JP3087683U - ナイフスタンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃物を衛生的な状態にするナイフスタンドを
提供する。 【解決手段】 前ボディー２、後ボディー３、上蓋４お
よびナイフ槽座７を備える。前ボディー２および後ボデ
ィー３が継ぎ合わされた後、上蓋４によりカバーがさ
れ、上蓋４には複数の挿入口４０が設けられる。挿入口
４０により複数の刃物６が嵌められ、刃物６の刃６１は
ナイフ槽座７のナイフ槽７０の中に深く入れられ、前ボ
ディー２の前方に前パネル５が設けられる。ナイフスタ
ンドのナイフ槽７０の内部に紫外線殺菌燈７３が設けら
れ、この紫外線殺菌燈７３より紫外線が発生して、挿入
槽３０に挿入されている刃物６に対して殺菌処理を行
い、刃物６の表面に発生している細菌を除去することに
より刃物６を衛生的な状態にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はナイフスタンドに関し、特にナイフスタンドに挿入する刃物に対して 殺菌を行う新型のデザインを指し、二つのボディーおよびボディーの上蓋を有し 、上蓋にはナイフの挿入口が設けられ、二つのボディーの内部にナイフ槽座が設 けられ、ナイフ槽座はオープン式ナイフ槽を有し、またナイフ槽座の下方に引出 し式の水溜皿が設けられ、二つのボディーの下方に台座が設けられており、この 台座は折り畳み式であるので、本考案のナイフスタンドを平面(あるいはテーブ ル）に置く時に便利で、その特徴はナイフ槽の台の内部に紫外線殺菌燈が設けら れていることであり、この紫外線殺菌燈はナイフ槽座の下方に設けられて、紫外 線殺菌燈の上方にには水分の浸入を防止するほやが設けられ、かつ紫外線殺菌燈 より発生した紫外線は刃物の表面に殺菌処理を行い、安全な殺菌効果が得られる ナイフスタンドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のナイフスタンドは図１に示す通り、台座１、刃物座１０および上蓋１１ の組み合わせであり、その中の刃物座１０には複数の刃物挿入槽１００があり、 刃物１２を挿入槽１００に挿入すると、刃物の水分は挿入槽１００を通して台座 １の集水槽１３へ垂れる。そのナイフスタンドは刃物の集中放置場として提供さ れているが、刃物の刃を乾燥または殺菌する効果がないため挿入槽に細菌が発生 しやすく、長時間挿入槽に挿入している全ての刃物の刃が汚染されやすいだけで はなく、台座１の集水槽１３の水分は乾燥しにくいため、細菌が繁殖する温床に なりやすく、使用者の健康に莫大な脅威を与えている。 よって本考案者は、長年の各種類の新商品のデザイン、開発および製造経験を 累積して、周知のナイフスタンドの問題について研究し、本考案を創作した。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

よって本考案の目的は、刃物を衛生的な状態にするナイフスタンドを提供する ことである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するための本考案のナイフスタンドは、挿入槽に挿入されて いる刃物に対して殺菌処理を行い、刃物の表面に発生している細菌を除去するこ とにより刃物を衛生的な状態にする。 また、本考案の特徴の一つは、ナイフスタンドのナイフ槽の内部に紫外線殺菌 燈が設けられて、この紫外線殺菌燈より紫外線が発生して、ナイフ槽内部の刃に 対して殺菌を行うので、より一層健康面および安全面に優れた効果を有する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図２〜図４に示す通り本考案のナイフスタンドは、前、後のボディー２、３を 備え、また前、後のボディー２、３が継ぎ合わされた後、ボディーの上蓋により カバーされ、上蓋４には複数の挿入口４０が設けられ、その挿入口４０により刃 物６の柄６０が軽く嵌められるので、刃物は挿入されてから左右に揺れず、刃物 ６の刃６１はナイフ槽座７のナイフ槽７０の中に深く入り、またナイフの柄６０ と刃６１との間に弧形の内凹面６２が設けられている。前ボディー２の前方に前 パネル５を有し、この前パネル５は前ボディー２に継ぎ合わせることができ、ま た前パネル５の上方にボタン５０およびインジケーター５１が設けられ、ボタン ５０で操作が行われ、インジケーター５１で本ナイフスタンドの運行状況が示さ れる。

【０００６】 次はナイフ槽座７について説明する。ナイフ槽座７にオーブン式のナイフ槽７ ０が設けられ、またナイフ槽座７の底壁７１に前ボディー２の結合柱２０が挿入 できる複数の結合槽７１０が設けられ、そして後ボディー３の内壁にナイフ槽の 壁７１１を挿入する挿入槽３０が設けられ(図５に示す通り）、ナイフ槽座７と 前ボディー２とが結合され、そしてナイフ槽座７の下方に下向きの斜面７２が設 けられ、この斜面７２の下方に導水口７２０が設けられ、刃６１より垂れた水滴 が導水口７２０を通って、水溜皿８に集められる(図６に示す通り）。またナイ フ槽座７の中に紫外線殺菌燈７３が設けられ、この紫外線殺菌燈７３はナイフ槽 座７の下の配置槽７４の中に固定されて、その上方に保護用のほや７３０が設け られ、またねじ７３１でナイフ槽の内壁に付けられてから下に底のカバー７３２ で固定される。またナイフ槽座７の外側よりねじ７３３で底のカバー７３２が付 けられると、紫外線殺菌燈７３は固定されて、また水分の浸入も防止される。紫 外線殺菌燈７３より発生した紫外線がナイフ槽７０の中に伝導すると、殺菌効果 が得られる。

【０００７】 次に水溜皿８が設けられ、この水溜皿８は皿槽２１の中に設けられ、水溜皿８ にはハンドル８０が設けられ、指をハンドル８０と皿の壁８１との隙間に入れる ことができ、水溜皿８を配置したり皿槽２１を引出して水を空けて清掃する時に 便利である。

【０００８】 本考案は上記のように、ナイフ槽座の紫外線殺菌燈より発生した紫外線を利用 して、刃物の表面に発生している細菌を除去して刃物を無菌状態に保つことによ り、刃物が細菌が繁殖する温床にならずに飲食における安全性を引き上げるもの は、本考案の組み合わせである。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のナイフスタンドを示す分解斜視図であ
る。

【図２】本考案の一実施例によるナイフスタンドを示す
外観斜視図である。

【図３】本考案の一実施例によるナイフスタンドを示す
後側透視図である。

【図４】図３のＩ−Ｉの断面図および部分拡大図であ
る。

【図５】本考案の一実施例によるナイフスタンドを示す
左側透視図である。

【図６】本考案の一実施例によるナイフスタンドを示す
断面図である。

【符号の説明】

２ 前ボディー ３ 後ボディー ４ 上蓋 ５ 前パネル ６ 刃物 ７ ナイフ槽座 ６１ 刃 ７０ ナイフ槽 ７３ 紫外線殺菌燈 ７４ 配置槽 ７１０ 結合槽 ７３０ ほや ７３２ 底のカバー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 前ボディー、後ボディー、上蓋およびナ
   イフ槽座を備え、 前記前ボディーおよび前記後ボディーが継ぎ合わされた
   後、前記上蓋によりカバーがされ、前記上蓋には複数の
   挿入口が設けられ、前記挿入口により複数の刃物が嵌め
   られ、前記刃物の刃は前記ナイフ槽座のナイフ槽の中に
   深く入れられ、前記前ボディーの前方に前パネルが設け
   られ、 前記ナイフ槽座が設けられ、前記ナイフ槽座には前記ナ
   イフ槽が設けられ、前記ナイフ槽座の底壁に前記前ボデ
   ィーの結合柱が挿入可能である複数の結合槽が設けら
   れ、前記ナイフ槽座と前記前ボディーとが結合され、前
   記ナイフ槽座の中に紫外線殺菌燈が設けられ、前記紫外
   線殺菌燈は前記ナイフ槽座の下の配置槽の中に固定さ
   れ、前記紫外線殺菌燈の上方に保護用のほやが設けら
   れ、下に底のカバーが設けられて前記紫外線殺菌燈が固
   定され、水分の浸入が防止され、前記紫外線殺菌燈より
   発生した紫外線が前記ナイフ槽の中に伝導されると殺菌
   効果が得られることを特徴とするナイフスタンド。