JP3087522U - 高圧ガス容器用外ネジバルブの封印キャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧ガス用外ネジバルブの封印キャップを、
破壊しなければ取り外すことが出来ないようにする。 【構成】 切り込み溝（４）を付けた円錐キャップ
（１）の内側に、鋸歯状の抜け防止部（３）を設け、回
転防止部（２）に引き抜き用リング（５）を設けたも
の。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、医療用高圧ガス及び食品用高圧ガス等に使用されている、外ネジバ ルブの封印キャップに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、封印キャップを破壊せずに取り外すことができた。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

高圧ガス用外ネジバルブの封印キャップは、破壊しなくても取り外す事が出来る 為、高圧ガス使用後封印キャップを取り付けると、元の状態と同じにすることが 出来る。その為使用したものと新しく充填されたものとの区別がつかなくなる。 特に、医療用ガス及び食品用ガスにおける、封印としての効果が失われることに なる。 本案は、封印キャップを破壊しなければ取り外す事が出来ないようにしょうと考 えた．

【０００４】

【課題を解決するための手段】

取り付けた封印キャップを、引き抜き用リングを引いて破壊しなければ取り外せ ないようにする為に、引き抜き防止として、キャップの形状を円錐形とし、又キ ャップ内部にバルブのネジとかみ合う鋸歯状の構造を設けた。 さらに封印部がネジになっている為、回転しながら抜き取ることを防止する為、 回転防止構造とし、無理に回転すると破壊するようにした。

【０００５】

【作用】

本考案品をバルブネジ部に指で押し込むだけでよい。

【０００６】

【実施例】 医療用高圧ガス及び食品用高圧ガス等の充填所で封印される。

【０００７】

【考案の効果】

封印キャップを破壊しなければ取り外すことが出来ず、一度取り外したものは元 の状態に復元することが出来ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の封印キャップを高圧ガス用外ネジバル
ブに装着した状態図

【符号の説明】

（１）は円錐キャップ （２）は回転防止部 （３）は鋸歯状の抜け防止部 （４）は切り込み溝 （５）は引き抜き用リング （６）は高圧ガス用外ネジバルブ （７）は封印キャップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 切り込み溝（４）を付けた円錐キャッ
   プ（１）の内側に、鋸歯状の抜け防止部（３）を設け、
   回転防止部（２）に引き抜き用リング（５）を設けた、
   高圧ガス容器用外ネジバルブの封印キャップ。