JP3089863U - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JP3089863U JP3089863U JP2002002683U JP2002002683U JP3089863U JP 3089863 U JP3089863 U JP 3089863U JP 2002002683 U JP2002002683 U JP 2002002683U JP 2002002683 U JP2002002683 U JP 2002002683U JP 3089863 U JP3089863 U JP 3089863U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 照明装置にマイナスイオン発生器、液体香料
用容器を組み込んで、照明装置に設けた電球が発熱する
ことによる熱を利用して、マイナスイオン、香気を放散
させることができるようにした照明装置の提供。 【解決手段】 透光性を有する既成ガラス容器10の底
壁11に後加工で組付穴12を開口させることにより形
成したランプシェード1と、光源としての電球4を上面
に取り付けるようにした台座2を備えた照明装置Aであ
って、台座に形成した吸気穴20から台座の内部を経て
ランプシェードの内部に連通する通気路3が形成され、
前記台座の内部にマイナスイオン発生器5が設けられて
いる。
用容器を組み込んで、照明装置に設けた電球が発熱する
ことによる熱を利用して、マイナスイオン、香気を放散
させることができるようにした照明装置の提供。 【解決手段】 透光性を有する既成ガラス容器10の底
壁11に後加工で組付穴12を開口させることにより形
成したランプシェード1と、光源としての電球4を上面
に取り付けるようにした台座2を備えた照明装置Aであ
って、台座に形成した吸気穴20から台座の内部を経て
ランプシェードの内部に連通する通気路3が形成され、
前記台座の内部にマイナスイオン発生器5が設けられて
いる。
Description
【0001】
本考案は、インテリアとして使用する照明装置であって、既成ガラス容器を用 いてランプシェードを形成し、特に、マイナスイオンやアロマテラピー用の香気 を放散させることができるようにした照明装置に関する。
【0002】
本出願人おいて、既成ガラス容器を外観上、原形のままでランプシェードとし て用いることができるようにした照明装置を既に提案している。 この照明装置は、透光性を有する既成ガラス容器の底壁に後加工で組付穴を開 口させることにより形成したランプシェードと、光源としての電球を上面に取り 付けるようにした台座を備え、ランプシェードとして形成した既成ガラス容器を 台座上に載置させると共に、電球を前記組付穴からランプシェード内に挿入させ る状態にランプシェードと台座とを組み付けるように形成したものである。
【0003】 また、近年、空気中のマイナスイオン濃度を増大して、より多くのマイナスイ オンを体内に取り込むことで、ストレス緩和、精神安定、呼吸器の機能向上、免 疫力向上、疲労軽減、老廃物の排出促進、快眠、快食、鎮痛、制汗等の健康増進 効果を得るようにしたマイナスイオン健康法が広く行なわれるようになった。 そのための装置として種々のマイナスイオン発生装置が提案されているが、こ のマイナスイオン発生装置は、マイナスイオン発生器によって空気中に発生させ たマイナスイオンを送風ファンよって室内に放散させるようにしたものである。
【0004】 又、リラクゼージョンの一手段として、液体香料を熱により揮発させて、その 香気によって精神的なやすらぎ等、癒し効果を得るようにしたアロマテラピーが 広く知られるようになった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来のマイナスイオン発生装置では、マイナスイオン発生器に よって空気中に発生させたマイナスイオンを室内に放散させるために送風ファン が必要である。この送風ファンは、電動モータによって駆動されるため、その分 、構造が複雑になるし、電動モータの故障といったトラブルもあり、特に、駆動 に伴なう騒音の発生によって、寝室等では安眠の妨げになるという問題があった 。
【0006】 また、アロマテラピーに用いる液体香料は、これを容器に収容した状態で、容 器の下面を火により炙ることで液体香料を揮発させて香気を放散させるため、火 が必要になる。このため、火の取り扱いに安全性を求められるという問題があっ た。
【0007】 本考案は、上記のような問題を解決し、照明装置にマイナスイオン発生器、液 体香料用容器を組み込んで、照明装置に設けた電球が発熱することによる熱を利 用して、マイナスイオン、香気を放散させることができるようにした照明装置を 提供することを課題としている。
【0008】
上記の課題を解決するために、本考案の照明装置(請求項1)は、 透光性を有する既成ガラス容器の底壁に後加工で組付穴を開口させることによ り形成したランプシェードと、光源としての電球を上面に取り付けるようにした 台座を備え、ランプシェードとして形成した既成ガラス容器を台座上に載置させ ると共に、電球を前記組付穴からランプシェードの内部に挿入させる状態にラン プシェードと台座とを組み付けるように形成した照明装置であって、 前記台座に形成した吸気穴から台座の内部を経てランプシェードの内部に連通 する通気路が形成され、前記台座の内部にマイナスイオン発生器が設けられてい る構成とした。
【0009】 また、本考案の照明装置(請求項2)は、 透光性を有する既成ガラス容器の底壁に後加工で組付穴を開口させることによ り形成したランプシェードと、光源としての電球を上面に取り付けるようにした 台座を備え、ランプシェードとして形成した既成ガラス容器を台座上に載置させ ると共に、電球を前記組付穴からランプシェードの内部に挿入させる状態にラン プシェードと台座とを組み付けるように形成した照明装置であって、 前記台座に形成した吸気穴から台座の内部を経てランプシェードの内部に連通 する通気路が形成され、前記ランプシェードの内部に液体香料用容器が設けられ ている構成とした。
【0010】 本発明の照明装置(請求項1)において、前記ランプシェードの内部に液体香 料用容器が設けられている態様(請求項3)がある。
【0011】 又、本発明の照明装置(請求項1〜3)において、前記電球の周りを囲むよう に走馬灯用回転筒が回転自在に取り付けられている態様(請求項4)がある。
【0012】
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例により詳述する。尚、本考案の 具体的構成は、以下の実施例に限定されるものではない。 図1は本考案の1実施例にかかる照明装置を示す断面図である。
【0013】 この照明装置Aは、ランプシェード1と台座2とを組み付けることで形成され ている。 前記ランプシェード1には透光性を有する既成ガラス容器10を用いるもので 、この実施例では、着色された半透明ガラスにより成形された花瓶を用い、この 既成ガラス容器10の底壁11に後加工で円形の組付穴12を開口させている。 尚、この組付穴12は超音波を利用したカッター装置によって加工するようにし ている。
【0014】 前記台座2は、木材、プラスチック、金属、陶器やガラス等を用いて内部が中 空の板状に形成され、その底面にゴム脚28が設けられると共に、このゴム脚2 8によって生じた空間29から台座2内部に空気を取り込むための吸気穴20が 台座2の底面複数ヶ所に形成され、かつ台座2の外周面にも複数個の横穴21が 形成されている。 また、台座2の上面には円形突部22が形成され、この円形突部22の上面に 碍子によるソケット24が上向きに固定され、このソケット24に光源としての 電球4が取り付けられている。 そして、前記円形突部22の外周に前記組付穴12を嵌合することで、前記既 成ガラス容器10を台座2上に載置させるようになっている。
【0015】 また、前記円形突部22の上面には、ソケット24の回りに環状に配置して複 数個の連通穴23が形成され、この連通穴23を介して台座2の内部と既成ガラ ス容器10の内部が連通されるもので、これにより、前記吸気穴20から台座2 の内部を経たのち連通穴23から既成ガラス容器10の内部に連通する通気路3 が形成されることになる。
【0016】 そして、ランプシェード1として形成した既成ガラス容器10を台座2上に載 置させると共に、電球4を前記組付穴12から既成ガラス容器10内に挿入させ る状態に、既成ガラス容器10と台座2とを組み付けることで、照明装置Aとし て形成される。
【0017】 また、前記台座2の内部にはマイナスイオン発生器5が設けられ、又、前記ソ ケット24の外周に液体香料用容器6が設けられている。なお、この液体香料用 容器6は、ソケット24と一体になるように碍子で形成してもよいし、ソケット 24とは別体に形成して、ソケット24に着脱可能に嵌合して取り付けるように してもよい。
【0018】 尚、図中25は電源コードで、台座2の外側面に取り付けた電球の点灯、照度 切換、消灯機能を有するタッチスイッチ26及びマイナスイオン発生器用のON ・OFFスイッチ27に接続されている。
【0019】 又、前記電球4の周りを囲むように走馬灯用回転筒7が回転自在に取り付けら れている。 この場合、電球4に針金材による支持軸40を取り付け、この支持軸40の上 端に走馬灯用回転筒7の上板中央を載置させることで、走馬灯用回転筒7が回転 自在に支持されている。
【0020】 上記のように形成された照明装置Aでは、台座2との組付穴12が既成ガラス 容器10の底壁11に形成されているため、この既成ガラス容器10の外観、即 ち見た目は原形のままであり、既成ガラス容器10のインテリアとしての価値を 損なうことなく、ランプシェード1として再利用することができる。
【0021】 従って、電球4を点灯させると、この電球4の発熱によって既成ガラス容器1 0内には空気の上昇空気流が生じる。このとき、空気は前記吸気穴20から台座 2の内部に吸引され、ここから連通穴23を経て既成ガラス容器10の内部に流 入し、この既成ガラス容器10の内部を上昇空気流となって上昇し、既成ガラス 容器10の上面開口部13から室内に放散される。
【0022】 このように、電球4の発熱によって通気路3に沿った空気流が生じるもので、 この電球4の点灯状態において、マイナスイオン発生器5を作動させておくと、 マイナスイオン発生器5で発生したマイナスイオンを空気流に乗せて既成ガラス 容器10の上面開口部13から室内に放散させることができる。 従って、従来のように送風ファン及び電動モータを用いることなく、照明装置 Aの必要構成部品である電球4の発熱により生じる空気流に乗せてマイナスイオ ンを放散させることができる。 なお、この実施例では、台座2の外周面にも複数個の横穴21を形成しており 、これにより前記マイナスイオン発生器5から放電圧噴射されたマイナスイオン を、この横穴21を通して外部に噴射させることができる。
【0023】 又、液体香料用容器6内に液体香料60を収容しておくと、電球4の点灯によ る発熱で液体香料60を揮発させ、香気を空気流に乗せて既成ガラス容器10の 上面開口部13から室内に放散させることができる。
【0024】 又、電球4の発熱による上昇空気流を、走馬灯用回転筒7の上板に形成したフ ィン71が受けることになるため、走馬灯用回転筒7に回転力が付与され、これ によって走馬灯用回転筒7が回転し、走馬灯用回転筒7の胴膜72に描かれた絵 柄等を投影させることができる。
【0025】 尚、前記電球4の明るさ(発熱量)は、前記タッチスイッチ26によって段階 的に照度切換可能であり、この照度切換によって、マイナスイオン、香気、走馬 灯用回転筒7の回転数を調節することができる。
【0026】 本考案において、ランプシェードとして用いる既成ガラス容器については、飲 料水容器(ウイスキービン、ワインビン、ビールビン、酒ビン、焼酎ビン、ジュ ースビン等)、花器、グラス、ビールジョッキ、ピッチャー、ガラス鉢(金魚鉢 等)などを用いることができる。 また、既成ガラス容器は、全体又は一部に透光性を有するものであれば、透明 、半透明、擦りガラス等を問わないし、また、既成ガラス容器の外面や内面に文 字、図形、絵柄等を塗料等で描いたり、シールを貼ったり、模様を刻設あるいは 突設することができる。 又、光源としての電球についても、常時点灯するもの、点滅するもの、明かり がロウソクの炎のように揺らぐもの等を用いることができるし、白色灯、着色灯 等を問わない。又、発光ダイオードを用いてもよい。
【0027】
以上説明してきたように、本考案の照明装置(請求項1)にあっては、従来の ように送風ファン及び電動モータを用いることなく、照明装置の必要構成部品で ある電球の発熱により生じる空気流に乗せてマイナスイオンを放散させることが できる。
【0028】 又、本考案の照明装置(請求項2)にあっては、照明装置の必要構成部品であ る電球の点灯による発熱で液体香料を揮発させ、香気を空気流に乗せて放散させ ることができる。
【0029】 又、本考案の照明装置(請求項3)にあっては、照明装置の必要構成部品であ る電球の発熱により生じる空気流に乗せてマイナスイオン及び香気を放散させる ことができる。
【0030】 又、本考案の照明装置(請求項4)にあっては、電球の発熱による上昇空気流 によって走馬灯用回転筒を回転させることができる。
【図1】本考案の1実施例にかかる照明装置を示す断面
図である。
図である。
A 照明装置 1 ランプシェード 10 既成ガラス容器 11 底壁 12 組付穴 13 上面開口部 2 台座 20 吸気穴 21 横穴 22 円形突部 23 連通穴 24 ソケット 25 電源コード 26 タッチスイッチ 27 ON・OFFスイッチ 28 ゴム脚 3 通気路 4 電球 40 支持軸 5 マイナスイオン発生器 6 液体香料用容器 60 液体香料 7 走馬灯用回転筒 71 フィン 72 胴膜
Claims (4)
- 【請求項1】 透光性を有する既成ガラス容器の底壁に
後加工で組付穴を開口させることにより形成したランプ
シェードと、光源としての電球を上面に取り付けるよう
にした台座を備え、ランプシェードとして形成した既成
ガラス容器を台座上に載置させると共に、電球を前記組
付穴からランプシェードの内部に挿入させる状態にラン
プシェードと台座とを組み付けるように形成した照明装
置であって、 前記台座に形成した吸気穴から台座の内部を経てランプ
シェードの内部に連通する通気路が形成され、前記台座
の内部にマイナスイオン発生器が設けられていることを
特徴とする照明装置。 - 【請求項2】 透光性を有する既成ガラス容器の底壁に
後加工で組付穴を開口させることにより形成したランプ
シェードと、光源としての電球を上面に取り付けるよう
にした台座を備え、ランプシェードとして形成した既成
ガラス容器を台座上に載置させると共に、電球を前記組
付穴からランプシェードの内部に挿入させる状態にラン
プシェードと台座とを組み付けるように形成した照明装
置であって、 前記台座に形成した吸気穴から台座の内部を経てランプ
シェードの内部に連通する通気路が形成され、前記ラン
プシェードの内部に液体香料用容器が設けられているこ
とを特徴とする照明装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の照明装置において、前記
ランプシェードの内部に液体香料用容器が設けられてい
る照明装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の照明装
置において、前記電球の周りを囲むように走馬灯用回転
筒が回転自在に取り付けられている照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002683U JP3089863U (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002683U JP3089863U (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3089863U true JP3089863U (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=43241108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002002683U Expired - Fee Related JP3089863U (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089863U (ja) |
-
2002
- 2002-05-10 JP JP2002002683U patent/JP3089863U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |