JP3090905B2 - 電子ギャップ調節機構を有する両面調理装置 - Google Patents

電子ギャップ調節機構を有する両面調理装置

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JP3090905B2 JP10148237A JP14823798A JP3090905B2 JP 3090905 B2 JP3090905 B2 JP 3090905B2 JP 10148237 A JP10148237 A JP 10148237A JP 14823798 A JP14823798 A JP 14823798A JP 3090905 B2 JP3090905 B2 JP 3090905B2
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  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の分野】本発明は、一般に調理装置に関する。特
に、本発明は二面（両面）調理装置、或いはクラムシェ
ル調理システムに関する。
【０００２】
【発明の背景】二面調理装置或いはクラムシェル調理シ
ステムは、ハンバーガのパティ、ソーセージのパティ、
チキン或いは他の食品等の多種の食品の両面を同時に調
理できるものである。クラムシェル調理システムは、冷
凍ハンバーガのパティ等の全体の調理時間、及び、食品
の調理に要求される作業員の量を低減できるため、ファ
ーストフード産業でしばしば利用される。
【０００３】一般に、クラムシェル調理システムは、上
部調理プレート或いはプラテン、及び下部調理プレート
或いはプラテンを有する。上部調理プラテンは、下部調
理プラテンに重なる下部調理位置と、この下部調理位置
から上方に傾斜した上方位置との間で揺動可能なプラテ
ン支持アームに接続されている。上部調理プラテンは下
部調理位置と上昇位置との間で手動或いは自動で移動可
能である。
【０００４】上部調理プラテンが下部調理位置にある場
合に、上部調理プラテンは下部調理プラテン上にあり、
下部調理プラテンとは所定ギャップにより離間されてい
る。ギャップは通常、調理する食品の厚さの距離に設定
されている。このギャップは、食品が上部調理プラテン
と下部調理プラテンとの間で適切に調理されるように手
動或いは自動で調節可能である。
【０００５】上部調理プラテンと下部調理プラテンとの
間のこのギャップはハンバーガのパティ等の調理される
食品独自のサイズ或いは厚さを収容できるように設定し
なければならない。例えば、ハンバーガのパティは幾つ
かの異なる規準のサイズで前もって成形されている（４
分の１ポンドのパティは普通のパティより厚さが厚
い）。
【０００６】更に、調理するとサイズが減少するハンバ
ーガのパティに合わせて調理作業中にギャップを調節し
なければならない。ハンバーガのパティは貯蔵及び搬送
のために通常は冷凍されている。冷凍されたパティは最
初に下部調理プラテン上に置かれる時には比較的固く、
上部調理プラテンが一つ或いは複数のパティ上にだけ当
たった場合、調理されるグループのパティの厚さの差が
僅かであっても、上部プラテンと薄いパティの幾つかの
と間の良好な熱伝達接触が遅れる可能性がある。熱伝達
が良くないとパティの調理が不均一になる。更に、パテ
ィは解凍されて調理されると柔らかくなり、厚さが収縮
して減少する。調理の間、ギャップはこの厚さの変化に
対応しなければならない。
【０００７】更に、ギャップは、ハンバーガのパティが
上部調理プラテンの重さから保護されるように設定され
なければならない。上部調理プラテンの重さが抑制或い
は制御できないと、上部調理プラテンがハンバーガパテ
ィを過度に押しつけたり凝縮してしまい、生地や調理さ
れたパティの外観に悪影響を与える。
【０００８】従って、クラムシェル調理システムは、上
部及び下部調理パティ間のギャップの調節に関して特別
な課題を有している。これらの課題は、調理されるグル
ープ内の個々のパティの初期の厚さの多様性に適応する
こと、調理中に生じるパティの厚さの減少に適応するこ
と、パティが過度に凝縮されるのを防ぐこと、及び、異
なる規定厚さのパティの異なるグループに適応するこ
と、である。
【０００９】これまで、クラムシェル調理システムは上
部調理プラテンを下部パティ上のパティのグループに押
しつけるのに重力に依存してきた。調理中の上部プラテ
ンと下部プラテンとの間の最小の間隔（許容し得る最小
の間隔或いはギャップ）を制御するためにプラテンスト
ッパも設けることができ、これにより調理されるパティ
が過度に凝縮するのを防いでいた。一般にプラテンスト
ッパは、上部プラテンと下部プラテンとの間のギャップ
の大きさを調節するために手動で操作されなければなら
ない。手動で操作されるストッパピンを使用すると、ス
トッパピンによって、上部及び下部プラテン上の使用で
きる調理面積が狭くされ、上部プラテンを清潔にするの
が困難になるため、不利であった。更に、調理領域内或
いはその近傍のストッパピンは、ストッパピン上で焼か
れる可能性がある油や他の異物に影響されて、調節が妨
げられる。更に、ギャップを手動で調整することは、特
に幾つかのノブを単一のプラテン上で調節しなければな
らない場合に作業員によって誤動作されることにもつな
がっていた。
【００１０】別の従来のシステムでは、プラテン支持ア
ームに接続されたカムを調節することによりギャップを
自動的に設定することができる。しかし、カムと機械的
接続部が油や他の異物に影響されて、ギャップの調節に
支障をきたしていた。また、カムはパティの厚さの変化
に適応するために必要な浮動性を提供することができな
い。必要な浮動性を提供するには上述したピンに類似す
るばね負荷式のストッパピンが必要であった。
【００１１】従って、ギャップの自動調節機構を有する
二面調理システムが必要とされる。更に、浮動性を提供
するのにストッパピンに依存しないギャップ自動調節シ
ステムが必要とされる。
【００１２】
【発明の概要】本発明は、支持構造体、下部調理プラテ
ン組立体、プラテン支持アーム、上部調理プラテン組立
体、及び電子ギャップ調節組立体を含む二面調理システ
ムに関する。下部調理プラテン組立体は頂部調理面を有
し、支持構造体に固定されている。プラテン支持アーム
は支持構造体に取り付けられており、第１及び第２位置
に移動可能である。上部調理プラテン組立体はプラテン
支持アームに接続され、底部調理面を有している。プラ
テン支持アームが第１位置にある場合に、頂部調理面と
底部調理面とは所定ギャップにより離隔される。電子ギ
ャップ調節組立体は上部プラテン組立体に接続されてお
り、頂部調理面と底部調理面との間のギャップを調節し
ている。電子ギャップ調節組立体はベルト駆動システム
を有しており、当該ベルト駆動システムによって底部調
理面と頂部調理面とのギャップの幅を所定範囲内で微調
整することができるようになっている。
【００１３】本発明は更に、下部調理プラテン及び上部
調理プラテン組立体を有するクラムシェル型調理装置に
関する。下部調理プラテンは頂部調理面を有する。上部
調理プラテン組立体は下部調理プラテンの上方に配設さ
れている。上部調理プラテン組立体は底部調理面を有す
る上部調理プラテンを含む。上部調理プラテン組立体は
下部調理位置及び上部上昇位置に移動可能である。頂部
調理面及び底部調理面は、上部プラテン組立体が下部調
理位置にある場合に、所定ギャップにより離隔されてい
る。上部調理プラテン組立体は、頂部調理面と底部調理
面との間のギャップを調節するための電子ギャップ調節
手段を有する。電子ギャップ調節手段は底部調理面と前
記頂部調理面とのギャップの幅を所定範囲で微調整する
ことができるようになっている。
【００１４】本発明は更に、上部調理プレート及び下部
調理プレートを有する改良型クラムシェル調理装置に関
する。上部調理プレートは上部調理位置及び下部調理位
置に移動可能である。上部調理プレートは、下部調理位
置にある場合に所定ギャップにより下部調理プレートか
ら離隔されている。この改良品は上部調理プレートに接
続された電子ギャップ調節機構を更に含む。電子ギャッ
プ調節機構は上部調理プレートと下部調理プレートとの
間のギャップを調節する。電子ギャップ調節機構はスト
ッパ、駆動システム及びモータを有する。ストッパは駆
動機構により特定の位置まで駆動されてギャップを画成
する。駆動機構はモータにより駆動されて、調理作業中
にギャップを変更できるようにストッパを浮動させる。
【００１５】本発明の１態様によれば、クラムシェル調
理装置における上部調理プラテン組立体のギャップ調節
機構はベルト、ストッパ、及びカムを駆動するモータを
有する。ベルトに関した固有の柔軟性は、食品の厚さの
小さな差や、食品を投入して調理する時の食品の厚さの
減少に微妙に適応する浮動性を提供する。ベルトは上部
調理プラテン及び下部調理プラテン間にある食品に対し
て適切な圧力を与える。
【００１６】本発明の別の態様によれば、ステップモー
タが特定のギャップのサイズに関連した多くの位置まで
ベルト駆動システムを駆動する。ステッパモータ及びベ
ルト駆動システムは数千分の１インチの精度まで達成可
能である。ユーザはキーパッド上のキーを選択すること
により食品の特定のタイプの特定のギャップの厚さを選
択するのが好ましい。電子インターフェースによりスト
ッパピンの手動による機械的調節に関する作業員の誤り
を減少させることができる。
【００１７】本発明の別の側面によれば、ステッパモー
タが上部プラテン組立体内に配置され、これにより二面
調理システムの支持構造体と上部プラテン組立体との間
のギャップ調節のための機械的接続が不要になる。この
ように、調理作業に関連した油や他の異物に影響されや
すい機械的接続ではなく、上部プラテン組立体にワイヤ
を接続させるだけで良い。ステッパモータが上部プラテ
ン組立体に接続されて下部プラテンに接触される。
【００１８】以下に、添付図面を参照し、本発明の実施
形態を説明する。同様な部材には同様な符号を付す。
【００１９】
【好ましい実施形態の詳細な説明】図１及び図２を参照
すると、二面調理システム或いはクラムシェルグリル装
置１０は前部１１Ａ及び後部１１Ｂを有する隆起した支
持構造体１１を備えている。支持構造体１１は、スチー
ル板等の熱伝導性材料でできた下部調理プラテン１５を
備えている。プラテン１５は、鋳造アルミニウム、耐摩
耗性スチール、鋳鉄、ステンレス鉱、軟鉄、セラミック
材料、金属材料、或いは強度の高い他の熱伝導性媒体で
製造することができる。プラテン１５は、厚さ３／４イ
ンチ、幅３８インチ、及び深さ２４インチであるのが好
ましい。図示されたプラテン１５は長方形であるが、形
状及び大きさは様々で良い。
【００２０】図１を参照すると、二つの可動上部調理プ
ラテン組立体２５及び２５’が並んで配置されており、
各々の幅は下部調理プラテン１５の幅の２分の１より僅
かに小さい。上部調理プラテン組立体２５及び２５’は
同様な構造であって同様の符号が付されており、対応す
る部品を示すために使用されている。代わりに、単一の
上部調理プラテン（図示せず）組立体も使用でき、プラ
テン組立体２５及び２５’は多種の形状をとることがで
きる。
【００２１】各上部プラテン組立体２５及び２５’は、
鋳造アルミニウム板等の熱伝導性材料で作られた上部調
理プラテン２６を備えている。各上部調理プラテン２６
は、加熱部材（図示せず）と接続された調理面２８の下
面或いは底面に平坦で滑らかな調理面を有する。プラテ
ン２６は長方形で、幅１６．５インチ、深さ１３インチ
である。更に、プラテン２６はプラテン１５と同じ材料
で作ることができる。上部プラテン２６及び下部プラテ
ン１５の材料、形状及び寸法は限定されない。適切であ
れば如何なるタイプの加熱面でも使用可能である。
【００２２】各プラテン組立体２５及び２５’は隆起し
たプラテン支持アーム９２（図２）に、下部調理位置
（図１の組立体２５’）と上部調理位置（図１の組立体
２５）との間を軸線を中心として揺動するように取り付
けられている。支持アーム９２は支持構造体１１に結合
されている。別の支持アームを使用することもできる。
例えば、上部プラテン組立体２５及び２５’を上昇位置
及び調理位置に上下するために、スイベル、ピボット、
自動システム、或いは他の装置を使用することもでき
る。
【００２３】図２を参照すると、プラテン組立体２５は
プラテン支持アーム９２を介して支持構造体１１に枢動
的に取り付けられている。プラテン組立体２５は、上部
調理プラテン２６、支持構造体４０及びばね機構４２を
備えている。支持構造体４０は、ハンドル或いはストッ
パ当接部４４，ベルト駆動機構４６，ステッパモータ４
８及び枠５０を含んでいる。支持構造体４０の枠５０
は、駆動機構４６と、ステッパモータ４８と、当接部４
４との間の関係を維持している。当接部４４及びモータ
４８は枠５０に固定されている。駆動機構４６はモータ
４８に係合しており、枠５０とは柔軟に係合している。
【００２４】当接部４４は、組立体２５が下部調理位置
にある場合に下部プラテン１５の上部調理面に載置され
る端部５２を有しているのが好ましい。当接部４４は、
組立体２５が下部調理位置にある場合に、上部調理プラ
テン２６と下部調理プラテン１５との間のギャップを定
める機械的ストッパを提供している。当接部４４の端部
５２は、モータ４８の位置によって画される距離だけプ
ラテン２６の面２８を越えて延び、この距離は特定の設
定用の可能最小距離である。
【００２５】ベルト駆動システム４６は、ベルト６０，
ベルト６２，カム６４，回転軸受６６及び回転軸受６８
を有している。軸受６６及び６８は枠５０に接続されて
いる。ベルト６２はプラテン２６に固定されたプラテン
支持体７２に固定された端部７０を有する。同様に、ベ
ルト６０はプラテン２６に固定されたプラテン支持体７
２に固定された端部７４を有する。従って、システム４
６のベルト６０及び６２はカム６４及びモータ４８によ
り支持構造体４０に接続され、更に、プラテン支持体７
２によりプラテン２６にも連結されている。また、プラ
テン支持体７２はばね機構４２により支持体４０に連結
されている。ばね機構４２は外方に付勢して支持体４０
をプラテン支持体７２から離間する方向に押圧するのが
好ましい。
【００２６】駆動機構４６はプラテン支持体７２に対し
て当接部４４を移動させて上部プラテン２６と下部プラ
テン１５との間にギャップを画成させる。駆動システム
４６がカム６４を予め選択されていた位置まで回動する
ことによりギャップに関した距離を調節する。カム６４
を、ストッパ４４に関連した組立体２５の端部から見て
反時計方向に回動させると、ベルト６０及び６２がプラ
テン支持体７２を引き寄せて支持構造体４０に接近さ
せ、これにより当接部４４の端部５２とプラテン２６と
の間のギャップが広がる（例えば、プラテン２６とプラ
テン１５との間のギャップが広がる）。モータ４８がカ
ム６４を時計方向に回動させると、ベルト６０及び６２
がプラテン支持体７２を支持構造体４０から更に引き離
し、これにより、プラテン２６とプラテン１５との間の
ギャップが狭くなる。重力及びばね機構４２によって、
支持構造体７２がカム６４の位置により設定された距離
だけ確実に支持体４０から完全に離間されることが確保
される。カム６４は略円形であり、当接部４４をより正
確に位置決めするために二つの平坦な側部を有している
のが好ましい。
【００２７】ベルト６０及び６２は潤滑油を必要としな
い、スチール製の丈夫で延びないリボン状体が好まし
い。代わりに、ベルト６０及び６２は、ケヴラー(kevla
r)繊維、リンク、ケーブル、チェーン、或いはその他の
ベルト構造体であっても良い。ベルト６０及び６２は、
ギャップが、ハンバーガのパティ等の食品の厚さの僅か
な差を自己調整することができる浮動性（僅かな弾力
性）を元来備えているのが好ましい。更に、浮動性によ
って、ギャップが、ハンバーガのパティが調理される場
合のサイズの変化を調整され得るようにしている。従っ
て、機構４６は調理作業に必要な浮動性を提供するため
にばね付勢されたストッパを必要としない。
【００２８】駆動機構４６及びモータ４８を上部プラテ
ン組立体２５内に配置すれば、支持構造体１１から上部
プラテン組立体２５までを機械的に接続しなくて良いの
で都合が良い。好ましくは、適切なギャップの設定のた
めに、電子ケーブルだけはユーザインターフェース８０
（図１）に設ける必要がある。ステッパモータ４８はマ
イクロプロセッサで制御されるのが好ましく、カム６４
の正確な位置決めを提供する。インターフェース８０か
らのケーブルは、好ましくは支持構造体４０のチューブ
９２を通して提供される。
【００２９】駆動機構４６はプラテン２６の偶角部近傍
の４点で接続されていることが好ましい。モータ４８は
１組のベルト間に配置され、各組に接続した二つのカム
を有する。
【００３０】作業者は、インターフェース８０（好まし
くはキーパッド）を用いてボタンを押してシステム１０
のための個々のギャップ設定を選択する。例えば、ユー
ザは厚いハンバーグ、薄いハンバーグ或いは他の食べ物
のためのギャップ設定を選択することができる。また、
プラテン２６及び１５が最大ギャップ距離まで離間する
リセット或いはホーム設定が提供されるのが好ましい。
組立体２５及び２５’が調理位置に運ばれる度に、或い
はギャップ距離がインターフェース８０を介して変更さ
れる度に、システム１０がプラテン２６及び１５を最大
ギャップ距離（ホームポジション）まで離間させること
が好ましい。ホームポジションに達した後、プラテン２
６及び１５はインターフェース８０からの選択に従って
互いに接近される。このように、モータ４８及びシステ
ム１０は、最初にホームポジションにリセットすること
なく、１の選択された位置から他の選択された位置まで
移動させることによって、以前の位置決めのエラーが繰
り返されないことが確保される。電気が切れてしまった
場合、モータ４８は自動的にホームポジションにリセッ
トされ、これにより組立体２５及び２５’が故障時の下
部ギャップ設定にロックされることが防止され得ること
が好ましい。
【００３１】与えられた詳細な図面、特定の実施形態、
及び特定の構成部材の値は本発明の好適な実施形態を示
すものであり、これは説明を目的のためだけであること
を理解されたい。本発明の装置は開示した状態及び正確
な詳細箇所に限定されるものではない。更に、特定のク
ラムシェルタイプの調理装置を示したが、上部プラテン
及び下部プラテンを使用した他の調理装置でも本発明の
調節機構を利用することができる。以下の請求の範囲に
限定される本発明の精神から逸脱することなく、開示さ
れた詳細に対して種々の変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】上昇位置にある上部調理プラテンと下部調理位
置にある他の上部調理プラテンとを備えたデュアル（du
al）上部調理プラテン組立体を有する調理装置の正面図
である。
【図２】本発明の実施形態による図１に示した上部調理
プラテン装置の一つの破断斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−47323（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47J 37/06

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 支持構造体と、 頂部調理面を有する、前記支持構造体に固定された下部
    調理プラテン組立体と、 前記支持構造体に枢動的に取り付けられた、第１及び第
    ２位置に移動可能なプラテン支持アームと、 前記プラテン支持アームに結合され且つ底部調理面を有
    し、前記プラテン支持アームが前記第１位置にある場合
    に、前記頂部調理面と前記底部調理面とが所定ギャップ
    により離間されるようになっている上部調理プラテン組
    立体と、 前記上部プラテン組立体に結合された、前記頂部調理面
    と前記底部調理面との前記ギャップの幅を調節可能なベ
    ルト駆動システムを含むギャップ調節組立体であって、
    該ベルト駆動システムによって前記底部調理面と前記頂
    部調理面との前記ギャップの幅を所定範囲内で微調整す
    ることができるようになっているギャップ調節組立体
    と、 を備えた二面調理システム。
  2. 【請求項２】 前記調節組立体が、前記上部調理プラテ
    ン組立体内に配置された請求項１記載の二面調理システ
    ム。
  3. 【請求項３】 前記調節組立体が、ステッパモータを含
    む請求項２記載の二面調理システム。
  4. 【請求項４】 前記ベルト駆動システムが、複数のベル
    トに結合された複数のカムを含む請求項３記載の二面調
    理システム。
  5. 【請求項５】 前記調節組立体が前記ベルト駆動システ
    ムに結合されたストッパ当接部を含み、該ストッパ当接
    部は前記プラテン支持アームが前記第１位置にある場合
    に前記頂部調理面と接触し、前記ベルト駆動システムは
    前記ストッパ当接部を移動して前記ギャップを調節する
    請求項４記載の二面調理システム。
  6. 【請求項６】 前記調節組立体が複数のばね機構を含
    み、該ばね機構は前記ベルト駆動システムと前記底部調
    理面との間に固定されている請求項５記載の二面調理シ
    ステム。
  7. 【請求項７】 頂部調理面を有する下部調理プラテン組
    立体と、 前記下部調理プラテンの上方に配設された上部調理プラ
    テン組立体と、 を備え、 該上部調理プラテン組立体が底部調理面を有する上部調
    理プラテンを含み、 前記上部調理プラテン組立体が下部調理位置と上部上昇
    位置とに移動可能であり、 前記上部プラテン組立体が前記下部調理位置にある場合
    に、前記頂部調理面と前記底部調理面とが所定ギャップ
    により離間され、 前記上部調理プラテン組立体が前記頂部調理面と前記底
    部調理面との間の前記ギャップを調節するための、ベル
    ト駆動システムを含むギャップ調節手段を含み、 該ギャップ調節手段によって前記底部調理面と前記頂部
    調理面との前記ギャップの幅を所定範囲内で微調整する
    ことができるようになっているクラムシェル型調理装
    置。
  8. 【請求項８】 前記ギャップ調節手段が前記上部調理プ
    ラテン組立体内に配置されたベルト組立体を含む請求項
    ７記載のクラムシェル型調理装置。
  9. 【請求項９】 前記ベルト組立体が、チェーン、ベル
    ト、ケーブル、バンド或いはコードを含む請求項８記載
    のクラムシェル型調理装置。
  10. 【請求項１０】 前記ベルト組立体が複数のベルトに結
    合された複数のカムを含む請求項８記載のクラムシェル
    型調理装置。
  11. 【請求項１１】 前記ギャップ調節手段はステッパモー
    タを含む請求項７記載のクラムシェル型調理装置。
  12. 【請求項１２】 前記ギャップ調節手段がストッパ当接
    部を含み、該ストッパ当接部は前記上部プラテン組立体
    が前記下部調理位置にある場合に前記頂部調理面と接触
    し、前記調節手段が前記ストッパ当接部を移動させて前
    記ギャップを調節する請求項７記載のクラムシェル型調
    理装置。
  13. 【請求項１３】 前記ギャップ調節手段が複数のばね機
    構を含み、該ばね機構はベルト駆動システムと前記上部
    調理プラテンとの間に固定されている請求項１２記載の
    クラムシェル型調理装置。
  14. 【請求項１４】 前記カムの少なくとも１は、複数の平
    坦な側部を有する略円形である請求項１０記載のクラム
    シェル型調理装置。
  15. 【請求項１５】 前記ベルト組立体が複数のベルトを有
    し、各ベルトはカム及び前記上部調理プラテン上の固定
    された位置に結合されている請求項８記載のクラムシェ
    ル型調理装置。
  16. 【請求項１６】 上部調理プレート及び下部調理プレー
    トを含み、前記上部調理プレートが上部調理位置と下部
    調理位置との間で移動可能であり、前記上部調理プレー
    トが前記下部調理位置にある場合に所定ギャップにより
    前記下部調理プレートから離間されるクラムシェル型調
    理装置において、 前記上部調理プラテンに結合されたギャップ調節機構を
    備え、該ギャップ調節機構は前記上部調理プラテンと前
    記下部調理プラテンとの間の前記ギャップを調節し、前
    記ギャップ調節機構はストッパ、駆動機構及びモータを
    含み、前記ストッパは前記駆動機構により特定の位置に
    駆動されて前記ギャップを画成し、前記駆動機構は前記
    モータにより駆動され、前記駆動機構は、調理作業中に
    前記ギャップ幅を変更できるように前記ストッパ位置を
    調整できるようになっているクラムシェル型調理装置。
  17. 【請求項１７】 前記駆動機構がチェーン、ベルト、ケ
    ーブル、バンド又はコードを含む請求項１６記載のクラ
    ムシェル型調理装置。
  18. 【請求項１８】 前記ストッパは、前記上部調理プレー
    トが前記下部調理位置にある場合に、前記下部調理プレ
    ートに接触する請求項１７記載のクラムシェル型調理装
    置。
  19. 【請求項１９】 前記ギャップ調節機構が複数のばね機
    構を含み、該ばね機構は、前記ストッパと前記上部調理
    プラテンとの間で機械的に結合された請求項１８記載の
    クラムシェル型調理装置。
  20. 【請求項２０】 前記駆動機構は、前記上部調理プラテ
    ン上の第１点とカムとの間で結合された第１ベルトと、
    前記上部調理プラテン上の第２点と前記カムとの間で結
    合された第２ベルトを含み、前記第１点が第１側にあ
    り、前記第２点が第２側にあり、前記カムが前記第１点
    と前記第２点との間にある請求項１６記載のクラムシェ
    ル型調理装置。
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