JP3088642U - 安息防止じょうご - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】液体以外の微粒子などを大きな入れものから小
さな箱や袋ボトルなど、容器に落下収納したい場合、一
般に、円錐状のじょうごが使われるのが常である。本考
案は、投入物を円滑に集中落下させるためにじょうごの
部分的な母線角を、安息角以上に急傾斜させていること
を目的とする。 【解決手段】急傾斜部分では投入物が遅滞なく落下する
ため、他の部分にも連続したなだれ現象を誘発させ結果
的に、外部から何らの作用も介入することなく、連続し
て投入物を集中落下させることが可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、投入物を狭い部分に落下誘導させるじょうごに関するものである。

【０００２】

【考案が解決しょうとする課題】

周知のように、微粒子や粉体などを乗せた面を傾斜させた時、それらが崩れ落 ちないで安定している最大の角度を安息角（休止角）と云い じょうごの場合一 般に母線と水平面との角度で表すのが常である。即ち、じょうごの母線が安息角 以下で与える必要が生じる。その為に、じょうご全体の母線角を大きくすれば必 然的に大型のものとなり、日常使用には不便となる。本考案は、じょうごを粉体 などに利用する場合通常の形状と大きさのじょうごに比較し材料が入り易い本体 を小型に出来る。

【０００３】

【考案の実施の形態】

図３のとおり

【０００４】

【実施例】

図３のとおり

【０００５】

【考案の効果】

本考案のじょうごを使用すれば、粉体を狭いところにスムーズに収納すること が出来るので、作業が極めて効率的になる。 勿論このじょうごは 液体にも併用できる。

【０００６】 本考案のじょうごを制作するには、特別技術的な困難を伴うことなく、従来の じょうご製造技術に若干の変更をくわえるのみで容易に製作可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるじょうごの斜視図である。

【符号の説明】 １ 通常の傾斜部 ２ 安息角以上の急傾斜部 ３ 粉体投入部 ４ 粉体吐出部

【図２】図１のＡ−Ａ’の断面図である。

【図３】本考案によるじょうごの実施例である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】じょうごの水平面に対する母線角を部分的
   に他の部分より急な傾斜角をもたせた 安息防止じょう
   ご。