JP2017153920A

JP2017153920A - 分解・組み立てができて、且つ、高さ調節・持ち運び可能な採尿・蓄尿バッグ吊り下げスタンド

Info

Publication number: JP2017153920A
Application number: JP2016053049A
Authority: JP
Inventors: 直人久保田; Naoto Kubota
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2016-02-29
Filing date: 2016-02-29
Publication date: 2017-09-07

Abstract

【課題】従来の採尿・蓄尿バッグのスタンドは、点滴スタンドはあるが、ベッドの柵も持ち運びが容易ではなく、旅行等に持参できる吊り下げスタンドがない。
そこで、本発明は、この問題を解決しようとするものである。
【解決手段】本発明は、スタンド本体に設けた上板には、Ｓフックと紐で採尿・蓄尿バッグを吊り下げ、紐の長さを調節して、その紐の長さ分、採尿・蓄尿バッグが引っ張られても、スタンド本体と人体に力がかかりにくい、ベースを備えた吊り下げスタンドを提供する。
【選択図】図１

Description

本発明は、分解・組み立て、且つ、高さ調整が簡単にでき、しかも、持ち運び可能な、採尿・蓄尿バッグを吊り下げるスタンドに関するものである。

採尿・蓄尿バッグは、通常、ベッドの柵とか、点滴スタンド等に取り付け使用するか、もしくは各個人が何かを代用していた。

特開２００３−３１０７１２号公報

例えば、特許文献特開２００３−３１０７１２号公報に記載の点滴スタンドがあるが、ベッドの柵も持ち運びが容易ではなく旅行等に持参できる吊り下げスタンドがない為、解決しようとするものである。

本発明は、スタンドにＳフックと紐を組み合わせて取り付ける事により、夜間蓄尿バッグが引っ張られてもスタンドに直接取り付けて無い為、スタンドにも人体にも力が掛からない、且つ、ベッドに合わせて高さ調節もでき、分解・組み立てが簡単に出来るので、例えば、自宅以外にも使用できるようにし、前途の問題を解決している。

上述の様に、本発明は、採尿・蓄尿バッグが吊り下げられるのは勿論、分解・組み立てが簡単に出来ることと、後述する鞄等に収納出来る為、旅行等心配する事なく行動範囲が広がる。

本発明を組み立てた斜視図である。本発明を分解した斜視図である。本発明の使用例を示した摸式図である。

紐で各Ｓフック両端を結び、組み立てたスタンドの高さ調節した上板の左右の孔に、他方のＳフックを引掛け、一方のＳフックに蓄尿バッグを引掛けて使用し、又、分解（解体）すれば、後述する鞄等に入り持ち運びも出来るので、例えば、自宅以外の場所でも使用可能である。

以下、添付図面に従って、本発明の好ましい一例を説明する。
スタンド本体１は、ベース３に貫設した皿ボルト２に螺着される支柱Ａ４と、支柱Ａ４の上端の螺孔に螺着される螺軸でなる支柱Ｂ５と、この支柱Ｂ５の上端の螺軸に螺着される上板７とで構成されている。
そして、ベース３は、スタンド本体１の転倒防止を意図して、重さと大きさとを備えており、中心に開設した孔３ａに皿ボルト２を貫設し、その螺軸部２ａの一部が貫通されている。
この貫通した螺軸部２ａには、支柱Ａ４の下部に設けた螺孔４ａ（ナット）が螺着される。
前記支柱Ａ４の上部に設けた螺孔４ｂ（ナット）には、支柱Ｂ５の下方（一方）の螺軸５ａが螺着される。
必要により、ナット６で位置決めされる。
また、支柱Ｂ５の上方（他方）に設けた螺軸５ｂは、上板７螺孔７ａを螺着し、必要により、ナット６で位置決めされる。
尚、スタンド本体１を初めとして、他の部品は、錆びにくいステンレス製とする。
上板７には、複数の孔７ｂを備えており、後述するＳフック８の一方側を引掛ける。
このＳフック８は、紐９の両端に設けられている。
また、Ｓフック８の他方側には、蓄尿バッグ１０を取り付ける。
以下、使用の方法を説明すると、ベース３の皿ボルト２に支柱Ａ４の螺孔４ａを螺着する。
この支柱Ａ４の螺孔４ｂには、支柱Ｂ５の周面に設けた螺軸５ａを所定長さ螺着し、ナット６で固定する。
螺軸５ａを所定長さ螺入操作することで、支柱Ｂ５の高さ調整を可能にする。
この支柱Ｂ５の螺軸５ｂ（スタンド本体１の螺軸）に、複数の孔を備えた上板７の螺孔７ａを螺着しナット６で固定する。
上板７の左右孔７ｂ、７ｂには、紐９の両サイドに結んだＳフック８に一方側を引掛け、他方側のＳフック８は蓄尿バッグ１０に引掛けて、吊るして使用する。
この構成によって、スタンド本体１と人体に力がかかりにくく、又、上板７に引掛けたＳフック８に蓄尿バッグ１０に付いている図示しないホース１１の先端を架けられることが可能である。
また、スタンド本体１の各部品等を分解し、図示しない鞄（例えば、機内持込最大の鞄がよい。以下同じ）、袋等の入れ物に入れて持ち運び可能である。

ベッドに合わせて支柱Ｂ５で高さ調節が出来る。
又、スタンド本体１の各部品、例えば、ベース３と皿ボルト２による支柱Ａ４の分解を初めとして、上板７、及び紐９と、蓄尿バッグ１０とを分解し持ち運びできるので、例えば、自宅以外の場所でも使用できる。

１スタンド本体
２皿ボルト
２ａ螺軸部
３ベース
３ａ孔
４支柱Ａ
４ａ螺孔
４ｂ螺孔
５支柱Ｂ
５ａ螺軸
５ｂ螺軸
６ナット
７上板
７ａ螺孔
７ｂ孔
８Ｓフック
９紐
１０蓄尿バッグ
１１ホース

Claims

スタンド本体に設けた上板に、Ｓフックと紐とで採尿・蓄尿バッグを吊り下げ、この採尿・蓄尿バッグが引っ張られても、前記スタンド本体が転倒しないように、前記紐の長さを調節可能とするとともに、前記スタンド本体の転倒防止を意図して、このスタンド本体を、ベースに設ける構成とした吊り下げスタンド。
スタンド本体は、ベースに貫設した皿ボルトに螺着される支柱Ａと、この支柱Ａの上端の螺孔に螺着される一方の螺軸を備える支柱Ｂと、この支柱Ｂの他方の螺軸に螺着される上板とで構成されており、この支柱Ｂの支柱Ａへの螺入で、前記スタンド本体の高さを調整可能とし、当該支柱Ｂに設けた複数のナットの緊締で、前記支柱Ａと前記支柱Ｂ、及び前記上板は、分解・組み立てを可能とするとともに、分解時に鞄、又は袋の入れ物に収納可能としたスタンド。