JP3089489U - サイクリングマシンの慣性輪構造 - Google Patents

サイクリングマシンの慣性輪構造

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JP3089489U JP2002002296U JP2002002296U JP3089489U JP 3089489 U JP3089489 U JP 3089489U JP 2002002296 U JP2002002296 U JP 2002002296U JP 2002002296 U JP2002002296 U JP 2002002296U JP 3089489 U JP3089489 U JP 3089489U
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rim
block piece
hub
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木全 呉
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期美科技股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サイクリングマシンの慣性輪構造の提供。 【解決手段】 リム2を具え、リムの内側にリム縁に沿
って凹溝20が設けられ、中央に中空で且つ軸方向に設
置されたハブ21があり、ハブの中間よりストッパリン
グ210が凸伸し、一つのブロック片セットが、リムと
ハブの間に設けられ、中間に円孔を具えて結合構造でハ
ブのストッパリングと結合位置決めされ、外縁端がリム
の凹溝内に当接し、以上の設置により、有効に周知の慣
性輪リム、ハブとリム、ハブ間の一部が一体成形されて
面積が大きいことにより容易に変形する欠点を改善す
る。本考案は三者を別々に成形し、色、中間部分数量、
及びその材質強度の、多変化の変換が行え、広い市場性
を有するほか、全体の製造コストを大幅に減らせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のサイクリングマシンの慣性輪構造に係り、特に、製造が容易で 、変形しにくく、低製造コストなど多くの機能メリットのあるサイクリングマシ ンの慣性輪構造であり、且つ製品販売路線の需要をみて、慣性輪の視覚造形及び その強度を改変でき、サイクリングマシンの商品路線請求を豊富とする、サイク リングマシンの慣性輪構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、サイクリングマシンの慣性輪は、サイクリングマシンのペダル伝動輪 と連結され従動し、これにより、伝動輪をペダリングにより回転させると同期に 慣性輪が回転し、伝動輪を踏んで回転させる時にペダリングに慣性、順調な補助 機能を保持させ、これにより慣性輪と伝動輪が連動し、ゆえに、サイクリングマ シンの慣性輪に不安定な回転現象が発生する時、全体のサイクリングマシンのペ ダリングの平穏性とその使用上の快適性に影響が生じる。ゆえに、慣性輪の構造 設計の善し悪しが、全体のサイクリングマシンに対して、一つの極めて重要な役 割を果たす。
【0003】 しかし、現在目にするサイクリングマシンの慣性輪は、その構造が、鋳鉄で一 体成形され、製造工程は簡単であるが、慣性輪の構造は円状を呈し且つ面積が頗 る大きく、外環のリムと中間のハブの厚さが比較的厚く、両者の間の厚さが比較 的薄く、このため成形時に、中間部分の変形現象を極めて発生しやすく、サイク リングマシン使用時にペダリングが順調でなくなる欠点を有している。このほか 、上述の周知の慣性輪の成形はさらに、成形速度が遅く、コストが高いという問 題を有している。
【0004】 このことから、周知のサイクリングマシンの慣性輪構造は改善が求められてい る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、周知の技術の構造とは異なるサイクリングマシンの慣 性輪構造を提供することにあり、それは、周知の一体成形慣性輪の弊害を無くし 、製造が容易で、変形しにくく、製造コストが低く、外形に変化性を有するなど 多くの機能を有するようにしたものとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、サイクリングマシンの慣性輪構造において、内側が中空の リムを具え、該リムの内側のリム口の円形リム縁経路に沿って凹溝が設けられ、 リムの中央に内側が中空で軸方向に設置されたハブが位置決めされ、ハブのリム 中間部分に対応する部分にストッパリングが凸設され、一つのブロック片セット が、リムとハブの間に設けられ、ブロック片セットの中間に円孔が設けられて結 合構造によりリムのストッパリングと結合位置決めされ、ブロック片セットの外 縁端がリムの凹溝内に嵌め込まれたことを特徴とする、サイクリングマシンの慣 性輪構造としている。 請求項2の考案は、請求項1に記載のサイクリングマシンの慣性輪構造におい て、ブロック片セットが左リムブロック片セットと右リムブロック片セットが緊 密に貼り合わされて構成され、各一つのブロック片セットが複数の扇形ブロック 片を併合してなる円形を呈し、且つ左リムブロック片セットと右リムブロック片 セットのブロック片が交錯する方式で配列され、そのうち一方のブロック片セッ トのブロック片の狭小端の両側に半円凹状の係止縁が設けられ、二つの隣合う係 止縁が合成され結合孔に対応する円孔を形成し、位置決め手段が結合孔、円孔を 通りさらにハブより凸伸するストッパリングに設けられたネジ孔に螺接されたこ とを特徴とする、サイクリングマシンの慣性輪構造としている。 請求項3の考案は、請求項1に記載のサイクリングマシンの慣性輪構造におい て、ブロック片セットが左リムブロック片セットと右リムブロック片セットが緊 密に貼り合わされてなり、各一つのブロック片セットが円盤状を呈し、中間に一 つの円孔を有してハブのストッパリングの一側に挿嵌され、円盤の腹部が隆起す るか或いは補強リブを具えたことを特徴とする、サイクリングマシンの慣性輪構 造としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に二つの実施可能な実施例を挙げ、並びに図面を参照しながら本考案を説 明する。
【0008】 まず、図1、2は、それぞれ本考案の実施例をサイクリングマシンに応用した 外観図、及び慣性輪1の構造組成分解図であり、その組成構造は、 リム2とされ、図3から図5に示されるように、その内側の円形リム縁経路に 沿って凹溝20が設けられ、リム2の中央に内側が中空のハブ21が位置決めさ れ、ハブ21の中間にストッパリング210があり、リム2の凹溝20に対応す る部分に円形の位置決めリップ211が延設され、且つストッパリング210に 所定数の軸方向ネジ孔212が設けられた、上記リム2と、 左リムブロック片セット3とされ、複数の扇形状ブロック体30を具え(金属 を加圧成形してなり、本考案の実施例では8個のブロック体30で組成するのを 例として説明しているが、実施上はこれに限定されるわけではない。)、このブ ロック体30の厚さがリム2の凹溝20の溝幅の約半分とされ、外縁端が共同で 円形を組成し且つリム2の凹溝20内の左側端に当接し、ブロック体30の狭小 端が凹円弧状を呈し、それはハブ21の円形位置決めリップ211に当接し、各 一つのブロック体30内側端のハブ21のストッパリング210のネジ孔212 に対応する部分に、結合孔300が設けられている、上記左リムブロック片セッ ト3と、 右リムブロック片セット4とされ、複数の扇形状ブロック体40で円形に組成 され、それは前述の左リムブロック片セット3とハブ21のストッパリング21 0間に位置し、且つ相互に緊密に当接し、左リムブロック片セット3と交錯する よう設置され、図3、4に示されるようであり、これらブロック体40の厚さが リム2の凹溝20の溝幅の約半分とされ、外側端が共同でリム2の凹溝20内の 右側端に組み付けられ、ブロック体40の細小端が円弧凹状を呈し、それはハブ 21の円形位置決めリップ211に当接し、縮小端両側にそれぞれ半円凹状の係 止縁400が設けられ、二つの隣り合うブロック体40の対向する二つの係止縁 400が結合されて一つの円孔を形成し、この円孔がちょうど左リムブロック片 セット3のブロック体30の結合孔300と整合する(図3、4参照)、上記右 リムブロック片セット4と、 複数の位置決め手段5とされ、ネジ部品とされ得て、ブロック体30、40に 合わせて8つとされ、それは左リムブロック片セット3端よりブロック体30の 結合孔300、二つの隣合うブロック体40の係止縁400が合成されてなる円 孔を貫通し、さらにハブ21の軸方向ネジ孔212と螺接され(図5参照)、即 ち左リムブロック片セット3と右リムブロック片セット4の中間部分をハブ21 と結合し位置決めする、上記複数の位置決め手段5と、 を具えている。
【0009】 以上の設置により、位置決め手段5(例えばネジ)を利用し、リム2内側の緊 密に隣り合うブロック体30、40を結合し位置決めし、即ちリム2の内側に取 り付けたブロック体30、40が安定した強固な位置決め機能を有するものとす る(図5参照)。
【0010】 以上の説明から分かるように、本考案の慣性輪1構造組成は、周知の、鋳鉄を 採用し、大面積のリム、ハブ及び両者間の厚さの比較的薄い部分を一体成形した 構造のために、面積が大きいため容易に変形する欠点が存在したのとは反対に、 本考案のリム、ハブ及び中間のブロック片セットの三者はそれぞれ別個に成形さ れてから組立られ、且つブロック片セットは多数の片状の左リムブロック片30 、右リムブロック片40をリム2の内側に組み付けており、このブロック片30 、40の面積は小さく、且つ成形時に加圧成形され、成形速度が速く、且つ、製 造上、任意にブロック片30、40の色、数量、さらには材質強度(例えば偶数 ブロック片を赤、奇数ブロック片を青としたり、或いはブロック片の数量(大き さ)を改変できる)、即ち、豊富な組合せ変化を達成し、製品の市場の多様性を 高めることができる。特に、製造工程方法の改良により、周知の鋳鉄一体成形の 速度が遅い欠点を改善し、及び、全体の製造コストに対しても、大幅に下げるこ とができる。即ち本考案はあきらかに周知の技術の欠点を改善しており、機能上 の増進を有し、進歩性を有し、極めて実用性、新規性の価値を有する考案である 。
【0011】 次に、これらブロック片をリム2内側に組み付ける結合構造は、上述の左リム ブロック片30に結合孔300、右リムブロック片40に半円凹状の係止縁40 0を設置し、さらに位置決め手段5をハブ21のストッパリング210のネジ孔 212に通すことにより三者を結合させる以外に、結合構造は、ネジ部品を左右 のブロック片30、40を貫通させて、ブロック片を直接ハブ21のストッパリ ング210にネジ止めするか、或いは直接相互にリベットで接合することができ 、いずれも相互結合の目的を達成することができる。
【0012】 また、上述の左リムブロック片セット3、右リムブロック片セット4は製造上 、円盤状に製造して、中間に一つの円孔を設けることも可能で、外縁をリム2の 凹溝20内側に嵌め込み、中間の、ハブ21のストッパリング210の両側の位 置を位置決め手段5でネジ止めすれば、図7に示されるようになり、且つ視覚変 化と強度増加のために、腹部を隆起状とするか、或いは一体加圧成形により補助 リブを形成し、該補助リブ或いは隆起部分の色を変化させることもでき、これに より使用時の幻惑効果を有するようにする。
【0013】
【考案の効果】
総合すると、本考案は進歩性と産業上の利用性を有し、且つ本考案の構造は未 だ公開発表されておらず、新規性を有し、ゆえに本考案は実用新案登録の要件に 符合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例をサイクリングマシンに取り付
けた構造表示図である。
【図2】本考案の実施例の慣性輪の部品分解図である。
【図3】本考案の実施例の慣性輪の組合せ外観斜視図で
ある。
【図4】本考案の実施例の慣性輪の組合せ側面図であ
る。
【図5】図4中のA−A断面図である。
【図6】本考案の実施例の左リムブロック片と位置決め
手段の結合表示図である。
【図7】本考案のもう一つの実施例の断面構造図であ
る。
【符号の説明】
1 慣性輪 2 リム 20 凹溝 21 ハブ 3 左リムブロック片セット 4 右リムブロック片セット 30、40 ブロック片 5 位置決め手段 300 結合孔 400 係止縁 210 ストッパリング 211 位置決めリップ 212 ネジ孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイクリングマシンの慣性輪構造におい
    て、内側が中空のリムを具え、該リムの内側のリム口の
    円形リム縁経路に沿って凹溝が設けられ、リムの中央に
    内側が中空で軸方向に設置されたハブが位置決めされ、
    ハブのリム中間部分に対応する部分にストッパリングが
    凸設され、一つのブロック片セットが、リムとハブの間
    に設けられ、ブロック片セットの中間に円孔が設けられ
    て結合構造によりリムのストッパリングと結合位置決め
    され、ブロック片セットの外縁端がリムの凹溝内に嵌め
    込まれたことを特徴とする、サイクリングマシンの慣性
    輪構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサイクリングマシンの
    慣性輪構造において、ブロック片セットが左リムブロッ
    ク片セットと右リムブロック片セットが緊密に貼り合わ
    されて構成され、各一つのブロック片セットが複数の扇
    形ブロック片を併合してなる円形を呈し、且つ左リムブ
    ロック片セットと右リムブロック片セットのブロック片
    が交錯する方式で配列され、そのうち一方のブロック片
    セットのブロック片の狭小端の両側に半円凹状の係止縁
    が設けられ、二つの隣合う係止縁が合成され結合孔に対
    応する円孔を形成し、位置決め手段が結合孔、円孔を通
    りさらにハブより凸伸するストッパリングに設けられた
    ネジ孔に螺接されたことを特徴とする、サイクリングマ
    シンの慣性輪構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のサイクリングマシンの
    慣性輪構造において、ブロック片セットが左リムブロッ
    ク片セットと右リムブロック片セットが緊密に貼り合わ
    されてなり、各一つのブロック片セットが円盤状を呈
    し、中間に一つの円孔を有してハブのストッパリングの
    一側に挿嵌され、円盤の腹部が隆起するか或いは補強リ
    ブを具えたことを特徴とする、サイクリングマシンの慣
    性輪構造。
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