JP3092338U - プラグ防塵カバーの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部開口部に喇叭状の鍔を取りつけ、プラ
グとコンセントの差込み時に塵埃の進入を防ぐプラグ防
塵カバーの構造を提供する。 【解決手段】 主に高分子資材を用い中空の断面円状体
を形成し、その頭部開口部１１はプラグＡ本体底縁の長
さと形に対応し、上部に接続段が伸びており、プラグＡ
本体底縁と定位置で差込まれる。また、開口部１１周縁
は下に向かって喇叭状の鍔１３が伸びており、その長さ
はプラグＡの接続端子Ａ２より短く、プラグＡとコンセ
ントの差込み時には、その鍔１３はコンセントの差込穴
の周りに貼りつき密接して、外部と隔たりをつくる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の防塵カバーで、特にプラグに適応する防塵カバーの構造に関す る。

【０００２】

【従来の技術】

プラグの取電方式は、絶縁本体の前方に延びている２,３本の接続端子（平状も しくは棒状）は設置されているコンセントの差込穴内に差込まれ、電源に接触も しくは繋がるようになっている。プラグの接続端子や差込穴の差込部は電気を通 す金属材質で、使用上或いは外の塵埃で汚れたり、静電気が起こったりして取電 に影響を及ぼしていた。この他、プラグをコンセントの差込穴に差込む時、接続 端子が外に出て、漏電や間違って触れる危険性があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記課題を解決するため、本考案はプラグ防塵カバーの構造の提供をするもの である。 それは、防塵カバーをプラグ本体の底縁に取りつけ、喇叭状の鍔とコンセントを 貼り付け密着させることで、影響を及ぼす危険のある塵埃や糸屑の進入防止に効 果がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

防塵を遮る効果を出すために、開口部１１底縁は周縁に向かい、外に広がる方 式つまり喇叭状に鍔１３が設置されており、プラグＡをコンセントに差込む時、 鍔１３はコンセントの差込穴周囲に貼りつき覆われ、塵埃、糸屑や湿気がコンセ ントの差込穴に入るのを遮り、これにより損害や傷害の導きを断絶する。 すなわち、本考案のプラグ防塵カバーの構造は、 主に高分子資材により製造された中空の断面円状体であり、その頭部開口部はプ ラグ本体底縁の寸法と造形に対応し、 上に伸びると接続段があり、プラグ本体底縁に定位置で覆い、開口部周辺は斜め 下に喇叭状の鍔が伸び、その長さはプラグ接続端子の長さより短く、 プラグをコンセントに差込む時、鍔はコンセントの差込穴周囲に貼りつき密接し 、外部と隔てることを特徴とする。 また、前記高分子資材はゴムやシリコンであることを特徴とする。 また、前記接続段の内壁には、はめ込み部が設けてあり、プラグ本体底縁の結 合部とかぶさり易くなっていることを特徴とする。 また、前記はめ込み部は突起部と凹陥部になっており、それにより結合部は凹 部と凸部になっていることを特徴とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１及び図３で示すように、基本上、本考案の防塵カバー１は例えばゴムやシ リコンといった高分子資材で製造され、それらは適度な弾力性と曲折性があり、 コンセントに差込みやすい。防塵カバー１は断面の空洞環状体は頭部開口部１１ がプラグ底辺の長さや形に対応しており、開口部１１の周縁の上の接続段１２は プラグＡの本体Ａ１と接続し、本体Ａ１の底辺にきつく固定される。 図で示すように、本考案の開口部１１及びその接続段１２は長方形で、これに限 らず、接続段は円形、三角形、台形などの様々なプラグの形があり、それらは全 て本考案登録範囲である。 図３から図５が示すように、プラグＡは出荷時本体Ａ１底縁に凹陥部Ａ３が設け てあり、接続段１２は差込突出部１２１が突き出ており、凹陥部Ａ３にはめ込ま れ、両者の結合は非常に固く丈夫なものである。 また前述に限らず、本体底縁は突出部があり、接続部には厚みを加え、相対して 凹陥部を設け、同様の差込み効果を上げている。 本考案のプラグの組立は非常に簡単便利で、開口部１１の接続段１２をプラグ Ａの本体Ａ１と接続端子Ａ２に組合わすだけでよいのである。 防塵カバー１のプラグとコンセントの差込み時、鍔１３はコンセントの差込穴周 縁に貼りつき、外と隔たりができ、塵埃の進入を回避することができる。

【０００６】

【考案の効果】

本考案によると、防塵カバーを素早くプラグ本体の底縁に結合することにより 、また喇叭状の鍔とコンセントを貼り付け密着させることで、影響を及ぼす危険 のある塵埃や糸屑の進入防止に非常に効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案防塵カバーの立体図である。

【図２】本考案防塵カバーの断面図である。

【図３】本考案防塵カバーとプラグの立体分解図であ
る。

【図４】図３組立後の断面図である。

【図５】図３組立後の立体図である。

【符号の説明】

１ 防塵カバー １１ 開口部 １２ 接続段 １２１ 突出部 １３ 鍔 Ａ プラグ Ａ１ 本体 Ａ２ 接続端子 Ａ３ 凹陥部

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】主に高分子資材により製造された中空の断
   面円状体であり、その頭部開口部はプラグ本体底縁の寸
   法と造形に対応し、上に伸びると接続段があり、プラグ
   本体底縁に定位置で覆い、開口部周辺は斜め下に喇叭状
   の鍔が伸び、その長さはプラグ接続端子の長さより短
   く、プラグをコンセントに差込む時、鍔はコンセントの
   差込穴周囲に貼りつき密接し、外部と隔てることを特徴
   とするプラグ防塵カバーの構造。
2. 【請求項２】前記高分子資材はゴムやシリコンであるこ
   とを特徴とする請求項１記載のプラグ防塵カバーの構
   造。
3. 【請求項３】前記接続段の内壁には、はめ込み部が設け
   てあり、プラグ本体底縁の結合部とかぶさり易くなって
   いることを特徴とする請求項１記載のプラグ防塵カバー
   の構造。
4. 【請求項４】前記はめ込み部は突起部と凹陥部になって
   おり、それにより結合部は凹部と凸部になっていること
   を特徴とする請求項３記載のプラグ防塵カバーの構造。