JP3089068U - 照明器具における造営面接触構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本体ユニットを造営面に接触させる場合、本体
ユニットと本体ユニット取付部との接合部、すなわち可
動部分の高さに関係なく、１個の本体ユニットでその対
応を可能とすることを課題とした。 【解決手段】上記の課題を解決するために、本体ユニッ
トと品体ユニット取付部との接合部のネジ孔を、本体ユ
ニットの一端部の上下に設け、接合部の高さに応じて上
下のネジ孔を選択しようできるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術】

本考案は、照明器具の安定器等を収納する本体ユニットを造営面（例えば天井 裏など）に接触させる場合の構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、の本体ユニット（Ａ）を造営面（Ｂ）と接続させる場合には、図３に示 す浅型、図４に示す深型があるが、共に本体ユニット（Ａ）の可動部（Ｃ）に応 力を集中させないため、本体ユニット（Ａ）は図３、図４の如く造営面（Ｂ）に 接触させる必要があり、そのため浅型の場合は、図３の如く、それに応じた本体 ユニット（Ａ）を、そして深型の場合にはその長さを調節するためほかに別部品 （Ｄ）を取り付ける必要があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、浅型、深型の何れかに対しても、本体ユニットを変更することも、 又長さ調節のために別部品を使用することもなく、１個の本体ユニットによって 何れにも対応可能となることを課題とした。

【０００４】

【課題を解決するための手段】」 本体ユニットを変えることも、又別部品も使用することなく、１個の本体ユニ ットで常に造営面への接触が可能となるように、本体ユニットの一端部の照明器 具への取付孔を上下に設けた。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態について、図面に基づいて説明する。 第１図及び第２図は、本願の本体ユニット可動型ダウンライト照明器具における 浅型及び深型をそれぞれ示しているものであり、具体的には、造営面（例えば天 井裏など）より上方に突出した照明器具の高さにより、第１図の浅型及び第２図 の深型に分別されるものである。 そしてかかる場合、本考案の本体ユニット（安定器等を収納する）は、１個の 本体ユニットで何れも対応し得るようにしたものであり、その構成は、本体ユニ ット（１）の一端部の上下に、それぞれネジ孔（１）ａ、（１）ｂを設けること によって照明器具上端の本体ユニット取付部（２）の一端のネジ孔に合わせてネ ジ止めすればよく、すなわち浅型であれば第１図の如く、本体ユニット下方のネ ジ孔（１）ｂに、又深型であれば、第２図の如く、本単ユニット上方のネジ孔（ １）ａに、ネジ止めさせるものであり、これによって、すなわちネジ孔の選択に よって、本体ユニットのネジ止め部分の（１）ａ、（１）ｂの可動部には応力が 集中せず造営面（３）の本体ユニット（１）は接触するものである。

【０００６】

【考案の効果】

従来は、本体ユニットの可動型ダウンライト照明器具にあっては可動部分、す なわち本体ユニットと本体ユニットの取付部の接続部分に応力を集中させないた めに、本体ユニットを造営面に接続させる場合、深型、浅型の高さに応じて同一 部品で対応することが困難であったが、本考案は、本体ユニットの一端部に僅か ２ヶ所のネジ孔を設けるのみで、すなわち上下２ヶ所の何れかを高さに応じ選択 して接合するのみで、１ケの本体ユニットだけを以て可能としたものであって、 従来図の如く、高さに応じて別部品を用いたり、本体ユニットを換えたりする必 要のないものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の造営面の接触構造を示す正面図

【図２】 本考案の造営面の接触構造を示す正面図

【図３】 従来の造営面の接触構造を示す正面図

【図４】 従来の造営面の接触構造を示す正面図

【符号の説明】

（１） 本体ユニット （１）ａ ネジ孔
（１）ｂ ネジ孔 （２） 本体ユニット取付部 （３） 造営面 （４） 反射板 （５） 枠

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【手続補正書】

【提出日】平成１４年５月１５日（２００２．５．１
５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録願請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録願請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】照明器具の上端の一端部に、造営面（例え
   ば天井裏など）に接触させる本体ユニットを可動式に取
   り付ける場合において、本体ユニットの一端部の上下に
   ネジ孔を設けることによって、上下２ヶ所の何れも前記
   の照明器具の上端の一端部への取り付けを可能とし、１
   個の本体ユニットによって常に造営面への接触を可能と
   した。