JP3087166U - 快速脱着のバー体留め具 - Google Patents

快速脱着のバー体留め具

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JP3087166U JP2002000043U JP2002000043U JP3087166U JP 3087166 U JP3087166 U JP 3087166U JP 2002000043 U JP2002000043 U JP 2002000043U JP 2002000043 U JP2002000043 U JP 2002000043U JP 3087166 U JP3087166 U JP 3087166U
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呉春▲りょう▼
羅吉▲探▼
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呉春▲りょう▼
羅 吉▲探▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 如何なる工具或いはネジを使用する必要が
無く、バー体の外側から直接素早く嵌め込んだり、取り
外したりすることができる快速脱着のバー体留め具を提
供すること。 【解決手段】 バー体留め具がプラスチック材質の一
体成型で製造され、1個の弾性U字型本体11の前部に
活動式の左右留めリング12,13を連接し、且つ左右
留めリング12,13の内側も活動式の形態で連接さ
れ、左右留めリング12,13は、外側に向かって開た
り、噛み合わされてリング型になる2種類の形態に変形
することができる。その中の1つの留めリングの外面に
ピボット方式で留めリングを外側に開たり締めたりする
ことのできる湾曲偏心カムの引き取っ手133を設けて
いる。当該左右留めリング12,13の組み合わせ場所
に対応するように多数の歯止め121,131を設けて
相互のリング直径を調整できる。さらに左右留めリング
12,13の内側面の予定個所に滑り止め片122を設
けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
当考案は、快速脱着のバー体留め具の一種で、特に何の工具も必要とせずにバ ー体を外側から快適に噛み合わせたり取り外したりできる留め具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
医療補助器材或いは、日常用品のハンガー上に常に掛け金或いはハンドルのあ る固定具を設置しなければならない。 そして図1に示すように、もしも両端の全てに固定具101,102が有るバ ー体103に1つの位置固定具を設置する場合、直接上下の端に被せて組み合わ せる方法で設置することが出来ない。つまりバー体に対し直接外側から位置固定 具を設置することによってその目的を達することができる。
【0003】 次に従来から知られている一種のバー体留め具Aは、図2に示すように、2片 の留め金具104,105を利用して一方がピボット状106となっていて、別 の一方を締付けネジ107で固定するものである。 また別の従来のバー体留め具Bは、図3に示すように、1個のU字型体108 が貫く1個の位置固定片109を利用して、2個の締付けネジ107で固定する ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
調査によると前述の従来の留め具A或いはBを使用する時、必ず締付けネジ1 07及び工具を必要とし、時間や労力を必要とするだけでなく非常に不便なもの となっている。 且つ締付けネジ107が、もしもしっかりと締付けられていない場合、容易に 抜け落ちやすい。 そしてもしも締め付け過ぎるとバー体103の変形や表面が磨耗し易いという 欠点が生じる。 さらに突起状の締付けネジ107は、容易に人体や物品を傷つけやすく、且つ 非常に見た目も悪く、なお改善を待たれるものであった。
【0005】 当考案は、一種の快速脱着のバー体留め具で、如何なる工具或いはネジを使用 する必要が無く、バー体の外側から直接素早く嵌め込んだり、取り外したりする ことができる機能を持つことをその主な目的としている。 当考案は、一種の快速脱着のバー体留め具で、バー体の直径により留めリング の締付け具合を調整し、一定の範囲内にあるバー体に対し適用することができる ことを更なる目的としている。 当考案は、一種の快速脱着のバー体留め具で、バー体変形や磨耗させないとい う機能を持つことをもう一つの目的としている。 当考案は、一種の快速脱着のバー体留め具で、バー体にしっかりと粘着し、金 具が突出することが無く、見た目にもすっきりとし、且つ人体や物品を傷つける ことのない機能を持つことを別の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案は、快速脱着のバー体留め具の一種で、プラスチック材質 の一体成型で製造され、この構造上には1つの弾性U字型本体両先端の連接個所 に左右の留めリングを連接し、且つ左右の留めリング内にも活動式の連接形態を 持った連接個所を設け、左右留めリングは、外側向かって開くこと及び合わされ てリング型の2種類の形態に変形することができ、かつその中にある1つ留めリ ング外側の活動連結個所に近い位置に、差込ピンのピボットを設けて外側に引い たり閉めたりすることのできる留めリング外側に沿った湾曲形引き取っ手を置き 、且つ当該湾曲形取っ手のピボット端は、偏心カムの形態を持っていることを特 徴とする、快速脱着のバー体留め具である。 請求項2に係る考案は、請求項1において、左右留めリングの噛み合わせ箇所 に対応して多くの歯止めを設けたことを特徴とする、快速脱着のバー体留め具で ある。 請求項3に係る考案は、請求項2において、左右留めリングの内周縁の予定箇 所に滑り止め片を嵌め込んでいることを特徴とする、快速脱着のバー体留め具で ある。 請求項4に係る考案は、請求項3において、当該U字型本体から掛け金を延長 させて設置することを特徴とする、快速脱着のバー体留め具である。 請求項5に係る考案は、請求項3において、当該U字型本体からハンドルを延 長させて設置することを特徴とする、快速脱着のバー体留め具である。
【0007】
【考案の実施の形態】
まず図4、7に示すように当考案は、プラスチック材質の一体成型で製造され たもので、その構造上1個の弾性U字型本体11先端部の連接個所a,bに活動 式の左右留めリング12,13を連接している。 かつ左右留めリング12,13内側にも活動連接型の連接個所cを設け、左右 留めリング12,13を外側に開いたり、組み合わせたりしてリング型にさせる 形態に変換することができるものである。 その中の1つの留めリング13の外側側面の活動連接個所aに近い位置に差込 ピン132ピボットを設け、外側に開いたり合わせたりするのは、留めリングの 外側に沿った湾曲引き取っ手133であり、この湾曲引き取っ手133のピボッ トの端は、偏心カム134の形態を持つものである。
【0008】 また当該左右の留めリング12,13の組み合わせ場所に対応するように多数 の排列した歯止め121,131を設け、この歯止め121,131の噛み合わ せによりその緊密度を増加させている。
【0009】 別に当該左右留めリング12,13の内面の予定個所には、弾性の滑り止め片 122を嵌め込み、バー体14への摩擦抵抗力を増加させ、滑り動く可能性を低 下させた。
【0010】 このような構造をもとにして当考案は図5に示すように、当該U字型本体11 から掛け金を延長させて、医療場所で点滴或いは収尿袋の掛け金とすることがで きる。 或いは図6に示すように、当該U字型本体11からハンドル16を延長させて 、点滴スタンドのハンドルにすることができ、その用途は非常に広くここでは詳 述しないこととする。
【0011】 当考案は弾性安定度原理(Theory of Elastic Stability)を利用した設計の一 体成型の弾性留め具で、且つ操作範囲内には2つの安定的釣合い(Stable Equili brium)を含む。 第一の安定的釣合いとは、上述の左留めリング12と右留めリング13が、1 80度に開いた状態(OPEN)で、図7(I)に示すような状態である。第二の安定的 釣合いとは、当該2個の留めリング12,13が閉じた状態(CLOSE)で、図7(I I)に示すような状態である。 そして当該2個の留めリング12,13釣合い変換の部品が当該弾性U字型本 体11によって制限される。
【0012】 これにより当考案の使用は非常に簡単で、また便利であり、図7の噛み合わせ 過程図に合わせて図8の弾性位置エネルギー変化の表示図を見ると、左右の留め リング12,13の連接個所cを徐々にバー体14近づけるとこの時、その弾性 位置エネルギー(Spring potential Energy)の変化が図8に示すようになる。 当該U字型本体11は、徐々に外側に向かって開き、左右の留めリング12, 13の連接個所cが徐々に狭まり、左右の留めリング12,13連接個所cとU 字型本体11先端の位置が一直線なったこの時U字型本体11両先端の連接個所 a,b位置が最も外側に開いた状態になり、位置エネルギーが臨界点に達するこ とになる。 当連接個所cがa,bを結んだ直線位置を越えた時、当該U字型本体11が持 っていた位置エネルギーによりU字型本体11の回復弾力が生まれる。 並びに快速に当考案の金具が跳んで(Jump)第二安定釣合いとなる、噛み合わせ 状態(CLOSE)となり、当該U字型本体11が戻って左右留めリング12,13は 、バー体14上に噛み合わされた状態となり、図7(I)に示す状態のようになる 。 そして湾曲引き取っ手133が右留めリング13の外側に沿って閉まり、図7 (III)に示す噛み合わせ状態(CLOSE)となる。
【0013】 これにより当考案がバー体14に掛けられたとき、図9の使用状態図のように なる。 その操作は非常に速く便利で、何の工具を使用する必要も無くバー体14の外 側から直接嵌め込み、そのバー体14の必要な高さに固定することができる。 且つ滑り止め片122を利用してバー体14から滑り落ちないようしっかりと 粘着させることができる。 この時、湾曲引き取っ手133を2個の留めリングの外側に沿って閉めること によって、2個の留めリング12,13相互の噛み合わせ度を増強して安定度が 増す。また外観全体に突起物が出来ないので、人体或いは物品を傷つけることな く、且つ美感を損なうことが無い。
【0014】 これを取り外す時は、更に便利で湾曲引き取っ手133を外側に押し開くだけ で、この2個の留めリング12,13が徐々に開き図8に示すような状態になる 。 この2個の留めリング12,13の活動連接個所cは、前に移動しU字型本体 11先端にある両連接個所a,bを越えた時、2個の留めリング12,13が図 7(I)に示すように変換し180度開いた第一安定的状態になる。
【0015】 さらに一歩進んで図10及び11に示すように、バー体14の直径に少々差異 があっても、一定の範囲内であれば2個の留めリング12,13に設けている多 数の歯止め121,131を利用し相互の噛み合わせ位置を調整することができ る。 もしも当該バー体14の直径D1が比較的小さい場合、その相互のリング噛み 合わせ面積が比較的大きくなり、そのリング体がバー体14をしっかりと締付け られる。 もしもバー体14の直径D2が比較的大きい場合、その噛み合わせ面積が比較 的少なくなる。 そして当考案の多数の対応する歯止め121,131設計は、噛み合わせ力を 増加する以外に、そのリング直径への噛み合わせを調整することができ、バー体 14の直径により固定機能を調整することができる。 且つ当該湾曲引き取っ手133が閉まった時、そのピボット端の偏心カム13 4を利用してバー体14をしっかり締め付け、2個の留めリング12,13の外 側を覆うことによって、バー体14をしっかりと締付ける補助的効果を持つもの である
【図面の簡単な説明】
【図1】 両端が全て器具で固定されているバー体の表
示図
【図2】 従来知られている一種のバー体留め具の構造
表示図
【図3】 別の従来のバー体留め具の構造表示図
【図4】 当考案の構造分解立体図
【図5】 当考案の構造組立立体図(1つの掛け金が伸
びている)
【図6】 当考案の構造組立立体図(1つのハンドルが
伸びている)
【図7】 当考案の組み合わせ過程を表示した図
【図8】 当考案の弾性位置エネルギー変化の表示図
【図9】 当考案の使用状態を表示した図
【図10】 当考案が比較的細いパイプ体D1に組み合
わされた時の表示図
【図11】 当考案が比較的太いパイプ体D2に組み合
わされた時の表示図
【符号の説明】
11 U字型本体 12 左留めリング 121 歯止め 122 滑り止め片 13 右留めリング 131 歯止め 132 差込ピン 133 湾曲引き取っ手 134 偏心カム 14 バー体 15 掛け金 16 ハンドル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 快速脱着のバー体留め具の一種で、プ
    ラスチック材質の一体成型で製造され、 この構造上には1つの弾性U字型本体両先端の連接個所
    に左右の留めリングを連接し、 且つ左右の留めリング内にも活動式の連接形態を持った
    連接個所を設け、 左右留めリングは、外側向かって開くこと及び合わされ
    てリング型の2種類の形態に変形することができ、かつ
    その中にある1つ留めリング外側の活動連結個所に近い
    位置に、差込ピンのピボットを設けて外側に引いたり閉
    めたりすることのできる留めリング外側に沿った湾曲形
    引き取っ手を置き、 且つ当該湾曲形取っ手のピボット端は、偏心カムの形態
    を持っていることを特徴とする、 快速脱着のバー体留め具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、左右留めリングの
    噛み合わせ箇所に対応して多くの歯止めを設けたことを
    特徴とする、快速脱着のバー体留め具。
  3. 【請求項3】 請求項2において、左右留めリングの
    内周縁の予定箇所に滑り止め片を嵌め込んでいることを
    特徴とする、快速脱着のバー体留め具。
  4. 【請求項4】 請求項3において、当該U字型本体か
    ら掛け金を延長させて設置することを特徴とする、快速
    脱着のバー体留め具。
  5. 【請求項5】 請求項3において、当該U字型本体か
    らハンドルを延長させて設置することを特徴とする、快
    速脱着のバー体留め具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014033912A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Nakabayashi Co Ltd 点滴スタンドの把手
JP2016211635A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 フクビ化学工業株式会社 シート取付用治具
JP2017153920A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 直人 久保田 分解・組み立てができて、且つ、高さ調節・持ち運び可能な採尿・蓄尿バッグ吊り下げスタンド

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