JP3090399B2 - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP3090399B2 JP06227989A JP22798994A JP3090399B2 JP 3090399 B2 JP3090399 B2 JP 3090399B2 JP 06227989 A JP06227989 A JP 06227989A JP 22798994 A JP22798994 A JP 22798994A JP 3090399 B2 JP3090399 B2 JP 3090399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的小形の漏電遮
断器、特に零相変流器の装着手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平4−154022
号公報あるいは実開平4−76237号公報に示された
従来の漏電遮断器を示す側断面図であり、図8はその底
面図である。図において、1は押え板であり、図9にも
示すように案内溝1aを有する形状に熱硬化性合成樹脂
または熱可塑性合成樹脂で形成されている。2は零相変
流器、3は漏電引外し装置、4は漏電検出回路部、5は
トリップバー、6は開閉機構部であり、ハンドルあるい
はリンク機構などにより構成されている。7aは固定接
触子、7bは可動接触子、8は零相変流器2の1次導体
で、可動接触子7a及び固定接触子7bと共に主回路の
一部分を構成するものである。9は可動接触子7aを押
し上げるように設けられた押しばね、10は過電流引外
し装置である。
【0003】このような従来の漏電遮断器においては、
主回路に接続された負荷回路あるいは負荷機器などに漏
電が発生すると、零相変流器2により検出され2次出力
が発生する。この2次出力は漏電検出回路部4に入力と
して供給され、この入力値があらかじめ設定されたしき
い値を超過すると、漏電検出回路部4のスイッチング回
路が導通する。この導通により漏電引外し装置3が付勢
されトリップバー5が作動する。トリップバー5の作動
によりラッチ(図示せず)が外れ、押え板1に対する押
圧が解除される。この解除により押え板1及び可動接触
子7aが押しばね9により押し上げられ主回路が遮断さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の漏
電遮断器では、零相変流器2を設置するための特別なス
ペースを必要とし、また、1次導体8としては零相変流
器2の中を貫通させるため絶縁被覆付の導体が必要であ
る。さらに、1次導体8の長さは零相変流器2の中を貫
通させるため、同じ定格の配線用遮断器の接続導体(1
次導体8に相当するもの)の長さに比較して長くなる。
このことは配線用遮断器との部品の共用化を妨げてコス
トアップの原因の一つになっていた。さらにまた、零相
変流器2の設置のために大きなスペースを使用するの
で、漏電検出回路部4の実装スペースがとれず、高機能
化への対応の妨げになるなどの問題点があった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、零相変流器を設置するための特
別なスペースを必要とせず、漏電検出回路部の実装スペ
ースを拡大して高機能化への対応を可能にし、さらに接
続導体(1次導体8に相当するもの)など配線用遮断器
との部品の共用化により安価な漏電遮断器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る漏電遮断
器においては、漏電引外し装置の駆動あるいは開閉用ハ
ンドルの操作により可動接触子を動作させる押え板とを
備えたものにおいて、複数極の可動接触子が1次導体に
なるように上記押え板に零相変流器を内蔵したものであ
る。
【0007】また、押え板に内蔵された零相変流器と、
この零相変流器を漏電検出回路部に接続するためのリー
ド線との接続を、コネクタを介して行うようにしたもの
である。
【0008】また、押え板は零相変流器と一体にモール
ド成形されたものである。さらに、押え板に凹部を設け
ると共に、この凹部に緩衝充填材を介して零相変流器を
配置したものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された漏電遮断器において
は、可動接触子が1次導体になるように、押え板に零相
変流器を内蔵したので、零相変流器を設置するための特
別なスペースが不要になり、漏電検出回路部の実装スペ
ースが拡大されて高機能化への対応が可能になるように
働く。
【0010】また、押え板に内蔵された零相変流器とこ
の零相変流器を漏電検出回路部に接続するためのリード
線とをコネクタを介して接続したため、零相変流器を持
ち運ぶ際のリード線の断線が防止される。
【0011】また、押え板は零相変流器と一体にモール
ド成形したので、構成が簡単で製作が容易となる。さら
に、押え板に嵌込用凹部を設けて零相変流器を嵌込み、
柔軟性のある合成樹脂材料の充填により零相変流器を内
蔵したため、柔軟性のある合成樹脂材料が零相変流器に
対する振動衝撃あるいはストレスを緩和するように働
く。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1ないし図3はこの発明の一実施例の漏電
遮断器及び要部の部品を示すものである。図において、
1は熱硬化性合成樹脂または熱可塑性合成樹脂(以下合
成樹脂という)を用いてモールド成型された押え板であ
るが、図3に示すように零相変流器2が内蔵(インサー
ト)されたものである。この押え板1には3個の貫通し
た案内孔1bがあり、後述のように可動接触子7aが挿
通される。11は零相変流器2から引出されたリード線
であり、12は漏電テスト用巻線である。3は漏電引外
し装置、4は漏電検出回路部、5はトリップバー、6は
開閉機構部、7aは可動接触子、7bは固定接触子、9
は押しばね、10は過電流引外し装置で、これらは上記
従来の漏電遮断器におけるものと同様のものである。な
お、可動接触子7aは押え板1の案内孔1bに挿通され
た状態、即ち、零相変流器2を貫通した状態で、押え板
1の動きに応じて固定接触子7bに対し閉合または開離
するように構成されている。押しばね9は従来のものと
同様に可動接触子7aを押し上げるように設けられてい
るが、ばねの力は強くしてある。8は接続導体で、一端
は可動接触子7aに溶着され、他端は過電流引外し装置
10のコイルに溶着されている。13は高機能化対応の
ための高機能化漏電検出回路部で、従来の漏電遮断器に
おいて、零相変流器2が設置されていたスペースを利用
して設置したものである。
【0013】上記のように構成された漏電遮断器の動作
は基本的には従来の漏電遮断器の動作と同一である。た
だし、押え板1に零相変流器2が内蔵されているので、
可動接触子7bが1次導体になり、可動接触子7bの動
作に応じて零相変流器2も開閉方向に動作することにな
る。高機能化漏電検出回路部13は漏電アラームの信号
を生成したり、主回路が単相3線式の場合に欠相保護の
制御出力を発生するなどの機能を付加するためのもので
ある。
【0014】実施例2. なお、実施例1では、モールド成型された押え板1の中
に一体に零相変流器2が内蔵され、リード線11の口出
し部は合成樹脂の中を通して直接外部へ引出すように構
成されている。このため、漏電遮断器を組立る際リード
線11を手に持って持ち運ぶことがあり、この持ち運び
によりリード線11が断線することがあった。この実施
例では、図4に示すように零相変流器2の口出し線にピ
ン14設けて押え板1の中に内蔵し、漏電検出回路部
に接続するためのリード線11はコネクタ15を介して
接続するように構成している。従ってリード線11を手
に持って持ち運ぶことがなく、リード線11が断線する
問題が解消する。また、漏電検出回路部4と零相変流器
2の接続が簡単で、漏電検出回路部4の組み込みやリー
ド線11の配線が容易になる。
【0015】なお、実施例1では漏電テスト用巻線12
は押え板1の案内孔1bを通して巻付けたものを示した
が、図5のように零相変流器2に漏電テスト用巻線12
巻込んでインサートしてもよい。
【0016】実施例3.さらに、実施例1では、合成樹
脂を用いてモールド成型された押え板1の中に零相変流
器2が内蔵(インサート)されたものを示したが、図6
に示すように押え板1に零相変流器2を内蔵するための
嵌込用凹部1cを設けて、零相変流器2を嵌込み、柔軟
性のある緩衝充填材16を充填することにより零相変流
器2を内蔵してもよい。この場合、緩衝充填材16はた
とえばポリウレタン樹脂あるいはシリコンゴムのように
弾力性のある合成樹脂が適当である。
【0017】実施例1のようにモールド成型された押え
板1の中に零相変流器2を内蔵(インサート)した場合
には、零相変流器2のコアーにインサートによるストレ
スがかかる場合があるが、この実施例によればストレス
がかかる事がなく特性変化を防止できる。また、開閉動
作の際に押え板1が強い振動衝撃を受けたとしても、零
相変流器2に対する影響が緩和され、押え板1を破損さ
せるような問題点も解消される。
【0018】
【発明の効果】この発明に係る漏電遮断器は、以上説明
したように構成されているので、以下に示すような効果
を奏する。
【0019】零相変流器を設置するための特別なスペー
スが不要になり、漏電検出回路部の実装スペースが拡大
されて高機能化への対応が可能になる。また、零相変流
器のための1次導体が不要になる。従って、漏電遮断器
の小形化が可能で、漏電遮断器と配線用遮断器の間での
外形寸法の同一化・標準化あるいは部品の共用化の拡大
などが図れる。
【0020】また、押え板に内蔵された零相変流器とこ
の零相変流器を漏電検出回路部に接続するためのリード
線とをコネクタを介して接続したため、零相変流器を持
ち運ぶ際のリード線の断線が防止され、漏電検出回路部
と零相変流器の接続が簡単で、漏電検出回路部の組み込
みやリード線の配線が容易になる。
【0021】また、押え板は零相変流器と一体にモール
ド成形したので、構成が簡単で製作が容易となり、性能
が向上する。さらに、押え板に嵌込用凹部を設けて零相
変流器を嵌込み、柔軟性のある合成樹脂材料を充填する
ことにより零相変流器を内蔵したため、柔軟性のある合
成樹脂材料が零相変流器に対する振動衝撃を緩和し、零
相変流器に機械的なストレスがかかる事がなく特性変化
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である漏電遮断器の側面
図である。
【図2】 この発明の一実施例である漏電遮断器の底面
図である。
【図3】 この発明の実施例1を示す押え板の斜視図で
ある。
【図4】 この発明の実施例2を示す押え板の斜視図で
ある。
【図5】 この発明の実施例2を示す押え板の斜視図で
ある。
【図6】 この発明の実施例3を示す押え板の断面図で
ある。
【図7】 従来の漏電遮断器を示す側面図である。
【図8】 従来の漏電遮断器を示す底面図である。
【図9】 従来の漏電遮断器の押え板の斜視図である。
【符号の説明】
1 押え板、2 零相変流器、3 漏電引外し装置、4
漏電検出回路部、 5 トリップバー、6 開閉機構部、7a 可動接触
子、7b 固定接触子、 8 接続導体、9 押しばね。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数極のそれぞれに開閉できるように形
    成された固定接触子と可動接触子とを有する主回路部
    と、この主回路部の零相電流を検出する零相変流器と、
    この零相変流器の2次出力を検出する漏電検出回路部
    と、この漏電検出回路部の出力により駆動される漏電引
    外し装置と、上記複数極の可動接触子が嵌装され上記漏
    電引外し装置の駆動あるいは開閉用ハンドルの操作によ
    り上記可動接触子を動作させる押え板とを備えたものに
    おいて、上記複数極の可動接触子が1次導体になるよう
    に上記押え板に上記零相変流器を内蔵したことを特徴と
    する漏電遮断器。
  2. 【請求項2】 押え板に内蔵された零相変流器と、この
    零相変流器を漏電検出回路部に接続するためのリード線
    とをコネクタを介して接続したことを特徴とする請求項
    1記載の漏電遮断器。
  3. 【請求項3】 押え板は、零相変流器と一体にモールド
    成形されていることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の漏電遮断器。
  4. 【請求項4】 押え板に凹部を設けると共に、この凹部
    に緩衝充填材を介して零相変流器を配置したことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の漏電遮断器。
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