JP3093829B2 - ガゼット袋 - Google Patents

ガゼット袋

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JP3093829B2
JP3093829B2 JP03199857A JP19985791A JP3093829B2 JP 3093829 B2 JP3093829 B2 JP 3093829B2 JP 03199857 A JP03199857 A JP 03199857A JP 19985791 A JP19985791 A JP 19985791A JP 3093829 B2 JP3093829 B2 JP 3093829B2
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JP
Japan
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bag
gusset bag
folded
folding
intersection
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猛 五十嵐
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装用に用いられるガ
ゼット袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、包装袋の一形態として、胴部の両
側面にひだを備えると共に底部が角底の形状に組み立て
られた図9に示す如きガゼット袋11が知られている。
包材としては紙やプラスチックフィルムが用いられてお
り、特にプラスチックフィルムで構成されたガゼット袋
は液体を収納する用途に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で挙げたガゼット袋11は、ひだ12,12の折込
み先端と底部の接着部分13との交点を折込み交点部
C,Dとしてひだ12,12の下方を三角形状に押し広
げることで角底を形成しているので、図10の底部上面
図及び図11の底部下面図に示すように、折込み交点部
C,Dが接着部分13の境界線に接した状態になり、矢
印の方向に引っ張ったりガゼット袋11に収納する内容
物が多くなると、この折込み交点部C,Dに大きな力が
直接加わって接着部分13から底部が破れるという問題
点があった。特に、プラスチックフィルムで構成された
ガゼット袋11に液体を充填するような場合には、充填
量が多くなると折込み交点部C,Dの部分から破袋して
液漏れを生ずるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、底部に位
置する折込み交点部からの破袋を防止できるガゼット袋
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のガゼット袋は、筒状形態の軟包材における
両側部をV字状に折り込んでひだを形成した状態で一方
の端部を直線状の接着部で閉鎖し、該接着部から内側寄
りに所定間隔を置いた直線部分で該接着部を含む領域を
折り返して固定し、この直線部分とひだ先端の交点を折
込み交点部としてひだの下方を三角形状に押し広げるこ
とにより底部を形成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成からなるガゼット袋においては、折込
み交点部と接着部とが分離された状態となり、内容物が
多くなっても折込み交点部に直接外力が加わることがな
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明の一実施例としてのガゼット
袋を開いた状態で示す斜視図である。本実施例のガゼッ
ト袋1は、インフレーション法によりチューブ状に形成
されたプラスチックフィルムを使用して作成されてい
る。
【0009】このフィルムから図1に示す形状とするに
は、まず、図2に示すように、筒状フィルムの両側部を
それぞれ折り目a,bを先端とするV字状に折り込んで
ひだ2,2を付けた状態とし、この状態で一方の端部を
直線状にシールして接着部3を形成する。次いで、この
接着部3から内側寄りに所定間隔を置いた直線部分αで
接着部3を含む領域4を図3の如く折り返し、接着テー
プ5により図4の如く固定する。次に、直線部分αとひ
だ2,2の折り目a,bの交点を頂点、すなわち折込み
交点部A,Bとしてひだ2,2の下方をそれぞれ三角形
状に押し広げて四角形状の底部を形成して図1に示すよ
うな形状とする。このようにして形成された底部を上か
ら見ると図5のように、また下から見ると図6のように
なっている。
【0010】上記のようにして四角形状の底部が形成さ
れたガゼット袋1(図1に示す状態のもの)は、折り目
a,bにおける三角形状の部分から上方の部分をV字状
に折り込むと同時に、両側部における斜め方向折り目
c,dをそれぞれ谷折りし、両側部における横方向折り
目eをそれぞれ山折りし、後部における横方向折り目f
を谷折りすることにより折り畳んだ状態とされて製袋が
完成する。
【0011】上記構成のガゼット袋1は、例えばバッグ
インボックスの内袋として使用される。この場合、折り
畳んだ状態のガゼット袋1が段ボール箱等の中で図1の
形状に起こされる。そして、飲料等の液体が充填されそ
の量が多くなると、袋は周囲に広がる方向の力を受ける
が、折込み交点部A,Bは接着部3と離れているので、
この部分には直接力が加わることがない。すなわち、接
着部3の部分にかかるように作用するので、従来のガゼ
ット袋のように折込み交点部から破袋して液体が漏れる
ようなことがないものである。
【0012】上記した構成のガゼット袋1を側部から見
ると、図7に示すように底部に間隙が存在している。し
たがって、ガゼット袋1と段ボール箱等の間に大きな隙
間があったり、或いはガゼット袋1を段ボール箱に入れ
ないで使用した場合には、液体の充填量が多くなるに連
れてガゼット袋1の側部が膨張し折込み交点部A,Bが
ずれて接着部3と接してしまい、この部分から破袋する
ことがある。そこで、図1の形状に起こした時に、底面
と側面にわたってテープ6で接着して補強することが好
ましい。このようにすることで、底部の形状が一定し、
折込み交点部A,Bが位置ずれを起こさないようになる
ので、液体を多量に充填しても破袋の恐れがなくなる。
【0013】なお、上記の実施例では、本発明をプラス
チックフィルム製の液体用のガゼット袋に適用した場合
を挙げて説明したが、紙等の他の素材からなるガゼット
袋に適用することも勿論可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガゼット
袋は、折込み交点部を接着部から離した状態で底部を形
成したので、内容物を入れた場合に折込み交点部に直接
外力が加わることがなく、底部に加わる外力が分散され
ることから、使用に際して破袋を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのガゼット袋を開いた
状態で示す斜視図である。
【図2】筒状フィルムの両側部にひだを付けた状態で一
方の端部に接着部を形成した状態を示す説明図である。
【図3】接着部を含む領域を直線部分で折り返した状態
を示す説明図である。
【図4】折り返した部分を固定した状態を示す説明図で
ある。
【図5】図1に示すガゼット袋における底部の上面図で
ある。
【図6】図1に示すガゼット袋における底部の下面図で
ある。
【図7】図1に示すガゼット袋の側面図である。
【図8】底面と側面にわたってテープで補強した状態を
示す側面図である。
【図9】従来のガゼット袋を開いた状態で示す斜視図で
ある。
【図10】図9に示すガゼット袋における底部の上面図
である。
【図11】図9に示すガゼット袋における底部の下面図
である。
【符号の説明】
1 ガゼット袋 2 ひだ 3 接着部 A,B 折込み交点部 α 直線部分
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 30/00 - 30/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状形態の軟包材における両側部をV字
    状に折り込んでひだを形成した状態で一方の端部を直線
    状の接着部で閉鎖し、該接着部から内側寄りに所定間隔
    を置いた直線部分で該接着部を含む領域を折り返して固
    定し、この直線部分とひだ先端の交点を折込み交点部と
    してひだの下方を三角形状に押し広げることにより底部
    を形成したことを特徴とするガゼット袋。
JP03199857A 1991-07-16 1991-07-16 ガゼット袋 Expired - Lifetime JP3093829B2 (ja)

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JPH0585550A JPH0585550A (ja) 1993-04-06
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