JP3092150U - 滑動輪靴底台の磁力発電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲で発光部品の光の効果が得られる滑動
輪靴底台の磁力発電装置を提供する。 【解決手段】 スケート靴の底台１に複数の滑動輪２が
枢設され、滑動輪２は片側にベアリング套管３、磁石環
４及びコイル台５が設置され、車輪軸７が枢設されてい
る。底台１は滑動輪２の枢設点に定位台１１が設置さ
れ、所定の位置に発光ユニット１２が設置されている。
ベアリング套管３は内側にベアリング２１が設置され、
外側に定位軸３２が延び、その上部は磁石環４で被覆さ
れている。コイル台５は内部にコイルがはめ込まれ、コ
イルで発光ユニット１２に相接されている。滑動輪２が
回転すると、磁石環４に対応するコイルが回転して発電
し、発光ユニット１２が発光する。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、滑動輪靴底台の磁力発電装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】 現在、スケート靴底台の構造には、滑動輪の周辺に光を発する構造があり、そ の中でも最もよく見られる発光構造は、車輪軸の中心軸向きに磁石環と誘導コイ ルとが設置されているものである。車輪が回転すると、車輪の内部の誘導コイル と磁石環とが相互に回転し、電磁誘導原理に基づき、電気が車輪の周辺縁の発光 部品に送られ、車輪回転と同時に発光部品が光るようになっている。 また、公知の発光構造は、大部分が車輪の周辺縁に発光部品が設置され、誘導 コイルによって磁石環が回転し、発電され、その電気が車輪の周辺縁の発光部品 に送られ、滑動輪の回転と同時に発光し、光の装飾効果を得る。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、この種の滑動輪靴底台の磁力発電装置は、電源導入が不便であ り、発光部品の大部分が車輪軸の周辺縁に設置されているため、車輪が回転する 時、光の発光効果は車輪の周辺だけであり、構造上車輪の発光状態を変えられず 、車輪周辺のみで発光され、新鮮さがなく、購買意欲をかきたてない。 そこで、本考案の目的は、滑動輪靴底台の磁力発電装置を提案することにある 。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本考案請求項１記載の滑動輪靴底台の磁力発電装置 は、主にスケート靴底台に複数の滑動輪が枢設され、滑動輪の片側にベアリング 套管、磁石環及びコイル台等が設置され、車輪軸が枢設されている。底台は、滑 動輪の枢設点に後述するコイル台に対応する定位台が設置され、所定の位置に発 光ユニットが設置されている。ベアリング套管は内側にベアリングが設置され、 外側に定位軸が延び、その上部は磁石環で被覆されている。コイル台は内部にコ イルがしっかりとはめ込まれ、コイルによって底台の発光ユニットに相接されて いる。コイル台が底台の定位台に嵌入され、滑動輪の中心に磁石環がはめ込まれ ているベアリング套管が嵌入され、軸カバーが設置される。ベアリング套管上磁 石環がコイル台のコイルに対応し、車輪軸が滑動輪及びコイル台に差し込まれ、 底台に設置される。滑動輪が回転すると、磁石環に対応するコイルが回転して発 電し、発光ユニットが発光することを特徴とする。 【０００５】 【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図１に示すように、本考案の一実施例による滑動輪靴底台の磁力発電装置は、 主に滑動輪靴底台１に複数の滑動輪２、滑動輪２’が設置され、滑動輪２の一方 の片側にはベアリング套管３、磁石環４、軸カバー５及びコイル台６などが設置 され、車輪軸７が滑動輪靴底台１に設置されている。 【０００６】 底台１は靴本体１３に固定され、底台１には滑動輪２に対応する位置に後述す るコイル台６が成形され、定位台１１が対応している。また、底台１の所定の位 置には発光ユニット１２、発光ユニット１２’が設置され、コイル台６と相互に 接している。 【０００７】 滑動輪２の車輪中心の一側にはベアリング２１が設置され、ベアリング２１の 中心にはスリーブ２１１が設置され、滑動輪２の車輪中心の他側にはベアリング 套管３が嵌合されている。 ベアリング套管３は内側にベアリング３１が設置され、ベアリング３１の側面 縁には軸向きにスリーブ３１１が設置され、ベアリング套管３の外側には定位軸 ３２が延び、磁石環４がしっかり嵌合するようになっている。 【０００８】 コイル台６にはしっかりと捲かれているコイルが一体的に形成されている。ま た、コイルの周辺縁にはプラスとマイナスの二極線が伸び、底台１の発光ユニッ ト１２及び発光ユニット１２’に接続され、電気が送られる。 これによって、組み立てられる時、図２及び図３に示すように、コイル台６に コイルが包まれて嵌合され、これが一つのユニットモジュールにされ、再び底台 １の底面の定位軸１１に固定される。そして、滑動輪２の中心片側にベアリング 套管３が嵌合される。また、ベアリング套管３の定位軸３２に磁石環４がきつく はめ込まれ、磁石環４が自由に回転し、軸カバー５にベアリング套管３が対応す るようにはめ込まれる。底台１が組み立てられると、滑動輪２のベアリング套管 ３がコイル台６に対応するように軸方向に挿入され、その上部の磁石環４はコイ ル台６の内部にはめ込まれ、コイルが中心に配置される。最後に、車輪軸７にコ イル台６が対応するように軸向きに差し込まれ、ねじ部品７１で底台１に固定さ れ、靴底台の発光装置が完成する。 【０００９】 滑動輪靴で滑走すると、滑動輪２が磁石環４を動かし、コイル台６の内部のコ イルを回転させる。このとき、コイル台６が発電し、底台１の発光ユニット１２ 及び発光ユニット１２’が発光する。発光ユニット１２及び発光ユニット１２’ は底台１の適する位置に設置され、滑動輪２が連続して回転する状態であるとき 、発光ユニット１２及び発光ユニット１２’は常に発光できる状態である。 【００１０】 更に、本考案の他の実施例は、図４に示すように、靴本体１３にコイル台６の 二極線と相接している発光ユニット１３１及び発光ユニット１３２が設置されて いる。滑動輪２が回転すると、同じ発電原理によって発電され、靴本体１３の発 光ユニット１３１及び発光ユニット１３２が光り、滑走と同時に底台１の発光ユ ニット１２及び発光ユニット１２’とともに発光する。 【００１１】 以上説明したように、本考案の滑動輪靴底台の磁力発電装置は、主にスケート 靴底台に複数の滑動輪が枢設され、滑動輪の片側にベアリング套管、磁石環及び コイル台等が設置され、車輪軸が枢設されている。底台は滑動輪の枢設点に後述 するコイル台に対応する定位台が設置され、所定の位置に発光ユニットが設置さ れている。ベアリング套管は内側にベアリングが設置され、外側に定位軸が延び 、その上部は磁石環で被覆されている。コイル台は、内部にコイルがしっかりと はめ込まれ、コイルによって底台の発光ユニットに相接されている。コイル台が 底台の定位台に嵌入され、滑動輪の中心に磁石環がはめ込まれているベアリング 套管が嵌入され、軸カバーが設置されると、ベアリング套管の磁石環がコイル台 のコイルに対応し、車輪軸が滑動輪及びコイル台に差し込まれ、底台に設置され る。滑動輪が回転すると、磁石環に対応するコイルが回転して発電し、発光ユニ ットが発光するという特徴をもつ。したがって、広範囲で光の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の一実施例による滑動輪靴底台の磁力発
電装置を示す分解斜視図である。 【図２】本考案の一実施例による滑動輪靴底台の磁力発
電装置を示す断面図である。 【図３】本考案の一実施例による滑動輪靴底台の磁力発
電装置を示す側面図である。 【図４】本考案の他の実施例による滑動輪靴底台の磁力
発電装置を示す側面図である。 【符号の説明】 １ 底台 ２ 滑動輪 ３ ベアリング套管 ４ 磁石環 ５ 軸カバー ６ コイル台 ７ 車輪軸 １１ 定位台 １２ 発光ユニット １２’ 発光ユニット １３ 靴本体 ２１ ベアリング ３１ ベアリング ３２ 定位軸 ７１ ねじ部品 １３１ 発光ユニット １３２ 発光ユニット ２１１ スリーブ ３１１ スリーブ

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 スケート靴底台に複数の滑動輪が枢設さ
   れ、滑動輪の片側にベアリング套管、磁石環及びコイル
   台が設置され、車輪軸が枢設されている滑動輪靴底台の
   磁力発電装置であって、 滑動輪の枢設点にコイル台に対応する定位台が設置さ
   れ、所定の位置に発光ユニットが設置されている底台
   と、 内側にベアリングが設置され、外側に定位軸が延び、そ
   の上部が磁石環で被覆されているベアリング套管と、 内部にコイルが固くはめ込まれ、コイルによって底台の
   発光ユニットと相接するコイル台と、 から構成され、コイル台が底台の定位台に嵌入され、滑
   動輪の中心に磁石環がはめ込まれているベアリング套管
   が嵌入され、軸カバーが設置された後、ベアリング套管
   の磁石環がコイル台のコイルに対応し、車輪軸が滑動輪
   及びコイル台に差し込まれ、底台に設置され、滑動輪が
   回転すると、磁石環に対応するコイルが回転して発電
   し、発光ユニットが発光することを特徴とする滑動輪靴
   底台の磁力発電装置。