JP3089306U - 傘 骨 - Google Patents

傘 骨

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俊 光 林
榮 仁 張
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福太洋傘工廠股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傘を折り畳んだときに、折り畳まれた傘骨の
半径方向への緩みを防止するとともに傘のより優れた装
飾的な外観のためにコンパクトに折り畳まれた傘を形成
し得る強化プラスチック製の傘骨を提供する。 【解決手段】 傘骨2は、最外端部に取り付けられたボ
ールチップ24近傍の外方骨部分23上に覆い被せられ
た金属スリーブ部材3を含み、金属スリーブ部材3およ
び外方骨部分23は傘の中心シャフト1に向かう内方へ
中心に向けて協同して湾曲されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、傘骨に係り、さらに詳しくは、傘を折り畳んだときに内方にわずか に曲げられる強化プラスチック製の傘骨に関する。
【0002】
【考案の背景】
従来の傘骨には、骨の外端部に取り付けられるプラスチック製の湾曲したスリ ーブを備え、傘を折り畳んだときにコンパクトに折り畳まれた傘を形成するため に、骨端部が中心シャフトの方へ向くようにしたものが知られている(登録意匠 番号926360の類似1の意匠公報を参照)。
【0003】 しかしながら、前記スリーブは、骨に比べて外径が大きいことから、傘の装飾 的な外観に悪影響を与える虞がある。
【0004】 本願の考案者らは、従来の傘骨の欠点を見つけ出し、傘を折り畳んだときにコ ンパクトに折り畳まれた傘を形成するために、内方に向けてわずかに曲げられる 傘骨を考案するに至った。
【0005】 そこで、本考案は、傘骨の最外端部に取り付けられたボールチップ近傍の外方 骨部分上に覆い被せられた金属スリーブ部材を含み、金属スリーブ部材および外 方骨部分は傘の中心シャフトに向かう内方へ中心に向けて協同して湾曲し、傘を 折り畳んだときに、折り畳まれた傘骨の半径方向への緩みを防止するとともに傘 のより優れた装飾的な外観のためにコンパクトに折り畳まれた傘を形成し得る強 化プラスチック製の傘骨を提供することを目的する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は、下記する手段により達成される。
【0007】 (1)傘の中心シャフトに回動自在に取り付けられるプラスチック製の傘骨で あって、傘骨の最外端部の近傍の外方骨部分上に覆い被せられるとともに当該外 方骨部分の周囲に配置される金属スリーブ部材を有し、前記金属スリーブ部材お よび当該スリーブ部材内に配置される前記外方骨部分が前記中心シャフトに向か う内方へ中心に向けて共同して湾曲してなり、傘を折り畳んだときにコンパクト に折り畳まれた傘を形成するようにした傘骨。
【0008】 (2)湾曲した前記外方骨部分の外方骨軸線は、傘骨の縦軸との間で鋭角を定 めるために、前記縦軸に交差してなる上記(1)に記載の傘骨。
【0009】 (3)前記鋭角は、3〜15度の範囲である上記(2)に記載の傘骨。
【0010】 (4)炭素繊維強化プラスチック、ガラス繊維強化プラスチック、複合材料、 エンジニアリングプラスチックを含む強化プラスチックから形成されてなる上記 (1)に記載の傘骨。
【0011】 (5)M字形状、U字形状、V字形状、環状および多角形形状を含む何学的形 状からなる断面を有してなる上記(1)に記載の傘骨。
【0012】 (6)前記金属スリーブ部材は、傘骨上に摩擦的に緊密に結合されてなる上記 (1)に記載の傘骨。
【0013】 (7)前記金属スリーブ部材は、前記最外端部に取り付けられたボールチップ 近傍の前記外方骨部分上に配置され、傘を折り畳んだときに前記中心シャフトに 摺動可能に保持されたランナと並列され、前記ランナは、傘骨と回動自在に連結 される伸張骨に回動自在に連結されてなる上記(1)に記載の傘骨。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0015】 図1は、本考案に係る傘骨を傘を折り畳んだ状態で示す図、図2は、図1に示 される傘の部分拡大図、図3は、傘骨の一部を示す斜視図、図4は、傘骨を示す 断面図である。
【0016】 図示するように、本考案のプラスチック製の傘骨2は、親骨、メイン骨あるい はトップ骨と定義される。傘骨2は、内端部と、中央部あるいは中央ジョイント 22と、外方骨部分23と、ボールチップ24と、を有している。傘骨2の内端 部は、中心シャフト1の頂部に形成される上ノッチ21に回動自在に取り付けら れている。中心シャフト1には、ランナ40が摺動可能に保持されている。ラン ナ40に伸張骨4の内端部41が回動自在に取り付けられている。傘骨2の中央 ジョイント22は、伸張骨4の外端部42と回動自在に連結されている。外方骨 部分23は、金属スリーブ部材3を有し、当該金属スリーブ部材3は、外方骨部 分上に覆い被せられ、当該外方骨部分の周囲に配置されている。ボールチップ2 4は、傘骨2の最外端部に取り付けられている。金属スリーブ部材3は、傘を折 り畳むと、傘を閉じてあるいは折り畳んだときのランナ40に対応する位置に並 列される。
【0017】 プラスチック製の傘骨2は、炭素繊維強化プラスチック、ガラス繊維強化プラ スチック、複合材料、エンジニアリングプラスチックおよびその他の強化プラス チックから形成されている。
【0018】 金属スリーブ部材3は、銅チューブ、アルミニウム合金チューブ、ステンレス 鋼チューブおよび適当な剛性および機械的強さを備えるその他の金属ないし合金 から形成することができる。
【0019】 傘骨2の外方骨部分23に覆い被せられた金属スリーブ部材3は、中心シャフ ト1の軸線に向かう内方にないし中心に向けてわずかに曲げられている。中心シ ャフト1に向かう中心に向けて湾曲された外方骨部分23は、傘骨2の縦軸Xと の間で小さい鋭角Aを定めるために、縦軸Xに交差される外方骨軸線Yを有して いる。
【0020】 外方骨軸線Yと傘骨2の縦軸Xとの間の小さい鋭角Aは、3〜15度の範囲、 好ましくは、3〜5度の範囲である(図2参照)。
【0021】 金属スリーブ部材3は、当該スリーブ部材3と外方骨部分23とを摩擦的な緊 密結合によって、外方骨部分23に覆い被せられている。スリーブ部材3と傘骨 2との付着ないし接合を高めるために、外方骨部分23とスリーブ部材3との間 に接着剤を塗布することができる。傘骨2上にスリーブ部材3を連結するために は、いかなる接合方法をも使用できるが、本考案においては限定されるものでは ない。
【0022】 連結された外方骨部分23を備える金属スリーブ部材3がシャフト1に向けて 内方ないし中心に向けて湾曲されると、金属スリーブ部材3の剛性は、プラスチ ック製の傘骨2によって引き起こされる弾性復元効果に打ち勝つあるいは弾性復 元効果を抑えるであろう。換言すれば、湾曲した状態から平らな状態へのプラス チック製傘骨2による弾性復原力は、わずかに湾曲した金属スリーブ部材3の剛 性によって、限定され抑えられる。
【0023】 したがって、スリーブ部材3およびそこに配置された傘骨2の外方骨部分23 が湾曲すると、外方骨部分23は、傘を折り畳むと、安定して湾曲し、シャフト 1に向けて向きを定められる。
【0024】 一旦折り畳まれた傘骨2の端部は、傘骨2の放射状の「緩み」を防ぎ、折り畳 まれた傘の装飾的なコンパクトな外観を形成するために、中心シャフト1に向け て接近し向きを定める。
【0025】 金属スリーブ部材3は短い長さを有するまさに小さい片であり、非常に薄い厚 さを有していることから、当該金属スリーブ部材3は、特に折り畳まれた傘の装 飾的な外観を悪化させないであろう。
【0026】 図4に示すように、本考案に係るプラスチック製傘骨2は、断面M字形状を有 しているが、これに限られず、U字形状、V字形状、環状、多角形形状あるいは 他のいかなる幾何学的形状からなるいかなる断面形状をも、本考案の傘骨2のた めに形成することができる。スリーブ部材3は、環状あるいは他のいかなる形状 にも形成することができ、本考案においては特に限定されるものではない。
【0027】 本考案は、本考案の趣旨および範囲から逸脱することなく、適宜変更すること が可能である。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、傘を折り畳んだときに、折り畳まれた傘 骨の半径方向への緩みを防止するとともに傘のより優れた装飾的な外観のために コンパクトに折り畳まれた傘を形成し得る強化プラスチック製の傘骨を提供でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る傘骨を傘を折り畳んだ状態で示
す図である。
【図2】 図1に示される傘の部分拡大図である。
【図3】 傘骨の一部を示す斜視図である。
【図4】 傘骨を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・中心シャフト 2・・・プラスチック製の傘骨 3・・・金属スリーブ部材 4・・・伸張骨 23・・・外方骨部分 24・・・ボールチップ 40・・・ランナ X・・・縦軸 Y・・・外方骨軸線 A・・・鋭角

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘の中心シャフト(1)に回動自在に取
    り付けられるプラスチック製の傘骨(2)であって、傘
    骨(2)の最外端部の近傍の外方骨部分(23)上に覆
    い被せられるとともに当該外方骨部分(23)の周囲に
    配置される金属スリーブ部材(3)を有し、前記金属ス
    リーブ部材(3)および当該スリーブ部材(3)内に配
    置される前記外方骨部分(23)が前記中心シャフト
    (1)に向かう内方へ中心に向けて共同して湾曲してな
    り、傘を折り畳んだときにコンパクトに折り畳まれた傘
    を形成するようにした傘骨。
  2. 【請求項2】 湾曲した前記外方骨部分(23)の外方
    骨軸線(Y)は、傘骨(2)の縦軸(X)との間で鋭角
    (A)を定めるために、前記縦軸(X)に交差してなる
    請求項1に記載の傘骨。
  3. 【請求項3】 前記鋭角(A)は、3〜15度の範囲で
    ある請求項2に記載の傘骨。
  4. 【請求項4】 炭素繊維強化プラスチック、ガラス繊維
    強化プラスチック、複合材料、エンジニアリングプラス
    チックを含む強化プラスチックから形成されてなる請求
    項1に記載の傘骨。
  5. 【請求項5】 M字形状、U字形状、V字形状、環状お
    よび多角形形状を含む何学的形状からなる断面を有して
    なる請求項1に記載の傘骨。
  6. 【請求項6】 前記金属スリーブ部材(3)は、傘骨
    (2)上に摩擦的に緊密に結合されてなる請求項1に記
    載の傘骨。
  7. 【請求項7】 前記金属スリーブ部材(3)は、前記最
    外端部に取り付けられたボールチップ(24)近傍の前
    記外方骨部分(23)上に配置され、傘を折り畳んだと
    きに前記中心シャフト(1)に摺動可能に保持されたラ
    ンナ(40)と並列され、前記ランナ(40)は、傘骨
    (2)と回動自在に連結される伸張骨(4)に回動自在
    に連結されてなる請求項1に記載の傘骨。
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