JP3090872B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP3090872B2 JP08077924A JP7792496A JP3090872B2 JP 3090872 B2 JP3090872 B2 JP 3090872B2 JP 08077924 A JP08077924 A JP 08077924A JP 7792496 A JP7792496 A JP 7792496A JP 3090872 B2 JP3090872 B2 JP 3090872B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関し、
特に該電子機器に装着した、電子回路を搭載したカード
状電子部品、例えばPCMCIA(Personal Compute
r Memory CardInternational Association)カード
への電力供給を電池により行う構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のPCMCIAカードを装
着可能な電子機器を説明するための回路図である。図に
おいて、200は、PCMCIAカード201を装着す
るためのスロット200aを有する電子機器である。こ
の電子機器200は、ACアダプタ等を介して外部電源
を接続するための外部電源端子200bを有するととも
に、電池を搭載可能な構成となっており、上記PCMC
IAカード201への電力供給は電池202によっても
行なわれるようになっている。
【0003】上記電子機器200は、所要の演算処理を
行うCPU(中央演算処理装置)200aと、その演算
処理用のプログラムなどを格納したROM(リードオン
リーメモリー)200bと、その他の機能回路200c
とを有しており、これらはLSIチップとして構成され
ている。また、上記電子機器200は、CPU200a
やROM200b等のLSIチップを動作させるために
必要な電圧(5V)を作り出す昇圧回路220を有して
いる。
【0004】この昇圧回路220と上記外部電源端子2
00bとの間には、順方向にダイオード(D3)225
が接続され、上記電池202と上記昇圧回路220との
間には、順方向にダイオード(D2)224が接続され
ている。
【0005】また、該昇圧回路220は、上記両ダイオ
ード224,225のカソードに一端が接続されたコイ
ル(L1)222と、該コイル222の他端にアノード
が接続されたダイオード(D1)223と、該ダイオー
ド223の両端と接地とに接続された電源IC221と
から構成されている。
【0006】さらに、上記昇圧回路220の出力は、電
界効果型トランジスタFET1からなるスイッチ素子2
11を介して上記スロット200aに接続されており、
電子機器200の電源をオンにすると、該スイッチ素子
211のゲート入力PCがトランジスタFET1のオン
レベルとなって、該スイッチ素子211を介してPCM
CIAカード201に電源が供給されるようになってい
る。
【0007】ここで、PCMCIAカードとしては、動
作電流の少ない例えばメモリーカードのようなものか
ら、動作電流の多いモデムカードやディスクカードのよ
うなものまで、多岐にわたって用いられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のPC
MCIAカードを装着可能な電子機器は上記のように構
成されているので、以下のような課題があった。
【0009】つまり上述した従来の電子機器200で
は、PCMCIAカードとしては、動作電流の少ないも
のも、動作電流の多いものもあるにも拘わらず、いずれ
のカードに対しても電源の供給を同じように行ってい
た。このため、電子機器の電池の残存容量が不十分な場
合や、電池の負荷駆動能力以上の駆動電流を必要とする
PCMCIAカードを駆動しようとした場合には、カー
ドと電池とが接続された時に、そのカードにこれを駆動
するのに必要な電流が瞬間的に流れ、このようないわゆ
る突入電流の電子機器への影響により、電子機器の暴走
や、場合によって電子機器そのものに組み込まれている
LSI等が破壊される場合もあった。
【0010】例えば、電池の残存容量がほとんど無い電
池の寿命末期に、上記動作電流の多いモデムカードを電
子機器に装着して駆動しようとすると、電子機器に搭載
されているCPUやROM等、さらにはPCMCIAカ
ードの動作に必要な電源電圧VCC(5V)が確保でき
ず、このため電子機器が誤動作するおそれがある。
【0011】また、上記のように電池による電力供給の
他に、ACアダプタを用いて外部からの電力供給が可能
な電子機器では、電池の残存容量は該電子機器を動作さ
せるには不十分であっても、外部からの電力供給により
正常な動作を行わせることができる。
【0012】このような電子機器では、外部からの電力
供給により動作しており、電池の残存容量が該電子機器
を動作させるには十分ではない場合には、停電等により
外部からの電力供給が止まってしまった時、電池の残存
容量が不十分であることから、機器が誤動作を起こすと
いった問題があった。
【0013】なお、特開平1−94493号公報には、
生産ラインにおける現物管理カードなどとして用いられ
るIDカードにおいて、内蔵電池と、該内蔵電池で駆動
されるデータ処理回路と、該データ処理回路と外部装置
との間で通信を行う送受信回路とを有するものが開示さ
れている。このIDカードでは、内蔵電池の出力電圧が
所定の電圧低下検出レベルまで低下した時点で、内蔵電
池の出力レベルが低下していることを外部装置に通知す
るようにし、これにより内蔵電池の出力レベルがIDカ
ードの誤動作レベルまで低下することによる、生産ライ
ンの稼働中におけるIDカードの動作停止を未然に防ぐ
ようにしている。
【0014】ところが、この公報記載の技術は、電池内
蔵のIDカードにおける電池の出力レベル低下を検出し
て、IDカードの誤動作を未然に防ぐものであり、駆動
電流が異なる種々のPCMCIAカードを装着してこれ
を駆動する電子機器を対象とするものではなく、このよ
うな電子機器において、PCMCIAカードの駆動電圧
の低下やカードの駆動電流の違いに起因してカードへの
電源接続時に発生する突入電流による弊害を解消できる
ものではない。
【0015】本発明は,上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、機器本体に装着されたPCMC
IAカード等のカード状電子部品と機器本体の電池とが
接続された時に生ずる突入電流を抑制して、この突入電
流による機器の暴走や内部回路の破壊を防止することが
できる電子機器を得ることを目的としている。
【0016】また、本発明は、機器の外部からの電力供
給により動作している状態で、停電等により外部からの
電力供給が止まった時でも、電池の残存容量が不十分で
あることによる機器の誤動作を回避することができる電
子機器を得ることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係る電子機器は、電子回路が搭載されたカード状電子部
品を装着可能に構成されている。本電子機器は、電源と
して設けられた電池と、該電池からの電力の供給を受
け、所定の信号処理を行う機能回路と、該電池の残存容
量を検出する残存容量検出手段と、該電池からの電力の
供給を受け、本機器に装着されたカード状電子部品を駆
動するカード駆動手段とを備えている。そして、本電子
機器では、該カード駆動手段を、該カード状電子部品の
駆動を行う際、該残存容量検出手段からの電池残存容量
の検出出力に基づいて、その駆動能力を徐々に増大させ
るよう構成している。そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0018】この発明(請求項2)は、請求項1記載の
電子機器において、前記カード駆動手段を、電界効果型
トランジスタを含み、前記残存容量検出手段からの電池
残存容量の検出出力に基づいて、該電界効果型トランジ
スタのゲート電圧を制御して、その負荷としてのカード
状電子部品を駆動する能力を調整する構成としたもので
ある。
【0019】この発明(請求項3)は、請求項1記載の
電子機器において、前記残存容量検出手段からの電池残
存容量の検出出力を受け、該電池残存容量が所定量以下
であると判定した時、前記電池からカード状電子部品へ
の電力の供給を遮断する電力供給遮断手段を備えたもの
である。
【0020】この発明(請求項4)は、請求項1記載の
電子機器において、前記機能回路を搭載したLSIチッ
プに供給される電源のレベルを検出する電源レベル検出
手段と、該電源レベル検出手段からの検出出力を受け、
該LSIチップに供給される電源のレベルが所定の基準
電圧以下であると判定した時、前記電池からカード状電
子部品への電力供給を遮断する電力供給遮断手段とを備
えたものである。
【0021】この発明(請求項5)は、請求項1記載の
電子機器において、前記電池から本機器内の各部分へ電
力を供給する回路構成に加えて、本機器外部の電源から
本機器内の各部分へ電力を供給する回路構成を備えると
ともに、該本機器外部の電源と該本機器内の各部分との
間に設けられたスイッチ回路を備え、前記残存容量検出
手段による電池の残存容量の検出が行われる時、該スイ
ッチ回路により本機器外部の電源から本機器内の各部分
への電力の供給を遮断するようにしたものである。
【0022】以下、本発明の作用について説明する。
【0023】この発明(請求項1)においては、カード
状電子部品を駆動するカード駆動手段を、カード状電子
部品の駆動を行う際、残存容量検出手段からの電池残存
容量の検出出力に基づいて、その駆動能力を徐々に増大
させるよう構成したから、電池残存容量が不十分である
場合、あるいは電池の負荷能力以上の駆動能力を要する
カード状電子部品を駆動する場合でも、カード状電子部
品が電池に接続されたときに生ずる突入電流を抑制する
ことができ、該突入電流に起因する電子機器の暴走や電
子機器に搭載されているLSIチップなど電子部品の破
壊を回避することが可能となる。
【0024】この発明(請求項2)においては、前記カ
ード駆動手段を、電界効果型トランジスタを含み、前記
残存容量検出手段からの電池残存容量の検出出力に基づ
いて、該電界効果型トランジスタのゲート電圧を制御し
て、その負荷としてのカード状電子部品を駆動する能力
を調整する構成としたので、上記カード駆動手段を1つ
の半導体素子により実現でき、部品点数の増大や回路構
成の複雑化を招くことなく、上記突入電流の機器への悪
影響を防止できる。
【0025】この発明(請求項3)においては、前記残
存容量検出手段からの電池残存容量の検出出力を受け、
該電池残存容量が所定量以下であると判定した時、前記
電池からカード状電子部品への電力の供給を遮断するよ
うにしたので、電子機器内の電源レベルが、これに搭載
されているCPUやROM等、さらにはカード状電子部
品の動作に必要な電源電圧VCC(5V)以下となって
電子機器が誤動作するのを回避することができる。
【0026】この発明(請求項4)においては、機能回
路を搭載したLSIチップに供給される電源のレベルを
検出する電源レベル検出手段を備え、その検出出力に基
づいて該LSIチップに供給される電源のレベルが所定
の基準電圧以下であると判定した時、電池からカード状
電子部品への電力供給を遮断するようにしたので、上記
請求項3と同様、電子機器に搭載されているCPUやR
OM等、さらにはカード状電子部品の動作に必要な電源
電圧VCC(5V)が確保できず電子機器が誤動作する
のを回避することができる。
【0027】この発明(請求項5)においては、電池か
ら本機器内の各部分へ電力を供給する回路構成に加え
て、本機器外部の電源から本機器内の各部分へ電力を供
給する回路構成を備えるとともに、該本機器外部の電源
と該本機器内の各部分との間に設けられたスイッチ回路
を備え、残存容量検出手段による電池の残存容量の検出
が行われる時、該スイッチ回路により本機器外部の電源
から本機器内の各部分への電力の供給を遮断するように
したので、その機器への電力供給が内蔵電池の他に外部
の電源から行われている場合でも、その時点での電池の
残存容量を正確に検出することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の実施形態1による電子
機器の回路構成を示す図、図2は、該電子機器に装着さ
れたPCMCIAカードに電源を供給する処理の流れを
示す図、図3は、該PCMCIAカードへ電源を供給す
る際の、電子機器の各部での信号レベルの変化を示す図
である。
【0029】図において、図6と同一符号は従来の電子
機器200と同一のものを示し、101は本実施形態1
の、PCMCIAカード201を装着するためのスロッ
ト200aを有する電子機器である。この電子機器10
1は、PCMCIAカード201への電力供給を行う
際、その供給電力の電圧を、電池の残存容量を確認しな
がら徐々にアップしていくように構成されている。この
ようにPCMCIAカード201への供給電力の電圧を
徐々に増大していく方法としては、デジタル的に電圧制
御を行う方法と、アナログ的に電圧制御を行う方法の両
方が考えられるが、本実施形態1では、デジタル的に電
圧制御を行う構成を採用した例について説明する。
【0030】この電子機器101は、従来の電子機器2
00と同様、ACアダプタ等により外部電源を接続する
ための外部電源端子200bを有するとともに、内部電
源としての乾電池を2本搭載可能な構成となっており、
上記PCMCIAカード201への電力供給は電池20
2によっても行なわれるようになっている。また、上記
電子機器101は、所要の演算処理を行うCPU(中央
演算処理装置)101aと、その演算処理用のプログラ
ムなどを格納したROM(リードオンリーメモリー)1
01bと、その他の機能回路101cとを有するととも
に、CPU101aやROM101b等を動作させるた
めに必要な電圧(5V)を作り出す昇圧回路220を有
している。ここで、上記CPU101a,ROM101
b,及び機能回路101cは、本電子機器の演算処理部
となっており、LSIにより構成されている。なお、上
記昇圧回路220は従来の電子機器200のものと同一
構成となっている。
【0031】そして、本実施形態1では、上記電子機器
100は、上記電池202の出力電圧を受け、その残存
容量を監視する第1の電圧検出器(VDT1)121
と、PCMCIAカード201に供給される電源電圧を
受け、これを監視する第2の電圧検出器(VDT2)1
22と、CPU111,ROM112等の本電子機器の
信号処理部(システム)を構成するLSIに供給される
電源電圧を受け、その電圧レベルを監視する第3の電圧
検出器(VDT3)123とを有している。ここでは、
上記昇圧回路220からの出力電圧は、電圧レベルを5
Vに制限するレギュレータ130を介して、本電子機器
の信号処理部(システム)を構成するLSIに供給され
るようになっている。また、上記各電圧検出器121〜
123の検出出力は、上記CPU101aに供給される
ようになっている。また、外部電源端子200bと昇圧
回路220との間には、電界効果型トランジスタFET
5からなるスイッチ素子115が接続されている。この
スイッチ素子115は、外部電源端子200bに外部電
源が接続されている状態で、外部電源から本電子機器へ
の電力供給を遮断するためのものであり、このスイッチ
素子を遮断することにより、真の電池残存容量の測定が
可能となる。
【0032】また、この実施形態1の電子機器101
は、PCMCIAカード201への電源電圧をディジタ
ル的に調整する電流調整回路110を有している。この
電流調整回路110は、上記スイッチ素子211と昇圧
回路220との間に直列に接続された第1の抵抗素子
(R1)116〜第4の抵抗素子(R4)119を有し
ている。またこの電流調整回路110は、上記第1の抵
抗素子116と並列に接続されたスイッチ素子112
と、上記第1,第2の抵抗素子116,117と並列に
接続されたスイッチ素子113と、上記第1ないし第3
の抵抗素子116〜118と並列に接続されたスイッチ
素子114とを有している。ここで上記電流調整回路1
10を構成する各スイッチ素子112〜114は、それ
ぞれPチャネル型電界効果トランジスタFET2〜FE
T4から構成されている。そして、上記各スイッチ素子
にはその開閉を制御するための制御信号/Y0,/Y
1,/Y2が上記CPU101aから供給されるように
なっている。
【0033】次に動作について説明する。まず、第1〜
第3の電圧検出器121〜123の動作について説明す
る。第1の電圧検出器121には電池202で発生され
た電圧が、第2の電圧検出器122には、PCMCIA
カードに供給される電源電圧が入力され、第3の電圧検
出器123にはCPUなどシステムを構成するLSIに
供給される電源電圧が入力される。
【0034】ここで、各電圧検出器は、入力電圧があら
かじめ設定されている基準電圧よりも高い電圧であれ
ば、「1」レベルの信号を出力し、一方、入力電圧が上
記基準電圧よりも低い電圧であれば、「0」レベルの信
号を出力する。
【0035】例えば、上記第1の電圧検出器121の基
準電圧が2.5Vに設定されている場合、上記電池とし
て乾電池を使用すると、使用初期の時点では電池の出力
電圧は3V(=1.5×2)であるので、この時点で
は、上記第1の電圧検出器121の出力電圧は「1」レ
ベルとなる。また、電子機器をいくらか使用して電池の
発生電圧が2.4V(=1.2×2)となったとする
と、この時点では、上記第1の電圧検出器121の出力
は「0」レベルに変化する。
【0036】続いて、PCMCIAカードに電源電圧を
供給する際に、供給電圧をデジタル的に制御して徐々に
増大していく方法として、上記電流調整回路110を構
成するFETに対してデジタル的なオンオフ制御を行う
方法について、図2(a),(b)及び図3を用いて説
明する。
【0037】図2(a)に示すように、例えば、タイミ
ングt(=t0)に本電子機器101の電源をオンす
る。そして、PCMCIAカード201を駆動する場合
は、PCMCIAカード201を上記スロット200a
に装着する。すると、CPU101aは、図示しないセ
ンサーからの信号により、上記PCMCIAカードが装
着されたことを検知し、まず、タイミングt(=t1
にて、スイッチ素子112〜114をオフ状態としたま
まで、スイッチ素子211をオンして該カード201に
電源を供給する(ステップS1)。ここで、本電子機器
101が外部電源から電力の供給を受けている場合は、
上記スイッチ素子115をオフして外部電源からの電力
の供給を遮断し、本機器には、電池からのみ電力が供給
されるようにする。
【0038】この時点では、電流調整回路110の抵抗
の値は、最大値(R1+R2+R3+R4)となってお
り、PCMCIAカード201に流れ込む時間当たりの
電流量,すなわち電力供給能力は最小の状態となってい
る。
【0039】続いて、上記CPU101aは、タイミン
グt(=t2)にて各電圧検出器121〜123の出力
電圧レベルの判定を行う(ステップS2)。具体的に
は、CPU101aは、まず第1の電圧検出器121の
出力電圧レベルの判定を行う。この時上記出力電圧レベ
ルが「1」レベルであれば、つまり電池での発生電圧
が、予め設定された基準電圧より高くなっていれば、第
2及び第3の電圧検出器122,123の出力電圧レベ
ルの判定を行う。そして、全ての検出器の出力電圧レベ
ルが「1」レベルであれば、PCMCIAカードの駆動
に必要とされる電池容量があるものとして、CPU10
1aはこのカード201の使用を許可する。この後、始
めてPCMCIAカード201と電子機器101との間
でのデータアクセスが可能となる。つまり、CPU10
1aは、カードの種類等を判定し(ステップS5)、カ
ードに所定の処理を行わせる。
【0040】一方、上記スイッチS2での判定の結果、
第1の電圧検出器121の出力電圧レベルが「0」レベ
ルであれば、CPU101aは電池容量が無いものとし
て上記スイッチ素子211をオフする(スイッチS
6)。これによりカードへの電源供給処理が終了する。
なお、上述したように、PCMCIAカードの駆動に必
要となる電流量は、カードにより異なるため、この時点
で使えるカードと使えないカードとがでてくる。
【0041】また、上記スイッチS2での判定の結果、
第1の電圧検出器121の出力電圧レベルが「1」レベ
ルであり、第2の電圧検出器122の出力電圧レベルが
「0」である場合は、CPU101aは、タイミングt
3からt4の期間にて、電圧制限回路110による調整動
作(ステップS3)と、その調整後の判定処理(ステッ
プS4)とを行う。
【0042】つまり、このステップS3では、CPU1
01aは、電流調整回路110のスイッチ素子116を
オンして、第1及び第2の電圧検出器121,122の
出力電圧レベルの判定を行う。上記のようにスイッチ素
子112がオンすると、このスイッチ素子112により
抵抗116がショートされることとなり、電子機器10
1のPCMCIAカード201への電力供給能力がアッ
プする。その後、上記各電圧検出器121〜123の出
力電圧レベルを判定する(ステップS4)。その判定の
結果、各電圧検出器121〜123の出力電圧レベルが
すべて「1」レベルであれば、CPU101aの処理
は、ステップS5へ進み、その後、電子機器とPCMC
IAカードとの間でのデータアクセスが可能となる。
【0043】また、上記スイッチ素子112をオンした
時点で、上記各電圧検出器121〜123の出力電圧レ
ベルがすべて「1」レベルにならない場合は、CPU1
01aは、これらの電圧検出器の出力電圧レベルがすべ
て「1」レベルになるまで、上記ステップS3及びS4
の処理を繰り返し行う。つまり、上記スイッチ素子11
2をオンした後、これをオフするとともにスイッチ素子
113をオンして電圧検出器の出力電圧レベルを判定す
る。ここで、上記各電圧検出器121〜123の出力電
圧レベルがすべて「1」レベルにならなければ、続いて
スイッチ素子113をオフするとともにスイッチ素子1
14をオンして電圧検出器の出力電圧レベルを判定す
る。
【0044】ここで、スイッチ素子113あるいは11
4をオンした時点で上記電圧検出出力121〜123の
出力が全て「1」レベルとなれば、CPU101aはそ
の時点でPCMCIAカードが使用可能と判定し、CP
U101aの処理はステップS5へ進み、その後のタイ
ミングt(=t5)にて、電子機器とPCMCIAカー
ドとの間でのデータアクセスが可能となる。また、本電
子機器101に外部電源が供給されている場合は、この
時点で、上記スイッチ素子115をオンして、外部電源
を内蔵の電池と併用するようにする。
【0045】一方、最終的に、タイミングt(=t5
にて上記スイッチ素子114をオンしても、まだ上記各
電圧検出器121〜123の出力電圧レベルが全ての
「1」レベルにならないのであれば、CPU101a
は、このカードは、電池の負荷駆動能力以上の電流が必
要であると判断して、その後のタイミングt(=t6
にて、スイッチ素子211及び114をオフしてこのカ
ードの使用を拒否する。
【0046】このように本実施形態1では、電子機器に
装着されたPCMCIAカードへ電力供給を行う際、内
蔵された電池の残存容量を確認しながら、該カードへの
電力供給能力を徐々に増大していくようにしたので、カ
ードが電源に接続された時の突入電流による電圧変動を
抑えることができ、これにより機器が誤動作するのを防
止できる。
【0047】また、本実施形態1では、上記電力供給能
力をアップしている段階で、各電圧検出器の出力電圧レ
ベルをモニターしているので、CPUは、該電力供給能
力の増大を行っている最中に、第1の電圧検出器や第3
の電圧検出器の出力電圧レベルから、電池容量の不足
や、システムを構成するLSIの電源電圧の低下を認識
することができる。このため、該電力供給能力の増大を
行っている最中でも、スイッチ素子211をオフするよ
うにできる。
【0048】これにより、電池の能力以上の電流を必要
とするカードが接続された場合に、上記電流供給能力の
調整中に、CPU等システムを構成するLSIの電源電
圧が設定電圧以下に低下して機器が誤動作するのを防止
することができる。
【0049】また、本実施形態では、電子機器とACア
ダプタとの接続により、電子機器に外部電源が供給され
ている場合には、各電圧検出器からの出力電圧レベルを
判定する際には、スイッチ素子115をオフして外部電
源の供給を遮断するようにしているので、電子機器がA
Cアダプタと接続されている場合にも、真の電池の残量
を確認することができる。これにより、電池容量が十分
である場合にのみ、PCMCIAカードの駆動を行うよ
うにすることにより、カード使用中に外部からの電力供
給が停止した場合でも、電池からの電源の供給により十
分対応でき、CPU等システムを構成するLSIの電源
電圧の低下による機器の誤動作を回避することができ
る。
【0050】なお、上記実施形態1では、PCMCIA
カード201への供給電力の電圧を徐々に増大していく
構成として、デジタル的に電圧を制御する構成について
示したが、これはアナログ的に電圧制御を行うようにし
てもよく、以下の実施形態2では、アナログ的な電圧制
御によりPCMCIAカード201への供給電力の電圧
を徐々に増大していくものについて説明する。
【0051】(実施形態2)図4は本発明の実施形態2
による電子機器の構成を説明するための図であり、図に
おいて、図1と同一符号は、実施形態1の電子機器10
1と同一のものを示し、102は本実施形態2の、CP
U102a,ROM102b,他の機能回路102cを
有する電子機器で、上記実施形態1の電子機器101と
同様、PCMCIAカード201を装着するためのスロ
ット200aを有しており、該PCMCIAカード20
1への電力供給を行う際、その供給電力の電圧を、電池
の残存容量を確認しながら、アナログ的に徐々にアップ
していくように構成されている。
【0052】この実施形態2の電子機器102は、上記
実施形態1の電子機器101におけるデジタル式電流調
整回路110に代えて、アナログ式電流調整回路102
bと、該回路102bをCPU102aからの制御信号
により制御する電源コントロール回路131とを備えた
ものである。
【0053】上記アナログ式電流調整回路132は、上
記昇圧回路220と上記スイッチ素子211との間に接
続され、そのゲート入力に応じてドライブ能力の調整が
可能な電界効果型トランジスタ(FET6)132a
と、該トランジスタ132aに並列に接続された抵抗素
子(R5)132bとから構成されている。
【0054】ここで上記トランジスタ132aの特性を
簡単に説明すると、このトランジスタ132aはゲー
ト、ソース間に電位差を与えることによりオンする。つ
まり、ソース、ドレイン間が導通状態となる。但し、そ
の時のゲート、ソース間の電位差の大きさに応じてオン
抵抗に違いがでてくる。また、上記抵抗素子R5はこの
ゲート,ソース間の電位差とオン抵抗の値との関係を線
形に近付けるためのものである。
【0055】上記電圧コントロール回路131は、上記
トランジスタ132aの昇圧回路220側端子(ソー
ス)と接地との間に直列に接続されたN個の抵抗素子R
1,Rc2,・・・,RcNと、上記CPU102aか
らの制御信号をデコードしてN個のデコーダ信号を出力
するデコーダ131aと、該各デコード出力により開閉
制御される第1〜第NのスイッチSWNとを有してい
る。
【0056】ここで、上記第1のスイッチSW1は、上
記トランジスタ132aのソース及びゲート間を短絡,
開放するものであり、上記スイッチSW2、SW3,・・
・,SWNは、それぞれ上記抵抗素子Rc2,Rc3,・
・・,RcN-1と抵抗素子Rc3,Rc4,・・・,RcN
との接続点と、該トランジスタ132aのゲートとの間
を短絡,開放するものである。
【0057】次に動作について図5を参照して説明す
る。PCMCIAカードの駆動を行う場合、該カードを
スロット200aに装着すると、まず、CPU102a
は、上記トランジスタ211をオンして、PCMCIA
カードに電源を供給する。この時、電流調整用トランジ
スタ132aはオフの状態となっている。つまり、上記
スイッチSW1がオンしてそのゲートとソースとが同電
位となっている。従って、昇圧回路220とスイッチ素
子211との間の抵抗は、抵抗素子R1のみとなり、電
力供給能力は最小の状態にある。
【0058】この状態で、第1の電圧検出器121の出
力電圧レベルを判定する。この電圧レベルが「1」レベ
ルであれば、第2,第3の電圧検出器122,123の
出力電圧レベルを判定する。一方、上記第1の電圧検出
器121の出力電圧レベルが「0」レベルであれば、C
PU102aは、電池容量が無いものとして上記スイッ
チ素子211をオフする。
【0059】また、上記各電圧検出器121〜123の
出力電圧レベルがすべて「1」レベルであれば、CPU
102aは、電池容量があるものとしてこのカードの使
用を許可する。上述したように、カードが必要とする電
流量は、カードによりそれぞれ異なるため、この時点で
使えるカードと使えないカードがでてくる。この点はデ
ジタル式電流調整回路を用いた上記実施形態1の電子機
器101と同様である。
【0060】上記スイッチSW1〜SWnは、CPU1
02aからの制御信号を受けるデコーダ131aのデコ
ード出力によりオンオフ制御され、該スイッチSW1〜
SWnを順番にオンしていくことにより、電流調整用ト
ランジスタ132aのゲート及びソース間の電位差を徐
々に大きくしていくことができる(図5(a)参照)。
この電位差が大きくなるに伴って、該トランジスタ13
2aのソース及びドレイン間のオン抵抗が徐々に小さく
なり(図5(b)参照)、そのソース及びドレイン間の
電圧ドロップが徐々に小さくなっていく。つまり、電流
調整回路132によるPCMCIAカードへの電力供給
能力がアップしていく(図5(c)参照)。
【0061】また、上記電圧検出器121の出力電圧レ
ベルが「1」レベルである場合に、上記第2の電圧検出
器122の出力電圧レベルが「0」レベルであれば、オ
ン状態とするスイッチを、順次スイッチSW2,スイッ
チSW3,・・・,スイッチSWnと切り換えていき、
その度に上記と同様な各電圧検出器121〜123の出
力電圧レベルの判定を行う。
【0062】そして、各電圧検出器121〜123の出
力電圧レベルがすべて「1」レベルになった時点で、こ
のカードは使用可能となる。また、N番目のスイッチS
Wnをオンしても、まだ上記電圧検出器121〜123
の全ての出力電圧レベルが「1」レベルにならないので
あれば、CPU102aはこのカードは電池の能力以上
の電流が必要であると判断し、このカードの使用を拒否
する。
【0063】この実施形態2では、電圧コントロール回
路における抵抗素子とスイッチ素子の個数を多くするこ
とにより、PCMCIAカードの駆動能力の増大をより
なめらかに行うことができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明(請求項1)に係る
電子機器によれば、電子回路が搭載されたカード状電子
部品を本電子機器に装着し、該カード状電子部品へ電力
供給を行う際、内蔵された電池の残存容量を確認しなが
ら、該カードへの電力供給能力を徐々に増大していくよ
うにしたので、カードが接続された時の突入電流による
電圧変動を抑えることができ、これにより機器が誤動作
するのを防止できる効果がある。
【0065】本発明(請求項2)によれば、請求項1の
電子機器において、前記カード駆動手段として電界効果
型トランジスタを用い、電池残存容量に基づいて該電界
効果型トランジスタのゲート電圧を制御して、その負荷
としてのカード状電子部品を駆動する能力を調整するよ
うにしたので、上記請求項1の効果に加え、カード駆動
手段を構成する部品点数を少なくして、回路設計も容易
なものとできる。この結果、電子機器のコストを低く抑
え、しかも回路設計の信頼性を高く保持しつつ、カード
状電子部品と本電子機器の電源との接続時における突入
電流を抑制することができる。
【0066】この発明(請求項3)によれば、請求項1
記載の電子機器において、電池残存容量が所定量以下で
あると判定した時、前記電池からカード状電子部品への
電力の供給を遮断するようにしたので、電池電圧の低い
場合や、電池の能力以上の電流を必要とするカードが接
続された場合でも、CPU等システムを構成するLSI
の電源電圧が低下し、機器が誤動作するのを回避できる
効果がある。
【0067】この発明(請求項4)によれば、請求項1
記載の電子機器において、CPU等のシステムを構成す
るLSIチップに供給される電源のレベルが所定の基準
電圧以下であると判定した時、電池からカード状電子部
品への電力供給を遮断するようにしたので、電池電圧の
低い場合や、電池の能力以上の電流を必要とするカード
が接続された場合でも、CPU等システムを構成するL
SIの電源電圧が低下し、機器が誤動作するのを回避で
きる効果がある。
【0068】この発明(請求項5)によれば、請求項1
記載の電子機器において、電池以外に機器外部の電源か
ら電力供給を受けている場合でも、電池の残存容量を測
定する場合には、外部からの電力供給をスイッチにより
遮断するようにしたので、その時点での電池の残存容量
を正確に検出することができる。これにより、カード状
電子部品の動作中に外部からの電力供給が停止した場合
に、電池だけで十分対応できるかどうかを予め認識で
き、このような特殊な場合における、CPU等システム
を構成するLSIの電源電圧の低下による機器の誤動作
を回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による電子機器の回路構成
を示す図であり、カード駆動手段として、その駆動能力
をデジタル的に制御するものを備えたものを示してい
る。
【図2】上記実施形態1の電子機器に装着されたPCM
CIAカードに電源を供給する処理の流れを示す図であ
る。
【図3】上記実施形態1の電子機器においてPCMCI
Aカードへ電源を供給する際の、電子機器の各部での信
号レベルの変化を示す図である。
【図4】本発明の実施形態2による電子機器の構成を説
明するための図であり、カード駆動手段として、その駆
動能力をアナログ的に制御するものを備えたものを示し
ている。
【図5】上記実施形態2の電子機器のカード駆動手段の
動作を説明するための図である。
【図6】従来のPCMCIAカードを装着可能な電子機
器を説明するための回路図である。
【符号の説明】
101,102 電子機器 101a,102a CPU 101b,102b ROM 101c,102c 機能回路 110,132 電流調整回路 121,122,123 第1,第2,第3の電圧検出
器 112〜114 電界効果型トランジスタ 115,211 スイッチトランジスタ 116〜119 抵抗素子 125 レギュレータ 131 電源コントロール回路 131a デコーダ 200a スロット 200b 外部電源端子 201 PCMCIAカード 202 電池 220 昇圧回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路が搭載されたカード状電子部品
    を装着可能な電子機器であって、 電源として設けられた電池と、 該電池からの電力の供給を受け、所定の信号処理を行う
    機能回路と、 該電池の残存容量を検出する残存容量検出手段と、 該電池からの電力の供給を受け、本機器に装着されたカ
    ード状電子部品を駆動するカード駆動手段とを備え、 該カード駆動手段は、該カード状電子部品の駆動を行う
    際、該残存容量検出手段からの電池残存容量の検出出力
    に基づいて、その駆動能力を徐々に増大させるよう構成
    したものである電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器において、 前記カード駆動手段は、電界効果型トランジスタを含
    み、前記残存容量検出手段からの電池残存容量の検出出
    力に基づいて、該電界効果型トランジスタのゲート電圧
    を制御して、その負荷としてのカード状電子部品を駆動
    する能力を調整する構成となっている電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子機器において、 前記残存容量検出手段からの電池残存容量の検出出力を
    受け、該電池残存容量が所定量以下であると判定した
    時、前記電池からカード状電子部品への電力の供給を遮
    断する電力供給遮断手段を備えた電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子機器において、 前記機能回路を搭載したLSIチップに供給される電源
    のレベルを検出する電源レベル検出手段と、 該電源レベル検出手段からの検出出力を受け、該LSI
    チップに供給される電源のレベルが所定の基準電圧以下
    であると判定した時、前記電池からカード状電子部品へ
    の電力供給を遮断する電力供給遮断手段とを備えた電子
    機器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電子機器において、 前記電池から本機器内の各部分へ電力を供給する回路構
    成に加えて、本機器外部の電源から本機器内の各部分へ
    電力を供給する回路構成を備えるとともに、 該本機器外部の電源と該本機器内の各部分との間に設け
    られたスイッチ回路を備え、 前記残存容量検出手段による電池の残存容量の検出が行
    われる時、該スイッチ回路により本機器外部の電源から
    本機器内の各部分への電力の供給を遮断するようにした
    電子機器。
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