JP3090534U - テーブルのコップ等の転倒防止具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブル上の縦長の物を転倒しないように立
てておくスタンド状の物はあるが、テーブルに固定する
手段が取られていないため、うっかり触れるとスタンド
ごと倒れてしまい、液体の入った器を保持することがで
きない。そこで、この欠点を改善し、テーブル上の作業
が安心して行えるようにするとともに、手の不自由な方
の補助具としても使用できるようにした。 【構成】 本品はプラスチック製で円柱状の胴体部１、
プラスチック製で円柱状の胴体補助部２、および胴体部
１の下部にプラスチック製で円盤状の受皿部３をもう
け、受皿部３にはプラスチック製でクリップ型の止め具
４（又は、プラスチック製でネジ型の止め具７）を付け
てテーブルに固定できるようにした。なお、胴体部１及
び胴体補助部２の円周に等間隔のくびれを付け、胴体部
１及び胴体補助部２の側面の一部分に縦の切込み５及び
６を入れた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案が解決しようとする課題］ 従来、縦長の物を転倒しないように立てておくスタンド状の物はあったが、そ れをテーブルに固定する手段が取られていなかったので、うっかり触れるとスタ ンドごと倒れてしまうため、液体の入った器を保持するには不安定であった。

【０００２】 ［課題を解決するための手段］ 本品の受皿部３にクリップ型の止め具４（又は、ネジ型の止め具７）を付けて 、テーブルに固定できるようにし、胴体部１及び胴体補助部２の円周に等間隔の くびれを付けて上下移動を可能にした。さらに、胴体部１及び胴体補助部２の側 面の一部分にカップやジョッキ等の持ち手が収まるように縦の切込み５及び６を 入れた。

【０００３】 ［考案の効果］ クリップ型の止め具４（又は、ネジ型の止め具７）でテーブルに固定されてい るため、コップ等に触れても転倒することがない。また、胴体補助部２を適当な 高さまで引上げることで、ビン・カン・グラスなど丈の高い物に対応することが できる。なお、この場合、切込み５と６が同じ位置にならぬ様にずらすことによ り胴体部分の強化になる。さらに、カップやジョッキ等の持ち手がある場合は、 切込み５と６を同じ位置に合わせることにより、出し入れがしやすくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本品の丈を一番低くし、切込み５と６を同じ位
置にした斜視図である。

【図２】本品の丈を一番高くし、切込み５と６をずらし
た斜視図である。

【図３】本品を分解した斜視図である。

【符号の説明】

１ プラスチック製で円柱状の胴体部 ２ プラスチック製で円柱状の胴体補助部 ３ プラスチック製で円盤状の受皿部 ４ プラスチック製でクリップ型の止め具 ５ 胴体部側面の一部分に入れた切込み ６ 胴体補助部側面の一部分に入れた切込み ７ プラスチック製でネジ型の止め具

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本品はプラスチック製で円柱状の胴体部
   １、プラスチック製で円柱状の胴体補助部２、および胴
   体部１の下部にプラスチック製で円盤状の受皿部３をも
   うけ、受皿部３にはプラスチック製でクリップ型の止め
   具４（又は、プラスチック製でネジ型の止め具７）を付
   けて、テーブルに固定できるようにしたコップ等の転倒
   防止具。
2. 【請求項２】 本品の胴体部１及び胴体補助部２の円周
   に等間隔のくびれを付けて上下移動を可能にしたこと
   で、高低のあるコップ等に対応できるようにしたコップ
   等の転倒防止具。
3. 【請求項３】 本品の胴体部１及び胴体補助部２の側面
   の一部分にカップやジョッキ等の持ち手が収まるように
   縦の切込み５及び６を入れて、出し入れをしやすくした
   コップ等の転倒防止具。