JP3091384B2 - スイッチ回路 - Google Patents

スイッチ回路

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JP3091384B2
JP3091384B2 JP07033516A JP3351695A JP3091384B2 JP 3091384 B2 JP3091384 B2 JP 3091384B2 JP 07033516 A JP07033516 A JP 07033516A JP 3351695 A JP3351695 A JP 3351695A JP 3091384 B2 JP3091384 B2 JP 3091384B2
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雄司 山西
裕治 田中
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松下電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、NチャネルMOSF
ETをハイサイドスイッチとして用いる半導体集積回路
で構成されたスイッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車やNC(数値制御)機器の
リレーやランプ駆動用として、直流電源の高電位側端子
と負荷の高電位側端子との間に挿入されるハイサイドス
イッチが多く用いられるようになってきた。これは、負
荷がグラウンド側(直流電源の低電位側端子)に接続さ
れているため、その交換時に感電の恐れがなく安全なこ
と、および負荷の腐食が起こらない等の利点があるため
である。
【0003】この場合、ハイサイドスイッチとして半導
体素子、例えばMOSFETを使用することができる
が、PチャネルMOSFETを使用する場合およびNチ
ャネルMOSFETを使用する場合ともに、長所および
欠点がそれぞれ存在する。PチャネルMOSFETを使
用する場合には、その駆動回路が簡単に構成できるが、
PチャネルMOSFETは、NチャネルMOSFETと
くらべて単位面積当りのオン抵抗が高く、NチャネルM
OSFETよりも大きなチップでないとNチャネルMO
SFETと同等の特性が得られない。
【0004】一方、NチャネルMOSFETを使用する
場合には、PチャネルMOSFETに比べてオン抵抗が
低く、PチャネルMOSFETに比べて小さいチップで
実現可能であるが、NチャネルMOSFETを動作させ
ようとした場合、そのゲート電圧をソース電圧およびド
レイン電圧よりも高くするためのゲート昇圧回路が必要
となる。
【0005】ハイサイドスイッチの昇圧回路の動作につ
いては、久保俊雄ほか平成元年電気学会全国大会464
のような発表がある。また、NチャネルMOSFETと
そのドライブ回路(ゲート昇圧回路を含む)および制御
回路を同一半導体基板に集積した、パワーICが開発さ
れている。その例としては、J. Tihanyi "Smart SIPMOS
Technology" Siemens Forsch. -u. Entwick. -Ber. B
d. 17(1988) Nr.1 (Springer-Verlang 1988) 、和泉田
孝夫ほか“インテリジェントパワースイッチ”東芝レ
ビュー 42巻 11号 1987年、藤平 龍彦ほか
“自動車用インテリジェントパワーMOSFET”富士
時報 Vol.62 No.11 1989年 等があ
る。
【0006】図5にハイサイドスイッチとしてNチャネ
ルMOSFETを、また、その駆動のための昇圧回路
と、昇圧のための発振波形を作り出すリングオシレータ
を具備した従来のスイッチ回路の一例を示す。図5にお
いて、1Aおよび11はそれぞれ負極を接地した直流電
源であり、例えば自動車においては、直流電源1Aは例
えば12Vの電源電圧を有し、直流電源11は例えば5
Vの電源電圧を有しており、12Vの電圧はバッテリー
の電圧であり、5Vの電圧はバッテリーにより動作する
電子回路内部で作成した電圧である。
【0007】6は直流電源1Aから給電される負荷であ
る。5は直流電源1Aの高電位側端子にドレインを接続
し負荷6の高電位側端子にソースを接続したハイサイド
スイッチとなるNチャネルMOSFETである。3A〜
3Dはそれぞれダイオード、7A〜7Cはそれぞれ静電
容量であり、ダイオード3A〜3Dは直列接続し、静電
容量7A〜7Cはダイオード3A〜3Dの直列回路に対
して並列的に接続し、つまりπ形にダイオード3A〜3
Dおよび静電容量7A〜7Cを接続してあり、これらは
昇圧回路21を構成している。この昇圧回路21のアノ
ード側端子はスイッチ素子2を介して直流電源1Aの高
電位側端子に接続してあり、同カソード側端子はNチャ
ネルMOSFET5のゲートに接続し、またスイッチ素
子4を介して接地している。
【0008】14AはNANDゲート、14B,14C
はそれぞれインバータ(反転回路)、14Dは静電容
量、14Eは抵抗であり、これらは直流電源11から給
電されて作動し一定周期の矩形波電圧を出力するリング
オシレータ25を構成しており、リングオシレータ25
の動作はスイッチ素子10A,10Bのオンオフによっ
て制御される。
【0009】13A,13B,13Cはそれぞれインバ
ータ(反転回路)で、直流電源11から給電されて作動
し、リングオシレータ25の出力を入力として昇圧回路
21を駆動するドライブ回路26を構成している。この
ドライブ回路26は静電容量7A,7Cには同相の周期
電圧を加え、静電容量7Bには静電容量7Aと逆相の周
期電圧を加えるようになっている。
【0010】ここで、図5のスイッチ回路の動作につい
て説明する。ハイサイドスイッチであるNチャネルMO
SFET5をオンにするときは、スイッチ素子2,10
Aをオンにし、スイッチ素子4,10Bをオフにする。
逆に、NチャネルMOSFET5をオフにするときは、
スイッチ素子2,10Aをオフにし、スイッチ素子4,
10Bをオンにする。
【0011】最初に、NチャネルMOSFET5をオン
にするときの動作を説明する。スイッチ素子2,10A
をオンにし、スイッチ素子4,10Bをオフにする。こ
の結果、リングオシレータ25が動作し、リングオシレ
ータ25から論理レベルのローレベルが0Vで論理レベ
ルのハイレベルが5Vの矩形波電圧が出力される。そし
て、この矩形波電圧がドライブ回路26において、イン
バータ13Aで反転されて静電容量7Aに加えられ、イ
ンバータ13Bでさらに反転されて静電容量7Bに加え
られ、インバータ13Cでさらに反転されて静電容量7
Cに加えられ、インバータ13A〜13Cと静電容量7
A〜7Cの各接続点の電圧が0Vと5Vの間で上下する
ことになり、これによって昇圧動作が行なわれ、昇圧さ
れた電圧によってNチャネルMOSFET5の入力容量
が充電され、NチャネルMOSFET5のゲートに入力
容量の充電電圧が加えられ、NチャネルMOSFET5
がオンとなる。なお、昇圧動作の詳細については、周知
であるので説明を省略するが、NチャネルMOSFET
5に加わるゲート電圧は、理想的には、(電源電圧
A )+3×(電源電圧VB )−4×(ダイオード3A
〜3Dの順電圧)となる。このことで、NチャネルMO
SFET5のゲート電圧は、ドレイン電圧よりも、3×
(電源電圧VB )−4×(ダイオード3A〜3Dの順電
圧)分高くなり、負荷6の電圧がほぼドレイン電圧まで
上昇することになる。ゲート電圧の昇圧時間は、リング
オシレータ25の発振周波数、昇圧電流を作り出す静電
容量7A〜7Cの値、およびNチャネルMOSFET5
の入力容量によって決まる。
【0012】一般的に、NチャネルMOSFETを出力
とするハイサイドスイッチでは、ゲート昇圧時間が出力
MOSFETのオン時間、つまりソース電圧が立ち上が
るのにかかる時間を決めている。ゲート信号が入力され
た後、NチャネルMOSFETがスイッチングするため
の遅れ時間は、上記ゲート昇圧時間に比べて非常に小さ
いため、ゲート昇圧時間は、出力MOSFETのソース
が立ち上がるまでにかかる時間とほぼ同じ時間となる。
【0013】つぎに、NチャネルMOSFET5をオフ
にするときの動作を説明する。スイッチ素子2,10A
をオフにし、スイッチ素子4,10Bをオンにする。こ
の結果、リングオシレータ25の発振動作が停止し、リ
ングオシレータ25の出力電圧が固定され、昇圧回路2
1への給電が無くなるとともに、NチャネルMOSFE
T5のゲートが接地されるので、NチャネルMOSFE
T5がオフとなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】つぎに、図5に示した
従来のスイッチ回路について、リングオシレータ25、
およびその出力信号を昇圧するための静電容量7A〜7
Cに伝えるドライブ回路26および上記静電容量7A等
の各部の電圧信号波形を図6に示し、従来例の問題につ
いて説明する。図7において、(a)はリングオシレー
タ25内のアンドゲート14Aの一方の入力端の電圧V
D の波形を示し、(b)は同インバータ14Bの出力端
の電圧VE の波形を示し、(c)は同インバータ14C
の出力端の電圧VF の波形を示し、(d)はインバータ
13Aの出力端の電圧VG の波形を示している。
【0015】スイッチ素子10Aがオンとなって、リン
グオシレータ25の入力、つまりNANDゲート14A
の入力がハイレベルに固定されると、リングオシレータ
25は発振を開始し、各部の電圧波形は、図7(a)〜
(d)のようになる。ここで、電圧VE ,VF の発振波
形についてはほぼ矩形となるが、電圧VG の発振波形に
ついては、そのインバータ13Aの出力端に昇圧用の静
電容量7Aが接続されているため、インバータ13Aの
出力能力と静電容量7Aの値によって決まる時定数に依
存した遅れ時間が生じ、図7(d)のようになまった波
形となる。なお、他のインバータ13B,13Cの出力
電圧についても同様である。
【0016】ハイサイドスイッチであるNチャネルMO
SFET5のオン時のスイッチング時間を短くしようと
すると、静電容量7A(7B,7Cについても同様)の
容量値を大きく、またリングオシレータ25の発振周波
数を高くする必要があるが、静電容量7Aの容量値を大
きくすると、上記の時定数は大きくなり、インバータ1
3Aの出力波形のなまりが大きくなり、完全な0Vと5
V間の発振波形ではなくなり、電圧の変化幅が5Vより
狭くなる。この傾向は、発振周波数を高くすると一層顕
著になる。したがって、NチャネルMOSFET5のゲ
ート電圧の昇圧に非常に長い時間を要したり、前述のよ
うな理想的な電圧までゲート電圧が昇圧されないことが
生じ、見かけ上のオン抵抗が高くなってしまうことが起
こる。
【0017】したがって、この発明の目的は、ゲート昇
圧スピードを速くし、NチャネルMOSFETのオン抵
抗を低くしつつ、オン時のスイッチング時間を短くする
ことができるスイッチ回路を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明のスイッチ回路
は、直流電源の高電位側端子にドレインを接続するとと
もに直流電源から給電を受ける負荷の高電位側端子にソ
ースを接続したNチャネルMOSFETと、複数のダイ
オードを直列要素とし複数の静電容量を並列要素として
複数のダイオードおよび複数の静電容量をπ形に接続し
てなり直流電源の高電位側端子にアノード側端子を接続
するとともにNチャネルMOSFETのゲートにカソー
ド側端子を接続した昇圧回路と、昇圧回路の複数の静電
容量のうちの奇数番目の静電容量に周期的に変化する電
圧を加えるとともに複数の静電容量のうちの偶数番目の
静電容量に奇数番目の静電容量に加える電圧とは逆相で
周期的に変化する電圧を加えるドライブ回路と、複数の
静電容量の何れかひとつに加わる電圧を上側しきい値お
よび下側しきい値とそれぞれ比較し複数の静電容量の何
れかひとつに加わる電圧が上側しきい値を上回ったとき
に一方の論理レベルの電圧を発生し、複数の静電容量の
何れかひとつに加わる電圧が下側しきい値を下回ったと
きに他方の論理レベルの電圧を発生する電圧比較回路
と、電圧比較回路の出力電圧の論理レベルに応じて複数
の静電容量の何れかひとつに加わる電圧が上側しきい値
を上回ったときに複数の静電容量の何れかひとつに加わ
る電圧を下降させるとともに複数の静電容量の何れかひ
とつに加わる電圧が下側しきい値を下回ったときに複数
の静電容量の何れかひとつに加わる電圧を上昇させるよ
うに論理レベルが変化する出力電圧を発生してドライブ
回路へ供給する電圧発生回路と、昇圧回路からNチャネ
ルMOSFETのゲートへの電圧印加を制御するスイッ
チ素子とを備えている。
【0019】
【作用】この発明の構成によれば、複数の静電容量の何
れかひとつに加わる電圧が上側しきい値を上回ったとき
に複数の静電容量の何れかひとつに加わる電圧を下降さ
せるとともに、複数の静電容量の何れかひとつに加わる
電圧が下側しきい値を下回ったときに複数の静電容量の
何れかひとつに加わる電圧を上昇させるように、電圧発
生回路の出力電圧の論理レベルを変化させるので、昇圧
回路を構成する静電容量に印加される電圧が確実に規定
された2つの電圧値(上側しきい値および下側しきい
値)の間で上下することになる。
【0020】また、NチャネルMOSFETのオン時間
を短くするため、昇圧のための発振周波数を高くする場
合においても、静電容量に印加される電圧の振幅値を変
えることなく、数MHzの周波数まで発振周波数を上げ
ることができる。このことによってNチャネルMOSF
ETのゲート電圧を早く上昇でき、ゲート電圧が十分に
上がりきらずNチャネルMOSFETのオン抵抗が高く
なるということが回避される。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1にNチャネルMOSFETをハイサイ
ドスイッチとしたこの発明の一実施例のスイッチ回路を
示す。図1において、1は例えば24Vの直流電源、1
1は例えば5Vの直流電源であり、直流電源1,11は
例えば従来例と同様にして形成することができる。
【0022】6は直流電源1から給電される負荷であ
る。5は直流電源1の高電位側端子にドレインを接続し
負荷6の高電位側端子にソースを接続したハイサイドス
イッチとなるNチャネルMOSFETである。3A〜3
Dはそれぞれダイオード、7A〜7Cはそれぞれ静電容
量であり、これらは複数のダイオード3A〜3Dを直列
要素とし複数の静電容量7A〜7Cを並列要素として複
数のダイオード3A〜3Dおよび複数の静電容量7A〜
7Cをπ形に接続してなり直流電源1の高電位側端子に
アノード側端子を接続するとともにNチャネルMOSF
ET5のゲートにカソード側端子を接続した昇圧回路2
1を構成している。この昇圧回路21のアノード側端子
はスイッチ素子2を介して直流電源1の高電位側端子に
接続してあり、同カソード側端子はNチャネルMOSF
ET5のゲートに接続し、またスイッチ素子4を介して
接地している。
【0023】8A〜8Cはそれぞれインバータ(反転回
路)で、これらは昇圧回路21の複数の静電容量7A〜
7Cのうちの奇数番目の静電容量7A,7Cに周期的に
変化する電圧を加えるとともに複数の静電容量7A〜7
Cのうちの偶数番目の静電容量7Bに奇数番目の静電容
量7A,7Cに加える電圧とは逆相で周期的に変化する
電圧を加えるドライブ回路22を構成している。
【0024】10A,10Bは電圧発生回路23の動作
を制御するスイッチ素子であり、スイッチ素子2,4と
ともに、昇圧回路21からNチャネルMOSFET5の
ゲートへの電圧印加を制御するものである。12A〜1
2CはPチャネルMOSFET、12D〜12FはNチ
ャネルMOSFET、12GはNチャネルMOSFE
T、12HはPチャネルMOSFET、12I,12J
はインバータ(反転回路)で、これらは、複数の静電容
量7A〜7Cの何れかひとつ、例えば静電容量7Cに加
わる電圧を上側しきい値および下側しきい値とそれぞれ
比較し静電容量7Cに加わる電圧が上側しきい値を上回
ったときに一方の論理レベルの電圧を発生し、静電容量
7Cに加わる電圧が下側しきい値を下回ったときに他方
の論理レベルの電圧を発生する電圧比較回路24を構成
している。
【0025】9AはNANDゲート、9Bはインバータ
(反転回路)であり、これらは、電圧比較回路24の出
力電圧の論理レベルに応じて複数の静電容量7A〜7C
の何れかひとつ、例えば静電容量7Cに加わる電圧が上
側しきい値を上回ったときに静電容量7Cに加わる電圧
を下降させるとともに静電容量7Cに加わる電圧が下側
しきい値を下回ったときに静電容量7Cに加わる電圧を
上昇させるように論理レベルが変化する出力電圧を発生
してドライブ回路22へ供給する電圧発生回路23を構
成している。
【0026】つぎに、このスイッチ回路の動作を説明す
る。最初に、NチャネルMOSFET5をオンにする動
作について説明する。スイッチ素子2,10Aをオンに
し、スイッチ素子4,10Bをオフにすると、電圧発生
回路23の動作が開始し、仮にNANDゲート9Aの出
力が“H”(5V)でインバータ9Bの出力が“L”
(0V)であるとすると、ドライブ回路22のインバー
タ8Aの出力電圧は0Vから5Vへ向かって上昇し、イ
ンバータ8Bの出力電圧は5Vから0Vへ向かって下降
し、インバータ8Cの出力電圧は0Vから5Vへ向かっ
て上昇する。そして、インバータ8Cの出力電圧が5V
に近い上側しきい値V1 を上回ると、電圧比較回路24
の出力電圧が反転し(“L”→“H”)、多少の時間遅
れを伴ってNANDゲート9Aの出力が“H”(5V)
から“L”(0V)に変化し、したがってインバータ9
Bの出力が“L”(0V)から“H”(5V)に変化す
る。この結果、ドライブ回路22のインバータ8Aの出
力電圧は5Vから0Vへ向かって下降し、インバータ8
Bの出力電圧は0Vから5Vへ向かって上昇し、インバ
ータ8Cの出力電圧は5Vから0Vへ向かって下降す
る。そして、インバータ8Cの出力電圧が0Vに近い下
側しきい値V2を下回ると、電圧比較回路24の出力電
圧が反転し(“H”→“L”)、多少の時間遅れを伴っ
てNANDゲート9Aの出力が“L”(0V)から
“H”(5V)に変化し、したがってインバータ9Bの
出力が“H”(5V)から“L”(0V)に変化する。
この結果、ドライブ回路22のインバータ8Aの出力電
圧は0Vから5Vへ向かって上昇し、インバータ8Bの
出力電圧は5Vから0Vへ向かって下降し、インバータ
8Cの出力電圧は0Vから5Vへ向かって上昇する。以
下、同様の動作を繰り返す。
【0027】上記の繰り返し動作によって、昇圧回路2
1が昇圧された電圧をNチャネルMOSFET5のゲー
トに加えることになり、NチャネルMOSFET5がオ
ンとなる。つぎに、NチャネルMOSFET5をオフに
する動作について説明する。スイッチ素子2,10Aを
オフにし、スイッチ素子4,10Bをオンにすると、電
圧発生回路23の出力が固定され、昇圧回路21への電
圧印加が停止し、NチャネルMOSFET5のゲートが
接地されるので、NチャネルMOSFET5はオフとな
る。
【0028】このスイッチ回路では、静電容量7Cに加
わる電圧が上側しきい値V1 を上回ったときに静電容量
7Cに加わる電圧を下降させるとともに、静電容量7C
に加わる電圧が下側しきい値V2 を下回ったときに静電
容量7Cに加わる電圧を上昇させるように、電圧発生回
路23の出力電圧の論理レベルを変化させるので、昇圧
回路21を構成する静電容量7A〜7Cに印加される電
圧が確実に規定された2つの電圧値(上側しきい値V1
および下側しきい値V2 )の間で上下することになる。
【0029】また、NチャネルMOSFET5のオン時
間を短くするため、昇圧のための発振周波数を高くする
場合においても、静電容量7A〜7Cに印加される電圧
の振幅値を変えることなく、数MHzの周波数まで発振
周波数を上げることができる。このことによってNチャ
ネルMOSFET5のゲート電圧を早く上昇でき、ゲー
ト電圧が十分に上がりきらずNチャネルMOSFET5
のオン抵抗が高くなるということが回避される。
【0030】図2に図1における昇圧回路21と電圧比
較回路24と電圧発生回路23の部分を抜粋した回路図
を示し、図3の図2の各部の波形図を示す。図3におい
て、(a)はインバータ8Cの出力電圧VX の波形を示
し、(b)は電圧比較回路24のPチャネルMOSFE
T12AとNチャネルMOSFET12Dの接続点の電
圧VY の波形を示し、(c)は電圧発生回路23の出力
電圧VZ の波形図を示す。
【0031】図3は、インバータ8Cの出力電圧VX
上側しきい値V1 を上回ったときに電圧VY が反転し、
それより少し遅れて電圧VZ が反転し、インバータ8C
の出力電圧VX が下側しきい値V2 を下回ったときに電
圧VY が再度反転し、それより少し遅れて電圧VZ が再
度反転することを示している。図1のスイッチ回路で
は、昇圧回路21が3段昇圧となっているため、Nチャ
ネルMOSFET5のゲートには、直流電源1の電源電
圧VA に直流電源11の電源電圧VB の3倍を加えた電
圧からダイオード3A〜3Dの順方向電圧の4倍を引い
た電圧まで昇圧されることになる。つまり、直流電源1
の電圧V1 が24V、直流電源11の電圧V2 が5Vの
とき、ゲート電圧は、24V+3×5V−4×0.6V
=36.6Vであるから、約36.6Vまで昇圧され、
NチャネルMOSFET5のゲート電圧は、ドレイン電
圧よりも16.6V高くなり、ソース電圧はほぼドレイ
ン電圧と等しい電圧となる。実際には、ソース電圧は、
ドレイン電圧よりも(NチャネルMOSFET5のオン
抵抗×出力電流)だけ電位は下がる。
【0032】つぎに、図2および図3を用いて、この実
施例の効果と実施例における昇圧回路21の特性につい
て説明する。図2および図3においては、電圧発生回路
23のインバータ9Bの出力電圧(VZ )とNANDゲ
ート9Aの出力電圧の波形はほぼ矩形波であり、矩形波
における上限の電圧は、直流電源11の電圧VB (5
V)であり、下限の電圧はほぼグラウンドレベル(0
V)である。
【0033】上記電圧発生回路23の出力がつぎのドラ
イブ回路22のインバータ8A,8B,8Cに入力され
るが、インバータ8A,8Cの出力波形は同波形で、イ
ンバータ8Bの出力波形はインバータ8A,8Cの出力
波形とは反転している。このインバータ8A〜8Cの出
力電圧のレベルが下がるとき、直流電源1よりダイオー
ド3A〜3Dを通してドライブ回路22に接続されてい
る静電容量7A〜7Cに電流が流れ、静電容量7A〜7
Cが充電される。
【0034】逆に、インバータ8A〜8Cの出力電圧の
レベルが上がるときは、その分だけ静電容量7A〜7C
の電圧が持ち上げられ、次段の静電容量7B,7C、N
チャネルMOSFET5の入力容量に電流が流れる。つ
まり、インバータ8A〜8Cの出力電圧のレベルが下が
ると、直流電源1よりダイオード3A〜3Dを通して静
電容量7A〜7C,NチャネルMOSFET5の入力容
量が充電され、インバータ8A〜8Cの出力電圧のレベ
ルが上がると次段のインバータ8B,8Cの出力端に接
続された静電容量7B,7C,NチャネルMOSFET
5の入力容量に充電電流が流れる。
【0035】この動作を繰り返すことによって、出力M
OSFETのゲート電位は、最終的には、直流電源1の
電圧VA に直流電源11の電圧VB の3倍を加えたもの
からダイオードの順方向電圧の4倍の電圧をひいた電圧
まで昇圧されることになる。ここで、図2の回路の動作
について、もう少し説明を加える。電圧比較回路24
は、NチャネルMOSFET5のゲートにいちばん近い
インバータ8Cの出力電圧VX を上側しきい値V1 およ
び下側しきい値V2 と比較しているが、この電圧VX
図3(a)の波形に示すようになまった状態となる。こ
の電圧VX が矩形状になっていないのは、インバータ8
Cの出力端に静電容量7Cが接続されているからで、こ
れによって時間遅れが生ずるためである。
【0036】つぎに、電圧発生回路23へ帰還する電圧
比較回路24について、さらに説明する。電圧比較回路
24においては、PチヤネルMOSFET12Aは、ゲ
ート幅が120μm、ゲート長が10μmで、Pチャネ
ルMOSFET12B,12Cはゲート幅が60μm、
ゲート長が10μmとサイズに大小関係をつけている。
また、NチャネルMOSFET12Dはゲート幅が60
μm、ゲート長が10μmで、NチャネルMOSFET
12E,12Fはゲート幅が30μm、ゲート長が10
μmとサイズに大小関係をつけている。
【0037】電圧比較回路24は、PチャネルMOSF
ET12A〜12Cがカレントミラーを構成し、Nチャ
ネルMOSFET12D〜12Fがカレントミラーを構
成し、PチャネルMOSFET12Aには、Pチャネル
MOSFET12B,12Cに流れる電流の2倍が流
れ、同様にNチャネルMOSFET12CにはNチャネ
ルMOSFET12E,12Fに流れる電流の2倍が流
れる構成となっており、PチャネルMOSFET12B
とNチャネルMOSFET12Eには同じ電流が流れる
ようになっている。
【0038】ここで、PチャネルMOSFET12Aと
NチャネルMOSFET12Dの接続点の電圧VY は、
インバータ8Cの電圧VX が上昇する場合、直流電源1
1の電源電圧VB に近い上側しきい値V1 を上回ると、
上述したMOSFET12A〜12Fのサイズ差により
PチャネルMOSFET12Aの電流がNチャネルMO
SFET12Fの電流よりも大きくなり、電圧VX はP
チャネルMOSFET12B,12Cのソース側の電
圧、つまり直流電源11の電圧VB に等しくなる。この
結果、インバータ12Hの出力は立ち下がり、Pチャネ
ルMOSFET12Gがオンし、NチャネルMOSFE
T12Hがオフする。これによって、電圧比較回路24
から電圧発生回路23へ帰還される信号電圧が反転、つ
まり“L”から“H”に変化し、インバータ8Cの電圧
X が下降し、インバータ8Aの電圧が下降し、インバ
ータ8Bの電圧が上昇することになる。なお、実際のイ
ンバータ8A〜8Cの電圧の上昇および下降は、電圧発
生回路23の出力電圧の反転よりも少し遅れる。
【0039】また、PチャネルMOSFET12AとN
チャネルMOSFET12Dの接続点の電圧VY は、イ
ンバータ8Cの電圧VX が下降する場合、グラウンドレ
ベル(0V)に近い下側しきい値V2 を下回ると、上述
したMOSFET12A〜12Fのサイズ差によりNチ
ャネルMOSFET12Dの電流がPチャネルMOSF
ET12Cの電流よりも大きくなり、電圧VX はNチャ
ネルMOSFET12E,12Fのソース側の電圧、つ
まりグラウンドレベルに等しくなる。この結果、インバ
ータ12Hの出力は立ち上がり、PチャネルMOSFE
T12Gがオフし、NチャネルMOSFET12Hがオ
ンする。これによって、電圧比較回路24から電圧発生
回路23へ帰還される信号電圧が反転、つまり“H”か
ら“L”に変化し、インバータ8Cの電圧VX が上昇
し、インバータ8Aの電圧が上昇し、インバータ8Bの
電圧が下降することになる。
【0040】以上のように、インバータ8Cの出力電圧
X の上昇時は、電圧VX が直流電源11の電源電圧V
B (5V)までほぼ達した時、またインバータ8Cの出
力電圧VX の下降時は、電圧VX がグラウンドレベル
(0V)にほぼ達したときに初めてインバータ12Gの
出力電圧および電圧発生回路23の出力電圧VZ が反転
する。
【0041】このような動作によって、静電容量7A〜
7Cに印加される部分の電圧は確実に直流電源11の電
源電圧VB とグラウンドレベルの間を振幅し、Nチャネ
ルMOSFET5のゲート電圧の昇圧が早く行われるこ
とになる。今回の実施例としては、静電容量7A〜7C
の設定を変更したり、MOSFET12A〜12Fのサ
イズ、抵抗値を変更する等して、発振周波数を2MHz
に設定して、オン抵抗が1ΩのNチャネルMOSFET
5のオン時間を5μsecとすることができた。なお、
ゲート昇圧時間も5μsecである。つまり、ゲート昇
圧につれて出力のNチャネルMOSFET5がオンとな
り、ゲート昇圧が律速である。
【0042】また図4には、このスイッチ回路(Nチャ
ネルMOSFETおよびその制御回路)を同一半導体基
板上に形成したモノリシック半導体装置の断面構造の一
部を示した。ここでは、P型半導体基板42に高耐圧の
出力NチャネルMOSFETとして横型の延長ドレイン
領域を有するNチャネルMOSFET41を形成し、制
御回路としてのCMOS回路を低耐圧のNチャネルMO
SFET81と低耐圧のPチャネルMOSFET80に
よって形成している。また、昇圧回路で用いるシリコン
酸化膜からなる容量用酸化膜を用いた容量39およびダ
イオードとして用いるNPNバイポーラトランジスタ4
0も同一基板に形成している。
【0043】図4において、43はチャネルストッパ領
域である。44はNチャネルMOSFET基板領域であ
る。45は高耐圧出力NチャネルMOSFETチャネル
領域である。46はPチャネルMOSFETソース端子
である。47はPチャネルMOSFETゲート端子であ
る。48はPチャネルMOSFETドレイン端子であ
る。49はNチャネルMOSFETソース端子である。
50はNチャネルMOSFETゲート端子である。51
はNチャネルMOSFETドレイン端子である。52,
53は容量端子である。54,55はダイオード端子で
ある。56は出力NチャネルMOSFETドレイン端子
である。57は出力NチャネルMOSFETゲート端子
である。58は出力NチャネルMOSFETソース端子
である。
【0044】59はPチャネルMOSFETゲート電極
用多結晶シリコン膜である。60はNチャネルMOSF
ETゲート電極用多結晶シリコン膜である。61は容量
電極用多結晶シリコン膜である。62は出力Nチャネル
MOSFETゲート用多結晶シリコン膜である。63は
PチャネルMOSFETゲート酸化膜である。64はN
チャネルMOSFETゲート酸化膜である。65は容量
用酸化膜である。66は出力NチャネルMOSFETゲ
ート酸化膜である。67はPチャネルMOSFET基板
Nウェル領域である。68はPチャネルMOSFETソ
ースおよびドレイン拡散領域である。69はNチャネル
MOSFETソースおよびドレイン拡散領域である。
【0045】70は容量用Nウェル領域である。71は
容量用Nウェルコンタクト領域である。72はダイオー
ド用NPNバイポーラトランジスタコレクタ領域であ
る。73はダイオード用NPNバイポーラトランジスタ
コレクタコンタクト領域である。74はダイオード用N
PNバイポーラトランジスタベース領域である。75は
ダイオード用NPNバイポーラトランジスタベースコン
タクト領域である。76はダイオード用NPNバイポー
ラエミッタ領域である。77は出力NチャネルMOSF
ETドレインコンタクト領域である。78は出力Nチャ
ネルMOSFET延長ドレイン領域である。79は出力
NチャネルMOSFETソース領域である。
【0046】
【発明の効果】この発明のスイッチ回路によれば、Nチ
ャネルMOSFETを用いたハイサイドスイッチの駆動
で必要な昇圧回路において、静電容量に印加される電圧
が規定の電圧間で振幅するため、ゲート昇圧スピードを
速くすることにより、出力NチャネルMOSFETのオ
ン抵抗を高くしないでNチャネルMOSFETのオン時
のスイッチング時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のスイッチ回路の構成を示
す回路図である。
【図2】図1の一部を抜粋した回路図である。
【図3】図2の各部の波形図である。
【図4】図1のスイッチ回路を構成する半導体装置の断
面構造の一部を示す断面図である。
【図5】従来のスイッチ回路の構成を示す回路図であ
る。
【図6】図5の一部を抜粋した回路図である。
【図7】図6の各部波形図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 スイッチ素子 3A〜3D ダイオード 4 スイッチ素子 5 NチャネルMOSFET 6 負荷 7A〜7C 静電容量 8A〜8C インバータ 9A NANDゲート 9B インバータ 10A,10B スイッチ素子 11 直流電源 21 昇圧回路 22 ドライブ回路 23 電圧発生回路 24 電圧比較回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−44246(JP,A) 特開 平4−108215(JP,A) 特開 平4−241511(JP,A) 特開 平7−322605(JP,A) 特開 平7−66700(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の高電位側端子にドレインを接
    続するとともに前記直流電源から給電を受ける負荷の高
    電位側端子にソースを接続したNチャネルMOSFET
    と、 複数のダイオードを直列要素とし複数の静電容量を並列
    要素として前記複数のダイオードおよび前記複数の静電
    容量をπ形に接続してなり前記直流電源の高電位側端子
    にアノード側端子を接続するとともに前記NチャネルM
    OSFETのゲートにカソード側端子を接続した昇圧回
    路と、 前記昇圧回路の前記複数の静電容量のうちの奇数番目の
    静電容量に周期的に変化する電圧を加えるとともに前記
    複数の静電容量のうちの偶数番目の静電容量に前記奇数
    番目の静電容量に加える電圧とは逆相で周期的に変化す
    る電圧を加えるドライブ回路と、 前記複数の静電容量の何れかひとつに加わる電圧を上側
    しきい値および下側しきい値とそれぞれ比較し前記複数
    の静電容量の何れかひとつに加わる電圧が上側しきい値
    を上回ったときに一方の論理レベルの電圧を発生し、前
    記複数の静電容量の何れかひとつに加わる電圧が下側し
    きい値を下回ったときに他方の論理レベルの電圧を発生
    する電圧比較回路と、 前記電圧比較回路の出力電圧の論理レベルに応じて前記
    複数の静電容量の何れかひとつに加わる電圧が上側しき
    い値を上回ったときに前記複数の静電容量の何れかひと
    つに加わる電圧を下降させるとともに前記複数の静電容
    量の何れかひとつに加わる電圧が下側しきい値を下回っ
    たときに前記複数の静電容量の何れかひとつに加わる電
    圧を上昇させるように論理レベルが変化する出力電圧を
    発生して前記ドライブ回路へ供給する電圧発生回路と、 前記昇圧回路から前記NチャネルMOSFETのゲート
    への電圧印加を制御するスイッチ素子とを備えたスイッ
    チ回路。
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