場合には、上記台板部分3から、上記ある特定種類の化粧料を収容する化粧 料容器を取り除いたのち、情報板10を、上記ある特定種類の化粧料に関する情 報が記載された情報板10から、上記別の特定種類の化粧料に関する情報が記載 された情報板10に変更し、台板部分3に、上記別の特定種類の化粧料を収容す る化粧料容器を載置することを行う。
【0021】 このように、上記実施の形態では、トレイ本体2に貼着したシール8にブラン ド名8aが印刷され、情報板10に、台板部分3に載置される化粧料容器に収容 する化粧料の商品情報が記載されているため、上記ブランド名8aを有する複数 種類の化粧料のうち、売れ行きの悪い化粧料ができた場合には、情報板10を、 売れすじの化粧料に関する商品情報が記載された情報板10に変更し、台板部分 10に、売れすじの化粧料を収容する化粧料容器を載置することで、上記ブラン ド名8aを有する化粧料の売り場を確保することができる。しかも、トレイ本体 2の正面からブランド名8aと商品情報の双方を見ることができる。
【0022】 図8は上記情報板10の変形例を示している。この例では、上記情報板10は ヘアカラー等の化粧料を収容する化粧料容器の販売,陳列に用いられるものであ り、その正面10aには、ヘアカラー等の色見本用毛束15の上端部が固定され た状態で、吊り下げられている。それ以外の部分は、図5〜図7に示す情報板1 0と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この情報板10を用い た実施の形態の場合にも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0023】 図9は上記情報板10の他の変形例を示している。この例では、シリーズ連続 販売用の化粧料容器陳列用トレイ1(3つの台板部分3と、これら各台板部分3 に対応する3つの傾斜板部分7〔図1参照〕を有する化粧料容器陳列用トレイ) 用として、3種類の情報板10が用いられており、上記各台板部分3に対応する 傾斜板部分7の部分に取り付けられている。それ以外の部分は、図5〜図7に示 す情報板10と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。これらの情 報板10を用いた実施の形態の場合にも、図1および図2に示す実施の形態と同 様の作用・効果を奏する。
【0024】 なお、上記各実施の形態において、トレイ本体2の傾斜板部分7の表面に、情 報板10を収容しうる凹部を設けてもよい。また、情報板10の正面(表面)の 一部もしくは全体に樹脂ミラーを配設してもよい。
【0025】 また、上記色見本用毛束15は、単色であってもよいし、複数色であってもよ い。また、上記色見本用毛束15は、リング状に形成されていてもよい。また、 上記色見本用毛束15を情報板10に直接に吊り下げるのではなく、情報板10 に固定した吊り下げ具を介して吊り下げてもよい。また、上記色見本用毛束15 は、その両端部を両止め状した状態で、情報板10に固定されていてもよい。
【0026】 また、上記各実施の形態において、水平板部分6に代えて、立板部分5の上辺 から湾曲状に延びる湾曲板部分を設けてもよい。また、上記各実施の形態におい て、係合部として、傾斜板部分7に係合用貫通孔9を穿設し、被係合部として、 情報板10の裏面10bから一対の弾性係合片12を突設しているが、これに限 定するものではなく、各種の係合部,被係合部を用いることができる。
【0027】
【考案の効果】
以上のように、本考案の化粧料容器陳列用トレイによれば、その台板部分に載 置する化粧料容器を、共通表示名を有する複数種類の化粧料のうち、ある特定種 類の化粧料を収容する化粧料容器から、別の特定種類の化粧料を収容する化粧料 容器に変更したい場合には、台板部分から、上記ある特定種類の化粧料を収容す る化粧料容器を取り除いたのち、表示板部分に着脱自在に取着する情報板を、上 記ある特定種類の化粧料に関する情報が記載された情報板から、上記別の特定種 類の化粧料に関する情報が記載された情報板に変更し、台板部分に、上記別の特 定種類の化粧料を収容する化粧料容器を載置することで、容易に行うことができ る。このため、上記共通表示名を有する化粧料の売り場を確保することができる 。しかも、上記情報板には、共通表示名も、特定種類の化粧料に関する情報も記 載されており、両者を一目で見ることができる。
【0028】 例えば、シリーズ単品販売用の化粧料容器陳列用トレイを用い、新製品を販売 ,陳列する場合に、新製品のシリーズの中で売れ行きの悪い商品ができても、こ れを早めに察知し、化粧料容器陳列用トレイの表示板部分に着脱自在に取着する 情報板を、上記シリーズの中で売れすじの商品に関する情報板に付け替え、台板 部分に売れすじの商品を載置することで、自社商品の売り場を減少させることが なく、また、売れすじの商品を倍数販売,陳列することができる。シリーズ単品 販売用の化粧料容器陳列用トレイにブランド名等の共通表示名と商品名、JAN コード等の各種情報を印刷すると、10アイテムで販売店が1万軒あれば、初回 (新製品時)は合計10万台の化粧料容器陳列用トレイが必要であるが、後日汚 れや破損等で再生産するときに、化粧料容器陳列用トレイにブランド名だけを最 低ロット印刷し(これまでの方式であれば、10アイテムの最低ロット分を生産 しなければならない。)、必要なだけ情報板を作製すれば完成品を在庫せずに必 要個数だけを組み立てて納入できる。したがって、数量は10分の1でよくコス ト削減になる。一方、シリーズ連続販売用の化粧料容器陳列用トレイでは、売れ 行きの悪い商品は小売り店では仕入れをしないので、化粧料容器陳列用トレイの 中で歯抜け部分がでてくるが、この歯抜け部分の情報板を取り外し、売れすじの 商品の情報板に付け替えれば、売れすじの商品を倍数販売,陳列することができ る。
【0029】 本考案において、上記化粧料がヘアカラーで、上記情報板に色見本用毛束が取 り付けられている場合には、情報板を変更する際に、色見本用毛束をも変更する ことができ、便利である。
【0030】 本考案において、上記表示板部分に係合部が形成され、上記情報板に、上記係 合部に着脱自在に係合する被係合部が形成されている場合には、上記表示板部分 に情報板を着脱自在に係合させることができる。
【0031】 本考案において、上記表示板部分の係合部が、上記表示板部分に穿設された貫 通孔であり、上記情報板の被係合部が、上記情報板の裏面から突設された一対の 弾性片であり、これら両弾性片を上記貫通孔に挿通させて着脱自在に係合させて いる場合には、簡単な構造で、表示板部分に情報板を着脱自在に係合させること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の化粧料容器陳列用トレイの一実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】上記化粧料容器陳列用トレイの断面図である。
【図3】トレイ本体の斜視図である。
【図4】上記トレイ本体の断面図である。
【図5】情報板の正面図である。
【図6】上記情報板の裏面図である。
【図7】上記情報板の断面図である。
【図8】上記情報板の変形例を示す正面図である。
【図9】上記情報板の他の変形例を示す正面図である。
【図10】従来例のトレイを示す斜視図である。
【図11】上記従来例のトレイを示す側面図である。
【図12】上記従来例のトレイを示す平面図である。
【図13】他の従来例のトレイを示す斜視図である。
【図14】情報内容の説明図である。
【図15】他の情報内容の説明図である。
【図16】さらに他の情報内容の説明図である。
【図17】さらに他の情報内容の説明図である。
【図18】さらに他の情報内容の説明図である。
【図19】さらに他の情報内容の説明図である。
【図20】他の従来例の説明図である。
【符号の説明】
3 台板部分 7 傾斜板部分 8a ブランド名 10 情報板

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に化粧料容器を載置する台板部分
    と、この台板部分の一側部に設けた表示板部分とを備
    え、この表示板部分に、複数種類の化粧料に共通して用
    いられる共通表示名が記載され、この共通表示名が記載
    されていない上記台板部分の部分に、上記複数種類の化
    粧料のうち特定種類の化粧料に関する情報が記載された
    情報板が着脱自在に取着され、上記台板部分に載置され
    る化粧料容器に、上記特定種類の化粧料が収容されてい
    ることを特徴とする化粧料容器陳列用トレイ。
  2. 【請求項2】 上記共通表示名がブランド名である請求
    項1記載の化粧料容器陳列用トレイ。
  3. 【請求項3】 上記情報が、上記特定種類の化粧料に関
    する広告,色番号,商品名,JANコード等である請求
    項1または2記載の化粧料容器陳列用トレイ。
  4. 【請求項4】 上記化粧料がヘアカラーで、上記情報板
    に色見本用毛束が取り付けられている請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載の化粧料容器陳列用トレイ。
  5. 【請求項5】 上記台板部分が1つだけ設けられている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧料容器陳列用
    トレイ。
  6. 【請求項6】 上記台板部分が複数設けられ、これら各
    台板部分が並列配置された状態で一体化され、上記各台
    板部分の一側部にそれぞれ表示板部分が設けられ、これ
    ら各表示板部分が並列配置された状態で一体化されてい
    る請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧料容器陳列
    用トレイ。
  7. 【請求項7】 上記表示板部分に係合部が形成され、上
    記情報板に、上記係合部に着脱自在に係合する被係合部
    が形成されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の
    化粧料容器陳列用トレイ。
  8. 【請求項8】 上記表示板部分の係合部が、上記表示板
    部分に穿設された貫通孔であり、上記情報板の被係合部
    が、上記情報板の裏面から突設された一対の弾性片であ
    り、これら両弾性片を上記貫通孔に挿通させて着脱自在
    に係合させている請求項7記載の化粧料容器陳列用トレ
    イ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095414A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Key Tranding Co Ltd 化粧品陳列具および表示具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095414A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Key Tranding Co Ltd 化粧品陳列具および表示具

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