JP3092271U - 男性用半ズボン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 男性生殖器官の健康を保守及び促進する男性
用半ズボンを提供する。 【解決手段】 ズボンの本体１０は、前部１１、腰部１
３、まち部１４及び開口１５を有する。前部１１に開口
１６を設ける。開口１６を覆うように腰部１３からまち
部１４まで保護薄片４０を設ける。男性生殖器官の陰茎
を開口１６から腰部１３までの保護薄片４０と前部１１
との空間に収め、陰嚢を開口１６からまち部１４までの
保護薄片４０と前部１１との空間に収める。したがっ
て、陰嚢と陰茎、陰茎と前下腹部並びに陰嚢と前そうけ
いぶなどの皮膚接触を隔てる効果があるため、生殖器官
の通風、涼しさ、快適さを保持しながら、皮膚病を予防
する。さらに、陰嚢の温度を低下させて精子の良い生存
環境を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は男性用半ズボンに関するものである。詳しく言えば、特に、男性生殖 器官の健康を保守、促進するという半ズボンの設計を指す。

【０００２】

【従来の技術】

男性用半ズボンの構造を紹介するまえに、まずは概要に男性の生殖器官の生理 結構を述べてみよう。男性の生殖器官（ｇｅｎｉｔａｌｓ）は陰茎及び陰嚢の二 つ部分を含んで、前下腹部に位置する。陰嚢は二つ前そけいぶの間にあって、陰 茎は陰嚢の前上方にある。一般の状況に、陰嚢部分の皮膚は二つ前そけいぶと接 触し、陰茎の内側の皮膚は陰嚢とまったく貼り付けて接触する。健康の立場から 調べてみると、陰茎、陰嚢、前そけいぶは長い時間に貼り付けて接触するので、 通気が悪いだけでなく、湿気も出てくる。長く続くとその部位の皮膚健康に影響 が及ぶ。ひどいのになると、陰嚢の温度が高くなり精子の生存及び生育の能力に も悪い影響がある。

【０００３】 米国の特許ＮＯ３２０７１５５において、男性用半ズボン（ＭＡＮ’Ｓ ＵＮ ＤＥＲＧＡＭＭＥＮＴ）が推薦される。その特許には、陰嚢と二つそけいぶが離 れるが、陰茎は依然として陰嚢に貼り付いて接触してある。したがって、皮膚健 康の影響問題が完全に解決することができない。

【０００４】 米国の特許ＮＯ５１５７７９３において、人体工学の設計に合う男性の下着（ ＥＲＧＯＮＯＭＩＣＡＬＬＹ ＥＮＧＩＮＥＥＲＥＤ ＮＤＥＲＷＥＡＲ）が推 薦される。その特許の構造は一般的によく見られる半ズボンの構造と同じで、生 殖器の収容空間だけを提供する。しかし、陰嚢が依然として二つそけいぶと接触 し、陰茎も陰嚢に貼り付けて接触するので皮膚健康、精子の生存に影響を及ぶ問 題が解決できない。

【０００５】 特許ＮＯ５８７０７９９は陰嚢の嚢袋及び生殖器の空間を持つ男性半ズボン（ ＵＮＤＥＲＧＡＲＭＥＮＴ ＷＩＴＨ Ａ ＴＥＳＴＩＣＬＥ ＰＯＵＣＨ Ａ ＮＤ ＧＥＮＩＴＡＬ ＳＰＡＣＥ）である。その特許は陰嚢と前そけいぶの皮 膚を分離させ、陰茎と陰嚢の皮膚を分離させるので、皮膚接触による蒸し暑さ、 陰嚢温度のアップなどの問題を解決した。しかし、問題を克服したが造型が複雑 で製造及び着脱、調整が不便だと分かる。一方、結び目をつくる方式のため、ひ もをセットするときに外のズボンを着るとおかしい突出状が現れるので、外観に 悪い影響がある。その特許のＣｏｖｅｒ Ｐａｎｅｌは生殖器官を上へ向かって 吊る力があるが、腹の方向へ貼り付ける弾力がない。また、Ｃｏｖｅｒ Ｐａｎ ｅｌの広さが明らかに生殖器官より広いので、直立に上へ向かう陰茎が貼り付け と位置決めとの適切な力を受けなくて、両側へ倒れやすい。ひどいのになると、 Ｃｏｖｅｒ Ｐａｎｅｌの両側から露出され、着るユーザにとって、気持ちがと ても悪いと分かる。

【０００６】 米国の特許ＮＯ５８７５４９５において、男性用半ズボン（ＭＡＮ’Ｓ ＵＮ ＤＥＲＧＡＭＭＥＮＴ）が推薦される。その特許には、陰嚢と二つそけいぶが離 れるが、陰茎は依然として、陰嚢に貼り付いて接触している。したがって、皮膚 の接触から、出てくる問題が完全に解決することができない。

【０００７】 米国の特許ＮＯ５５９８５８７、ＮＯ６０２６５１７において、米国の男性半 ズボン（ＭＡＮ’Ｓ ＵＮＤＥＲＷＥＡＲ ＢＲＩＥＦＳ及びＭＥＮ’Ｓ ＵＮ ＤＥＲＰＡＮＴＳ）が提案される。その二つの特許は嚢袋を半ズボンの下エッジ に設けることが錯誤の設計である。なぜかといえば、男性生殖器官は前下腹に位 置して二つ腿の間の正下に配置される。それら特許の構造として、男性が立って いる時は生殖器官が嚢袋に垂下に入るが、横臥及び腰掛けの時に腹部の肌が引か れることにより、生殖器官の生理位置が立つ状態と異なるので生殖器官が嚢袋に 入らない問題を招いて着脱の不適が生じる。また、立った後で改めて生殖器官の 位置を調整し、嚢袋にいれることが非常に難しい。ひどいのになると、嚢袋の被 覆及び支持力を求めるために、通常、嚢袋がよりよくすべて生殖器官をその中に いれるほどサイズを採用するので長く続けるとユーザにとっていつも生殖器官の 束縛、緊密の感じを招く。

【０００８】

【考案が解決しようとする課題】

上述の各特許とも、完全に皮膚の接触、陰嚢の温度などの問題を解決すること ができない。それを改善する以外に、造型が穏やかに人に接すること、製造の容 易性、着脱の調整容易性など機能も追求しなければならない。本案の設計はそれ らを兼備する。

【０００９】

【課題を解決するための手段】

本考案により提供する男性用半ズボンは次の要素から形成される。 ズボンの本体は前部、後部、腰部及びまち部など四大部分を区分する。しかも 、腿が入る用の二つのズボンの開口を形成する。ズボンの本体の前部には、男性 の生殖器官に対応した位置に開口が設けられる。

【００１０】 保護薄片は弾性、通気、通風など特性を具有する布（例えば、棉の布、弾性の 網状布等）により作られる。保護薄片の上端は腰部の中央にセットされ、下端は まち部にセットされる。よって、保護薄片の上半の布とズボンの本体との間に、 陰茎空間が形成される。それに対して、保護薄片の下半の布とズボンの本体との 間に、陰嚢空間が形成される。したがって、生殖器官は保護薄片の両側とズボン の本体との間に、開放の空間のように保持される。

【００１１】

【作用】

本考案の男性用半ズボンを快適な位置に着ると同時に、立体状の陰茎空間及び 陰嚢空間が形成され、ユーザの生殖器官を覆ったり、支持したり、その中に位置 決める。また、半ズボンは陰嚢と陰茎、陰茎と前下腹部並びに陰嚢と前そうけい ぶなどの皮膚接触を阻隔する効果があって、生殖器官の通風、涼しさ、快適を保 持しながら、皮膚の病変を予防する。さらに、陰嚢の温度を低降させ、精子の良 い生存環境を提供し、ユーザは自由で束縛ではない快適な感じを持つばかりでな く、生殖器官露出の恐れもない。 本案の目的、特徴および効果などをご了解なさるために以下、さらに具体的な 実施例に図面をあわせて詳しく説明する。

【００１２】

【実施の形態】

本案の目的、特徴および効果などをご了解なさるために以下、さらに具体的な 実施例に図面をあわせて詳しく説明する。

【００１３】 （第１実施例） 図１を御覧下さい。本考案の第１実施例によって提供される男性用半ズボンは 主に次の要素を含む。 ズボンの本体１０は前部１１、後部１２（図５を御参照）、腰部１３及びまち 部１４など四大部分を区分する。しかも、腿が入る用の二つのズボンの開口１５ 、１５’を形成しする。ズボンの本体１０の前部１１には、男性の生殖器官に対 応した位置に開口１６が設けられる。

【００１４】 保護薄片は弾性、通気、通風など特性を具有する布（例えば、棉の布、弾性の 網状布等）により作られる。保護薄片の上端は腰部１３の中央にセットされ、下 端はまち部１４にセットされる。よって、保護薄片の上半の布とズボンの本体と の間に陰茎空間が形成される。それに対して、保護薄片の下半の布とズボンの本 体との間に陰嚢空間が形成される。保護薄片の両側とズボンの本体との間に開放 の空間のように保持される。

【００１５】 本考案の第１実施例による保護薄片については、図２、図３を御覧下さい。 保護薄片２０はほぼ狭くて長い布の薄片となる。尾端に近接する両側はそれぞ れ外へ向かって円弧突出部２１、２１’を形成する。円弧突出部２１、２１’か ら保護薄片２０の中央は下へ向かって保護薄片２０の尾端までのばすように、立 体の折り縫いライン２２を縫ってすこし前へ突出してある立体の状態を形成する 。そうすると、円弧突出部２１、２１’以上の保護薄片２０とズボンの本体１０ との間に、狭くて長い形状の陰茎空間２３を形成する。円弧突出部２１、２１’ とズボンの本体１０との間に、陰嚢空間２４を形成する。陰茎空間２３の保護薄 片２０の両側とズボンの本体１０との間に、開放の空間のように保持される。円 弧突出部２１、２１’の両側及びズボン本体１０の前部１１の相対位置は位置決 め個所を形成し保護薄片２０を真ん中に位置決めるので左右へずれることがない 。なお、位置決め個所は一つ又は複数の予定長さの縫い固定辺３１、３１’をし てもよい。

【００１６】 （第２実施例） 図６、図７を御覧下さい。本考案の第２実施例による保護薄片である。保護薄 片４０を展開する場合に中軸ライン４５を中心として両側へ向かって等しい予定 距離Ｌ１、Ｌ２を延ばす。また、予定距離Ｌ１、Ｌ２を経由して、中軸ライン４ ５と平行する二本の第一折り辺４６、４６’を構成する。二本の第一折り辺４６ 、４６’の間における布は中央布の薄片４７と呼ぶ。さらに、二本の第一折り辺 ４６、４６’から両側へ向かって等しい予定距離Ｌ３、Ｌ４を延ばす。予定距離 Ｌ３、Ｌ４を経由して第一折り辺４６、４６’と平行する二本の第二折り辺４８ 、４８’を構成する。第一、第二折り辺の間における布は側布の薄片４９、４９ ’と呼ばれる。第二折り辺４８、４８’以外の布は外布の薄片４２、４２’と呼 ぶ。

【００１７】 第一折り辺４６、４６’を後ろへ折ると側布の薄片４９、４９’は中央布の薄 片４７の正後方に位置される。第二折り辺４８、４８’を逆方向へ折ると、外布 の薄片４２、４２’は側布の薄片４９、４９’の後方に位置される。二本の第二 折り辺４８、４８’の上端に相対的に一段の距離を縫い合うと、縫い合い段５０ が形成される。折ったあとの保護薄片４０の上端は腰部１３の前中央に縫い合っ てセットされる。その尾端はまち部１４に縫い合ってセットされる。保護薄片４ ０をよく位置決めるために、保護薄片４０の開口１６に対応した外布の薄片４２ 、４２’、側布の薄片４９、４９’を両側へ引いて展開しながら、外布の薄片４ ２、４２’のエッジはそれぞれズボンの開口１５、１５’と位置決め個所とを構 成する。なお、位置決め個所は一つ又は複数の予定長さの縫い固定辺３１、３１ ’をしてもよい。

【００１８】 本考案の第１実施例による図４、図５、第２実施例のよる図９、図１０、図１ １を御覧下さい。男性のユーザはズボンの本体１０の腰部１３を上へ向かって快 適かつ適当な着る位置まで引く場合に、ズボンの本体１０及び保護薄片２０、４ ０がユーザの体型により開けられて立体状となる。保護薄片２０、４０の固定ポ イントが腰部１３の前中央位置に位置決めされ、下の固定ポイントがまち部１４ に位置決めされる。つまり、上下２ポイントが位置決めされて左右両側が開放状 となるのでズボンの本体１０を適当な位置まで着るときに、保護薄片２０、４０ の両端には引く力が出て来る。それで、保護薄片２０、４０がユーザの下腹の曲 線に沿って長く引かれる。引かれた保護薄片２０、４０はユーザの腰部からまち 部まで直線距離Ｌの方向の弾力を発生する。したがって弾力がユーザの下腹部へ 向かうので保護薄片２０、４０の全体はユーザの下腹に貼り付けられる。

【００１９】 本考案の第１実施例による図４、図５を御覧下さい。男性のユーザは陰茎及び 陰嚢を開口１６からズボンの本体１０の外まで伸ばす。しかも、位置を調整して 、陰嚢を陰嚢空間２４にいれ、陰茎を上へ向かって陰茎空間２３に真っ直ぐ伸ば す。つまり、ズボンの本体１０を自然に快適な着る位置まで調整すると、保護薄 片２０は上下両端の位置決め作用で、自然に長く引かれて、両側の距離を小さく させるという立体化の変化が現れる。陰茎空間２３の保護薄片２０の両側はそん な趨勢で相対的に陰茎へ寄りかかって狭くて長い形状を形成し、陰茎を覆う。陰 茎は保護薄片２０の前下腹方向へ施す弾力及び両側に覆う力で安定して陰茎空間 ２３に位置されるので、いずれの方向に倒れて保護薄片２０の外へ露出する恐れ がない。陰嚢空間２４の両側は生殖器官の基部を覆って支持する。保護薄片２０ が上へ向かってアップさせたり、内へ向かって集中させたりする支持力を提供す ることにより陰嚢を上へ高めて前そけい部から離れる。そのために、陰嚢は軽易 に保護薄片２０の外へ滑り落ちる現象がない。ユーザは陰茎空間２３の両側にお ける開放部位を利用して、陰茎をズボンの外へ伸ばし小便することができる。

【００２０】 本考案の第２実施例による図９、図１０、図１１を御覧下さい。男性のユーザ は陰茎及び陰嚢を開口１６からズボンの本体１０の外まで伸ばす。陰茎を上へ向 かって陰茎空間に真っ直ぐ伸ばし、ズボン本体１０の前部１１と保護薄片４０の 上部の中央布の薄片４７と側布の薄片４９、４９’との間に収容する。陰嚢をズ ボン本体１０の前部１１と保護薄片４０との両側へ向かって引かれて展開される エリアとの間に収容される。保護薄片４０はユーザの生殖器官の収容により、自 然に狭い筒状の陰茎空間５３及び袋状の陰嚢空間５４を形成する。また、側布の 薄片４９、４９’及び外布の薄片４２、４２’が縫い合い段５０の下から両側へ 向かって拡大、展開されるので保護薄片４０の全体は上端が狭くて併合し、下に 沿って次第に両側へ拡大され水滴に近似するような立体状変化に呈する。

【００２１】 陰茎空間５３は保護薄片４０の下腹方向へ施す弾力及び縫い合い段５０の相対 的な縫い合いを利用して陰茎空間５３の側布の薄片４９、４９’に向き合うよう に収束する力が出てきて、ユーザの陰茎を安定直立のようにその中に収容するの でいずれの方向に倒れて外へ露出する恐れがない。また、保護薄片４０は上下両 端の位置決め作用及び下腹方向へ施す弾力で、陰嚢空間５４の保護薄片の上下を 長く引かせて両側の距離を小さくさせるという立体化の変化が現れるので、陰嚢 を覆って上げるように支持する。水滴に近似するような立体状の保護薄片４０は ユーザの陰茎、陰嚢の概括性外観によく合う。そんな自然の構造形状を経由して 陰茎、陰嚢の覆い、支持はもっと快適になる。陰茎空間５３の両側の保護薄片４ ０とズボン本体１０との間が開放のように保持されるので、ユーザは座っている うちに両側のある部分とズボン本体１０の前部１１がすこし離れて通風のギャッ プを形成し、保護薄片４０通風効果を向上させる。

【００２２】 縫い合い段５０の縫い合いの長さは保護薄片４０の広い、狭い変化を決めるこ とがある。詳しく言えば、縫い合い段５０の縫い合いの長さを延ばすと、水滴に に近似するような立体状が短くなる。それに対して、縫い合い段５０の縫い合い の長さを短縮すると、水滴に近似するような立体状が長くなる。なお、縫い合い の長さはズボンの寸法、様式により決められる。原則に言えば、水滴の立体形状 はなるべくユーザの生殖器官の正常サイズに配合することが必要である。

【００２３】 本考案の第１実施例及び第２実施例における保護薄片２０、４０は次の共同利 点がある。

【００２４】 （ア）保護薄片２０、４０はズボン本体１０と異なる材料を選定して縫われる 。通気効果のよい布または網孔状の弾性の布を選定して作られるので、直接に布 の通気、通風効果を利用して、ユーザは明らかに涼しくて、通風、快適的な効果 を感じる。

【００２５】 （イ）保護薄片２０、４０として上下両端の位置決め作用で、自然に形成した 立体空間が生殖器官を収容するので、ユーザは自由な束縛ではない快適感を持つ ばかりでなく安定に生殖器官を覆うことで外部へ露出する恐れもない。

【００２６】 （ウ）上下位置関係の陰茎空間２３、５３及び陰嚢空間２４、５４があるので 、陰茎と陰嚢との直接に接触して貼り付ける問題を解決する。上へ延ばして直立 に陰茎空間２３、５３に収容される陰茎はズボン本体１０の前部１１で、ユーザ の前下腹部の皮膚と分離される。また、陰嚢空間２４、５４の保護薄片２０は陰 嚢を上へ上げて内へ支持するので陰嚢と前そけい部分を分離させ、陰嚢を陰嚢空 間２４、５４に保護する。したがって、生殖器官の通風、涼しさ、乾燥を保持さ せ、有効的に皮膚の病因変化を防ぎながら陰嚢の温度を低降させ、精子の立派な 生存環境を提供する。

【００２７】 （エ）保護薄片２０、４０は柔和の力で陰嚢を上へ上げて支持するので、陰嚢 に適当な支持力を提供し、不適の圧迫の感じがない。

【００２８】 （オ）男性のユーザが毎朝眠りから覚めて陰茎を立てている時に本案の保護薄 片２０、４０の陰茎空間２３、５３は生殖器官に良いかつ快適な伸展空間を提供 する。ユーザは束縛又は不快な感じがないとともに、生殖器官も血の良い循環を 保持することができる。

【００２９】 （カ）半ズボンにより、男性のユーザは立ったり、座ったり、横臥しても生殖 器官を適当に覆って、支持、位置決めする。姿勢を変化させても腹部の肌を引い て生殖器官を保護薄片２０、４０の外へ露出させることがない。つまり、着脱が 非常に快適で姿勢を変化しても、保護薄片２０は生殖器官を快適な位置へ位置決 めてユーザの工夫で調整することがいらない。

【００３０】 （キ）構造がコンパクトで、造型が簡単で親しみやすい。製造コストが低く、 着脱が便利で調整が容易だから一般の消費者が愛用すると分かる。

【００３１】 本考案の第２実施例は上述の（ア）ー（キ）の利点を持つ以外、次のメリット もある。

【００３２】 （ア）細長い形状の中央布の薄片４７及び内へ折り畳まれた側布の薄片４９、 ４９’、外の薄片４２、４２’は着用しない自然状態において、きちんと折り畳 まれてズボン本体１０の前部１１に貼り付けられるので下または外へ向かって、 大幅に突出する形状が出て来ない。特に、販売場に展示しているうちにハンガー で吊りかけて展示してもきちんと整然の視覚効果が現れるので、必ずしも立体の モデルに着用して展示することが必要ではない。

【００３３】 （イ）整然として大幅に外へ突出しない保護薄片４０は半ズボンを容易に、折 ったり、収納したり、包装することが可能である。

【００３４】 （ウ）縫い合い段５０を経由して保護薄片４０の全体は陰嚢エリアが左右両側 へ広くなって上へ狭くなるという布の形状を現す。保護薄片を展開、調整して生 殖器官を収容しているうちに保護薄片４０は自然に上端から陰嚢エリアまで素敵 に近似するような立体形状になる。そのため、ユーザの陰茎、陰嚢の概括性外観 に合う。したがって、自然の構造形状で陰茎、陰嚢を覆ってもっと快適に支持す る。

【００３５】 （エ）縫い合い段の縫い合いの長さは保護薄片４０の広さ、狭さの変化を決め ることがある。製造のときに一般のユーザの正常生殖器官のサイズに対応できる 収容空間が容易に決められる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例による男性用半ズボンを示
す概略図である。

【図２】本考案の第１実施例による男性用半ズボンの保
護薄片を示す概略図である。

【図３】本考案の第１実施例による男性用半ズボンの保
護薄片とズボンの本体との結合を示す概略図である。

【図４】本考案の第１実施例による男性用半ズボンの着
用状態を示す概略図である。

【図５】図４に示す５―５線で切断した断面図である。

【図６】本考案の第２実施例による男性用半ズボンの保
護薄片を展開した概略図である。

【図７】本考案の第２実施例による男性用半ズボンの保
護薄片とズボンの本体との結合を示す概略図である。

【図８】図７に示す８―８線で切断した断面図である。

【図９】本考案の第２実施例による男性用半ズボンの着
用状態を示す概略図である。

【図１０】図９に示す１０―１０線で切断した断面図で
ある。

【図１１】図９に示す１１―１１線で切断した断面図で
ある。

【符号の説明】

１０ ズボンの本体 １１ 前部 １２ 後部 １３ 腰部 １４ まち部 ２０ 保護薄片 ２１ 円弧の突出部 ２１’ 円弧の突出部 ２２ 立体の折り縫いライン ２３ 陰茎空間 ２４ 陰嚢空間 ３１ 位置決め個所 ３１’ 位置決め個所 ４０ 保護薄片 ４５ 中軸ライン ４６ 第一折り辺 ４６’ 第一折り辺 ４７ 中央布の薄片 ４８ 第二折り薄片 ４８’ 第二折り薄片 ４９ 側布の薄片 ４９’ 側布の薄片 ５０ 縫い合う段

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ズボンの本体（１０）は、前部（１
   １）、後部（１２）、腰部（１３）及びまち部（１４）
   を有し、腿が挿入される二つのズボンの開口（１５）、
   （１５’）を形成し、ズボンの本体（１０）の前部（１
   １）には、開口（１６）を設け、ズボンの本体（１０）
   の前方には、保護薄片（２０）、（４０）を設け、保護
   薄片（２０）、（４０）の上端は腰部（１３）の中央に
   セットされ、下端はまち部（１４）にセットされ、保護
   薄片（２０）、（４０）の上半分の布とズボンの本体
   （１０）との間に陰茎空間（２３）、（５３）が形成さ
   れ、保護薄片（２０）、（４０）の下半分の布とズボン
   の本体（１０）との間に陰嚢空間（２４）、（５４）が
   形成され、陰茎空間（２３）、（５３）の保護薄片（２
   ０）、（４０）の両側とズボンの本体（１０）との間に
   開放の空間が保持されることを特徴とする男性用半ズボ
   ン。
2. 【請求項２】 保護薄片（２０）の尾端に近接する両側
   はそれぞれ外へ向かって円弧突出部（２１）、（２
   １’）を形成し、円弧突出部（２１）、（２１’）から
   保護薄片（２０）の中央から下へ向かって保護薄片（２
   ０）の尾端までのばすように立体の折り縫いライン（２
   ２）を縫って少し前へ突出して立体の状態を形成し、円
   弧突出部（２１）、（２１’）より上の保護薄片（２
   ０）とズボンの本体（１０）との間に陰茎空間（２３）
   を形成し、円弧突出部（２１）、（２１’）とズボンの
   本体（１０）との間に陰嚢空間（２４）を形成し、円弧
   突出部（２１）、（２１’）の両側及びズボン本体（１
   ０）の前部（１１）の相対位置は位置決め個所（３
   １）、（３１’）を構成することを特徴とする請求項１
   記載の男性用半ズボン。
3. 【請求項３】 保護薄片（４０）は中軸ライン（４５）
   と平行する二本の第一折り辺（４６）、（４６’）及び
   二本の第二折り辺（４８）、（４８’）を有し、第一折
   り辺（４６）、（４６’）の間には中央布の薄片（４
   ７）であり、第一折り辺（４６）、（４６’）と第二折
   り辺（４８）、（４８’）との間の布は側布の薄片（４
   ９）、（４９’）であり、第二折り辺（４８）、（４
   ８’）より外側の布は外布の薄片（４２）、（４２’）
   であり、側布の薄片（４９）、（４９’）は第一折り辺
   （４６）、（４６’）を後ろへ折ると、中央布の薄片
   （４７）の正後方に位置し、外布の薄片（４２）、（４
   ２’）は第二折り辺（４８）、（４８’）を逆方向へ折
   ると、側布の薄片（４９）、（４９’）の後方に位置
   し、二本の第二折り辺（４８）、（４８’）の上端に相
   対的に一段の距離を縫い合わせると、縫い合い段（５
   ０）が形成され、折ったあとの保護薄片（４０）の上端
   は腰部（１３）の前中央にセットされ、保護薄片（４
   ０）下端はまち部（１４）にセットされ、保護薄片（４
   ０）は開口（１６）に対応した外布の薄片（４２）、
   （４２’）、側布の薄片（４９）、（４９’）を両側へ
   引いて展開するとズボンの本体（１０）との間に陰嚢空
   間（５４）を形成し、保護薄片（４０）の陰嚢空間（５
   ４）より上とズボンの本体（１０）との間に陰茎空間
   （５３）を形成し、展開個所の外布の薄片（４２）、
   （４２’）のエッジはそれぞれズボン開口（１５）、
   （１５’）の側辺と位置決め個所（３１）、（３１’）
   とを形成することを特徴とする請求項１記載の男性用半
   ズボン。