JP3091176U - ボトルキャップ - Google Patents

ボトルキャップ

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JP3091176U
JP3091176U JP2002004075U JP2002004075U JP3091176U JP 3091176 U JP3091176 U JP 3091176U JP 2002004075 U JP2002004075 U JP 2002004075U JP 2002004075 U JP2002004075 U JP 2002004075U JP 3091176 U JP3091176 U JP 3091176U
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bottle cap
cap
flat
lenticular sheet
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JP2002004075U
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アリアナ・タビビ
正彦 金子
Original Assignee
株式会社アリアナネットワーク
株式会社ジャパン総合広告社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者などに訴求力があり、販売増大効果が
あるボトルキャップを提供する。 【解決手段】 ボトルキャップの上面平坦部に3D画像
効果のある3D画像レンチキュラシートを嵌め込みなど
で設ける。また、キャラクタなどが印刷された金属製の
シートを同様に嵌め込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ボトル容器などのキャップまたはキャップを被覆するものの形状に 関する。本発明はボトルキャップなどの表面平坦部に消費者の注意をひくことが できる画像等の表示に関する。本考案は、ペットボトル、食品、薬品、化粧品等 のボトルのキャップに幅広く用いられ、販売促進のキャンペーンなどにも利用で きる。
【0002】
【従来の技術】
従来、ペットボトルなどのキャップには、その商品名や企業名が印刷されてい るだけであり、画像を表示することはなかった。また、その印刷は平面的なもの であり、立体的に画像が見えるようなものを施すこともなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のボトル容器のキャップの構造では、消費者の吸引力が弱い問 題がある。物品販売の観点からすると、商品に消費者の注意を引くなんらかの表 示があると好ましいが、現在のボトル容器のキャップでは、その訴求力が弱い。 また、ボトル容器のキャップに種々のキャラクタ、例えば人形を付けた商品もあ るが、このようなキャラクタの人形をキャップに付けると、その形態上自動販売 機での販売が難しく店頭売りしかできない問題がある。
【0004】 本考案は、このような観点にたち、消費者に対する訴求力が強く、商品の売上 向上に寄与することができるボトルキャップを提供することを目的とする。また 、収集の対象にもでき、容器リサイクル上でゴミ削減に寄与できるボトルキャッ プを提供することを目的とする。本考案は、自動販売機での販売にも適し、販売 促進効果が大きいボトルキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】 本考案は、ペットボトルなどのボトルキャップの構造に係るもので、合成樹脂 製であって、その上面平坦部に立体視できる画像、すなわち3D画像が記録され たレンチキュラシートを有することを特徴とする。また、上面平坦部には円形の 凹部が設けられ、この凹部に前記レンチキュラシートを嵌め込み、ボトルキャッ プと一体化することができる。
【0006】 キャップの上面平坦部に、3D画像が記録されたレンチキュラシートを設ける 。このレンチキュラシートは、写真や印刷物とレンズとの組合せからなり、見る 者にとって、正面から見た画像と上下左右の斜めからみた画像とが異なるように 見える画像を記録したもので、深さ方向に立体的に見える写真画像、画像が変化 あるいは移動しているように見える画像、動作しているように見える画像など、 デプス、チェンジング、モーション、モーフィング、ズームと称される5つの基 本的な視覚効果を見る者に与えることができる。これらの画像としては、キャラ クタであるとか、商標名であるとか、風景写真、著名な運動選手等、通常宣伝広 告に用いられる画像を使用できる。
【0007】 このようなレンチキュラシートをキャップの上面に設けることで消費者に対す る訴求力をもたせることができる。特に自動販売機で販売される飲料容器のキャ ップに使用することができるので、売り上げ増加に資する。
【0008】 また、このような3D画像が記録されたレンチキュラシートをその上面に嵌め 込んで従来のボトルキャップに被せるキャップの被覆具としても実現できる。こ の場合には、従来のボトルキャップを挿入できる大きさの円筒状の形態をとる。
【0009】 なお、3D画像が表された面(レンチキュラーシートの表面)とキャップの上 面との高さはほぼ同じあるいは記録シートの方が若干高いようにするとキャップ の製造工程を自動化し易くなり、製造工程での衛生上の問題が少なくなる。
【0010】 また、3D画像に代えて、画像が印刷などによって表された金属板をキャップ の上面に設けることもできる。この場合には、3D画像を表した場合と同じく画 像の訴求力により消費者の注意を喚起する効果がある。
【0011】 なお、上述の3D画像や金属板に画像が上方に開放可能な蓋に表されたキャッ プでもよい。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態 は、ペットボトルの例で説明するが、本考案は、その他の容器のキャップでも実 施することができる。例えば、食品の容器であれば、ソースであるとか、マヨネ ーズであるとか、平坦な上面をもつ合成樹脂製のキャップであれば実施すること が可能である。
【0013】 (第一実施例) 図1は、3D画像をキャップの上面平坦部に埋め込んだペットボトルのキャッ プの上面図を示す。また図2は、キャップの断面の例を示し、図3は、そのキャ ップを付けた飲料用ぺットボトルの形態を示す。
【0014】 このように、ぺットボトルのキャップ1に3D画像が記録された3Dレンチキ ュラシート2を埋め込んだキャップを飲料用ペットボトルに使うことで、消費者 の注目を引くことができるので、その売り上げの向上を図ることができる。
【0015】 ここで、3D画像について説明する。近年の光学技術の発展により、平面的な 写真の画像を複数枚多重に重ねたような処理を行い、平面にレンズを加工する技 術とにより、3次元画像(3D画像)を作ることができる。この3D画像は、深 さ方向に立体感ある画像を作成するもの(デプス)、見る角度によって異なる画 像を表現するもの(チェンジング)、見る角度を順に変更することによってその 画像が動いているように表現するもの(モーション)などがある。3D画像の形 態として、深さ方向に立体視が可能な画像(デプス)、大きさが変化するカメラ のズーミングのように大きさが変化していく画像(ズーミング)、画像が移り変 わり、動きを表現する画像(チェンジング、モーション)、対象画像の形態が順 次移り変わるもの(モーフィング)などの画像を表すものなどがある。これらの 3D画像は、印刷技術によって作成することができる。
【0016】 このようなキャップを製造するには、3D画像をはめ込む凹部が形成されたキ ャップを射出成形等によって製造する。あわせて、3D画像の円形の3Dレンチ キュラシート2を別途印刷によって作成しておく。この製造されたキャップ1に 上記印刷製造された3Dレンチキュラシート2をキャップの凹面にはめ込み固定 することで製造される。
【0017】 このとき図4に示すように3D画像が印刷された3Dレンチキュラシート2の 部分の厚さが凹部の深さと等しく、あるいは高くして、キャップ上面を平坦にし 凹部が残らないようにすることが好ましい。このようにすることで、3Dレンチ キュラシートを埋め込んだキャップの製造工程を自動化することができ、また凹 部に水などが残存しないようにして製造工程での衛生上の要求を満足させ、条件 をクリアしていることを確認する後工程が必要なくなる利点がある。
【0018】 本考案では、このような3Dレンチキュラシートがキャップに嵌め込まれたボ トルを販売することが可能となる。この3Dレンチキュラシートで実現できる3 D画像は消費者の目を引き、訴求力が大きいため、販売増大効果が大きい。また 、画像の種類、あるいは組合せを適宜選択することで、消費者の収集の対象とす ることができる。特に、キャラクタを用い、背景写真あるいは、キャラクタの種 類を適宜選択することで、表されたキャラクタが収集対象となり、販売促進を促 す効果は大きい。
【0019】 (第二実施例) 図5は、本考案の第二の実施例を説明する図で、従来のボトルキャップに被せ る被覆用のキャップ5の上面に3Dレンチキュラシート2を嵌め込んで一体化し た例を示すものである。図6は、この被覆用のキャップ5を通常のペットボトル に被せるところを示すものである。
【0020】 従来からのペットボトルのキャップに、本考案のような3D画像を表す3Dレ ンチキュラシートを嵌め込んだ被覆用キャップを用いることで、消費者に対する 訴求力を強め、販売促進を促すことができる。ペットボトルのキャップそのもの に使うのではないので、キャンペーンで使用する商品を自由に選べるなどの販売 促進での自由度が高まる効果がある。また景品などに使用した場合の数の制限に も対応できる。
【0021】 (第三実施例) 図7は、3D画像を表現する3Dレンチキュラシートが埋め込まれたキャップ の面がキャップの蓋として使用される例を示すものであり、蓋を開けて使用する キャップの形態に合わせて使用される例である。
【0022】 (第四実施例) 図8は、表面にキャラクタが印刷された金属板をキャップの凹部に嵌め込まれ たものである。本実施例の場合、金属板に印刷したキャラクタが収集の対象にな るような場合、販売促進の効果は大きい。このようなキャラクタなどが印刷され た金属板をキャップの凹部に埋め込む場合、図8(a)のように全体が平坦にな るようにすることが製造工程を簡単化し、製造工程で要請される衛生条件を満た すことが容易である。図8(b)のように凹部に嵌め込まれた場合でもその宣伝 広告効果は変わらない。
【0023】 なお、この金属板にキャラクタが印刷されたキャップでは、第二実施例および 第三実施例と同じように、従来からのキャップに被せる被覆用のキャップの上面 にキャラクタなどの画像を表示したもの、あるいは画像が表された面を覆う蓋を 設ける構成も同様に実現できる。
【0024】
【考案の効果】
このように、本考案では、消費者に対する訴求力が大きいので、商品の販売増 大効果が期待できる。特に、キャラクタを用いることで、宣伝効果を大きくする ことができる。また、キャラクタなどが表されたキャップが収集対象となること で、捨てられるキャップも減りゴミ削減の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施の形態の一例を示すキャップの上面
図。
【図2】キャップの断面を示す図。
【図3】ぺットボトルに用いられた形態の例を示す図。
【図4】キャップの上面が平坦な例を示す図。
【図5】通常のボトルキャップに被せる被覆用のキャッ
プの断面を示す図。
【図6】ボトルキャップに被せる状態を説明する図。
【図7】蓋を設けた第三実施例を説明する図。
【図8】第四実施例の断面を示す図。
【符号の説明】
1 キャップ本体 2 3Dレンチキュラシート 3 ボトル 5 被覆用のキャップ 6 蓋 7 ヒンジ 8 金属板
フロントページの続き (72)考案者 金子 正彦 東京都中央区銀座7丁目17番17号 株式会 社ジャパン総合広告社内

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製であって、その上面平坦部に
    3D画像が記録されたレンチキュラシートを有するボト
    ルキャップ。
  2. 【請求項2】 上面平坦部には円形の凹部が設けられ、
    この凹部に前記レンチキュラシートが嵌め込まれた請求
    項1記載のボトルキャップ。
  3. 【請求項3】 嵌め込まれた前記レンチキュラシートの
    表面はキャップの上面とほぼ同じ高さまたは若干高く構
    成された請求項2記載のボトルキャップ。
  4. 【請求項4】 上方に開放可能な蓋の上面平坦部に3D
    画像が記録されたレンチキュラシートを有する請求項1
    記載のボトルキャップ。
  5. 【請求項5】 ボトルキャップに挿入可能な円筒状であ
    り、円筒の一端の平面に3D画像が記録されたレンチキ
    ュラシートが設けられ、他端にボトルキャップを挿入す
    る開口部が設けられたボトルキャップ被覆具。
  6. 【請求項6】 本体は合成樹脂製であり、その上面平坦
    部に画像が印刷された金属板を有するボトルキャップ。
  7. 【請求項7】 キャップの上面平坦部に円形の凹部が設
    けられ、この凹部に前記画像が印刷された金属板が嵌め
    込まれたボトルキャップ。
  8. 【請求項8】 画像が印刷された金属板とキャップの上
    面とはほぼ同じ高さで平坦に構成された請求項7記載の
    ボトルキャップ。
  9. 【請求項9】 上方に開放可能な蓋の上面平坦部に画像
    が印刷された金属板を有する請求項6記載のボトルキャ
    ップ。
  10. 【請求項10】 ボトルキャップに挿入可能な円筒状で
    あって、円筒の一端の平面に画像が印刷された金属板が
    設けられ、他端にボトルキャップを挿入する開口が設け
    られたボトルキャップ被覆具。
JP2002004075U 2002-07-03 2002-07-03 ボトルキャップ Expired - Lifetime JP3091176U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011510873A (ja) * 2008-02-01 2011-04-07 グローニング,キャロル,アン 広告用ディスクおよび広告用ディスクを受けるフタ
JP2014166864A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Nippon Closures Co Ltd キャップ
JP2015515418A (ja) * 2012-03-20 2015-05-28 クラフト・フーズ・アール・アンド・ディ・インコーポレイテッド 装飾用パッケージング要素

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011510873A (ja) * 2008-02-01 2011-04-07 グローニング,キャロル,アン 広告用ディスクおよび広告用ディスクを受けるフタ
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