JP3090006U - つっぱり式視線遮蔽及び通気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】着脱が容易であって、支柱に取付けるルーバー
建具の取付位置に互換性をもたせて、自由に変更可能と
する。支柱の全長を取付空間の上下間隔に合致させて立
設できる。 【解決手段】長手方向に伸縮自在な一対の支柱１と該支
柱１に対し押ねじ４ａを支柱１にむかって螺挿すること
により螺着出来るようにした支柱１への挟着具４をルー
バー建具に設けて、該挟着具４により支柱１の上下適所
に当該ルーバー建具を取付ける。支柱１は伸縮自在管に
より全長を調整出来ると共に、下端に設けたジャッキ機
構による上下調整具１ｄの操作で、上下方向につっぱり
力を付与する。 【効果】前記課題を解決できる外、室内の空間部を選ん
で、適所に支柱を立設して、視線遮蔽及び通気装置が立
設でき、プライバシーの保護及び換気に利用でき、便利
有効である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、室内空間への取付が容易で上下の位置決め自在な視線遮蔽及び通気装 置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、視線遮蔽及び通気には、ルーバー建具、ブラインド、カーテンが有効であ った。しかし、それらの取付具の壁面等への取付手段に工具又はビス等金物を必 要とし、取付が容易でなかった。

【０００３】 また、取付の際、窓枠又は壁等に穴を開ける作業があり、住宅を傷つける上、取 付が容易でなく、特に賃貸住宅では取付不可の場合がある。

【０００４】 また、つっぱり取付式のカーテンレール、ブラインドでは取付空間の横幅制限が あり自由に取付、移動が出来なかった。

【０００５】 また、脚体による自立式のルーバー建具では上下の位置決めが自由に出来なかっ た。又、転倒の危険性があった。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする問題点は、外部からの視線を防ぎつつ、通気を得る手段におい て、室内空間への取付及び上下の位置決めが簡単、容易、自由に出来ない点であ る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は、視線遮断及び通気を得るために、ルーバー建具を挟着具を介して支柱 の上下自在位置に挟着でき、支柱は伸縮自在管を用いることを主要な特徴とする 。

【０００８】

【考案の実施の形態】

室内空間への取付が容易で上下の位置決めも容易に行えるという目的を、最小の 部品点数で、ルーバーの機能性を損なわずに実現した。

【０００９】

【実施例】

図５は、本考案装置の１実施例の断面図であって、腰高の窓枠に立設した図であ る。図６は掃出し窓の窓枠に立設した図である。

【００１０】 長手方向に伸縮自在な一対の支柱１と該支柱１に対し押ねじ４ａを支柱１にむ かって螺挿することにより螺着出来るようにした支柱１への挟着具４を枠体に複 数の長方形状の格子板の両端を互いに間隔をあけて一定の傾斜をもたせて互いに ほぼ平行に取付けたルーバー建具２の縦枠２ａ又は取付枠３で囲まれた枠体を有 するルーバー建具２の該取付枠３の縦枠３ａ側面又は棒体１０に複数の長方形状 の格子板を互いに間隔をあけて一定の傾斜をもたせて互いにほぼ平行に取付けた ルーバー建具の棒体１０に設けて、該挟着具４により支柱１の上下適所に当該ル ーバー建具を取付ける。支柱１は伸縮自在管により全長を調整出来ると共に、下 端に設けたジャッキ機構による上下調整具１ｄの操作で、上下方向につっぱり力 を付与する。又、枠体を有するルーバー建具を開閉可能とする場合、取付枠に蝶 番金具又はスライド用金物等にて連結し開閉可能とする。 本考案の主体は視線遮蔽及び通気装置の取付設置方法にあるので、ルーバー格子 板の角度及び方向性の説明は省略する。

【考案の効果】

以上説明したように本考案の視線遮蔽及び通気装置は、支柱へのルーバー建具固 定を挟着具によって行うため、上下位置を自由に変更でき、支柱を伸縮自在管に するため、室内の空間部を選んで、適所に支柱を立設して、視線遮蔽及び通気装 置が立設でき、視線遮蔽及び通気に利用でき、便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】視線遮断及び通気装置の代表図である。枠体を
有するルーバー建具の縦枠に挟着具を設置した状態を示
す斜視図である。

【図２】取付枠で囲まれた枠体を有するルーバー建具の
該取付枠の縦枠に挟着具を設置した状態を示す斜視図で
ある。

【図３】棒体を有するルーバー建具の棒体に挟着具を設
置した状態を示す斜視図である。

【図４】支柱に対し押ねじを支柱に向かって螺挿するこ
とにより螺着できるようにした支柱への挟着具を枠体を
有するルーバー建具の縦枠又は取付枠で囲まれた枠体を
有するルーバー建具の該取付枠の縦枠側面又は棒体を有
するルーバー建具の棒体に設置し、支柱へ固定した箇所
の切断面図である。

【図５】視線遮断及び通気装置を腰高の窓枠に立設した
断面図である。

【図６】視線遮断及び通気装置を掃出し窓の窓枠に立設
した断面図である。

【図７】視線遮断及び通気装置の枠体を有するルーバー
建具を取付枠に蝶番で連結し、取っ手をつけ、開閉自在
とした状態を示す斜視図である。

【図８】視線遮断及び通気装置の複数の連結した枠体を
有するルーバー建具を上下横架枠にレールを有した取付
枠にスライド金物で連結し開閉自在とした状態を示す斜
視図である。

【符号の説明】

１ 支柱 １ａ 管柱 １ｂ 挿入管 １ｃ 固定具 １ｄ 上下調整具 １ｅ 当接板 ２ 枠体を有するルーバー建具 ２ａ 枠体を有するルーバー建具の縦枠 ３ 取付枠 ３ａ 取付枠の縦枠 ４ 挟着具 ４ａ 押ねじ ５ 窓枠 ６ 窓サッシ ７ 蝶番 ８ 取っ手 ９ レール敷込上下横架枠 １０ 棒体

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 室内の空間部に立設する一対の支柱に対
   し、枠体に複数の長方形状の格子板の両端を互いに間隔
   をあけて一定の傾斜をもたせて互いにほぼ平行に取付け
   たルーバー建具を支柱を挟んで締着するよう形成した挟
   着具を介して着脱自在に取付け固定するよう構成した視
   線遮蔽及び通気装置。
2. 【請求項２】 室内の空間部に立設する一対の支柱に対
   し、取付枠で囲まれた枠体に複数の長方形状の格子板の
   両端を互いに間隔をあけて一定の傾斜をもたせて互いに
   ほぼ平行に取付けたルーバー建具を支柱を挟んで締着す
   るよう形成した挟着具を介して着脱自在に取付け固定す
   るよう構成した視線遮蔽及び通気装置。
3. 【請求項３】 室内の空間部に立設する一対の支柱に対
   し、棒体に複数の長方形状の格子板を互いに間隔をあけ
   て一定の傾斜をもたせて互いにほぼ平行に取付けたルー
   バー建具を支柱を挟んで締着するよう形成した挟着具を
   介して着脱自在に取付け固定するよう構成した視線遮蔽
   及び通気装置。
4. 【請求項４】 管柱の上端部に挿入管を挿抜自在に挿着
   し、管柱の上端に締付け固定具を挿設して挿入管を固定
   するようにし、下端にジャッキ機構による上下調整具を
   備え、挿入管の上端に当接板を備えた支柱に対して、ル
   ーバー建具を適当位置に挟着するよう構成した請求項１
   乃至２乃至３記載の視線遮蔽及び通気装置。
5. 【請求項５】 ルーバー建具を開閉可能に取付枠に蝶番
   で連結した請求項２乃至４記載の視線遮蔽及び通気装
   置。
6. 【請求項６】 ルーバー建具を開閉可能にレールを有し
   た取付枠にスライド用金物で連結した請求項２乃至４記
   載の視線遮蔽及び通気装置。