JP3088906U - ドア・窓等の網戸における補修用アミセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補修作業が極めて簡単であり、風通しもよ
く、しかも、害虫の侵入も防げる網戸における補修用ア
ミセットを開発・提供するものである。 【解決手段】 ドア・窓等の網戸における補修用に用い
る，網戸の穴あき・破れ等の破損箇所を補修する網体
（１）であって、該網体（１）は、ステンレス製金属線
を縦・横に編んで格子状に形成し、該網体（１）の周囲
に、所定間隔おきに、該網体（１）のステンレス製金属
線からなる係止線（１ａ）を突出して設け、これら網体
（１）を、一枚か、あるいは、大きさの異なる大小の網
体を、複数枚セットにして設けたことを特徴とする網戸
における補修用アミセット。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、網戸における補修用アミセットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、建物の窓や戸等に貼設される網戸は、夏期には、風は侵入するため、涼 しく、また、蚊・ハエ等の害虫は侵入を遮断されるものであり、大変、便利なも のである。

【０００３】 しかし、網体であるため、弱く、破れたり、穴が空いてしまったりすることが 再々あり、そのため、その穴や破れた箇所より、蚊やハエ等が室内に侵入し、不 衛生となる。

【０００４】 そのため、シールタイプの補修材があり、透明な接着シートに、網目が描出・ 表示されており、これを、網戸の破れた箇所を挟んで、表・裏両面から、該透明 な接着シートをサンドイッチ状に挟んで、接着したものがある。

【０００５】 しかしながら、この補修材では、シールの接着面に、ほこりが付着したり、 剥がれ落ちやすく、また、該補修材は、風を通さないので暑く、単なる、見た目 上の体裁だけのものに過ぎなかった。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、この考案は、上記の欠点を除去し、補修作業も極めて簡単であり、風 通しもよく、しかも、害虫の侵入も防げる網戸における補修用アミセットを開発 ・提供するものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

その手段として、網戸（Ａ）の穴あき、破れ等の破損箇所（Ｂ）より大きめの 、網体を設け、該網体の周囲にぞれ、一定間隔置きに、ステンレス製金属線から なる係止線を突出して設け、これら網戸の破れた箇所を覆うように装着した後、 各、係止線を折り曲げて固定する網戸における補修用アミセットからなるもので ある。

【０００８】

【考案の実施の形態】

そこで、この考案の一実施例を図面に従って詳述すると、ドア・窓等の網戸（ Ａ）における補修用に用いる，網戸の穴あき・破れ等の破損箇所（Ｂ）を補修す る網体（１）であって、該網体（１）は、ステンレス製金属線を縦・横に編んで 格子状に形成し、該網体（１）の周囲に、所定間隔おきに、該網体（１）のステ ンレス製金属線からなる係止線（１ａ）を突出して設け、これら網体（１）を、 一枚か、あるいは、大きさの異なる大小の網体を、複数枚セットにして設けたこ とを特徴とする網戸における補修用アミセットから構成されるものである。

【０００９】 また、網体（１）を複数枚設けるとは、例えば、大・小、ロングサイズ等のま ちまちの大きさのものをセットで用意しておくものであり、大の網体（１）は、 ９０×７０ｍｍ、小の網体（１′）は、６５×４５ｍｍ、そしてロングサイズの 網体（１″）は、２００×４０ｍｍであり、これらを一セットとして袋に入れて 販売するものである。また、これら網体（１）は、矩形のものを明示したが、他 の形状であっても、もちろん、よいものである。

【００１０】 尚、この網体を用いた網戸の補修方法を説明すると、網戸の穴あき、破れ等の 破損箇所より大きめの、網体（１）を捜し出し、該網体（１）を、網戸の表ある いは裏面に装着し、その際、該網体（１）の周囲にぞれ、一定間隔置きに、ステ ンレス製金属線からなる係止線（１ａ）を網体（１）に対して直角に折り曲げた 状態で装着すると、前記係止線（１ａ）は、網戸側の格子状の網目に挿通されて おり、これら挿通された各係止線（１ａ）を、網戸の表面と平行に折り曲げるこ とにより、作業が完了するものである。

【００１１】

【考案の効果】

この考案によると、網戸における補修用に用いる，網戸の穴あき・破れを補修 する，ステンレス製金属線（１ａ）を、縦・横格子状に編んで形成した網体（１ ）を設け、該網体（１）の周囲に、所定間隔おきに、該網体（１）のステンレス 製金属線からなる係止線（１ａ）を突出して設け、これら網体（１）を、単独か 、あるいは、大きさの異なる大小の網体を、複数枚設けたことにより、穴あき、 破れの破損の大きさに応じた網体（１）を選んで、使用することができ、網体（ １）も係止線（１ａ）もステンレス製金属線から構成されるため、風雨によって 錆びることがなく、従来例のように、剥がれ落ちたりすることがなく、確実に風 が入り、しかも、害虫は遮断することができ、装着も極めて簡単である等極めて 有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す正面図である。

【図２】この考案の一実施例を示す説明図である。

【図３】この考案を用いた使用例を示す説明図である。

【図４】この考案の一実施例を示す正面図である。

【符号の説明】

１ 網体 １ａ 係止線 Ａ 網戸 Ｂ 破損箇所

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ドア・窓等の網戸における補修用に用い
   る，網戸の穴あき・破れ等の破損箇所を補修する網体
   （１）であって、該網体（１）は、ステンレス製金属線
   を縦・横に編んで格子状に形成し、該網体（１）の周囲
   に、所定間隔おきに、該網体（１）のステンレス製金属
   線からなる係止線（１ａ）を突出して設け、これら網体
   （１）を、一枚か、あるいは、大きさの異なる大小の網
   体を、複数枚セットにして設けたことを特徴とする網戸
   における補修用アミセット。